ぶどうに惚れこみ 甘いぶどうを作ることしか頭になかったひとりの男が / 畑のハの字にも縁のない 世間知らずの都会娘に惚れこんだ / もともと男は不器用で、無骨で えらくまどろっこしくて / 物腰だって言葉つきだって 洗練というにはほど遠いけど / だからって それがどうした? / これだけ潔く愛されたら / これだけありったけの力で守られたら / これだけ臆面もなく支えられたら… / 応えたくなる / 応えずには いられなくなる / 愛さずには いられなくなる
北海道の東部に位置するとある高校。 商業科の数人が検定に向けての補修の為に集まった冬休み初日。 問題なく進められた補修とは逆に天候が荒れ、補修後もひとまず学校で過ごすことに。 しかし瀕死のクラスメイトの最期の言葉を聞き、穏やかだった補修が一変。 犯人は、学校の中にいる。
理の姫と対面した真白は、どんな決断を下すのか――――――。 作品画像は、ザクロを模したネックレスです。 「茨の道を選びゆく 噴き出る色は 赤い色 鉄の靴を履き 踏み鳴らせ」
年が明けてからバスが定刻通りに停留所に来なくなった。 コンビニの商品棚もスカスカ。 あそこで、そして僕の隣で、人々は低い咳をしている。 噂によると、新しい病気が流行っているらしい。
本物のミキさんを救出するために大鎌の魔物を追う僕ら三人。 広大な森に入り探索していると意外な再会があった。 そしてついに救出か・・・・・・。