お人好しの美少年、早乙女 優人(さおとめ ゆうと)高校1年生。人気者でみんなから好かれていたが、いじめを止めようとして、いじめのターゲットにされてしまう。 そんな優人の行動を見ていた美少女、永野 未来(ながの みき)は、優人をさりげなく助ける。高校卒業までにいじめを止めようとしているが、なかなかおさまらない、いじめはどんどんエスカレートしていく。
戦国時代・自治都市堺を束ねる会合衆の一人・今井宗久。 彼のもとで出会った宗久の甥・嵐と出雲大社御師の娘・若雪。 嵐は、何事にも優れた才覚を発揮する少女・若雪に強い対抗心と 敵愾心を抱く――――――。それを察知した若雪は、ある決意をするが。 人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も
日本中世戦国時代、自治都市・堺に生きる少年・嵐は、 出雲から落ちのびて来た大社御師の娘・若雪と出会う。 写真は、作品イメージとヒロインに合ったものを選んだ自作のものです。 人と神の 願いを織り込めて 流れる時は見ていた 血も涙も 瞬きの笑顔も
UKで起こった産業革命、足尾銅山鉱毒事件、核戦争に最後の審判。生命の誕生とヒトの二足歩行開始。バンドサークルに飲み会と文化祭!創造と終りを繰り返している世界、その中でベースを手に取った一人の女の子。不器用なその重低音は僕の世界に一つの定点を残した。
若者は消耗する。擦り減らし、絶え絶えになりながら、夢や冒険と折り合いをつける。街は狭いようで広い。何かが澄み切っていって、何かが音も立てずに壊れていく。中央線沿線で溺れるように暮らす、一人の若者を巡る群像劇。
魂のきれいな人だけが飼うことを許される美しい蛇。じつはこの物語世界では、蛇は神さまからの恩寵であり、特別な女の子だけがもらえるプレゼントなのだ。だが、よりにもよって小学校のクラスで一番、魂が汚れていると噂される「あたし」が蛇を飼うことになったから、さあ大変! 大騒動が持ち上がる。クラス一の人気者の「あやかなちゃん」の蛇と、「あたし」の美しい蛇が対決することに……。オトナコドモの純なる魂に贈る、ちょっぴり切なく、胸に刺さるダークなメルヒェン(黒くてかわいい童話)。日常系の哲学的ファンタジーでありながら、ラストは手に汗を握るハラハラドキドキのサスペンスが待っている、かもよ! 「小説家になろう」でも掲載しています。
カンガルーの男の子は風に乗って旅をします。そして、とある街でふしぎな女の子と出逢います。ヒトの姿となった男の子は、ひとときの愉しい時を過ごすのですが……。 女の子とは、青い蝶がみた刹那の夢なのでしょうか? また「いのち」とは、はたまた風とは何なのでしょうか? ふしぎな感覚の哲学的ファンタジー。 「小説家になろう」でも掲載しています。
今井兼久が主人公のお話です。 第六章から第七章までのくだりを読まれた方に、お薦めします。 作品画像は「かごの花」と名付けたネックレスです。 中にはビーズで作った花が入っています。 「金の露」に合っていると思い載せてみました。
タカシは、期末試験で散々な点数をとり、ガリ勉女子カヨコからうけるハメになる。 そんなとき、早朝マラソンで会った謎の老人が落とした円盤は人々の運命の赤い糸がみえる代物だった。 カヨコの補講がはじまり容赦ない暴言についにタカシがキレたのだが…。
14年目の夏、友達との帰り道に主人公小波(後に和傘)だけにとても強い風が吹いた。不思議に思い、その風が吹く方向へと身体を任せると、そこは神が祀られている崖だった。 崖に階段があるのを見れるのは小波だけだった。階段を登ると、境界を操る神から自分は水と雨を操る神だと思い知らせる。小波は神になることができるのだろうか。
人生なんて 泣けてくるほど短くて / それでなくても ままならないのに / 誰が頼んだわけじゃなし / 自分で好んで落ちた恋 / しらばっくれて ひねくれて / 挙げ句の果てに 棒にふる?
人それぞれに、他人には映らない顔がある。生まれて初めて好きな女の子に告白した少年は、現実のほろ苦さを知ることになる。 そして彼は……。 少年とその友人たちとの、心温まらないストーリー(エピローグを追加しました)。