あなたも、一度は思ったことがあるかもしれない。 好きに過去に行ってみたい。 好きに未来へ行ってみたい。 時間を止めてみたい。 それぞれの、時間を手中に入れる戦いが始まる。
筆者の第一詩集になる。 不定期に作品を書いているが、詩をそのたびに載せていると悪戯に作品数ばかり増えてしまう。 とりあえず制作順に、詩集としてみた。 他のシリーズ詩集と重複するところもあるが、ご容赦願いたい。 あてもなくできた詩集ということで、「カオスより」と名付けた。
突然の交通事故。運ばれた病院のベットで目覚めると、目の前には妻がいた。・・・そう、それは間違いなく、自分が今日まで連れ添ってきた愛する妻だった。そして、自宅に帰ると、そこには自分が築いてきた家族が、子供たちが、両親が待っていた。 ・・・そう、僕は間違いなく覚えている。皆は、自分の家族だ。皆の顔も、声も、景色も、そして記念日も・・・。だが、僕には、そこにあるはずの思い出が、何もなかった。・・・何も思い出せなかったのだ。 ・・・だが、その奇妙な記憶喪失の影には、思わぬ現実が隠されていた。
放課後を孤独に過ごす僕。そんな僕には一つの趣味があった。 シューティングゲーム。 対戦ゲームや音楽ゲームが主流のこの時代、やりたがる人間は少ないものの、僕はそれを好んでいた。 いつものようにゲーセンに行ったとき、大学生らしき一人の男性と出会った。 彼もシューティングゲームを好む人間だった。 人が寄らないゲームで始まる、ささやかな交流。
小学生のころの初恋。 相手にはほとんど何も告げず離れてしまって。 でも高校生になって初恋の彼女と再会してしまって。 俺は彼女に恋してたのだろうか。 俺は彼女に恋しているのだろうか。 俺は彼女に恋するのだろうか。