~あらすじ~ とある男の看護をしている主人公が、コンビニで買い物中に強盗による殺人を目の辺りにする。その日から謎の悪夢を見るようになり、次第に自分は飛べると思い込むようになる。一方、とある大学生は通りすがりの強盗犯を目の前にし、記憶だけを頼りに強盗犯を捕まる。そしてその日から記憶力が良くなり始める。しかし、謎の男に図書館で捕まってからはいつもの日常が徐々に狂い始める。とある会社員は何故か時空間を操る練習をし始める。最初は思い通りにいかなかったが、1秒だけ戻せるような気がするようになり、時空間を操れるようになったと親友に言い出すものの、親友は一向に信じない。とある画家は謎の絵を描き続け、とある科学者は主人公の兄につきまとう。兄は会社で働くが、兄も妹も次第に事件に巻き込まれていく。謎の2人組の男によって彼らは思わぬ事態にさらされる。
広大な森に囲まれた国、グラディア。 モース家は、神の血を継ぐ王族として、数百年にわたり国の頂点に君臨していた。 38代目の国王が誕生して間もなく、「満月の巫女」と呼ばれる一人の女が王室に迎えられる。 ”北に迎いて金眼の巫女が祈るとき、神はその身に宿るであろう” 古文書に記述された伝説を信じる現王は、ツキヨミと呼ばれる預言者の言葉に従い、北に広がる広大な森を切り開き神殿を建てようと計画する。 しかしそこは歴代の国王すら足を踏み入れなかった場所、呪われた異教徒の亡霊が眠ると恐れられる『忍ばせの森』だった。 力を渇望する国王と、その影響力を利用しようともくろむ教団幹部、そして王族の血筋を追う謎の集団。森の中で、それぞれの私欲が絡み始める。
ザビクの策略に打ち勝ち、事件解決かと思ったその時、突如として現れた魔人族――マルフィ 彼女によって全員が強制的に別の場所へ飛ばされ、そしてそこで待ち受けていたのは名立たる悪党たちとあの女で――
欠けている場所が目立つか否か。 私と、あなたがたとの違いは、ただそれだけ。 『皆、欠落人間。 それで、いいじゃないか。』
教育大学に合格した帰りに伊達優真は嬉しさのあまり、はしゃいでいたところ信号無視をしてしまい車に轢かれて死んでしまう。 ふと目を覚ますとそこは死後の世界。 そこでイリアという女神に会い、異世界に転生してもらうことになる。 そして、優真は異世界で日本では叶わなかった教師という夢を叶える為、転生することになる。
陸上自衛隊一等陸尉である柊竜二の妻 涼子は夏の陽の下で麻薬に汚染された暴力団準構成員の凶刃の犠牲になった。特殊作戦群を自らの意思で辞めた柊の怒りは組員の所属する組織に向けられ、尼崎に巣食う組織を壊滅へと導いた。おりしも戦後金権腐敗体質に嫌気のさした、時の総理渡辺誠一郎は首席秘書官内村と密かに対策を練っていた。 《法が機能せず、正義が実現されない時私なりに創ろうとしている組織が法を執行する権利を・・・・》それはこの一言から始まった。 第三師団の木暮幕僚長と渡辺総理との出会いは、内村を通じて密かに実現され、国民の安全と財産を守るという大義の元にW機関が創設された。 “裁判所で見かける正義の女神テミスも悪と戦うために剣を持っています” 彼女の持つ天秤は傾き男が吠えた。 反社会勢力が今までに出会ったことのない敵として、立ちふさがるW機関との間に死力を尽くした戦いが始まった。
人の思想を読んでしまう能力によって翻弄される女。 親に売られ、政府に追われ、自由も人権も奪われ死を決意するも覚悟を決めこの定めと共に生きる事を決意し、陰遁生活を始める。一方、魔女と呼ばれる恐ろしいまでに美しい女から産まれた男もまた苦しいカルマを背負っていた。その力によって望まない人生を恨み職も失い酒浸りの日々を送っていた。 だが、そんな不思議な力を持つ二人が出逢う時、世界はまた新たな可能性を描き始める。
「縦の世界」に入ったワタシは、せっかくだからパルクールを楽しむ。帰る方法を案じながら出会ったカレに、「縦の世界」の現状を知らされたワタシは、困惑し、改善方法を考える。
武具屋さんの女の子店主が魔物の棲む森の中でサバイバルをすることに! 武具の知識やサバイバル知識を駆使し、仲間とともに窮地を超えていく! 女の子同士、過剰に仲が良い描写があります。
久しぶりのスピエルドルフにて、カーミラの熱い歓迎を受けるロイドくんたち そこに登場した一人の悪党――ザビク ハイレベルな闇魔法を駆使しているザビクはしかし、妙にぬけていて――
無人戦闘機を繰る人工知能(A.I)の空戦記。高度な自我を持つこれらの人工知能には、あらゆる種類が存在する。 彼らは闘うことによってのみ、己と、そして相手とを知っていく。 「小説家になろう」にも同内容の小説を投稿しています。 (※章ごとに独立した短編としてお読みいただけます。 内容にはある程度の関連がありますが、必ずしも連続した物語というものではありません。)
「なにこれぇ・・・」 ある日の午後、自他ともに認める普通の男子大学生、三刀屋金槌の家に目に見えない壁ができていた。触れるが見えず、見えないが通り抜けられない壁。そんなもののおかげで三刀屋の家はミラーハウス状態に。 そんなある日、偶然から三刀屋は『浮気調査から怪現象の調査まで』やってくれるという探偵事務所、『幽幻』を見つける。 警察様がお世話になっているというその事務所に、怪現象の調査を依頼することを三刀屋は決意するが・・・?
カスパー・ノリス。通称は『禿鷲』。連邦内にはびこる汚職や腐敗、裏切り行為を粛清して回る男だ。凄腕傭兵アーシット・マルカムの手を借りつつも、どんな相手だろうと彼は臆することなく立ち向かい、虚飾と罪とを暴き立てていく。
大小合わせて20以上の種族が暮らす『大陸』は、700年前の統一帝国の崩壊と共に無数の国に分裂し、以来長きに渡る戦乱の世が続いていた。 その西端に位置する小国〈マグノリア〉の現王の庶子として王宮に引き取られた少年クロードは、冷や飯を食わされたままに欝々とした日々をただ空費していたが、ある日突然、父であり現マグノリア王でもある簒奪者クロディアス王から直々に、不可解な命令を言い渡される。 時を同じくして、仮面の剣士がマグノリアに現れ暗躍を始めた。そして、国家の存亡を賭けた遠大なる陰謀が動き出す……… 鉄と血と剣と魔法とリアリティーが織り成すハイスピード・バトル・ファンタジー!!
年が変わり、柊は浅井組壊滅の際、非行が暴露された大室議員を、総理秘書官・内村正の協力の元、東京の祐天寺に拠点を移し密かに探索を開始した。 その様な中、総理の盟友・五陵財閥・秋月会長の孫娘が拉致されたと云う警視庁麻布警察署に架かった一本の電話が探索の方向を変えた。 その救出が最優先事項として背中にのしかかるが、拠点での活動の中で張り巡らされた情報網から、図らずも接点を見つけると柊の動きは素早かった。 民間の協力者としての西宮・和田夫妻の協力も得て、新たな麻薬の拡散阻止に東京~西宮と東奔西走の活躍が始まった。 縺れかけた探索の糸が再び縒り合され一本になり、全国の反社会勢力が嘗て遭遇したことも無い敵が立ち塞がる。 一方、毎朝新聞政治部記者上野理沙は一連の報道での社長賞にも心からの充足感は得られず、彼女の心の深奥に潜む男の存在が小さな熾火から次第に大きく育つのを受け容れつつあった・・・・