人の訪れることのない小さな島に、茸の友人が住んでいる男の奇妙な物語。
なにかというと自分のせいにされる狐どん、さて、その結末は。
ミヌは舞の天女と言われる巫女、カスミの娘。舞がうまくならないミヌは茸の森で練習にあけくれる。やがて、奇跡が起こる。
国分寺に殿ヶ谷戸庭園がある。そこには縄文時代より生えている茸たちがいた。茸たちは夜の国分寺を散策する。
蜘蛛の巣に引っかかった赤い茸のファンタジー
紫色の茸にばあさんが食われて菌糸の中に入った。ばあさんは二十歳に若返り、菌糸の中を歩いていた。じいさんは茸に塩をふって、ばあさんをもどそうとした。
良い艾を作るじいさんがいた。茸取の名人でもある。ある日木の枝に出る緑の茸を見つけた。その茸は怖ろしい妖怪茸だった。
信州の実家の裏山から泣き声が聞こえる。行ってみると茸が泣いている。
咳が止まらない。咳の後に喉から飛び出したのは茸だった。
古着屋で買ったヴィンテージ物のキノコの絵のあるTシャツ。イタリアの古いものだという。ほんものだろうか。
採ってきた茸の中身が空っぽだった。茸の中だけ吸ってしまうという妖怪がいる。そんな茸伝説
照照坊主、いや雨が降るように雨雨坊主にされた茸。暑い日差しを浴びてカサカサになり、さてどうなってしまったのか。
熊山に捨ててくれと頼んだ菊ばあさん、熊と暮らすことになって、村を救う
天然ものの茸を売る男。この男には夜の趣味があった。
コンビニで昔ながらのくじ引きに当たった。それから夢に茸が現れ、会社の悩みを食べてくれた。
小学生が道の端で、生えている茸の頭をたたいていた。たたくと土にもぐり、またでてくる。
茸の頭に毛が生えた。
怒り茸ってごぞんじですか。
仕事の帰り、遅くに、卵茸を持って帰ってくる女性がいた。女性はどこからその茸をもってくるのだろう。
見知らぬ駅で途中下車をした。きれいな町で、茸の泉のほとりにあるペンションに泊まることにした。