カナエは、家から学校まで充分自転車で通えるのだが、15分に1本の不便なバスで登校をしていた。 ある日、家を出る時間が5分ほど遅れ駅までの道のりを早足で急ぐと、後ろからボサボサ頭の男子に追い抜かれてしまう。なぜか釈然としないカナエは、歩く速度を上げ追い抜き返すと、ボサボサ頭も躍起になってカナエを抜き返す。駅までのデットヒートが続く......
ついさっきまで傍にいた。その時最後まで話していた。だれより傍にいた。でも、やっぱり離れた瞬間に恋しくなる―――。蘭丸を想い、自室で過ごしていた拓人の携帯が、ひそかな願いの引き金を引いた……。あんこの初めての腐作品。完結モノ。(※ソフトな腐女子のため、肉体的な表現は一切含まれていません)
「私が作る甘いお菓子は魔法のお菓子。 バレンタインに私が作ったお菓子を持って 告白すると、恋が実るという。」 渡邊千由(ワタナベ チユ)は、いつも家庭科室で趣味のお菓子作りに勤しんでいた。 そんな千由のお菓子を食べにくるのが学校の人気者である麻生智史(アソウ サトシ)。 いつからか、千由の作るお菓子を持ってバレンタインに告白すると、願いが叶う。そんな噂が立ちはじめ…?? 短編ほっこりラブをかいてみました。 さらっとふんわり。そんな感じの小説です。