題名そのままのお話です。 「え~?おれってこんなの書くのぉ」と、自分自身がびっくりした作品です。
自殺する若者を救う小説は何かと考えてきました。「神」「存在と無」「生と死」という根源的な問題を考えていた時期です。 この小説を書くことで私は少し救われました。
――感情を込めた言葉には力を宿し。その言霊は人を蠱惑し、その運命を左右する。 小説投稿サイトの片隅で、細々と投稿を続ける影仁は、ある日、ひとつの連載小説を書き始める。彼が投稿を始めた頃からの読者であるコトノハと画面越しの交流を楽しみながら、物語を書き進める影仁。 だが、彼がその作品の投稿を始めてから、奇妙な夢を見るようになって……
真夜中に殺人事件が発生!事件現場の目撃情報や防犯カメラはなし。だが、最近の事件現場の様子を不思議に思っている女性が1人。果たして、犯人は誰なのか?何故殺人事件を起こしてしまったのか?
彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に輝き、見るものを魅了する。彼は彼女の宝物を絶対に盗むまいと心に決める。にも関わらず、ペンダントはどこかに消えてしまう。彼女は彼を責めることはなかったが、そこから破滅ははじまっていく、、。
人は生きていると、奇怪な出来事の1つや2つに遭遇したりするものだ。これは、そんな経験を日記にまとめていた1人の男のお話。とある殺人事件に巻き込まれた男の一部始終を見届けよ。
もし、あなたの家族が、大切な方が、何者かによって殺されてしまったら、一体、どうしますか?もし、それが、顔を知らない方だったら。 これは、そんな状況に見舞われた1人の男と、それを取り巻く人間模様の物語。