近隣で評判の美女サクラは四度結婚し、その度に目の前で新郎が死んでいった。 彼女には悪魔が憑いていた。 彼女は牢に入れられ、その後は深い森の奥でひとりで生きることを決めるが……
―心臓と脳の位置が逆の身体を持つ女の子、看。 彼氏である萌人はそんな彼女の状況を懸念しつつも、二人で穏やかな日常を過ごしていた。 そんな時、萌人との喧嘩を引き金にして、更なる異変が看の身体に起こり始める。
あらすじ:家の都合で親戚の神社に預けられることになった田中真奈美は、神社の子である嬬恋真耶と出会う。真耶は可愛くておしとやかな、典型美少女タイプ。友達になりたいと意気込む真奈美だったが、実は真耶は「女の子」ではなかった! 真耶の妹の花耶、おばで神官の希和子、同級生の苗(ニャン子)、優香(ゆゆちゃん)、担任の渡辺、部活の先輩ミッキー、篠岡姉妹、そして真耶の憧れの人、タッくん。彼らが織り成すほんわかだけどドタバタ、そして真奈美の常識をひっくり返す数々の出来事に彩られた山村ライフ。 過去作品もよろしければどうぞ。
あらすじ: いつもと変わらない毎日。変わらない自分。そんな中時間だけが過ぎていく―― こんなことでいいのだろうか―― 答えなんて無いんだ。 ある日、進学してすぐ、妙な時期に転校生がやってきた。西野歩、彼女は春樹の後ろに座ることになる。ずっと一人でいる歩、そんな彼女に春樹は話しかけてみるのだった。話していくうちに彼女が意外と元気な子だとわかる。ただ、その過去にひとつ問題があった。
お題サイト「サディスティックアップル」 http://loose.in/sadistichoney/ より shortお題 「たくさんの人がいたこの星で」
第三話。序盤の話が終わります。 舞台は現代・日本。 記憶を保ちながら転生を続ける過去見の少女・寺島茉希。 MAXIなる存在を探し求める中、彼女は事件に巻き込まれ、あるいは首を突っ込みながら、付き纏う刑事に信頼を寄せていく……。
それから何十年も経って、1人の男が田舎道を通って魚住博士の所に会いに来た。 そしてたまたま魚住夫人に会うことになる。 あれからどうなったのか?賢明な読者諸氏はエピローグを通して、時空の溝を埋めて推察することだろう。
主人公の茜が2年生になったときに性同一性障害の野沢英一を助けてあげることがたまたまありました。顔も声も美少女そのもので心も女性なのですが、体は男性なので学生服を着ています。この子は自分が法律的には男性であることを苦しんでいました。茜は心も体も女性ですが、7年間男の子の振りをしなければならなかった経験があったので、英一に同情して、その願いをかなえてあげます。その願いとは一度でいいからセーラー服を着て学校の中を歩いてみたいということでした。それを叶えてあげるために茜は英一と校内で制服を交換することにしました。ところが3年生のツッパリたちや体育教師に見咎められ、騒動を起こします。 その後、英一は第二次性徴があ目立てきたため、男性的になろうと決心し茜と距離を持つようになります。 それからしばらくして茜に柔道の県大会の助っ人に出て欲しいという依頼が舞いこんできました。
『石田の天狗』といっても民話ではありません。山深い石田村に天狗のような力持ちの子がいたのです。 SF的なのは、その子の特別な体質だけで、後はごく普通の人々です。 不幸な事情でその子は両親を失い、村人全体で養っている、『村の子』です。戸籍もないので学校に行くこともありません。 でも隣接する銀海町に転校生としてやってきた弘と友達になります。そして弘の家族ととても親しくなるのですが実はこの子、男の子の振りをしていますが、女の子だったのです。それには深いわけがあるのです。そしてそれと同じ理由で、主人公のこの女の子は村の人たちや弘たちと別れて、別人の名前をもらって見知らぬ土地に行くことになったのです。主人公12才のときの物語で、彼女の生い立ちや事情がだいたい理解して頂けると思います。 この章だけでも少し長い中篇くらいの分量ですが、ゆったりしたときに読んでいただければ嬉しいです。