大学受験に失敗して祖父の経営していた古本屋を受け継ぐことになった主人公は、毎日暇を持て余していた。 そんなある日、店内に置かれていた木製のソファーを売ってほしい、という妙な少女が店に訪ねてくる。 ゴスロリファッションに身を包んだ少女と、今一やる気のない主人公の話。
高校生のぼくは、ルーマニアのマンホール生活者の実態を記した書籍を読み、大阪のマンホールへの侵入を決意する。 かれは、マンホールの中で、なにを思うのだろうか。
ナナメ、ゼロ、キリコの三人は単車を転がす日々を送っていた。 峠攻めの山頂で休息を取っていると、キリコの元へ、夜の深い誘いの手が忍び寄ってくる……。 青春ハードボイルド短編。
ある夏の日、ひとりの牛乳配達員は、思い入れ深い名刺を見つめることになる。 かれは、名刺を通して、自身の境遇と対峙する。 白い日々の旅を眺めることは、かれを心の雪原へと誘っていく。
社会人である青崎和也のたまの有給休暇におこなったふとした行動からバタフライエフェクト的に起こるありがちな恋愛ストーリーです。
女の子にもてるハーフの大学生 ジョンは ある日 大学で1番美人な女生徒、佐藤晴美に恋をし告白するが、あっさり振られる。めげないジョンは彼女が働いているという探偵事務所、SS事務所で彼女と一緒に働く事を決意する。しかしその探偵事務所、普通の探偵事務所ではなく 同性に関わる問題を調査する事務所、つまり Same Sex 事務所であった。社員は二人。晴美とボス。その事務所でバイトするにはある『決まり』があった
3年ほど前、筆者が難病に罹り休職していた時に書いた初めての小説です。 当時の筆者の心を占領?していた「生きるとは何ぞや?」といった思いが、物語の形で溢れ出たような感覚でした。 今回、「せっかく書いたんだし…」と思い立ち、投稿させて頂きました。 なお「まえがき」にあらすじを載せております。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
まあ恋愛物です。見てみると分かるとおり恋愛ものなんですがいずれタイトルのような感じに出来上がる予定です。ときどき伏字も混ぜながら書いてるのでパロディ的な要素もあるかもしれません。