純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・ 

8話ですよん

  第8話 今頃主人公の親友登場
      YSO・ヴェルクマイスター
「奏ちゃんが居ると聞いて。」
どうやら俺は蒼音ホイホイになれる人材らしい。ちなみに抹茶はうまいです。
「飲み物・・・飲む?」
桜花が問う。
「では頂きます・・・って抹茶じゃないですかー!」
「同じ事言ってる。(ボソボソ)」
ボソボソなんて擬音つけても小声にはならないですよ神崎さん。
「でも抹茶おいしいです。」
そして桜花が答える。
「私は好きじゃないけどね。」
「「じゃあ飲むなよ!ってかカルピスゥゥ!」」
蒼音とハモった。
「なぜ抹茶を出した。」
「好きじゃないから飲んでもらおうと思って。どうせ飲まないなら上げたほうがいいでしょう。ついでに印象上がるでしょうし。」
「印象・・2828、そんなこと気にしてたんだね神崎さんは。」
「・・・さて、部活始めるからどいたどいた。」
神崎は防具を取り出した。いつ胴着着たんだ・・・。 あと今日は面をつけずに練習のようだ。ちなみに剣道は面つけるまえに面タオルって言う小さいタオルみたいなのを被って面つけるんですよ。だがまだあの鬼教師から逃れるためにはまだ時間を稼ぐ必要性がある。
「俺も練習にさせてよ。出来なくても見学くらいしてもいいかな?」
「・・・かってになさい。」
「あ、じゃあ私も!」
後ろから桜花も賛同する。
「じゃあ、はい。」
手に何か青色の布生地の塊を乗せられた。」
「これなに?」
「胴着。」
やっぱつけなきゃダメか・・・というより見学じゃなくて参加してもいいってことか。
「貴方の文の女性用の胴着が余ってないのだけど、男性用でもいいかしら?」
解説すると、剣道着には男性用と女性用があり、違いは女性用の方には胸元にボタンがついていて胸元が開きにくくなっている。
「簡単にいえばポ○リ回避だな。」
男性用の胴着つけるってことは・・フラグ立ったかな?
「これってどうやって着るのかな?」
蒼音は着るのは始めてらしい。ちなみに俺は中学校の頃にちょっと剣道したことあるくらいだ。
「シッ!シッ!」
神崎がなにやら手を胸元から奥行きへと払う動作をしている。
「?、なんだ厨ニか? そんなことしても魔法なんて使えないぞ。」
「違うわよ!彼女が着替えるから部屋出なさいって事よ。」
ああ、そゆことね。俺はとりあえず部屋を出る。
「でも相手が神崎じゃなくて明るくて活発なタイプの女子だったら。ドアの向こうで女子同士のスキンシップでアレな声が聞こえてきそうなもんだけどな。
ドアにもたれかかってよからぬ妄想を膨らましながら時間を潰す。
「よう、奏摩。それとも奏ちゃんって呼ぼうか?」
パっと身チャラけた知らない人が目の前に立ち尽くした。
「どちら様でしょうか?あと奏ちゃんとか言うな。」
「てめぇ、親友の事も忘れちまったのかよ。そろそろ老化か?」
「いい年してチャラけた格好するなよ。てかお前の方が俺より年上だから老化も先だ。」
このどう見てもチャラけた格好の男は、
「で、何のようだ?橘裕也(タチバナユウヤ)?」「いんや、ただよからぬ妄想をやってる顔をしてるお前の妄想に対して横槍さして妨害したかっただけだけど?」
「そう・・・じゃあ帰れ♪」
「じゃあまた今度な。」
腰に巻いてる貴金属の耳障りなチャラチャラ音ならして去っていった。と思ったら振り返り、
「あと、あの鬼教師がこっちに来にくくなるように誘導させといてやる。」
「いらんことを・・・ありがとう(ボソ)。」そしてもう一言、
「その銀髪ってもしかして銀なんじゃなくて老化の白髪なんじゃ・・プクク。」
スルーされた。悲しいよ・・・
あとアイツのキャラの位置づけは主人公の親友で面白い事いう役だ、どこぞの人生のゲームの春○とか、最初に戻るって意味のゲームの謎のキャラの杉○とかの位置づけに似てる。
「もういいわよ。」
ドアの向こう側から蒼音の声が聞こえたので中に入ることにする。
「ひでぶっ!」
開けようとしたドアが強く開け放たれた。あの野郎・・・
「図ったな!図ったな!神崎!」
「神崎様と呼びなさい。」
「ははっ!、神崎さま。」
目が本気だった・・・ガクブル

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う~ん純学は・・・純粋、かな?

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  • 掌編
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  • 青年向け
更新日
登録日
2011-11-23

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