純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・ 

 第7話 という夢を見た
     YSO=ヴェルクマイスター
 神崎桜花、読み方はカンザキオウカだ。
「よし。」
俺はとりあえず第一関門突破、というのも実は夢を見たと思ったらこの物語を書いている中の人が時間を戻すボタン(リセットボタンともいう)を使用したわけだ。
「とりあえず作者を敵に回さなければさっきのBADは回避できるな。うん」
にしても痛かったなあてか痛いなんてレベルじゃなかったわあ。
「てかそもそも作者に逆らっただけであんな結末とか急展開過ぎるだろ・・・。まあSDOが破られたという記録もなくなったからまだ使用出来るな。っ!」
眼が急に痛み出した!なんだこの痛みは!
「なんだどうした?君が厨ニってのは本当だったらしいわね。」
「いやいやマジで痛いんだけど。」
そこで俺は垣間見た。
「俺?」
目の前に俺が立っていた。はっきりいってわけワカメ。
「ワカメうまいよね。」
そして神崎ももう一人いる。どういうことだ?遂に俺の目がおかしくなったのか?
「?」
あれ?何か違和感があるぞ・・・俺はとりあえずもう一人の俺に近づいた。と思ったら右に動いていく。
「俺の動きと合ってない?」
そうなのだ、俺の動いた動きと違う動きをする。俺はもう一人の神崎を見てみた。
「俺と語らっている・・・」
もう一人の俺はもう一人の神崎としゃべっているようだ。内容までは声が聞こえない、というより音が無い。だが何か違和感がある・・・いったいなんだ?違和感の原因は・・・。俺はもう少し観察することにした。
「なにやってんだろ俺。」
もう一人の神崎と何か言い合っている。そして何か地面が暗くなった。上を向く。
「あー理解理解。」
とりあえず理解した。どうやらこれは俺のパラレルワールドの世界を目の前に見てるっぽいな。だから今目の前には時間を戻すボタン(リセットボタンともいう)を押したときの俺の世界を干渉してるみたいだ。そこで気が付いた。
「やべえ、俺気づくのはええ・・・オタクとしてのいろんな現実ではありえないシチュを知ってて良かったぜ。」
オタクで良かった。普通のギャルゲの主人公とかだと気づくの遅いからな。
「ところでいつになったらこのパラレルワールドのビジョンは消えるんだ?」
「何のこと?」
神崎が問うてきた。そういえば存在を忘れてた。
「なんか失礼なことを考えてる気がするけどまあいいわ。何なのパラレルワールドがなんたらって?」
うむ、ここはやっぱ答えて置いたほうが良いよな。2次元とかだと早めに相談したがいいルートいける気がするし。だがテキスト長くなりそうだから俺はこう答えた。
「それはカクカクシカジカで。」
「いやそれじゃ説明になってないわよ。」
「なん・・だと!この世界ではこの言葉で説明を短縮できないのかこれは不便。」
てわけで一通り説明した。
「あんたバカじゃないの?」
「ですよねー。だが真実だ!」
説明そうそう挫かれた。
「そもそももう一人の私とか何処に居るのよ?」
「だから俺にしか見えてないって言ったじゃないか。」
俺はもう一人の俺と神崎が居た場所を見る。俺の無残な死体が転がっていた。見るタイミング悪すぎだよ俺。
「俺あんな無残な姿になったのか・・・てか灰だし。そもそも一人相手にヘリとか大げさすぎだろ。」
「ヘリ?」
神崎がなぜかヘリに反応した。
「ああ、もう一人の俺はヘリの大群によって灰にされた。てかどっから持ってきたんだあんな大量のヘリ。」
「そ、そう・・・」
何か神崎が落ち着いてない。hmどうやらこれは神崎が関係してるフラグですな、(ここは作者の気持ちです)主人公がオタクだと途中経過の面倒な説明とか省けるから便利ーby作者
「お前そのヘリについて知ってるのか?」
「し・知らないわよ。」
あからさまな動揺。でもまあBAD回避してるしそこらあたりは別にいいか。
「お茶でもどうぞ(´・ω・`)っ旦」
神崎がしょぼくれた顔でお茶を差し出してきたから頂くことにする。ふう・・・抹茶じゃねえか!

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なんでとっくに出来てたのにうpしてなかったんだ俺・・・というより出来上がってたの忘れてた(´・ω・`) 前回→http://slib.net/2491 次回→http://slib.net/2991

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恋愛系ってことでいいじゃない

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2011-10-21

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