縄奥続き

11番目



三十三

義母や義妹と顔を合わせることなく数日間が過ぎたある夕方のこと、亭主と二人食事していると義母が降りて来た
亭主の横に座り私を見ることもなく話しかける・・・・
母さん達ねえ、今週末にはここ、出て隣街の別の家に引越しすることにしたから・・・・(義母)
ふうーん・・・(亭主)
ふうーんて 他に何か言うことないの!!・・・・・(亭主を叱りつけるような言い方の義母)
特に何もないけどなあ だって隣街の家ったって直ぐそこじゃねえっか・・・・(素っ気無い亭主)
アナタ、いつから そんな腑抜けになったのよ!! 女房の尻に引かれて!!・・(一瞬、私をチラッと見て声を荒げる義母)
家のことは女房に全て任せる!! これ先祖代々からの教え それに母さんもそうして来たはず!!!
我が家に波風立てるようなこと言う 母さんの話しに貸す耳は無いと まあっ そう言うことだな!!・・・(亭主)
あのねえー!! ここは!! この家はワタシの家なのよ!! ワタシ名義だってこと忘れないや!!・・・・(義母)
母さんは、何をいつまでグダグダ言ってんだか  ハイ! ごっそうさん!! おい 冷えた水くれや・・・(席を立つ亭主)
居間のソファーに移動する亭主を追いかける義母・・・・
そおう!! 解かったわ!! じゃあ お前達がここを出ておいき!!・・・・(般若のように顔を変え亭主に話す義母)
ここはワタシの家 出て行くんならお前達の方よ!!!・・・・・(テーブルを叩く義母)
コップをクルクルと回して中の氷をジッと見つめる無言の亭主・・・・
うん・・仕方ないな!! そこまで言うんなら出て行くよ それで母さんの気がすむなら まっ! 住むとこだけは
俺も不動産屋の端くれ 困ることはねえけど でもいいのかあー そんなことで意地張ってー・・(軽く笑う亭主)
コイツ(私)は悪くねえーし むしろ変な意地張ってんのは母さんとアイツ(義妹)のような気がするぞお!・・・(亭主)
去る者は負わず 来る者は拒まず これが先祖代々の我が家の掟 ちゃんとコイツ(私)は守ってるがな
それを口に出したからって とがめる筋合いのものじゃねーだろうが 悪いのは母さんたちだよ・・・(冷静な亭主)
まったく!! 話しにならないわ!! 親より女房を取るなんて!!・・・・(ウロウロと行ったり来たりして憤慨する義母)
母親は先に死ぬが女房は俺と死ぬまで一緒が前提だし  これも先祖代々からの我が家の掟だべ??・・(亭主)
とにかく 出てくんならあなた達二人だから 言ったわよ!!・・・・(バンとテーブルを両手で叩いた義母)
いや!! 出ていかんぞ!! 出て行くと言ったのは最初はアイツ(義妹) 続いて母さんだろ!? 
何で俺らが出る出ないの話しになるんだ!? 話しが変じゃないか??・・・・(手を叩いて大笑いする亭主)
出たい人は出る 戻りたい人は戻るってコイツ(私)が言ったことにたいして 何で腹を立てるのかが解からん
アイツ(義妹)が出ると言うから 出てもいいよって 言ってあげたのに 悪く取るのは頂けないなあー
まして不人情だあ 見たいにコイツを責めるみてえに じゃあ母さんも出て行くと言うのは摩訶不思議っつうか
挙句に出るんなら俺らの方だなんてのも 摩訶不思議 あっははははははは!!・・(手を叩いて大笑いする亭主)
なに もしかして 止めて欲しかったのか??? 止めてくんねえから怒ってんのか??? あっははははははははは
両手、両脚で拍手して笑う亭主・・・(必殺!! 亭主が相手をコバカにする笑い方 その1)
バシッ!! 亭主の頬を一発平手うちして逃げるようにその場から自室に立ち去った義母だった・・・・
アタッ アタタタタタタ・・・・ 頬を押さえて洗面所へ駆け込んだ亭主・・・・水タオルで頬を押さえて出て来た
大丈夫?? 亭主に駆け寄る私・・・・  あぁー 少しは気が晴れてればいいんだが・・・(亭主)
なあー ここ出て 俺らだけで暮らさないか??・・・(亭主)   えっ?・・・(私)
俺らだけで最初のころみてーに 二人だけで暮らす方が波風立たんでいいんじゃないのか??・・・・(亭主)
まあ、元々の発端は 俺が余計な提案したことから始まったのは明確なとこだが・・・・
二人で暮らすって?? 何処かあてでもあるの??・・・・(私)
おいおい!! 俺の仕事は何だっけ!?・・・・(私の頭をクシャクシャ撫でる亭主)
引越しシーズン前の冬は結構出物の多い時期だから3割から4割オフで借りられるし 俺の年収なら一戸建ても
いけるし そろそろ 考える時期なのかもしれんしなあー それに俺らがここを出れば多分母さん達は3階と4階を
寮に貸すってことにするはずだしなあ!?・・・アイツ(義妹)も仕事に在り付けるし・・・・(亭主)
まあ、何だかんだ母さんには金も使わせちまったけど 手探りでここまで来たけど 痛手にはなってないしなあ
ちょこっと 考えてみるか  俺もプラン作って持ってくるわ・・・(ワンカップを戸棚から取り出て寝室に向かう亭主)
翌朝、いつものように朝食をとっていると 義母が一人降りてきた・・・・
昨日の件だけど・・・ 出て行くんならアンタ達二人だから ○○(私の名前)が謝らない限り許さないから!!
解かった!!??・・・・ 亭主の横で低い声で私を見ながら亭主に言う義母・・・・・
あのなあー コイツ(私)が何の悪いことをしたんだよ!!! いい加減にしろ!!!・・・・・(激怒する亭主)
テーブルに両手を着いて突然立ち上がって義母を見る亭主・・・・・・
言って見ろ!!! 何をしたんだ!!!・・・・・・・・・(上から義母を睨みつける亭主)   一瞬、後によろける義母・・・
悪くもねーのに謝れだの 出て行けだの 何訳からんこと いつまでも グダグダ言ってるんだ!!!・・・(怒鳴る亭主)
もお面倒臭せー!!! 俺らの方がここを出て行くから!!! それでいいだろう!!! それからここの寮にする話は断るから
元々 俺が会社で発案したことだし 引っ込めるのも簡単なんだよ!!! 解かったら出て行ってくれ!!!・・(激怒の亭主)
寮の話し断るって!!  ちょっ!! ちょっと アンタ!!!・・・・(目をキョロキョロさせてオロオロし出す義母)
ホラホラホラホラ!! 出て行けって言ってんだよ!!!  義母の背中をエレベーターまで押し出す亭主・・・・・
それから三日後の夕方 亭主が何枚かのプラン表を持って帰って来た・・・・・
出物がこんなにあるとニコニコしながら嬉しそうに私の肩を抱いて説明する亭主・・・・
スーツ姿の亭主に説明受けたのは初めてで そっちの方が嬉しい私だった・・・
今、いるところの数キロ先の真ん前の奥の方にあると言う3500万円の新築が2000万円 宅地造成失敗地域で
地図で見ると市街地から数百メートル離れてポツンと立っている築3年目の新築物件に二重丸がしてあった。
嬉しそうに私に説明する亭主・・・・  役の裏の方の山の斜面に立てられた新築8階立てマンションの8階・・・・
築5年経過している5LDKが3000万のところ2800万円 斜面だから高さを感じないし 横に庭もある・・・
どっちでも 15年くらいで支払えるプランと10年で終わらせるプランも・・・・(街を嫌う私の希望通りのプラン・・うふ)
中古住宅も山の近くで小川が流れてる 築20年 リフォーム済みでお祓い済み 1200万円 殆ど土地代だけ・・
6LDK 230坪の畑つきで 一階部分が50坪 二階が35坪 土地面積が330坪 井戸あり 川で山女も釣れる・・
どれがいい??・・・・私の頭を撫でる亭主   これがいい!! 迷わず指差した私・・・・
すると 亭主 目を瞑っている・・・ なーにー どうしたのおー 目瞑ったりしてー ・・・(甘えて聞く私)
お前が選んだのは  これだろ!!・・・・ 指差したのが私の選んだものと一緒だった・・(山女も釣れる中古の家)
あした 見に行くか!! 雪も少ないし晴れ間もあるみたいだから・・・  一応俺は確認して来たけどな!!
ねえねえねえ!! この池みたいなのって 何??・・・・・(私)   ああーこれかー ワカサギ釣れる有名な沼だ
夜も更け寝室にて・・・・
ねえ・・亭主の背中にくっつく私   うん・・・亭主   してもいいよ!!・・・(私)
いやいい 明日は雪かきもあるし・・・  ホントかなあー??  後から亭主の股間に左手を乗せる私
フニャフニャだった亭主の股間は数回ムニュムニュしただけで瞬時に硬く大きくなった・・・・(ヒャァー 驚く私)
突然、こっちを向きを替える亭主・・・・ パジャマを脱いで スリップの両肩ヒモをガバッと開くと勢い良く
私の胸に吸いつこうとした・・・・  待って!!! 咄嗟に亭主に言う私はベットから出て亭主を座らせた・・・
亭主を床に立たせてその真下に跪いて見せた・・・・ へっ?と言う顔の亭主とその手前に弓なりに撓る一物・・・
私はスリップの肩ヒモが落ちたまま 亭主の硬く聳える物を口に入れた・・・・・ 唸り声を上げる亭主
硬い物に舌を絡める・・・クルン クルン 亭主の唸り声が一瞬大きくなったと思うと 勢い良く口の中に栗の花が
飛び散った・・・・  ビュゥン!! ドクドクドク 脈打つ 硬いものから発射された苦いゼリー・・・・・
ゴクっン・・・ゴクンと飲んであげてから もう一度亭主の物に舌を絡めてながら頭を前後させた・・・・
口の中に残るゼリーを飲みながら硬くなった物にムシャぶり着く・・・・ あっうっっっっっっ 唸る亭主・・・
頭に両手軽くを乗せながら唸り声を全身で絞り出す亭主・・・  ジュウゥッ!! 勢い良く口の奥に当たった液体・・
ゼリーは液体にかわって少しだけ栗の花びらが少なくなった・・・・ 膝をガクガクさせ体液を絞りだす亭主・・・・
一滴残らず吸い出すようにすると 直ぐに勢い良く撓りだす亭主の一物・・・・・
速射3連発の後、私はベットに少し脚を開いて仰向けになると 一物を撓らせた亭主が私を犯し始めた・・・・
チュウチュウ ピチャピチャと嫌らしい音をたてて 私を貪り味わう亭主 首・肩・胸・脇の下・ウエスト周りと徐々に
降下して行く亭主・・・ 亭主の一物から滴り落ちる生暖かい液体が私の身体を伝い落ちる・・・・
向きを自由にかえながらウエストから背中へと・・・・ 流れるように舌を滑らせる亭主・・・・
3連発の後の順調な愛撫に女の鳴き声も否応なく出してしまう女の私・・・・
背中からお尻へ そして太もも・・・膝裏 フクラハギ 足首 爪先・・・ 逆に今度は上昇し 最後は陰部へ・・・
口いっぱいに私自身を頬張るように味わう亭主・・・・  中に舌先が入る・・・・ 無意識に仰け反って反応する私
アナルに舌先が触った瞬間、一際大きな鳴き声を上げる私・・・  一気に私の中に入る亭主・・・・
パンッ! パンッ!と景気良くテンポ良く前後する亭主から流れ落ちる汗・・・・
うっ!! うっ!!  うっ!! 亭主が大きく唸った瞬間、一気に拭いて私の顔目掛けて発射!!
この日 私は避けることなく 亭主の体液を顔で受け止めた・・・・・
肩で息する亭主は満足げに付着した自身の体液の着いた私の顔を暫く見つめていた・・・・
目に入って少し痛かった・・・・
亭主はティッシュで優しく私の顔に着いた体液を拭いてくれた・・・・
こんや・・・こんやは最高だった!! まんず ありがたくってよおー 感無量になると方言の出る亭主だった
お姫様抱っこでお風呂場へ連れて行かれて全身を洗ってくれた満足度100%の亭主だった・・・
私は ずっと吐き気に襲われていて嬉しさが少し半減していた・・・・ 



12番目



三十五

目を覚ますと既に時計の針は7時を回っていた・・・・
亭主はまだ寝ている 起さぬようにそっと寝室を抜け出しリビングへと向かう・・・・
見慣れない室内の景色に少し戸惑う カーテンの無い居間は何とも殺風景で外の日差しが一気に流れ込んでいる
窓から見えるものと言えば広大な雪原で遠くまで広がっている 白一色で眩しいばかりだ
ストーブも昔を思い出させる何処か懐かしい煙突を使う反射式 タイマーをかけておいてよかったと思う
リビングと直結し半カーテンだけで仕切られている5畳ほどの台所はリビングより少し温度が低く足元が寒い
否応なく肩を窄めてリビングへと逃げ戻る ストーブの上のヤカンから噴出す蒸気を見る  少しホッとする
季節を感じられる生活に戻った気がした 耳を澄ます ストーブの円筒からビチビチと微かに音がする
煙突の出口の上で溶けた水が室内から伸びる円筒の先に当たっている音だ 室内と外は繋がっている
ストーブの設定温度は25度なのに壁にかけた温度計は18度あるかないかと言うところ
急いで奥の部屋へ迎う 引戸を開けると一気にリビングになだれこんでくる冷たい空気に押されるようにストーブへ
ガタガタと寒さで震え丸くなってしまった 前を暖めると後が寒く 後を暖めると今度は左右の横が寒い
まるで 肉じゃがのジャガイモのようにストーブの前で前後左右へとコロコロ回りだす
何とか暖まって立ち上がって温度計を見ると一気に8度になってしまった 貧しかった子供のころを思い出す
窓はビニールで外からと室内から覆い 室内なのに毛糸のセーターを着こんでいた頃・・・・・
奥の部屋へ行くものの箪笥には何も入れてないことに気付く 慌てて下着記号のダンボールを開ける
中から一枚だけあった厚手のタイツを出して履く モコモコして暖かい 滅多に履かなかったから新品同様
まさか このモコモコタイツのお世話になろうなんて思っても見なかった・・・・・
この家では軽い快適さよりもゴワゴワしていても暖かさが必要だと認識した私だった
服のハコから何枚かトレーナーを出して重ね着する  身体全体がモコモコする感じが懐かしい・・・・
モコモコタイツの上から履くジーンズの感触も懐かしい・・・・
ストーブのタイマーが午前5時 2時間も最大火力で焚いているのに温度計はようやく12度に差し掛かった
しばし温度計との睨めっこが続く 一度上がるのに15分は必要だとわかった 非常用のポータブルを持って来た
軽くするのにタンクから半分の灯油を抜いて持って来たから 精精もって半日くらい
コンセントに差し込んでスイッチを押すと数分後に暖かい温風が吹き出した(スー フォーーン!!)
室内計は見る見る間に18度をクリアして20度へ 20度以上は上がらない 頑張れ!! 頑張れと心で念じる
ポータブルくんも頑張ったが20度と少しで上昇が止まった・・・・・
奥の寝室のドアが開くと亭主が出て来た・・・・  ドアをそのまま開けてきたようだ 冷気の流入で解かった
慌てて寝室に向かい亭主とすれ違って寝室のドアを閉めた フラフラとリビングの横のドアを開けて廊下へ出る
ドアをすかさず閉める私・・・ 洗面所へ顔を洗う音がする・・・・  私も亭主と並んで顔を洗う・・・・
ブルブルと二人は肩を窄めてリビングへと逃げ帰った  う、ううううぅぅぅぅさみー!! 語尾が半音鋭く上がる亭主
ストーブの前に来て手を擦り擦りして二人並んで手を翳す・・・・  なんでこんなにさみーんだ?? ガタガタ震える
辺りを見回す亭主 ポータブルも焚いてんのに みの温度かよおー げんなりする亭主・・・・
これなら数日前から暖房いれときゃ良かったなあー・・・ 暖房入れてねーから 家全体が冷え切ってんだよ・・
そう・・・・・・昨日まで家の中は外と同じ温度 屋根裏も壁の中も床下も全て外気と同じ
だから全ての木材が暖まらないと 生活温度にはならない北国の常識・・・・
こりゃ 電気屋行って大型のストーブ買ってこんとダメだな! あれ? ちょっと待てよー!! 確か 店舗用の大型のが
確か一台 空き店舗から引き上げてきて そのまま放置してたのが会社に有ったなあ 殆ど新品なはずだが・・・
よし!! あれを貰うか!! 工事部の連中は土曜出勤してる奴が何人かいるはずだし・・・設置とFF用の穴と器具も
9時になったら電話して昼には取り付け完了ちゅうとこか・・・・(独り言のように考え込んブツブツ話す亭主)
朝ごはんは パンと牛乳しかないからと告げると おっ! いいねえー パンはここで焼いて食うか・・(喜ぶ亭主)
ストーブの上のヤカンを一旦降ろして 備え付けの渡しの上に 食パンを4枚乗せると1分もしないうちに片面
更に1分でオーブンみたいにキレイに焼けた パンの甘い香りが部屋中に広がった・・・・
二人でストーブの前で床に座って食べたパンの味は一生忘れることはないだろうなって思った。
開梱作業をして衣類や食器たちを所定に収めて行くテキパキ息の合った二人・・・・
9時までの一時間で殆どの物を収納し終わる 家電品は引越し屋さんのお陰でコンセントを入れるだけになってた
会社に電話する亭主 ニコニコ笑顔で誰かと話していた・・・・ お部屋の掃除もテキパキ二人で分担・・・・
10時を回るころにはようやく室温も25度に ポータブルも止め 私も一枚トレーナーを脱いだ
モモヒキを2枚履いてた亭主も暖かくなったのか一枚脱いで 軽くなったと跳ねてみせる・・・
11時過ぎに会社の人達がクレーンの着いたトラックに乗りやって来た 出迎える亭主 ブルーシートが外され
私が見たものは 1畳もあろうかとと言う大きな代物にびっくり・・・・ クレーンを使ってストーブを リビングの窓下へ
私より遥かに大きい 高さも180センチくらいで厚さも工事部の人が巻尺で計ってるのを見ると90センチもある
幅も1メートル50センチ ニコニコ顔で蕎麦に立つ亭主 リビングの大窓を全部外しての作業にびっくりの私
室内に入った この大ストーブはリビングに君臨することを宣言したように思えた・・・・
器具を取り付け壁にFF用の穴をあけ円筒と吸入口の一体物をを取り付けた・・・
工事部の人が説明する 最大燃焼火力は120000キロカロリーで100坪以上のオフィス用とのことだった
これで数日間回せば家も身体の芯から暖ったまりますよと 笑顔で語る工事部の人達だった・・・
あと、これの後に付けるストーブのカタログ置いてきますから 選んでおいてくださいと言うと動作確認とか言って
ホームタンクのゴム管とストーブを繋いで 燃焼させてみた・・・・ スイッチを入れて数分後に凄い音がした
ブーーン バッバッバッバッバッバッ  ブゥーーーン ボワン!! ブォーーーーーー!!!!! 
一分もしないうちに室温は35度を超えた・・・・ 咄嗟に亭主 走り出して家中のドアや引き戸を開けて回った・・・
それでも気温はドンドン上がり続け40度を超えた辺りから家の中で異音が・・・・・ 驚く私
工事部の人が 今ねえ 家が 暖めてくれてありがとうって 声を出してるんですよ!!・・・・・(笑顔の工事部の人)
しばらくしたら なりやみますが 一両日は鳴ってますが安心してくださいと言うとストーブの温度を徐々に下げた
一旦、ストーブが止まって静かになった・・・ 室温は43度で止まっていて下がる気配もない
亭主が戻ってくると満面の笑みだった いやあ あっちこっちから 感謝されちゃったよ いい音してたなあー
まあ ホントはゆっくり時間かけたほうがいいんだろうが まっ! 仕方ないしなっ! 工事部の人達は引き上げた
室温は徐々に下がり始め30度へと 更に下がり続け24度になった途端に激しい音を出して燃焼し始めた
温度計が28度を示した時 亭主が微弱と言うスイッチを押すと 音も静かになった行った・・・・
全てのドアや引き戸を開け屋根裏への開口部も開けられた状態で設定温度をちゃんと維持してくれるストーブ君
でも、凄い 威圧感って言うか・・・・凄いねえ!!・・・・(私)    ああぁぁ これで数日焚いてやれば家も温もるから
その間に別のを選んでから決めようや・・・・(満足げな亭主) 
あっ! しまったー 外の かああー くっそおぉー 煙突塞いでねえかも!! 途端に外へ出ね亭主・・・・・
何やら独り言のように歓喜して戻る亭主  いんやあ まんず 奴らなら大したもんだわ!! ちゃんと屋根に上って
煙突をふさいでいきやがった!! 大したもんだわ!! 工事部も!! ホッとしたような表情の亭主だった
さてと!! 腹減ったな 買出しついでにラーメンでも食いに行くか?? 

三十六

亭主と二人だけの生活が始まった 心なしか新婚に戻ったような気がする二日目の夜だった・・・・
いつものこの時間なら誰かかれかが来ていて二人っきりになるなんてこともなく年中 他人の愚痴を聞いていた
今日は土曜日 大きなストーブが快適な生活を支援するかのように無言で家も私たちも暖めてくれている
スーパーで買って来た串つきの焼き鳥用まナマ肉とスライスした野菜の串刺し 二人だけの宴にぴったり
ビールもジョッキを外で冷やしておいて それを使う 雪山の上におくと寒さで割れることもあるから雪の中に埋める
七輪の上に渡しを乗せ そま上に鉄板をょ乗せると満遍なく火が通るし野菜も程よく・・・・
焼ける串物の音で時計も聞こえない・・・・ 私は焼く係り 亭主は火の調節と夫婦分担作業でいい具合に・・・
食器棚の一番高い場所に半紙を引いてその上に、小皿に盛り塩と松の枝、日本酒にお水と簡素ながらも祈りを・・
今日のビールは瓶ビール・・・ 祝いの席では日本酒もビールも全て瓶にする我が家のやり方
瓶から注ぐとカキンカキンに冷えたジョッキから金色の泡が・・・・ ジュージューと滴り落ちた油が鉄板で踊る
白い煙が逃げ場を求めて俳諧した後、換気扇に一気になだれこむ・・・・
ジョッキを手に手に 乾杯する ハフ! ハフ!と滴る油もなんのその 焼き鳥を頬張る・・・ 食べては飲んで飲んではと
忙しい亭主・・・・ オデコの汗をタオルで拭いてあげる・・・ ひと目があって出来なかったことが 今は自然に・・・・
火の調整にも真剣に取り組む亭主・・・・ 炎を小窓から見ては空気孔を少し閉める・・・・
なにもかもが以前の生活に戻りつつあることに懐かしさと嬉しさが交差する・・・・
時折、ビュービューバタバタバタッ!! と外で激しい音が聞こえる・・・・ブリザードと言う言葉を思い出す・・・
ビールを飲み飽きて 今度は冷酒・・・ これまた 玄関を開けて外に取りに行く・・・
キリンカリンと音が聞こえるほどに冷え切った瓶のお酒・・・・ コップと一緒に雪の中から掘り起こす・・・
トクトクトクトクとコップに注ぐ 無言で口に含んでスーと流し込む・・・ にたーっと笑って今度は私に注ぐ・・・・・
同じように口に含みスーっと流し込んで にたーっと私も笑う・・・ 笑いついでに焼き鳥を頬張る・・・・
玉ねぎの串焼きに亭主が塩を振る・・・・我が家の振り方の一つ 水責め・・・ ボールに大目の塩を水で溶いて
それをハケで塗ると玉ねぎの間に染み込んで中まで塩気が浸透する・・・・ 楽しそうに塗る亭主・・・・
お酒も進みそこそこ食べた後は 何処の家でもやっている お肉や野菜たちの染み込んだ鉄板の上に御飯を・・
御飯の水分が飛んでエキスになじんだころ カレーのルーを千切りにして パラパラと塗して 残しておいた
玉ねぎやピーマンを調理挟みで細かく切って カレーチャーハンの出来上がり・・・
更に盛らずに焼きながらスプーンでそのまま食べる・・・・ はふ・・ はふ・・・ シュー シューと蒸気をはいて・・・
お焦げの香ばしさが口に広がる瞬間 否応無く笑みが毀れる・・・ 満腹 満腹と笑んで休憩する亭主・・・
キレイに全部食べた達成感に浸る二人・・・・  15分くらい休んで後片付けも二人で一緒に・・・・
台所に男が入るのを嫌う義母の目を気にして一緒に出来なかった前の家 今は以前同様に二人で片付けられる
台所に立つ私の横で一緒に食器を洗う亭主・・・・ 楽しそうな亭主・・・ 亭主の係りは濯ぎ役・・・・
片づけが終わると居間のソファーにダレて座る亭主・・・ これまた前の家では義母の目があって出来なかったこと
考えてみると 結構辛かったかも知れない亭主・・ 私には大らかな義母も亭主(息子)には口うるさかった気が・・
本当に何もかもが新婚時代に戻った気がする私だった・・・・ 戻ってないのは飲み過ぎることくらいかも知れない
ソファーで寛ぐ亭主のために 暫くつくってないウィスキーシェイクをと思いついた・・・
氷をカキ氷みたいにして その上に細かく砕いた氷 薄い水割りを注いで完成のガブ飲みウイスキー・・・
10杯のんでも一杯分ととても経済的・・・・ 亭主の大好物・・・・  作るのが大変で前の家では出来なかった
みんなが飲み始めたら私が大変だからと 注文を控えてくれてる亭主だった・・・・
グッタリとソファーに座る亭主の目の前でグラスをユラユラさせる・・・  うぅん何だー・・・(眠気の亭主)
瞬時に姿勢を直すと ニコニコ顔になって受け取る亭主・・・・  まだ何杯かは作れるよって言うと 大喜びの亭主
カランカランと氷を避けながら飲む亭主・・・・ ガブガブ一気に飲み干す・・・ ふうぅー もう一杯!!とコップを渡す
待ちきれないのか台所にいる私の背に激しい視線が刺さる・・・・ 急いで持ってゆこうとすると真後ろに居た亭主
うほほほほーと大喜びで受け取ると小走りでソファーに戻る・・・・ 何度か往復する亭主・・・・
もうダーメって言う私・・・・  えっ! 何でー・・ なあー なあーと私の肩ポンポンと軽く叩く亭主・・・・
今夜・・・ しないの??って恥じらいながら俯き加減で言う私・・・・(演技)  
うわっと!! 忘れてた!! うん!! するする!! する!!・・・・(目を爛々と輝かせオーダーストップする亭主)
ちょっと汗かきすぎたから 軽くシャワー浴びるかっ!と言うと嬉しそうにお風呂場へ向かった亭主・・・・
居間の外れからフッとこっちを向くと あぁ! お前は入んなくてもいいから・・・ なっ 入らなくてそのままでいいぞ!
えっ? 私も汗かいたし 入りたいよおぉー  いいって 終わってからの方がいいんじゃないか?? ニヤニヤの亭主
前々から気付いていたけど 露骨過ぎるよ亭主くん・・・・・ この匂いフェチ野郎め・・・・(心の私)
私がソファーでウイスキーシェイクを飲んでいると、数分後お風呂から出て来た亭主はそのまま寝室へと向かった
30分後、電気を消して下着の上から陰部を確認・・・・ 結構汗かいてて蒸れてる私・・・・・
まあ、目出度い日だし、亭主の要求通りしてやろうかと 汗も流さずに寝室へ・・・ ドアを開けて中に入ると
ベットに腰掛けて 舞ってましたとばかりに私に抱きつく・・・・ ちょっ! ちょっと待ってー 服脱がないとおー!!
咄嗟に私から離れた亭主の股間はアカラサマなほどに聳え立っていた・・・・
スリップとパンティーだけになると後から抱き着いてベットに・・・ 
スリップの両肩ヒモを降ろすと獣のように私に襲い掛かった亭主の鼻息・・・・愛撫するフリして思いっきり匂いを嗅ぐ
右腕を持ち上げられ 脇の下へ顔を埋めては 物凄い鼻音たてて 匂いを嗅ぎだした・・・
これには私もびっくりして腕を下げようと試みたものの 亭主はガンとして腕を下げさせてはくれなかった
脇の下から一気に下半身に行くとパンティー越しに陰部に鼻をピタリとくっつけて凄い吸引力で匂い嗅ぎだす
匂いをで咽て咳き込みながらも 必死に嗅ぎ続ける亭主・・・・
ねえー しないのおー!! 私が少し不機嫌を装うと 咄嗟に上の方に来て耳あたりから愛撫し始めた・・・・
いつも通り身体の隅々まで嘗め回すものの 脇の下は匂いを嗅ぎながらと忙しい亭主だった
忙しく荒々しく私を味見する亭主 右側から左側 そして後と一通り堪能して万祖せくしたのか 下着を剥ぎ取って
荒々しく陰部にムシャぶりつく亭主・・・・ いつも通りの展開・・・・ ただ違ったのはまだ速射していないことだった
まさかベットにこっっそり発射したんじゃないかとも思ったけど 発射の合図もなかったのを思い出した・・・
私の身体を右から左側にずらして真横にし右脚を前側にずらして陰部とアナルを味わう亭主・・・
ベットの済みに顔が来たとき 何やらもの凄い栗の花の臭気を感じベットの下を見る・・・・ クズ籠
クズ籠から物凄い匂いが出ている 丸められたティシューの山・・・ 3連発くらいだろうか 発見した・・・
どうりで発射しない訳だった・・・・  今度は真逆に私の体位を変えると執拗に陰部とアナルそして尻を味わう
私もそこそこ濡れているとは思うものの 亭主の愛撫は普段通りで燃えることは無いなかった・・・(演技の私)
私がアッハーンと声を出すと ここがいいのか!! とばかりに そこを舐めて吸い着く亭主・・・・
殆ど身体全身を舐め吸われ身体もカペカペ状態の私・・・・ 入れて!! いれてーん!!とせがむと突然正常位にして
両脚を大きく広げさせた・・・・ 手主の物には既にコンドームが装着してあったのを発見した・・・・
亭主は勢い良く 中に入って来た・・・・ この時ばかりは流石の私も 自然に声が出ると言うもの・・・・
ハフッ!!・・ウゥン・・・・ 私の声を聞いた亭主の動きの早いこと早いこと・・・パンッパンッパンッ!!と威勢のいい音・・
あまりの威勢のよさに圧倒され 普段は閉じている目を少し開けて見ると 何やら布のようなもので顔を覆う亭主
なんだろうと 薄目を開くと 右手で裏返した私のパンティーを鼻に押し当てて 物凄い鼻音たてて匂いを嗅ぐ姿
亭主は私のパンティーの匂いを嗅ぎながら腰を振っていた・・・・・ 亭主の顔がパンティーで見えない・・・・
咄嗟に、イヤーーー!!!ッとパンティーを手で払い顔を両手で覆ってしまった私・・・・・
すると私の中の亭主が一回り・・・・・二回り近く大きくなった!! 
うんごおぉぉぉぉー!!!!と意味不明な唸り声を上げると二回り大きくなった亭主は物凄い勢いで私を突き始めた!!
あまりの凄さに頭の中が真っ白になって行く私・・・・ 亭主の前で女になって行くのが恥ずかしかった・・・・
無意識に出る女の鳴き声・・・・ 身悶えする全身・・・・  寝室に響くヨガリ声・・・・
気がつくと 亭主は横でイビキをかいて寝ていた・・・・ 私・・・・亭主で失神したの?? 頭が回らない・・・・
クズ籠には物凄い量の結ばれたコンドームが捨ててあった・・・・
私、失神・・・・エクに達したの???  変・・・気尾間にない・・・・ 亭主でエクするはずないもの・・・・・
でも・・・・どうしたんだろう私・・・・・

三十八

お酒が入らないとセックスの出来ない亭主・・・・ シラフだと私が目隠しさないと出来ない亭主・・・・
出し終わったあと無理矢理フェラチオさせられるなんて夢にも思わなかったけど もしかしたら亭主はSなんだろうか
男の人はみんな少しはSのような気もするけど 腰を振って満遍なく顔に体液かけて挙句にそのままフェラチオ・・・
以前、貞子に変身した時なんてストッキングの爪先にムシャぶりついてたことあったけど色で反応違ってたなあ
黒の時は攻撃的で凄まじかったけどショコラブラウンの時はネットリと絡みつく感じだしブラウン系の時はサラッと
おんなじ亭主でもストッキングの色で変貌もするしパンティーにしても少ないけどフリルの時は結構上から弄るけど
ビキニ系だと横にずらして楽しんでるみたいなとこあるし 色も黒系だとやっぱり荒っぽくなっちゃう
そのくせ汚れの目立つものは嗅いだり舐めたりシャブったりするし・・・・ そうそう!! 肩ヒモ降ろすときなんて
物凄い鼻息で・・・・  あぁーん もうダメだ 気持ち悪くなってきた!!
もともと女装癖のある亭主だから当然下着とか身に着けるものには拘りは持ってるだろうし・・・・
自分が身に着けたいものを彼女にも身に着けて欲しいのかも・・・ だってねえ 以前亭主の女装グッズ見た時
私の身に着けるものと結構色とか柄とか似てたんだよねえー どう 思う??? おい!! 何とか言えよ!! おい!!
無理か・・・・ あぁーん こいつが喋れたらなあー ぬいぐるみは喋んないし・・・ 喋ったら怖いし・・・・
でも、凄かったなあ 昨日の亭主・・・・ あんなに激しく求められたの 初めてかも知れない・・・・
求められたと言うよりは 調教されちゃったのかな・・・ うふふふふふふふ
騎乗位なんて まさかさせるなんて夢にも思わなかったなあー・・・ うふふふふふふふ
そう言えば 向こうの家をビルにする前だったっけ ベットの上で縛られてあげたことがあったけど 凄かったなあ
身動き取れない女を犯す見たいに・・・ もっとも飲みすぎで貞子から怪獣に変身した時だったけど
レイプとか女を縄で縛ってなんてセックス・・・・ 実はしたかったりして・・・  あぁー 何だろう今日は変な私だよ
だって 本当に凄かったんだもん 昨日・・・・  すんごい恥ずかしかったよ!! 亭主の前で散々鳴き声だして・・・
久し振りに亭主のパソコン覗いちゃおっかあー お前も一緒に覗くかあぁー ・・・・・(彼を連れて二階に上がる)
どれどれ 何を見ているのかなあっと 履歴チェックと・・・・ ふふーん やっぱり みこんなサイト見てたんだ・・・
レイプ写真・・・・ 暫く閲覧する・・・・・・・・ 結構多いんだ縛って犯してる写真・・・・ ストッキングもズタボロだし
何で男の人ってこんなの見て嬉しいんだろう・・・・ やられてる人 可哀相だって思わないんだろうか・・・・・
そう言う私もレイププレイは もしかしたら亭主以上に好きなのかも・・・・・・
ここは何だあー カチッとクリックしてと・・・・ ゲッ!! ムチで縛られてる女の子叩いてる動画サイト・・・・(固まる私)
ムチにロウソク、レイプに覗き?? 痴漢?? サイトのどれを見てるのかが解かれば今ひとつ理解出来るけど・・・
制服系はなさそう・・・・無いな!! あった!! あった!! 顔に精液掛けてる写真サイト・・・・ 
うわっ!! 汚ーーい!! いろんな男達の何本あるんだ 一本 二本 三本 四本 五本・・・・ペニス五本で一気に!!
オエ!! 汚ーーい!!  この中のどれが亭主のお気に入りなのかが解かればいいんだけど・・・・・
でも、亭主は顔に出すのがすきだったんだ!! そう言えば 結構 私の顔目掛けて発射してたなあー 避けるけど
そう言えば少しでも掠ると嬉しそうな顔してたような気がする・・・・・ もしかしたら顔に出したくて飛ばしての???
だからと言っても 私は亭主の玩具(オモチャ)じゃないからね!! そうでしょ!! クマくん!! 
凄いなあー 身体中 ロウソクだらけじゃなーい!! まあ低温だろうけど・・・・ 
これなんてモザイク掛かってるけど 画像を小さくするとモロ見えじゃなーい!! うわっ!! 完全に入ってるの解かる
バイブ物のコーナーだ!! 後手に縛られてニャンコにさせられてバックからバイブ責めかよおぉー 怖い! 怖い!!
てかっ!! なにこれ!! 何で大人のオモチャのサイトなんて見てるわけ!! もしかして私に使いたいわけ!! えぇー!!
これって 確か 義妹とか義母が利用してる業者じゃーん・・・・  またまたまた 親子して見るとこ一緒かよお!!
母親が利用(買う)してる業者のホームページを息子が見てるなんて!! ショック!! クマくん!! 私ショックだよ!!
もしかして・・・・・ 亭主ってサディストなの?? ああぁーん もうダメだ思い出しちゃったよ!! アイツ(元彼)のこと・・・
だよなあー アイツと同じことしたら 私・・・・逃げちゃうもんなあー ここ・・・・・・・(殺されかけた私の記憶)
極度なサディストで 身体に熱湯かけられたり 釘を太ももに刺されたり 顔を洗面器に漬けられたり
毎日が地獄のような日々だった・・・・・ 失明しかけたことや 天上のロウプに首を縛られて一晩中立たされたり
鞭打ちで皮膚が剥げたり エスエムプレイなんかじゃない・・・・・ 拷問を受けていた・・・・
警察にも相談したら 監禁された・・・・ トイレはバケツ 十日間飲まず食わずで縛られて放置されたことも・・・
亭主がアイツと同じだったら もう ここにはいられない 拷問なんてもう!! イヤ!! イヤ!! イヤ!!
亭主の履歴を消去し閉じて下へ戻った・・・・・ 寝室に入りベットへ飛び込む・・・ 恐怖が蘇る・・・・
忘れよう 忘れなきゃ 何でこんなに楽しいこと考えてて アイツを思い出すのよ!! バカな私に腹が立つ
亭主はアイツとは違う!! 亭主はアイツとは違う!! 亭主はアイツとは違う!! 亭主はアイツとは違うのよ!! 違うの!!
横の枕を取る・・・・  亭主の匂いがする・・・・  ホラ!! アイツとは違うでしょ!!・・・・・(自分に言い聞かせる)
知らぬまに眠ってしまっていた・・・・
目が覚めると昼を過ぎていた 頭がボーっとする・・・ 少しフラつく・・・ アイツが私を苦しめる 頭から離れない
奥の部屋へ行く・・・・・着替える ミニスカートを履いて黒のストッキングを履く お化粧を濃い目に・・・・
アイツのことを思い出した時の気晴らし・・・・ 最近は無かったのに・・・・  亭主の好きな格好の一つ・・・・
前に気晴らしに この格好してて 帰って来た亭主が私を求めた(襲った)ことがあった・・・・
あの時は辛かったなあー・・・・  姿形は亭主だったのにしてることはアイツと重なった
キャミなんてブラと一緒に腰まで むかれて・・・ 殆どレイプだった・・・・ パンストなんてズタボロに破られたし
でも、うふふふ 結局中に入ることなく終わったところが亭主なのよねえー・・・うふふふふふ!!!
それで 亭主、何度も何度も謝って・・・・ 口聞かなかったんだよなあー 暫く・・・・
SMしたいんならさせてあげてもいいけど ちゃんと勉強してるんならいいけど・・・ 漠然となら真っ平御免よ・・・
せめて 低温ロウソクくらいは知ってればいいけど・・・・
したいんだろうなあー SM・・・・
縛り方とか本とか字を読んでもダメなんだよねえー クマくん!! 実践積まないと・・・・
一番いいのは自分が縛られて見ることが近道なんだけど 残念ながら 私には男を縛る趣味なんてないし・・・・
かと言って誰かに亭主を縛らせるなんて不可能だし・・・・  誰かに縛らせて・・・・ 誰かに??
結局、私が縛ってあげるしかないのか?? でもなあー・・・ 私は女王様じゃないし・・・
そんなことして目覚められても困るし うふふふふふふふふふふ!!!!  あははははははは!!! うふふふふふふ!!!
はあぁーー ハアー ハアー ハアー お腹痛いって!!!・・・・・(ソファーの上で転がる私)
させてあげたいけど・・・・SM
縄で身動き取れないのに変貌されても困るし・・・ シラフの時ならいいかも!!・・・・・ でもシラフでそんなこと??
一度くらい思い通りにさせてあげたいなあー・・・・ 
やっぱり、私が縛ってあげて 何処が痛いとか こう言うふうにするんだとか 教えてあげるしかないのかなあ
でも、そんなことしたら 私のこと変に思うだろうし・・・・
まっ! いいっかあー なんか気が晴れたし もうこんな時間か・・・・・ 掃除でもするかなっと
掃除し始めて1時間ほどたったころ 玄関チャイムがなって二階から降りてくると亭主の車が見えた・・・
急いで玄関を開けると亭主が立っていた あっ お帰り!! 玄関で固まる亭主・・・・ ただいま
えっ! どうしたの??  てっ! どうした そんな格好して・・・(驚く亭主)  自分の姿を見てハッとした私・・・・
ドアを閉めて中にはいる不思議そうな顔して歩く亭主・・・・  
気晴らしに着替えたんだけど まさかこんなに早く帰ってくるなんて思ってなかったもんだから・・・・(気まずい私)
まあ 別にいいんだけどさっ! 家の中だから でも かなり驚いたよ 夏場いらいだもんな ミニ履くの・・・(亭主)
きょう 恒例の会議とかあって 仕事は・・・・(早く帰って来た理由を話しながら着替える亭主の視線)
モモヒキ姿になった時、突然、私を抱き寄せる亭主・・・・・・・(しまったと思う私)
抱き寄せて軽くキスしながらスカートの中に手を入れてくる亭主・・・・
ストッキングの上からお尻を撫で回す亭主・・・・
ここじゃ・・ヤダー・・・(小声の私)
う・・ん・・・寝室に行ってるからとその場をモモヒキ姿で離れた亭主・・・・
亭主の股間からモモヒキを押し上げるほどの漲るパワーが目に見えて解かった・・・・
まずかったなあ こんなに早く帰るなんて思ってなかったから・・・・ したくないのにやられに行くしかないのか・・・
今頃 2発くらいしてんだろうし・・・・ あーあぁー したくないなあぁー 今は・・・・・
どうしよう!!・・・・・

三十九

亭主が寝室で待っている・・・・ したくないのに夫婦円満のためには否応無くされなきゃならない・・・・
諦めて寝室へとトボトボ歩き出すと窓の外に大きなショベルカーが黄色灯をクルクルと回転させて止まるのが見えた
除雪の人か・・・ でも こんなとこまで入って来ないはずだけど・・・  気が重かった・・・・ まるで生け贄の気分
寝室では亭主がパンツ一枚で私を待ってる・・・・ そこえしたくもない私が・・・・  ヤダなあー・・・・
ピンポーン!! 玄関チャイム・・ 除雪の人?? 慌ててミニから普通のスカートに履き替える キャミの上からトレーナー
玄関に出て見る・・・ 義姉さん!! 俺!! 俺!!  急いで鍵を外して玄関を開けると数日振りの義弟が現れた・・・
入っていい??・・・・ 兄貴も帰ってんだろう!!  助かったあー!! 寸でのところで助けてくれた義弟に感謝の念・・・・
中に通すと うわっ!! なっ!! 何だこのお化けストーブはと 驚く義弟たった・・・ へえー 今度の家も中々だな!!
急いで寝室にいる亭主を呼びに行く・・・・  えっ?? 何その格好は!! 見たいな顔をする亭主・・・ 義弟のことを話す
無言で肩をガックリと落として溜息をして側に置いてあるスウェットを来て 居間へと向かった。
クズカゴを見ると やっぱり 発射した形跡の丸められたティッシュが二つ・・・・ 目隠し用の帯ヒモまで出してある
あれ?? 何これ?? 一本は目隠し用だろうけど・・・ 何で二本あるの??  不吉な予感・・・・
片付けて 居間へ戻ると 亭主が勝手にコーヒーを入れて二人で飲んでいた・・・・
二人の話しでは 引越しした時点で 役所の除雪課(係)に申請しないと除雪車が来てくれないとのこと
冬場除雪の仕事をしてる義弟が用事の折 役所に申請書を出しておいてくれたらしかった。
機械の整備を受けた帰り 亭主の車を発見して 近くだったから着いてきたと言う・・・・
義弟と話す亭主の機嫌も徐々に上昇して行った・・・・ 私達が向こうを出て以来、気丈に振舞うものの時折寂しげに
沈黙する義母や義妹の話しをしてくれた義弟だったが作意は何もないのが伝わってくる
家に居ても殆ど 私達の話しはタブーのようで 義弟や義父が話すと途端に場を離れてしまうと言う感じらしい・・
でさ!! 俺も 別のとこに引越そうかって思ってんだよ 何かもう 母さんといると息が詰まりそうでよお・・・・
引越しを考えてることを亭主に伝えた義弟も 一時間ほどして帰って行った・・・・・
沈む亭主・・・・ 沈む私・・・   暑い・・・暑くなーい!! 沈黙のまま返事もしない亭主・・・
奥の部屋でトレーナーを脱ぐ・・・ 暑い原因はキャミの上から着たトレーナーに気付いた私だった・・・
一瞬 鋭い視線を感じる・・・ ギクっとしたのも束の間 結局私は亭主に手を引かれ寝室へと拉致された・・・
何にでも女を感じる亭主 ベットに私を押し倒すと 目隠しして 襲い掛かってきた
ジッとして仰向けのまま動かない私にお構い無しに したいことをする亭主・・・・・・・・
キャミもブラも一気に引き降ろしすと 折角片付けた帯をだして私の両手を後ろ手に縛りあげた亭主・・・・
やっぱりか・・・・・(予想通りの亭主の行動) 鼻息荒くして胸にムシャぶりつく亭主・・・(最近は少し上手になった)
スカートも脱がせずにそのまま捲くり上げ ストッキングの上から愛撫・・・・ 愛撫と言うよりしゃぶる感じだ・・・
ベトベトになったストッキングほど気持ち悪いものはないのに お構い無しに舐める吸うシャブルの三拍子
徐々に下ると 爪先に到達・・・爪先ごと口の中に入れて 気持ち悪い音を立ててムシャぶり着く亭主
物凄い唸り声を上げて執拗にシャブッて放さない亭主・・・・・ ストッキングは股間とお尻以外はベトベト・・・
ようやく飽きたのか爪先は終了を迎えたらしい・・・・・・・(次はどうするんだい亭主くん)
両太ももに手を置くと 突然 ストッキングをビリビリと破り出した ちょっ! 声を掛ける間もなく ビリ!!ビリ!!ビリ!!
伝線音を響かせて ストッキングは引き千切られた・・・・(とっ 思うけど)
パンティーにも手が掛かって太ももくらいまで降ろすと 何故か左脚だけ脱がされ大きく開かれた・・・・
明るくて 丸見えなんだろうなあーって思っていると、太ももに痛いくらいにムシャぶり着いてきた
何故に 片脚だけなんだ?? 亭主を他所に考え込む私  片脚にムシャぶり着いてストッキングとパンティー側は
手を上へ下への大騒ぎで撫でる!! 撫でる!! 撫でる!! とにかく撫でる!! 両脚を持ち上げ陰部に突入・・・
ゲホッ ゲホゲホゲホ・・・ 相当辛かったのか刺激臭・・・・ 咽て咳き込む亭主・・・
最早 明るい部屋で大股開かれた私の陰部は全て亭主に丸見え状態・・・ こっちの方が恥ずかしかった・・・
咳き込みながらも必死に舌を這わして舐める勇者のような亭主・・・・  陰毛が鼻に入ったのか今度はクシャミ・・
最早 亭主の口は洗ってない私の陰部と同等の刺激臭を放っているに違いない・・・
奥へ奥へと突進する亭主の舌・・・・(早く気付け中は痛いってことを)  仕方なく・・・痛い!! 痛いよおー!! 叫ぶ私
途端にイラクへの侵攻を止めてアナル側へ進攻する亭主・・・・ 舌先がアナルの真ん中に到達した瞬間
勝手に身体が身悶えしてしまった・・・・ ここか??  ここがいいのか?? とばかりに同じ箇所で舌をクルクル回す
身悶えしたのは最初だけ 心地いいので 一分に一回ペースで 軽いヨガリ声を演技する私・・・・ うっとり・・・
ゼーゼーと肩で息する亭主・・・・ 本当はもっとして欲しいけど可哀相だから無言で・・・・
私の身体を真横にして脚を前後に広げると 真横から大陰唇に舌を這わして来た亭主・・・・
真横から舐める太ももの付け根も亭主の大好物の一つ・・・・ 凄い勢いで味わう亭主・・・ 片脚を持ち上げては
何かを見てるのか 唸り声を上げて歓喜の声を上げる・・・・ うおぉー!! うおおぉー!! 怪獣に変身した瞬間
お尻に強い痛みが・・・・ 痛い!! イタタタタタタ!!! 鈍い痛みがお尻に走った・・・・ うんんん!!! うぐっうんんん!!!
どうやら亭主はお尻を噛んでいるようだった・・・・  初めてお尻を噛まれた私だった・・・
痛い!! 痛い!!  うご!! うご!! うんん!! うんんんん!! ぶあー!!  うんぐうう!! ぷっはー!!! 噛んでは息継ぎする亭主
散々噛んだお尻を手で拭くと顔半分なのか お知りにペタッとくっ付けているような感覚・・・・
顔をお尻の上で前後左右に何度も何度も揺り動かす亭主・・・・・  鼻息も治まって うっとりしてるようだ・・・
指でアナルの真ん中を上下左右・・・クルクルと回して弄りだしたり少し入れて見たりの亭主・・・・
瞬間!! ガバッと 起き上がったと思うと 私を正常位にするやいなや 両脚開いて 舌で陰部を濡らした瞬間
ズドーンと入って来た!!  ハフッ!! 自然に出る女の吐息・・・・  イラクへの侵攻 猛突撃の勢い・・・・
鳴り響く戦車砲の音!!! パン!!パン!!パン!!パンパン パ!!パ!!パ!!パ!!パパ パン!!パン!!パン!!パン!!!
テンポ良く 響く攻撃音・・・・ 否応なく身悶えを余儀なくされ鳴き声で応戦!! 応戦すればするほど増す反撃
パン!!パン!!パン!!パンパン パ!!パ!!パ!!パ!!パパ パン!!パン!!パン!!パン!!!
奥へ奥へと侵攻を続ける侵攻軍とイラク軍との壮絶な戦い・・ 侵攻軍のヘリコプター部隊(指)が乳首山脈を攻撃
これには守備するイラク軍も身体を退け剃らせた・・・・・クウゥゥゥゥゥ・・・・・(ヨガリ声)
侵攻されるイラク軍は身悶えと喘ぎ声そしてヨガリ声で応戦した瞬間だった・・・・
あぅぅあぅあぅあぅ!!!! 最早 侵攻軍には余力は残されてはいなかったようだった・・・・
スポンッ!!!と一気に私から離れた瞬間・・・・・・ 来る!! 
顔に来ると思った瞬間・・・・ パンティーとストッキングの脱がされていない方の脚になにやら生暖かいものが!!
ドロッとしたものが 太ももの上 ストッキング越しに流れ落ちた・・・・・ はあ!! はあはあはぁぁはぁぁはぁぁ・・・
亭主の肩で息する荒い吐息・・・・・
なっ! 何で!! どう言うことなの??? 意味も解からずひたすら亭主が解いてくれるのをまった・・・・
亭主は私の手を解こうともせずにストッキング側の脚を持ち上げ何やら捻ったり折り曲げたり伸ばしたり・・・・
ふうぅぅぅー 突然の亭主の吐息・・・・ ようやく目隠しを外してくれ 私が見たものは・・・・・
ドロッとした亭主の体液がストッキング越しにあちこちに流れ落ちていた・・・・
終わったあと 亭主は自分の体液を気に入る形になるように 私の脚で作成していたのだった・・・・
私の上半身を起すと後ろ手を解いてくれたものの そのまま 寝室を出て行ってしまった・・・ 
ベットの上で片脚裸で片脚パンティーとズタボロに引き裂かれたパンスト・・・・その上には亭主のアートの形跡
男って・・・・・男って!! うふっ!! うふふふふふふふふふ!!! 思わず手を叩いて笑ってしまった私だった・・・



13番



四十

亭主との二人だけの生活に戻ってから日に日に明らかにされる亭主の性癖には驚かされてばかりだ
身に着ける衣類から靴下、仕草や鳴き声一つで亭主を一回りいじょう大きく出来ることも何となく解かり掛けてきた
ただ、徐々にだけどセックスの時に乱暴って言うか エスカレートするスピードが急激過ぎて怖い気もする・・・
サディスト・・・・ そんな亭主も私と知り合う前からの女装癖の発覚 有耶無耶のまま終わらせたこともあったし
極度にストレスが溜まると義母の膝枕で赤ちゃんのようになってしまう自覚のない行動・・・・そして貞子

掃除がてら二階 亭主の部屋のパソコンを開いてみる・・・・
大人のオモチャのサイトに嫌らしいサイト・・・・SMにレイプとやはり女性が縄で縛られては衣類を破られて犯され
辱めを受ける内容の写真や動画の他に顔や身体への射精の写真・・・・・ パイパン写真にムチや蝋燭まで・・・
全て見ているかは解からないけど 亭主のしてること考えると否定も出来ない・・・・・ 
余りのオゾマシさに他を辿る・・・・ 汚れた女性下着の写真サイト・・・・( これには呆れた ) 
もう見る気もなくなって、掃除を始めようとパソコンを閉じるためにマウスを・・・?? 何処か解からないとこクリック・・・
しまった!! まずいよおー 何処?? 何処クリックしちゃたんだろう??? 立ち上がるファイル・・・・・
あっ なーんだ!! マイビデオ・・・・ そっかあー 閉じるときに矢印が移動してたの知らずに立ち上げたんだ!!
ホッと胸を撫で下ろす・・・  むふ!! むふふふふ!! ここもついでに見ちゃお!! うふふふふふふ!!
開いて 開いてと・・・・ あら!! 結構フォルダーあるんだ!! むふふふふふ 開く前にプロパティーを見る・・・・
一番新しいのはと これかあぁーむふふふふふふ!!! よおし 開いて 立ち上げる  動画だっ!!
おぉ!! やってる やってる!! こんなことだろうと思ったんだよ むふふふふふ 亭主の尻がプルプル揺れてる・・・
自分が女房抱いてるの 見て楽しいのか??? 理解不能・・・・ 
結構 前からって あれっ?? これって 私と一緒に暮らし始めた辺りだよねー・・・ 家も改築前だし 寝室だし
昼間っから女房抱いてるのまで撮ってたのおぉー 信じられ・・・・信じられな・・・・い・・・・
この人・・・・ 相手の人って・・・誰!!?? 私、髪なんか染めたこと一度も無いのに・・・・ この髪の色って
義妹!!?? 落ち着いて・・・ 落ち着いて・・・(自分に言い聞かせる) 
でも、確か彼女はあの時は義弟とは離婚してて 私や義母・・・亭主とも疎遠で金銭の無心に来てた時だけど・・
亭主の陰で顔までは見えない どう言うことなの!!・・・・(カッ!!! とする私) 
結局 顔は見えなかったけど 確かにあの髪の色は義妹だった・・・・ 間違いない!! 
でもっ!! どうして!! どうして!! 亭主が浮気してたなんて!!! 信じられない!!! 私と一緒になった直後に!!! そんな事
そんな事 あるはずない!!! もう一度 もう一度 見てみよう!!! 
結果、何度見ても顔こそ見えないものの 髪の色は義妹だった・・・・ オマケに衣服や下着まで彼女の好みだった
他のフォルダーも開いてみる・・・ 携帯でいつ撮ったのかわからない私の写真ばかりのフォルダーだった
私と暮らし始めたばかりだと言うのに よりによって彼女(義妹)と愛し合っていたなんて・・・・・・・・・・・・・・・・
そう言えば 今まで何度もあった・・・ 部屋に二人きりで居たり 妙に仲良しだったり余所余所しかったり・・・
あれは私の目を誤魔化すためのカムフラージュ???  もしかしたら 私と彼女の関係・・・うううん 義母とのことも
知ってるかもしれない・・・・ 姉妹とのことも 元家政婦や電気屋の彼女とのことも 従妹とのことも 
彼女から聞いて全て知ってるかも知れない・・・・  そう言えば彼女からボディコンスーツ貰った時に
これ着たら義兄さん 燃えるぞおぉーって 何だか楽しそうだったし・・・ 
全部・・・・全部見てみよう!!  残ってるのはこのは二つだけか クリックして見る・・・ 開くと中に4個のフォルダー
何これ?? 何でフォルダーの中にフォルダー作ってるの??  全部で4個か・・・・
クリックして開くと動画が3枚・・・・ 立ち上げて見る 薄暗い上に目隠しさせてる・・・ 元家政婦の彼女だった
3枚は目隠しして亭主とセックスしてる彼女だった・・・・  意識が遠のく思いがした・・・
他のフォルダーも目隠しして亭主とセックスする電気屋の彼女 そして姉妹の二人だった・・・・・・・・
裸にこそなっていなかったけど 亭主の趣味なのか みんな服を着たまま縄で縛られているものばかりだった
音の無いビデオ映像から聞こえてきそうな彼女達の喘ぎ声・・・・・・・ 鳴き声・・・・
私の彼女は全員、亭主の彼女・・・・・・・ 亭主は私と彼女達のことを全て知っている・・・・
全身の力が抜けて 立つことも 頬杖つくことも出来なかった・・・・
義母以外の女達は全員 違う!! 違う違う違う!!! 無意識とは言え 亭主は実の母親ともセックスしている・・・・・
女達は全員 亭主の物だったなんて!!!   亭主は全て知ってて私と暮らしてたんだ!!!! 
でも、待って 知ってるとは限らない!! 彼女達が話したとは限らないって!! 彼女達が関係話すはずないって!!
あっ・・でも彼女(義妹)の口から・・・・!!!  亭主がしてる部屋は全部 向こうの家の寝室・・・・
てっことは 彼女達の方から着てたってことでしょ!!! 私が誰かと愛し合ってる時に誰かが亭主と・・・・・
もしかしたら 義母も亭主と女達が浮気してること知ってたんじゃ!!
だって 亭主が彼らを連れて来て その殆どが着た人と結婚もしくは交際してる・・・・
家に連れて来られた人達は全員知らぬ間に亭主の下請けにさせられているんだ・・・・・
何てことなの!!! ライオンじゃあるまいし 女は全員 亭主の物ってことなの!!??  酷い!! 酷すぎる!!
彼女達が向こうの家を離れていったのは亭主の指示かも知れない!!
でも・・・私にはどうすることも出来ないよ・・・・
忘れよう 忘れるしかないんだよ 私だって亭主に隠れて 彼女達と愛し合ってたんだし 亭主の母親とも・・・
私には亭主を責める資格は無けど彼女達は 私達夫婦から愛されてたことになるんだ フッフフフ
でも、何てことなんだろう・・・ 夫婦で同じ女達を共有してて 挙句に女達は下請けに嫁がされて・・・
みんな出て行ってからも変だった そりゃー 新婚さんだものって思ってたけど
誰も 結婚してから 尋ねてこないし 電話も無いなんて 変だとは思ってた うふふふふだわ!!
私が誰かと愛し合う度に誰かが私の代わりに亭主の相手してたんだ!!・・・・アッハハハハハハ 可笑しい!!
パソコンを閉じて下へ降りた・・・・  何もする気が起きない・・・・

四十一

ねえ 縛ってもいいのよ!! 縛りたいんでしょ!!・・・(薄暗い寝室、ベットの上でほろ酔い気分の亭主に言う)
そこにロープ置いてあるから・・・・ 痛くしちゃやーよ・・・・ 縛りたいんでしょ!!・・・・ 明るさを装う私・・・・ 
途端には鼻息の荒くなる亭主・・・・(ブホッ!!)  脱がし易いように敢えてワンピース姿でベットに居る私・・・・
無言のまま、私を後手に軽く縛ると ストッキングの上から両足首にロープを回して開くようにベットのヘッドに縛り
膝と太もも付近にも一本ずつロープを回してはヘッドに縛り付けて行った・・・・・ 身動き取れない私だった・・・
最後に後手に縛った両手の間にロープを通して左右のロープをヘッドに縛り付けた・・・・
目隠しもしていいのよと亭主に語りかけると 亭主は無言のまま目隠しすることなく ワンピースの胸ボタンを外す
全部外し終わると 少し灯を強くして ベットから降りて私をグルりと回るように目で犯し始めた・・・・・
口元が緩んで情けない顔になっている亭主 ワンピースの裾を捲くったり元に戻したり 中に顔を入れたりと
忙しく 縛られている私を辱める・・・・・ 右手の中指でストッキングの上からすべるように脚をもてあそぶ・・・・
ストッキングの上から爪先の匂いを嗅いでは頬を寄せてうっとりしている・・・・
ねえ!!・・・・ 声をかける私    うん?!・・・・うっとりしながら私を見る亭主  他の人にもこうしてしたの??・・・(聞く)
うん??  一瞬 繭を顰める亭主・・・・   爪先から離れて私の顔の上に来て軽くオデコにキスをする亭主・・・・
せっかく こうさせてくれたんだがら どうせなら激しく抵抗して欲しいなあー 演技って言うか ちょっと照れる亭主
抵抗たって こんなんじゃ 出来ないよ・・・・  そりそうだ!!・・・口元を緩ませる亭主  じゃあー 悲鳴とかさあ!!
鼻息が増す亭主・・・・  解かった!! レイプされる見たいに激しく抵抗すれば いいんでしょ・・・・小声の私
うん!!うん!!うん!!うん!! そう!!そう!!そう!!!・・・顔を大きく振って歓喜する亭主
いいよ いつでも犯して!!・・・・・小声の私   うおぉぉー!!! と声を荒げる亭主・・・・  イヤーン!! ヤメテーと叫ぶ
ワンピースを両肩をブラとスリップの肩ヒモごと下に降ろすと揺れる胸にムシャぶり ヤメテー!! お願い!! ヤー!!
身体を左右に揺らして悲鳴を上げて抵抗する演技な私・・・・  亭主の手が荒々しく裾を捲り上げる・・・・
お願い!! ヤメテ・・・ヤメテー!!! 亭主、一気に蒸気機関車に突入 鼻息をブホブホ立てて ストッキングを破る・・・
陰部に鼻を押し当てて凄い鼻息で匂いを嗅ぐ・・・・ 悲鳴を上げながら下半身を上下に揺らして抵抗する・・・
軋むロープの音と亭主の鼻息・・・そしてレイプされる女の必死の叫び・・・・
とっ! 亭主の動きが止まった!!  ジッとしていると 突然 上に来て・・・ 
あのよおぉ パンティー脱がせられねえーんだけど・・・ 困り顔の亭主・・・  棚の上に挟みがあるからと伝える
業冷めの私・・・  そっか! そっか!と顔を大きく振り挟みを持って来ると これでお前も俺の物だああぁーと
時代劇の御代官のような口調で 少しずつ パンティーの片方を切り始める・・・・
ホラホラホラ!! 動くと怪我するから!!! ウッヒョヒョヒョと嫌らしく笑う亭主・・・・
片側を切り終わると 無言で挟みは危ないといいながら棚に戻してベットに来ると 突然 ウヒョォーっと叫んで
私の陰部の匂いを嗅ぎ始める・・・  うっ!! 臭せー 臭せー!!  臭せー!! ウヒョヒョヒョ・・・・(亭主)
女のここは 臭せえんだよ!! と声を荒げたり 代官になったりを繰り返し私を恥辱する
舌を陰部に這わした瞬間 荒々しく武者ぶり着いては身体をイヤらしい手つきで触りだした・・・・
泣き叫ぶ演技をして身体を揺らし激しく抵抗すると ドンドン亭主はテンションを上げ私を犯し続けた
痛い程に陰部にムシャぶり着いてチューチューと態と音を立てる亭主・・・・ 両手で転がす乳首・・・・・
内モモに手を掛けてはムギュっと鷲掴み・・・・ これには本気で悲鳴を上げた・・・痛ーーーい!! キャー!!!
慌てたように掴んだ内モモを放しする 今度はそこにムシャぶりついて吸い出した!! イタタタタタタタタ!!! 痛い!!
逆の脚にも・・・・ 本気で悲鳴上げてるのに演技だと思っているのかバカ亭主・・・・
両手で太ももを持ち上げお尻に噛み付く亭主・・・・  痛くて悲鳴を上げる私・・・・・ 
ようやく満喫したのか 離れると今度は私の顔の上で硬くなった物を扱き始めた 間もなく顔に出した亭主・・・・
心の準備もないまま片目に体液を少し入った・・・・ 痛い!! 染みる!! 痛い!! 染みる!! 叫んでも容赦なく
顔の上で回して掛ける亭主・・・ 開けた瞬間口の中に流れ込む苦い体液・・・・ 
そんな私の苦痛を他所に身体に所構わずムシャぶりつくバカ亭主・・・・
顔に掛かったドロっとした体液は落ちることもなく顔から離れてくれない・・・・
ストッキング越しに脚の爪先をチューチューと音を立ててシャブリ始める亭主・・・・
ちょっとおぉー顔拭いてー お願いだから 顔拭いてー!!! 何度叫んでも一向に拭きに来ない・・・ もおぅ!! ヤダー!!
ようやく 上に来たと思ったら うるせーぞ!! 女ー!!! と凄んで見せる亭主・・・・・・(完全に生りきってる)
下へ戻ると 突然 私の中に入って来た・・・・  ちょっとおぉ!! それどころじゃなーい!! 本気で抵抗する私
お構い無しに犯し続けるバカ亭主・・・・  スポンと離れると またしても顔の上で扱く亭主・・・・
自分の愛液が顔に掛かるおぞましさ・・ 間もなく発射!! 今度は目を瞑ったものの 無理矢理口の中に入れてくる
グエッ!! ウグッウグッウグッ 無理矢理ねじ込んでくると沸きの方から体液が口の中に流れ込んで来る・・・
口の中に入れて上下させるバカ亭主・・・・  ウエッ!! グエッ!! ウエップ ウエップ・・・・苦しい私
瞬間 口の中で3発目を発射!! 水っぽい体液・・・・ 否応無く喉に流れ飲み込む私・・・・
3発目を出してようやく終わると思っていたら 苦しむ私の顔を見て感じたのか 口の中でムクムクと大きくなった
口から引き出すと今度はゴムを着けてもう一度私の中に入って来たバカ亭主・・・・・
痛さと苦しさで感じる間もない私を他所に勝手に私の中で逝ったバカ亭主だった・・・・・
私の胸に顔を置いて中の物を抜かずにそのまま寝入るバカ亭主・・・・ 慌てた私・・・
叫び続けて3分後にムクッと起きて私から離れると ようやく縄を解き始める・・・頭をコックリ コックリさせながら
全部 解き終わると黙って布団をかぶって そのまま眠ってしまった・・・・
大急ぎでお風呂場へ駆け込んだ私・・・・ シャワーで洗い流すも片目は充血していて痛みも引かず 散々だった
お尻は歯型だらけ 太ももは青く変色し 爪先は指の皮膚が弛むほど・・・ 陰部からは少し出血もしていた
お湯をお腹いっぱいのんでは吐き出した亭主の体液3発分・・・・ 何度も何度も吐き出してる内に悲しくなった
今に見てろよ!! バカ亭主!!・・・・・
翌朝の土曜日 亭主が起きるころまでベットで横になってた裸の私・・・・
時間も8時になろうかとと言う時に 突然ガバッと起き上がる亭主・・・・  あれ?? まだこんな時間かっ!!
おい!! おい!! 起きろ 起きろって!! 私を揺らす亭主・・・・ ベットから起きて立ち上がってお尻を見せる
えっ! 何だ!! その傷跡!! えっ!! 何??  えっ!? 何?? どうしたの?? と裸のまま亭主の方を向く・・・・
キャーッ!! と叫んでシーツで身体を覆う・・・ 亭主の目が一点に集中する・・・・
固まる亭主・・・・ 太ももは青く腫れあがり お尻も同じように腫れている 片目には眼帯をしている・・・
身体には無数に食込んで腫れたロープの跡・・・・ 無言でひたすら固まるバカ亭主・・・・
気付かないふりして言う・・・ 今日ねえ!! 久し振りにお義母さんや彼女(義妹)に姉妹たちと健康センターに行くんだ
午後からだけどアナタも一緒に行くでしょ!??・・・・・・(嘘を付く私)
ええぇー!! 何でまた!!・・・・・(驚く亭主)    何?? どうしたの そんなに慌てて!!?? 変な人ねえー!!
だって!! お前!!・・(慌てる亭主)  シーツを纏いながら箪笥から下着を出して着ける私・・・・
パンティーとブラを着けると亭主の方を向く・・・・ なーにー!! 何そんなに慌ててるの??・・・・(私)
いやあぁー ちょっと その マズいんじゃないかと・・・・・(チラチラ見ながら、急に元気の無い亭主)
何がマズイの??・・・・(明るい私)
だって お前 その・・その・・・なあ・・・今日は一緒に過ごそうって思ってたし・・・(亭主)
うん!! だから一緒に行こ!! 健康セーター・・・・・(明るい私)
また  今度にしてさあー 今日は 釣りのゲームでもしないか??・・・・(突然明るくなる亭主)
ああっー!! いいねえー!! それ!! じゃー 帰ってきてからにしない!!?? だって久し振りなんだもーん!!・・・(私)
いや あの ホントに あの 何て言ったらいいか・・・・すまん!! もう勘弁してくれ!! この通り・・・(両手を着く亭主)
今日の健康センター また今度にしてくれないか!!  すまん!! 俺が悪かった!! 埋め合わせは必ずするから!!
なっ!! 頼む!! 両手をベットに着いて謝る亭主・・・・・  もおぉう!! 勝手なんだからあー・・・(渋々の演技の私)
二階の窓から離れた所に無数のテント群 ねえ!! 私 あれがして見たい!! 指差したワカサギ釣りの沼
おぉう!! 忘れてたー 行こう行こうって思ってて忘れてたべやー!! よくぞ気が付いたなあ!! 元気な亭主
よし!! 今日は沼へワカサギつりとシャレこむか!! 仕度して10時くらいに出るか!! 漲るパワーの亭主
朝ごはんを食べて 寒冷地仕様に更に輪をかけた重装備 これならブリザードにも負けないと意気込んで家を出た
車でグルリと回り道して辿りつくと 人とカラフルなテントの展示場のような賑わい 貸しテントと貸し七輪に
貸し穴開け道具と結構な荷物も無料で気にいった場所へ運んでくれる気の利いたサービス
一日券を二人で1800円 餌の入ったパック 結構軽い 釣り竿も何もかも全てがレンタル 帰りはそのまま放置
ワクワクして場所に向かうと、あちこちから大歓声が巻き起こる!! ワクワクして歩いてると 時折女性の悲鳴が・・
亭主の顔を見るとニコニコしながら 今に解かるからと言うだけ・・・ 荷物を運んでくれてるスタッフさんが
奥さん 初めてなんでしょ!! とニコニコ顔で、今に解かりますからとだけ・・・・ 意味深な二人の口調・・・
さっ! この辺でどうですかとスタッフ よし ここに決めよう!! 御夫婦初めての来場ですから 今日はサービス!!
あの木と向こうの木を線で引いたところの ここがいい場所なんですよ みんな帰りのこと考えて近場にするけど
スタッフの言葉が更にワクワク心に火を点けて戻って行った・・・・ あっ!! 旦那さん 何かあったら 発炎筒よろしく
さてと、穴も開いた テントも張った 竿もある・・・・(亭主)   うわあぁー 可愛い釣り針!!・・・(私)
よし、椅子に座って ホラホラ お前も・・・・・  おいえさ箱から餌とってくんねーか・・・(亭主)
うん!!・・・餌箱を開けた へっ?? 何これ何にも入って・・・・ キャアーーーーー!!!!! キャアーーーー!!!!
驚いて悲鳴上げて 後に転げる私・・・・  何!! 何!!! 何!!!! なにそれー!!! 
あっはははははははははは!!!!! 私を指差して大笑いする亭主  向こうからスタッフさんが亭主に腕を振った・・・
これか!!?? これは ウジだよ!!  ウジ!!!! ホラホラホラホラ・・・見せに持って来る亭主
キャー キャー 逃げ回る私・・・・ ハコの中を私に見せた瞬間 泣き出した私・・・・・  おっ すまん!! すまん!!
これが餌なんだよ と言ってもなあ まあ 実際には米粒でもいいんだが溶けてしましなあ すまん!
涙を拭きながら中を覗くと白い粒粒がうごめきあっていた・・・・ 震える身体・・・・
見ようによっちゃ 山女の時に使うミミズよりは こっちの方が まあ いいって言う人も多いけどな!!・・・・(亭主)
ヒック!!  ヒック!!  ヒック!! 少しずつ泣きやむ私・・・・・
頑張って餌の付け方もマスターした私・・・・ 遣り始めて 30分後 60センチの竿にビビッとあたりが・・
まだ!! まだだ!! 真剣な眼差しの亭主・・・ 3回目の当たりでグッと引くから その時が 合わせ時だ!!
山女と合わせは一緒だからな!! ビクン・・・来た!! よしそこだ!! 亭主の掛け声に合わせて竿をクッと合わせると
ビビビっと手ごたえが感じられた 少し巻き上げて 糸を上げると 3匹の5センチほどのワカサギが付いていた・・
飛び上がって大喜びする私の横で 来たー!!と歓喜する亭主・・・・・同じく3匹ゲットした亭主
さてさて 来るぞおー 急いで餌をつけて垂らす亭主・・・・ ホラホラ お前も急げ こいつらは回遊魚だから
一度来たら入れ食いになるから 急げ急げ!! 一つの竿の他にもう一本あるのはそのためなんだよ・・・(亭主)
別の竿を垂らしてる間に別のに餌をつけておく さながら火縄銃ってとこだな!!・・・・(教えてくれる亭主)
わーい!! 来た来た!! 何度でも嘘のように入れ食いが続いて数十分 ピタっと止まった・・・・
よし 一旦 奴らは何処かにいってまったな 鍋に油を入れて 七輪に炭も入ってるから火を着けるだけと・・(亭主)
温度が上がる前に ペットボトルの真水でキレイに洗って水分取って よし!! ジュージャバジャバジャバー
いい具合だ!! 亭主が私の見てるまえで ワカサギを空揚げにしてくれた テレビで見たことのある光景だった
でもおおー ウジで釣った魚だよおー と亭主に言うと ウジ食って消化したんなら別だけど カジっただけだしよ!!
ちゃんと洗ったのも お前も見ただろう!! ホラホラ 食え 冷めちまうぞ!! カリっと目の前でハフハフ言いながら
食べる亭主の顔に釣られて 私も一口・・・カリッとしてサクサクして・・・美味しい!!!  思わず出た言葉の私

四十二

亭主と二人の初めてのワカサギ釣りもピタッととまってから3回もの入れ食いにはまって25リットルのボックスも
満タンになるほど釣れに釣れ オマケにワカサギで満腹なった私たちは夕方の4時過ぎに小屋へ終了を伝えた
スタッフの方に二人でお礼をいい亭主が心付けを渡すと スタッフさんも満面の笑みで受け取ってくれた。
でも、何かこれから来てる人達のボックスがすんごく大きいんだけどと亭主に聞く・・・
ワカサギは本来は夜 これからが勝負だからな それに釣る量も昼間に比べたら半端じゃないからな!・・・・
何はともあれ亭主と二人っきりで過ごした今日は最高の一日だった・・・・  頼もしい亭主と家までドライブ気分
家に着くと早速釣ったワカサギを冷蔵庫に入れようとすると・・・・  ああ これは結構臭いから外に出しておくべ
外の方が温度低いから 日持ちもするし・・・ そう言うと袋に小分けして 外の雪の中へ埋めて戻って来た亭主・・
湯船にお湯を溜めて戻ると ストーブの前で悴んだ手を乾かす亭主・・・・・
ねえー 晩御飯のオカズ・・ ワカサギ食べるの??  そうだなー ガスコンロで炙り焼きもいいなあー (亭主)
亭主が お風呂へ行くと私は台所で ある物を作っていた・・・・・(極秘の任務だった)
今日じゃなくても別の日でも良かったけど 鉄は熱いうちに叩けって言うし・・・・(直ぐに完成して冷蔵庫に仕舞った)
亭主が上機嫌で風呂から上がるとガスコンロに鉄板を引いてその上から渡しを乗せるいつもの遣り方・・・
ワカサギの塩焼きは一分もしないうちに 香ばしい匂いを充満させた・・・・ 亭主がアルミホイルを出して中にバター
そしてワカサギと茹でてスライスしたジャガイモをいれたアルミ焼きに取り掛かった・・・・
中でバターが溶けてジャガイモに絡むと 一瞬 ジュワァーと言う音を立てては静まるを繰り返す・・・・
ワカサギはスライスしてジャガイモの上で程よく蒸されているに違いないと満面で語る亭主だった
アルミの中から音がしなくなったあたりに取り出して開くと亭主の顔が満開した桜になった・・・
ジャガイモが焦げてアルミにくっ付いててその上に 膨らんだようなワカサギが乗っている
そこへ再度少量のバターを乗せるとワカサギから四方に流れ落ちていった・・・・
ワカサギ祭りも終わりを告げる土曜日の午後10時・・・・ほろ酔い気分の亭主は先に寝室へ・・・・
お風呂に入って暖まって冷蔵庫から礼の物を取り出して寝室に行くと亭主は疲れたのか既に御就寝・・・・
ベットの下からロープを出して 用意して 寝ている亭主の後にくっ付いて股間を撫でる・・・・
うっうん・・・・亭主  どうしたあぅーん 寝ぼけ超えの亭主のアソコを揉み揉みする私
瞬時に硬くなる亭主  勘弁してくれや疲れてんだってえー と拒絶するせりふ・・・・・
後を向いてる亭主の耳元で囁く・・・・ 楽しい遊びしようよ!!   うん!? 何して遊ぶの!!?? 寝ぼけの亭主・・・
うん!!? ちょっと裸になって!! 自身を硬く聳え立たせながら裸になる亭主・・・・ なに してくれるの!??・・(亭主)
してあげるから 上半身起して 後ろ手に縛ろうとする咄嗟に なっ! 何すんだ!! と驚く亭主・・・・
あーそーぼー!! 寝ぼけの亭主は頭をガクンとすると手を後にした・・・・  亭主を頑丈に後手に縛った・・・・
前日と同じように縛るものの亭主の身体は重く そして半分寝ていて中々上手くいかなかったが何とか
暴れられたら困ると思いロープもダブルで・・・・ 急に息苦しい体制の亭主も驚いて我に変える・・・・
ものの 身動き取れない・・・・ そのくせ物は硬く聳え立っている・・・ 部屋の灯を少し強める私・・・・
後手、大股開きでベットに横たわる亭主・・・・ 足首、膝と太ももをダブルのロープで固定
亭主の硬い物にムシャぶり着く私・・・・  元々 フェラは嫌いな私だけど 今夜はと心に誓っていた・・・
大きな唸り声を上げて身体を上下左右に揺さぶり始める亭主・・・・ 裏側の付け根から上に舌を這わせると
うっ!っとばかりに1発目を発射 発射した体液は高く飛んだあとベットの横の床に着弾!!
続けて数分後に2発目を着弾させた後、亭主の顔の上から冷蔵庫から持って来た溶きでんぷんを回すように掛ける
うわっ! なっ! 何すんだ!! うわっ!! 目!! 目が痛えー 染みる!! イテテテテテテテ!!!! 顔を上下左右に振り
落とそうとする亭主・・・  暴れて軋むロープ・・・ 冷静な私は下へ行き萎みかけてる亭主自身にムシャぶり付く
おいっ!! やめろっ!! 痛い!! 止めろって!! 目が痛てえーって!!! こらっ!! 怒るぞ!! 身体をベットの上で揺らす亭主
そのくせ 下はガチガチに固くなっている・・・・ 硬くなってる物を手と口を使ってしてあげると間もなく3発目が
私の口の中に入って来た・・・・  口から吐き出してティッシュに包んで捨て、冷静に、うがいする私・・・・
逝ってうっとりしてる亭主の口にゴムを被せた同じくらいの すりこぎ棒を捻じ込んでやると オエッ! オエッ!・・・
すりこぎ棒の回りから ニガリ入りの水分控えめゼリーを流し込んだ!! ウウェップ オエップ うわー 苦い!!
苦げー!! なっ! 何口に入れたんだ!!・・・・・すりこぎ棒を入れられた口で言葉になせない言葉で叫ぶ亭主
暴れる亭主 ローブがしなる 亭主の耳元で囁いた・・・・ どう?? 自分の体液の味と匂いは?? うふふふふ
オエっ オエっ ウウェップ ウウェップ ペッペッ・・アガ アガアガ・・・ 美味しいでしょう?? 自噴のこ精子!!
そう言うと 私は亭主の内モモに 思いっきり噛み付いた!! すりこぎ棒が口から離れて悲鳴を上げる亭主
同じ箇所を同じように何度も噛み付いた私だった・・・・ 片方の足も噛み付いてから お尻にも執拗に何度も何度も
亭主は黙ったまま動かなくなった・・・・  耳元でどう?! 私の痛み解かって貰えたかなあーって囁く
解かったの?? 解からなかったの?? どっちかなあー・・・・ 無言で目を閉じてる亭主・・・・
仕方ないわ じゃー 前に一度やられたことあったけど 今 教えてあげるから どんなに苦しいか・・・・
コチョッコチョッコチョッヒチョッ!!!! 動けない亭主をくすぐった  うわっははははは ヤメレ ヤメレー!!!
わっはははははは!!! あっはははははは!!!  ヒィー ヒィー ヤメレー ヤメレー ヤメレッテー!!!!
あっはははははは わっははははははは ウホウホウホウホアハハハハハハハハハ!!! 苦しい!! 苦しい!!
うわあー 喜んでる!! 喜んでる!! そんなに嬉しいの!! じゃーもう少し!!! あはははははは おほおほおほお!!
どう!! 少しは私のこと解かってもらえたかしら!! ねえ あ・な・たー!! 顔のこ真上で言うと目を開けた亭主
すまん!! もうあんなことも こんなこともせんから 解いてくれや!! もう気も済んだべやー なあー!!
ダメよ!! もう一つ 聞きたいことあるの!!
私達が向こうに居たとき アナタ 私に言えないようなことしてない!!?? 私が何にも知らないって思ってるの!!??
心当たり無い!?!?・・・ 瞬間・・・・えっ!! と絶句する亭主・・・ 知ってたのか??・・・・(亭主)
知ってるも何も あんな事!!!!・・・ よりによって他の女の・・・・(悔しがる私) 
ちょっ! ちょっと待て!! あれは出来心で!! 身体を上下して弁解する亭主・・・・・
出来心で 何で あんな人数になんのよ!!・・・・・(泣き出す私)
とょっ! ちょっと待て とりあえず このロープ解いてくれ!! 痛いんだよ!! だから出来心だったんだって!!
私・・・見たのよ!! アナタのパソコン!!! ベットに仁王立ちする私・・・・
だから!! 出来心だって それに 愛してるのはお前だけなんだから いいじゃねーかあー!! アレくらいで怒るかよ!
キィーーーーーー!! ギリギリギリ・・・ 歯の軋む私・・・・・ みんな私の友達なのに・・・・
アンタって人は!!・・・・・ 泣きながら亭主のロープを解いた私だった・・・・
亭主突然立ち上がるとベットの下に降りて土下座して見せた・・・・ すまん!! 出来心だったんだよ!! 頼む許して!!
何度も亭主に謝られるうちに悲しくなってきた私だった・・・

四十三

土下座する亭主に構わず一階居間へと降りた・・・・
喉が渇いて水道を捻る 勢いよく水が出ると一瞬にして凍りつきそうな冷水に変わった・・・・
両手で水をすくって顔に浸すと興奮で熱くなった顔は直ぐに冷めて行った コップで喉を潤す・・・・
浮気を認めて土下座して誤る亭主・・・・ 冷蔵庫から缶ビールを取り出し寝室ではない自分の部屋に入った
普段は滅多に使わない深夜の自室 箪笥から布団を出して一人寝しながらビールを口に・・・(苦い)
聞かなきゃ良かったかも知れない・・・・ 知らないフリしてたほうが続けられたかも知れない 結婚生活・・・・
バカな私・・・・・・
翌朝目覚めると陽は既に昇っていた 浮腫んでいるのが直ぐに解かった・・・・・
布団を片付けて下着姿のまま一階へ降りると 台所の方で何かが焼ける匂いがした・・・
奥の部屋に行き戸を静かに閉め下着を替えて服を着る 何故か静かコッソリと 使用済みの下着を隠すように持ち
洗濯籠へ 居間に戻り台所を覗くと食卓テーブルの上に イビツな卵焼きと 漬物と味噌汁が二人分・・・
椅子に腰掛けウトウトする亭主・・・ 態と足音を立てて椅子を引いて座ると驚いたように気がついて立ち上がる亭主
おはよう!! 明るく元気いっぱいをアピールするかのような亭主・・・・  黙って頷く私・・・
御飯をよそってくれた亭主・・・ 焚き立て御飯の香りが顔に掛かる・・・  モヤシの味噌汁・・・・ 繋がった漬物・・
一口 御飯を食べる  芯が残っている・・・水不足  味噌汁は出汁もなく ただの味噌にモヤシが入っただけ・・・
亭主も食べ始めるものの顔が引き攣っている・・・ 慌てて鰹節を持って来て私と自分の椀に一掴み入れる亭主
無言の朝食・・・・・  クスクスクスクスクス・・・・(何故か笑い出す私)  繋がった漬物をフォーク二本で切り離す亭主
クスクスクスクスクス・・・・・・  クスクスクスクスクス・・・・・・・ うふふふふふふふふ・・・・・・(笑い出す私)
卵焼き・・・・  醤油を掛けて一口 カリッ! うん?? もう一噛み  カリッ!? 卵の殻が入っている・・・(私)
慌てて 自分のと取り替える亭主・・・ もう一度醤油を掛けて 一口・・・ ジャリッ!
うふふふふふふ・・・・・・ うふふふふふふふふ・・・・・ 卵と殻を箸で選り分けね作業の開始・・・・・(二人)
食事が終わると自動的に お茶を入れて目の前に出す亭主・・・・  台所で洗い物をする亭主・・・・・
お茶を持って居間のソファーに無言で移る私  テレビを点ける  天気予報・・・ 何処かの景色・・・・
ワカサギ釣りの景気に重なる天気予報・・・・ 咄嗟に大声を上げる私  アナター!! キテー!!
何事だとばかりに台所から駆け寄る亭主  見て!! ここ!! 画面に指差す私・・・  うおぉ!・・ これ!!
うん!! 亭主と顔を見合わせる私  昨日のワカサギ釣りの風景が映っていた・・・  ここ!! これ私達よ!!
ホントだ!! 凄い凄い!! ガッツポーズの亭主  穴が空くほど見入った天気予報は数分間 二人の視線に耐えた
初めて見たテレビの中の自ブタ地の姿だった・・・・ 凄いなあ さすがはN○Kだなあー うんんんん・・・(亭主)
こんな田舎にまで来るんだなあぁー・・・(感動する亭主)  来るんだねえぇ・・・・(感動する私)
二人は知らぬ間に顔を見合わせて微笑んでいた・・・・・・・・・・・・・・
もういいよっ!!・・・・もう済んだ事だし 今更どうにもなんないし もういい・・・(亭主に話し掛ける私)
ニコニコして顔を小刻みに何度も上下させる亭主・・・・・  そのかわり二度と浮気なんかしないでね!!・・(私)
へっ?? 浮気?? あのさあ 浮気って??・・・・(へっ??と言う顔の亭主)  もおう 今更!! 折角許したのに!!・・(私)
えっ・・あっ・・あ・・あのさあー 俺が浮気したと思ってんの!?・・・・(恐怖に駆られた顔の亭主)
俺!!・・・俺!! 浮気なんかしてないよおー 何言ってんだあー 何でそんな話しになっちゃうんだあー・・(驚く亭主)
この期に及んでっ!! アンタって人は!!!・・・・(低い声の私)
違う!! 誤解だ!! 俺は浮気なんかしてない!! 信じてくれ!! 頼むから!!・・・・(慌てふためく亭主)
じゃあなんだったの昨日の土下座は!!!!!・・・・・(許してあげよって思った私がバカだった)
えっ!?・・・あれは 俺の!!・・・あの・・・その・・つまり!!・・・・・(オロオロしてシドロモドロの亭主)
ハッキリ言って見なさいよ!!・・・・(怒る私)
あれは・・・てっきり知ってるもんだとばっかり思って・・・その・・・つまり・・・なんだ・・・その・・・(亭主)
ハッキリ言え!! このバカ亭主!!!・・・・ バン!! テーブルを両手で叩いた私
だからっ!! あれは 全部 人形に!! 彼女達の服着せてカツラ着けて・・ あーあーあーぁぁぁぁー(頭を抱える亭主)
へっ??・・・・(顔を傾げる私)   だから・・その・・・お前が何処かに行ってる時に洗濯場から使用済みの!!
使用済みの その・・・服とか下着とかストッキングとか黙って借りてきて人形に着せて・・・(ボソボソ声の亭主)
人形!!!! そんな言い訳が通ると思ってんの!!・・・・(激怒する私)
いやっ! だから・・・その・・・ダッチワイフって言う人形前から持っててと言うか向こうに居る時に買ったと言うか・・
最初のころは女達は無造作に下着とか洗濯籠に放りこんでたけど途中から何か区分けしてた見たいで
それに 俺も気付いて・・・・ だから 人形に彼女(元家政婦)の使用済みの下着とかパンスト履かせて
服は着てたの見たから知ってたし・・・その・・・あの・・・(シドロモドロの亭主)
人形用の替えようのカツラも何個か買ってて・・・・・・・・(すまん!! 土下座する亭主)
それ・・・本当なの??!! それ 今 何処にあるの??  見せて!!・・・・・・(土下座する亭主の前に座る私)
見るの!??・・・・(強張った顔の亭主)    うんっ 見たい・・・・(冷静な私)
序に聞くけど 彼女達の使用済みの下着は美味しかった??・・・・(首を傾げて聞く私)
持って来るから!! 突然立ち上がって逃げるように二階へ走り去った亭主・・・・
バタバタと足音を立てて二階から小箱を三つ抱えて降りて来た 慌ててハコを開ける亭主・・・・
何やら日本人の肌色のような浮き輪のような物を出し ポンプで慌てて空気を入れ始めた・・・・
シュポシュポシュポシュポ ドンドン空気が入って膨らむ物体・・・・ 人の形になってきた・・・ ヒック利返す亭主
恐る恐る触れてみる・・・・どう見ても人形で胸も着いてるけどゴワゴワしてて 到底乳房と言うものでは無かった
別のハコからカツラを取り出すと これしは誰 これは誰と私の目の前に並べて見せる亭主・・・・
アソコにはポッカリと穴が空いていて 別のハコから取り出した円筒のような似ても似つかない物体・・・・
これで解かってもらえたかな!・・・俺は浮気なんかしてないって エヘ・・エヘヘヘヘヘ・・・・(初めて見るエヘ笑い)
それで これに着せ替えて楽しんでたんだっ!!・・・・(冷静な私)  顔を小刻みにカクカクさせる亭主・・・
あのねっ!! 女にとって下着の内側を自分以外の人に見られるって死ぬほど恥ずかしくて辛いものなの!!
それを、軽い気持ちで泥棒見たいに持って来て・・・・・最低ね!! アナタ!! これなら浮気された方がまだマシだわ
だってよおぉー お前 いっつも何処か行ってて 俺一人で寝てることの方が多かったし・・・
俺ばっかり責められてもなんだか・・・・(イジケる亭主)  
だからって私達のこと信じてる彼女たち裏切るなんて・・・・・・(情けない思いの私)
じゃあー 何であんなもの撮影して取って置くのおー!!・・・・(困惑する私)
記念・・・何でも記念にするの お前だってしってるべ・・・・(イジケる亭主)
教えておくけど!! 電気屋の彼女の下着と お義母さんの下着って私でも見分け着かないくらい似てたし
同じ下着なんて みんなで纏め買いしてたすらねえー アナタ 自分の母親の下着味わってた可能性も多いの・・
青ざめる亭主・・・・  もういいから これ仕舞って!! こんなのみたくないから・・・・
急いで空気を抜きにかかる亭主・・・・  それと もう一つ!! 痛かったでしょ!! それと辛かったでしょ!!
アナタが私にしてることと同じことしたけど 楽しかった?? 気持ち良かった?? 
私はアナタの女房だからアナタがしたいことは出来るだけさせてあげたい・・・ アナタが変態でも仕方ないし
でも 度が過ぎたら私はアナタのオモチャでしかないんだよ・・・ あんなんじゃ 刑務所に行ったアイツと変わんない
二人が楽しめるんならいいけど あんなんじゃ 二度とアナタに抱かれたいって思わないもの・・・・(タンタンな私)
もし、どうしてもしたいんなら 出張の時でもいいから そう言うお店に行って遊んできてもらった方がマシだから
拷問なんて もうゴメンだから・・・・私
それでも、私といろんなことして楽しみたいんだったら ちゃんと専門書買うなり そう言うお店行くなりして
ちゃんと勉強して欲しい ただ闇雲にしたいから 縛ったじゃなくて ちゃんと勉強して知識を得てからにして欲しい
練習するなら 練習するで 事前に話し合った上でなら 私もアナタの練習に強力するから・・・・(私)
・・・・・・・・・・・・・・・ねっ! 身体の傷とか消えたら練習しよっか!! ちゃんと専門書買ってきて二人で読みながら
少しずつ実践して行くの!! どおう??・・・・(笑顔で問いかける私)
そうか・・・許してくれるか!! そうだな!! アイツ(弟夫婦)ら見たいに打ち合わせしてからならいいかもなっ!!・・・(亭主)
えっ!? アイツらって 知ってたのお!?・・・・(私)   
知ってるも何も買うのに、しょっちゅう着き合わされてるよ!! 制服オタクでフェチだからなっ!! アイツ(弟)は・・(亭主)
だが 俺が知ってるってことはアイツ(義妹)には当然だが内緒にしてるけどな!!・・・・(元気になった亭主)
そうかあー 夫婦で縄の縛り方とか研究して練習してかあぁ 確かにいい考えだなっ!!
よおーし 俺も お前に隠し事せんと 何でもしたいこととか正直に話すようにするよ!! まず一つ!! 俺は変態だ!!
ええぇぇー 何 今更ああぁー そんなの前から知ってるよおおぉー!!・・・・(楽しい私)
あっ! そっかそっか! じゃー 俺は縄でお前を縛りたいから 練習して お前を天上から吊るしたい!!
それからあー 俺は女装してお前とセックスしてみたい!! あとおぉー・・・ 俺が縛られて虐められて見たい!!
あとおぉー・・・・(考え込む亭主)  もおう いいよおぅー それくらいでえー うふふふふふふ・・・・(私)
おお!! そっかあー あっはははははははは・・・・(笑う亭主)    うふふふふふふふふふ・・・・(笑う私)
だけどおぉ 多分 お前を縛りたいほうが多そうだな そうだなあー 縄で女房を楽しませるんだからあー
縄で女房・・・・・・ いや 縄で奥さんを楽しませるから  縄奥ってことかな?? あっはははははは・・・(笑う亭主)
縄で楽しむから縄奥かああぁぁー なんかいいねえー それ!!・・・・(私)
じゃあー 早速 本屋さんで 専門書とか探さなきゃねっ!! アナタが買って着てよおー 
えっええぇー 恥ずかしいなあー 一緒に行くべよお・・・・・ 
ヤダーってばあー 夫婦で変態だって言ってると同じじゃなーい!!
うふふふふふふふふ あははははははは 
うふふふふふ あははははは
うふふふ あははは

私は今日から縄奥になりました!!


縄奥Ⅳ終了◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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縄奥5開始



あれから数ヶ月がたち厳しい冬も終わりを告げ 心浮き浮きの夏へまっしぐら・・・・
亭主も勉強熱心で以前、私に見せた人形相手に縄縛の練習に励みそれを完成の都度私に見せては上達を歓喜
ネットや書籍、遂には出張に合わせて専門店を訪れメキメキと手腕は上達したものの 二人の取り決めで
完全になってから試すことになっていた。
部分的な(手足)縄縛は食事だろうと寝る前だろうと暇さえあれば二人で協力して勉強と言うよりは趣味として練習
あとは実践だけ見たいムードにもなっていて私自身、早く亭主に縛られたいって思う今日この頃・・・・
亭主はと言うと一人で女物を買いに行きづらいらしく最初は通販で 実際に届いたものとイメージが違ったり
結局、土日の買い物の時に私が一緒に行って上げてるけど やっぱり不信な目をする店員さんには勝てない・・・
亭主のサイズと寸法をチェックしておいて 亭主の気に入ったものがあるときは 亭主が私の背中をチョンチョンする
あの日以来、我が家は夫婦ではなく女二人で住む妙な家になっている・・・・・・・
周りに家がないことでたまに女装した亭主と二人手を繋いでの散歩・・・・・
誰かに見られやしないかとヒヤヒヤものだったけど幸い我が家は住宅地の外れ 隣の家まで何百メートルもあるし
あとは望遠鏡とかビデオとか気をつけて だいたい散歩は夜の7時過ぎとか暗くなってからが通常・・・
割と毛深い亭主の無駄毛?? の処理をする女房の私・・・・ だから亭主の身体はアソコ以外の全てがツルツル
パンティーから食み出すとか言ってVラインの処理に時間を費やす亭主・・・・
最初の頃は女装して服を脱ぐとパンティーがグッショリ濡れてるなんてこともシバシバ・・・・ もっとも先っちょから
帰りも以前よりグーンと早くなってあれ以来6時前には帰って来ることも 勿論 帰ってきてすることは女装・・・
帰ってくるなる自室に篭って女装とお化粧・・・ 頭はお気に入りのロングのカツラ・・・ 薄暗いとマーマーでも
明るいところでは見るとやっぱり怖いというよりも笑ってしまった最初の頃・・・・ 今はもう慣れたと言うり
男でいる時間より女としての時間が長い所為かついつい 私まで亭主を女と勘違いしてしまう状態・・・・
女の時間は帰宅して寝て朝になるまで、男に戻って出勤して出るから私が男の亭主を見るのは一日で1時間
あとは月曜から日曜まで殆ど女としての亭主しか知らない・・・・ ただ何処にいても小指を立ててしまう困りもん
幸いなことに義母夫婦や義弟夫婦もあまり尋ねてこないから  まー 自由本俸に女を楽しんでいる亭主。
夫婦の営みも勿論 夫婦と言うよりはレズな関係・・・・ 縄縛が上達するまで夫婦のセックスは禁止
と言うより年中女の格好して女言葉を使い女の下着を身に着けてる亭主とはしたくないと言うのが私の本音・・・
だからモッパラ レズの関係を貫いてる・・・ 挿入は一切しない・させないを合言葉に だから亭主が買ってきた
バイブが唯一の私の慰めに と、言ってもミニサイズだから殆ど物足りない・・・・
だって、亭主のアナル用なんだもの 亭主のアナル用を共有して使ってる夫婦なんて変態の極め・・・・
幸いって言うか アナル用が何本かあるからゴム着けてするんだけど 亭主は女のくせに竿を撓らせる始末
撓った竿の逞しいこと逞しいこと・・・・ こんなに逞しいのに亭主のアナルを攻める私の複雑な心境
レズプレイで速射するスピードも以前より秒単位で速くなってるし とにかく複雑・・・
普段から乳首を弄ってる所為か最近 乳首が感じるらしく 私が指でコリコリするだけで速射するから
常に亭主にはゴムを着用させている
仕事が終わって帰宅して自室で変身して出て来たときに偶々 家電に会社から・・・・
黒いストッキングに皮のミニスカ履いて仕事の話しをする亭主に違和感でいっぱいになったことも・・・
最初の頃 殆ど竿が撓ってた亭主も 徐々に撓らなくなり 今ではスカートの上からでも目立たなくなったし
カップと言うものを使っていることも判明・・・・ 私もあまり彼女(亭主)の部屋には入らないからわかんなかったけど
髪も伸ばし始めようやく肩の辺りまで来た時 彼女はカツラを着けなくなった 仕事のときは後に束ね
家では髪を解く その仕草は完全に女の姿そのものだった・・・・ 
食事時・・・・・
ねえー お醤油とってもらえるかしら!・・・・(太い声の彼女)  はい!! どうぞ・・・・(普通の私)
何かねえー 最近 お仕事は 上手くいってるんだけどおぉー 専務さんが アタシのこと虐めるのおぉぉー
髪の毛が長いとかいっちゃってさあぁー もう いやんなっちゃう!!・・・・・・・(語尾を伸ばす太い声の亭主)
きっちゃえばいいっしょおー 前みたいにカツラでいんじゃないの!!・・・・(私)
でも・・・髪は女の命 折角ここまで伸びたのにきっちゃうなんてヤーダー・・・・(ナヨナヨの亭主)
テーブルの下の彼女の脚は内股固定で微動だにしない きっといいポジションなんだわ・・・(心の私)
もう見飽きたクネクネしながらお酒をのむ彼女の仕草 そして 言葉遣い 更に 生理が来たと言ってはトイレに
さっぱりした(速射してスッキリ)顔で戻って手を洗う彼女のお尻・・・・ なんだかムラムラしてくる私・・・・・
テーブル戻る彼女に一言・・・・ ねえ!! 普段の言葉使ってくんないかなあ 別にいいのよ言葉なんて・・・(私)
おっし!! 今からお釜に戻る!! そう宣言して普段の言葉に戻る彼女
彼女の中では3段階の切り替えがあるらしい 1段目は完全な女化で言葉やナヨナヨの仕草
2段目は概観は女だけどナヨナヨ仕草だけど言葉は男のお釜 3段目は概観女であとは男と言う風な設定基準
だから私は その場の話題や雰囲気で 1から3を指定することで嫌な感覚を回避している
でも、酔えば酔うほど設定2段が1段に変わって行く彼女(亭主) 仕方のないことと諦める私
そして酔うと決まって誘うレズの営み・・・・ 洗い物や片付けにも彼女が積極参加 女として動き回りたいらしい
亭主とは逆にラフな格好の私はトレパンにティーシャツだけ 最近あべこべになっている・・・・
全部片付けて入る寝室は以前と違って彼女用の箪笥が一つ増えた・・・・ 箪笥の中には様々なグッズが・・・
勿論 まだ使ってないグッズの方が多いしトイレに行けば必要も無いのに彼女(亭主)のナプキンが・・・
だからレズプレイの時に下着がパンティーではなくサニタリーショーツってことも多々あってしかも
ナプキン・・・何かを吸ったような形跡が・・・ 位置も私とは違い結構前側につけている 徹底している彼女
そしてプレイのときは決まって彼女が下で私が上・・・・ 最初のころは小声でよがっていた彼女も
最近は 結構 大きい声で鳴くことも・・・ 胸毛も処理されてツルツル 腋毛もツルツル 
彼女の竿を刺激しないように 私が抱いてあげる・・・・ キレイに洗ってある彼女のアナル・・・・
ピンと立った乳首に舌を這わせるとビクッンと仰け反って ヨガリ声を出す・・・・ 可愛く細い声
全身に舌を這わせると うっとりして半寝の状態に陥る彼女 ケアされたヒップは吹き出物一つなくキレイ
舌を身体に滑らせながら乳首を指でコリコリすると彼女の乳首は 徐々に大きさを増し乳輪ごと乳首の様になる
自分でも弄っているのか彼女の乳首は普段から肥大しているものの コリコリすると更に大きくなる
乳輪の無い乳首とでもいえるかも知れない・・・・・   声や身悶えが徐々に大きくなって部屋に響き渡る
彼女のパンティーの中は勃起していない・・・・ 小さいままで大人しくしている・・・・
一番感じる部分・・・・アナルと玉の中間(蟻の門渡りと言うらしい) 今 彼女のその部分には確かに女が存在する
両脚を持ち上げパンティーを半分だけ脱がせ ボールに触らないように彼女の陰部に舌を這わせる・・・・
彼女は身体をガクンッとさせ身悶えする・・・ 今 彼女のこの場所には女性器が存在している
入念に彼女の大陰唇 そして小陰唇 更に膣にと順番に舌を滑らせる 女の鳴き声を上げて身悶えしながら耐える
彼女のクリトリスから湧き出る女の証 愛液がパンティーを濡らす・・・・
入念に陰部を攻めたあと更にアナルへと降下する ハウッ! ハウッ! 声にならない声で彼女は必死に耐えている
舌先が中心に達したとき彼女は大きな鳴き声を出して可愛く身体を震えさせる・・・・
数十分間続けられたプレイで彼女は喘ぎ声を出し身悶えするとパンティーの中を体液で濡らし果てた・・・・
肥大(勃起)することのない竿からパンティーの中に放出された体液は愛液と絡み合ってグッショリになった
彼女は男でありながら 女のエクの仕方を学んだようだった・・・・ 彼女が女になった瞬間だった
エレクトもせずに速射したことを彼女は気付いているかはわからないけど 彼女は私の腕の中で確かに女になった
私は眠ってしまった彼女の下着を脱がし一階の風呂場に行き 複雑な気持ちで自らを冷水で清めた・・・
彼女を吊るして見たい・・・・・一瞬フッと心に過ぎった
 
それから暫くして彼女の異変に気が付く・・・・ 前々から違和感はあったもののハッキリしたことが解からなかった
今は確かにわかる・・・ 彼女の胸がわずかだけど歩く度に揺れている・・・・ 
一ヶ月近くプレイも無かった土曜日の朝のこと 彼女がスリップとパンティーだけの姿でトイレに降りて来た
フラフラしている彼女(亭主)胸が確かに揺れている Aカップくらいか・・・・
トイレから出て来た彼女が洗面所で手を洗っている・・・・  後に忍び寄り抱きついた 瞬間!! ムニュっと感触!!!
ギョッとした瞬間だった・・・・ どうしたのーん 朝から! ウフフフフと笑うとこっちを向いた
彼女の肩ヒモを降ろすと そこにはAカップほどの乳房が・・・・・
ギョッととして固まる私  それを見る彼女は咄嗟にキャッっと悲鳴を上げて胸を両手で覆い隠した・・・・・
固まったままの私を置いて二階へ駆け上がってしまった彼女だった・・・・
何??? 今の??? ムニュッって!! ムニュって何?? あの感触?! それにキャッって何?? 何で悲鳴なの??
二階の寝室に上がる・・・・(前は一階にあった寝室も誰が突然来てもいいようにと時間稼ぎの意味で移した)
私と彼女(亭主)の真ん中の寝室のドアノブに手を掛ける・・・・ 鍵が掛けられている・・・
ねえ!! ちょっと ここ開けて!! ドンドン!!・・・開けてって!!・・・・怒るよ!!・・・・(ドアを叩く私)
カチャッ!! 鍵があいた ドアを開けて中に入ると スリップ姿の彼女(亭主)が立っていた・・・・
ベットに女座りする彼女(亭主)  ゴメン!! まさかこんなに大きくなるなんて思わなくて!! ゴメン!! でも欲しかったの
ちっちゃくても自分の胸が欲しかったの・・・ 隠すつもりは無かったけど・・・(困惑した顔の彼女(亭主))
だから この一ヶ月近くも求めてこなかったんだね!! 変だと思った!!・・・・(俯く彼女を見る私)
でっ!! また飲んでるの!!?? ホルモン剤でしょ!! ネットで買ったの?? いつから飲んでたの!!??・・・・(低い声の私)
ゴメン!! でも 自分の胸が欲しくて!!・・・(咄嗟に私を見る彼女)
子供の作れない身体になるかもしれないって知ってるでしょ!!!・・・・(怒る私)
無言の彼女・・・・  とにかく もう飲むのヤメテ!! いい!! 約束して!! もう飲まないって!!・・・・・(怒る私)
だったら!! アタシ!! 豊胸したい!! ねっ!! いいでしょ!! お願い!! 豊胸させて!!・・(ベットに両手を着いて訴える彼女)
豊胸なら子供の作れない身体にもならないし それに いつでも元に戻せるし お願い させて!!・・・(彼女)
私に嘆願する彼女は完全な女になってしまったようだった・・・・
ねえ!! 聞いて!!  遊びでやってるんだったわよね!! 遊びでしょ!! これって!! そうでしょ!!・・・・(私)
もう、止められないの!! 自分でも変になりそうなの!! アタシ 性転換したい!! 女になりたい!!・・・(泣き出す彼女)
アナタは私の亭主で男で 私は女でアナタの女房でしょう!! わかってるの!!??・・・・・(怒る私)
でも!!  でも・・・ 女になりたいのおぉー!! せめて・・ せめて 豊胸だけでもさせて お願い!!!・・・(泣き叫ぶ彼女)
とにかく きょうから女装は禁止!! 男に戻ってもらうから!! 出来ないなら一人で暮らせばいいわ!!・・・(低い声の私)
ねっ! 聞いて!! お願いだから聞いて!!・・・・・(ベットから降り膝ま着いて私にしがみ付く彼女)
私に性転換した亭主と一生過ごせって言うの!? 何でこうなるかなあああーー!!! ・・・・・(頭を掻き毟る私)
とにかく 落ち着いた方がいいから 着替えて下に降りてきて!!・・・・(彼女を振り解いて下に降りた私)
暫くして降りて来た彼女(亭主は)長めのワンピースにブラウンのストッキング姿だった・・・・
男に戻ってよ!! 今だけでもさああ!!・・・・(ソファーの前のテーブルを叩く私)
ごめん・・なさい・・・でも こっちの方がアタシには・・・(彼女) その言葉もヤメテ!! 亭主に戻って!!・・・(怒る私)
着替えてきて!! でなきゃ 話しにならない!! 着替えて来て!!・・・・(怒鳴る私)
うん・・わかった・・・(小さい声で二階へ上がった亭主)
3分・・・5分・・・・一向に降りてこない彼女を迎えに二階へ上がってみると ベットに亭主が寝ている・・
片腕が布団に・・・ ちょっと!! 起きてよ!! 亭主を動かすものの起きない ちょっとお!!・・・(布団を剥いだ私)
キャアアアアアアアアーーーーーー!!! アナタ!! アナタ!!! 
左手首から血が吹き出ていてベットを真っ赤に染めていた・・・・・ 咄嗟に亭主の手首を紐できつく結び
救急車を呼んだ!! 救急車が来るまで亭主を裸にして男物の下着を身につけさせ救急車を待った・・・・
ピーポーピーポーピーポー徐々に近づいてくる救急車・・・・ 窓から手を振った
玄関から隊員が駆け足で入って来ると ベットの上に寝ている亭主を単価に乗せ担ぎだした・・・
家に鍵を掛けると私も一緒に救急車へ乗り込んだ・・・・・
アナタ!! しっかりして!! しっかりして!! 叫んでいると  大丈夫ですよ顔色もいいし助かりますからと隊員
アナタがちゃんと処置しといたから 安心!! 安心!! 隊員の笑顔に一人叫んでいた自分が恥ずかしくそして
ホットして病院を目指した・・・・・


2番



救急隊員に知っている病院はあるかと聞かれ咄嗟に出した亭主の幼馴染が継いでいる個人病院を口にした
そこへ連絡を取ってもらい搬送されて1時間が経過し 先生から状況説明と事情を聞かれた
本人が目を覚ましてないものだから警察には届けていないとの言葉にホットした私だったが傷口から見て
自殺ではないと先生が言う・・・・ ただ、胸の膨らみについて聞きたかったようだった・・・
休みのためか誰もいない診察室・・・・ アイツねー 小学と中学と高校が一緒で大学は別々だったんだけど
中学の頃かな ふざけて同級生の女の子のセーラー服借りて女装したことあってね・・・ それがすんごい似合って
仲間たちみんなが浮き足立つほどでねっ! まあセーラー服貸してくれた女の子ってのはアイツの取り巻きってか
アイツ学校じゃモテモテだったから直ぐに貸してくれたんだけど・・・ 女には奥手って言うか
それで何度か回りの友達に着せられて見たいだったなあ 自宅に誘っては妹の服なんだけど着てくれみたいな・・・
女装したときのアイツの眩しかったことったら そりゃあ凄くって!!・・・・・・・あっ! 申し訳ない!!
高校入った時も回りは殆どが小中一緒の連中で 女装ごっこも続いてたのは覚えてるんですよ
頼まれたら嫌とは言わん奴だったから 嫌々ながら周りの頼みに応じてたとこもあったんだけど いつだったか
一年先輩に告白されて困ってるって相談受けたことありましてねえ もっとも僕しか知らないことだったんだけど
先輩の家に呼ばれて姉さんか誰かのスーツ着せられた挙句に押し倒されたことがあったらしくて・・・・・
結局 アイツは先輩をボコボコにしてそれはそれで終わったんですが 結構 女装の経験はあるんですよアイツ・・
僕が医者になってこの街に戻って来た時だったかなあ・・・ 調度・・ そう!! 奥さんと知り合うちょっと前くらいかな
結婚式で招待された時に二人の馴れ初め聞いてて思い出したんですけど・・・ アイツから真剣に相談あって・・・
勿論!! 医者として聞きましたけど あの時、僕の前で胸を肌蹴てみせて・・・ あの時はショックと言うよりは
逆になるようになったか・・・・ そんな思いがしましたけど・・・・・・・・ アイツの胸がねっ・・・・
ホルモン投与してることは直ぐに解かりました 勿論 止めるようにも説得しましたが 結局 止めることが出来ず
まあー その後で 本気で好きになった女性がいるってんで 膨らんだ胸を一日も早く直して欲しいって・・・・
だから今回、アイツの胸を見たときに ちょっと驚きましたよ・・・  正直・・・
でっ! 何があったのか話して欲しいんですよ 僕に・・・・   私は何もかも承知している先生に全てを打ち明けた
先生は落ち着いた様子で私の話を一つ一つ頭に入れるように聞いてくれた・・・・
でっ! 今回のことになったんですね・・・・  苦痛の表情 眉間にシワを寄せる先生・・・・・身体をプルプル震わす
突然、椅子から立ち上がると私の目の前に来て深々と頭を下げた・・・・・ 申し訳ありません!!!!
中学の頃・・・・  中学の頃にアイツに女装させた最初の一人は僕なんです!!! 僕がアイツの中の引き金を!!!
アイツの中の引き金を引かせてしまったんです!!! 僕の所為なんです!!! 
あの頃は まさか!! まさかこんなことになるなんて夢にも思わなかった・・・・  頭を両手で多い床に崩れた先生
人間は男女に関係なく異性に憧れる要素があって思春期にその引き金を引いた場合に後々 現れることも
同じ引き金でも幼少期や青年期ではただの冗談で済む場合が殆ど・・・・ それなのに思春期に・・・・
しかもアイツは父親が早くに亡くなって莫大なストレスを抱えていたのに・・・・ それを僕が!!!
もし、あの時 知っていたら そんなことはしなかった!! ああぁぁぁ!!! くそっ!! くそっ!! 
僕の所為なんです!! 悪いのはアイツじゃないんです!! 顔を覆う手の隙間から流れ落ちる数滴の涙だった・・・

お前の所為じゃないよ・・・・  ドアの向こうから声がした・・・

お前 まだ直ってなかったんだな 直ぐに泣くし・・・・(ドアが開くと手首に包帯を巻いた亭主が立っていた)
立ち上がる先生・・・・  すまん!! 勘弁してくれ!! 全て俺の所為なんだ!!・・・・(何度も頭を下げる先生)
私の左側 先生の右側の診察ベットにゆっくりと座った亭主・・・・ 
誰の所為でもねえーよ なるようにしてなっただけだ それに自殺未遂だなんて思われてるようだし・・・
今朝、俺はコイツに怒られて二階で着てたワンピースを脱ごうとして イライラしてたんだろうなあー 後のファスナー
降ろすのに生地に引っかかって無理矢理降ろしたらもっと食込んで 仕方ねえから棚の上からカッターだして
後に手を伸ばして切ろうとしたんだが切れなくて どうせもう着ることもねーだろうって思って襟から切ったんだよ
そしたら普通に切れたんだが、敗れた服見てて、どうでもよくなってそのままベットで寝込んでまったらしい・・・・・
服を切ったときはどこにも痛みも感じなかったし怪我したなんて思ってもいなかった・・・・・
気が着いたらここにいた・・・・・ それだけだ こんなことで死ぬほど馬鹿じゃないよ俺は ふっ!!
バシッ! おもわず叩いた亭主の頬 吹き飛んで診察台から転げ落ちた亭主・・・・(うわっ!! どん!!ゴロゴロゴロ)
床に転がった亭主・・・・ 静観する私と先生・・・・   動かない・・・  数十秒後 突然先生が駆け寄った
おい!! 大丈夫か!! おい!!・・・・・・   ウッ!! ウーン いててててー・・・・(目覚める亭主)
一瞬気を失っただけのようだな・・・(先生)  フラフラしながら診察台に座る亭主・・・・・(プルプル揺れる胸)
まあ、とりあえずそう言うことだから 帰るから車呼んでくんねえーか・・・・(先生に言う亭主)
いや!! お前とは もう少し話したいし医者として聞きたいこともあるから 奥さんだけ帰ってください・・・・・・ 
コイツは後で僕が送りますから心配しないで下さい・・・・・

私は一人タクシーで帰宅した 帰宅して直ぐに二階の寝室へ・・・・・
血で染まったベットのシーツ 大量の血があったはずなのに 落ち着いて見てみるとそうでもない・・・・
布団を捲って血で滲んだシーツを取り外す・・・・片隅に落ちてたカッターナイフ カッターの刃先が引っ込んでる・・
自殺した人が刃先なんか引っ込めるはずもないか・・・・
確かに以前 私も 切った覚えの無い出血に驚いたことあったし・・・・・・・・
シーツの下にも血が滲んでいて急いで全部取り替えた・・・・
時間は昼過ぎていたことに気付く・・・・ 疲れがドッと出たように身体の力が抜けた・・・・
一本の電話・・・・・ 先生だった 亭主が言った性転換したいと言うのは衝動的に言っただけで本心ではないと
何度も繰り返し説明してくれた・・・・ 安心した・・・ 亭主は念のため一晩、入院させるとのこと
と言うより、結婚式以来で一杯やりたいと本音を明かしてくれた・・・・ 安心した・・・・
軽い昼食をとって表に出て見ると 夏の日差しが燦燦と降り注いでいる
沼側から拭く風の心地よさが何ともいえない  家の前のベンチに腰掛ける  時折何か大きな影が地面に映る
とんびが私を狙っている そう思って竹箒をベンチの横に置いて 一安心・・・・
ピーヒョロヒョロヒョロ・・・・ピーヒョロヒョロヒョロ 誰かの歌にあったようにクルリと輪を描いた・・・・・ホントだった
私の家の真上を何度も輪を描くと何処かへ消えていってしまった・・・・ 耳にのこるピーヒョロヒョロヒョロ・・・
隣の家と何百メートルも離れてる所為か野中の一軒家を想像してしまう 近所の付き合い殆どないから
静かなもんだ この真ん前のずっと先に前に住んでいた家がある・・・・・ 今は義母と義弟の家になってる
雪が降ってた季節だったのに もう夏 亭主今頃酔い潰れてる?? こんな時間じゃそれもないか 相手は医者だし
釣りでもするかと思いついて家の周りでミミズを取って 家から持って来た道具で家の横を流れる小川へ・・・
家から30メートルも離れていない 10メートルあるかと言う小川 サラサラ流れるキレイな水そして水しぶき
石やゴツゴツした岩があちらこちらに・・・・ うんっ!! いい感じ!!  餌を着けて竿をスーッと差し出す・・・・
川の上流から下流方向へ何度も流れに沿って逆らわずに一回 二回と往復させる・・・・
あたかも上流から流れてきたミミズ君を演出するのだ!!・・・・・
クイッ! ククッ! 小さい当たりが持つ手に振動する・・・・ グイッ! 来た!! ググッと竿先が川に引き込まれる・・・
タッタッタッタッと竿先が上下する 大きい!! 竿を川の流れに沿うようにしながら手前の方に誘導する
うわっ!! すっ! 凄い!! 尺物の虹鱒(ニジマス)君だった・・・・ わおっ!! 思わず・・・・
暴れる虹鱒くんから丁寧に針を抜いてキャッチ&リリース・・・・ 私も一人前の釣り師に昇格か・・・うふふふふふ
時間の経つのも忘れ夢中で釣りをし気が点くと陽も傾きかけていた・・・・
竿を川で洗って水をきって納竿・・・・・ さて帰るかなって思っていると川伝いに下流から人影数人が・・・
あっ! すいません 通してくださーいと若い女性たちだった・・・・ 話を聞くと下流までバスで行き
釣りをしながら上流へ向かうクラブとのこと・・・ 上流の街の方の人達だった・・・・
奥さん釣ったお魚は?? と尋ねられる・・・ 全部逃がしたと伝えると 一斉に拍手が巻き起こった!! パチパチパチ!!
キャッチ&リリース!! 女の子がハシャイだ様子で言うと互いに深々とお辞儀をして彼女達は上流へと消えた・・
毎週土曜日に開催していると言う釣行会は女性だけのクラブらしかった・・・
でも、まさかこんなに私の家が近いなんて思ってないんだろうなあー 少し得した気分で嬉しかった・・・
今夜は一人かあぁー 初めての一人・・・・ よし!! 今夜は徹底的に一人を楽しむぞお!!
冷凍庫からとっておいた山女君を取り出して 七輪用意して 亭主を真似して 火が起きたら渡しを乗せてと!!
ビールをジョッキに注いで あとは ゆっくりとじっくりと 丁寧に 心を込めて焼くとっ!!
今頃 亭主の奴も乾杯してるころかな・・・ うふふふふふ!!! 何だか嬉しいなあー!!! 
ピチッピチッっと音を立てて仰け反る山女くん・・・・ うふふふふふ 気持ちいいのかい!! そっか!! アンタもか!!
ピチピチと音を立てて背びれを揺らし 尾びれを振って うふふふふふ 気持ちいいんだねえー・・・
山女くんから滴り落ちる旨味エキス(愛液)が七輪の中に落ちる・・・  チリチリチリチリジュウワァー 悶える七輪君
そっか・・・そっかあー そんなに気持ちいいのかあー 七輪くん!! ジョッキヲ引き寄せ七輪みながら横飲みする私
そろそろ いいころかなあー ゆっくりと箸先を 焦げつかないように・・・・ そっと・・・そおぉぉっと入れて・・・
一気に 体位をひっくり返す・・・ バチッ・・チリチリチリチリチリ 渡しの上で今度はこっちよんと攻める七輪くん
山女ちゃんの愛液が滴り落ちるたびに炎を上げて燃え上がる七輪くん・・・・ ジュオォー ジュオォー・・・
俺はまだまだ行けるぜと、ガッツポーズを決めて山女ちゃんに襲い掛かる七輪君・・・・・・・・・ 
ピチピチと身が剥げる音を立てて身悶えして女の鳴き声を連発する山女ちゃん・・・・
クビックビッグビッ・・・ジョッキを開ける  空っぽ!! 急がないと!! 慌てて冷蔵庫からビールを持って七輪の前へ
あっ!! あああああー しまった!! 山女ちゃん いっちゃったよおー !! 程よくいい色になって焼けちゃったよ!!
七輪くんは これでもか!! これでもかと炎をメラメラさせているし・・・ 山女ちゃんのエクが見そこねたよーん・・・
お皿にとって 別の山女ちゃんを 七輪くんの真上に・・・・ 第二ラウンド開始・・・ファイト!!
サラの上の山女ちゃんの まずは 恥ずかしい部分の当たりに箸を・・・・ うっひひひひひ
スーっと箸に絡んでくる山女ちゃんのボディー・・・ 早く!! 早く私を食べてーん お・ね・が・いって聞こえるようだ
口に入れた瞬間の乙女の香りと純真無垢な味わい・・・・・ フワァーっと広がる・・・・
カッアァァー うんめーーい!! ゴキュゴキュゴキュジョッキを飲干す・・・・(独り言の多い私)
徐々にアルコールに汚染されて行く私・・・・ いつの間にか亭主同様に七輪の上で熱燗を飲んでいる・・・
亭主のように焼き魚や七輪に話しかけ自分の世界に浸っていた・・・・
楽しい一人ぼっちの晩餐も夜の9時には終了し 亭主同様に山女茶漬けに舌鼓を打ち 亭主同様にお風呂に入り
これまた亭主同様にゴロンとソファーにだらしなく座る・・・・ 知らず知らずに亭主に変身している自分を発見・・・
性転換・・・・ 許してもいいかも・・・・ 二人の人生だけど彼の人生でもあるんだよなあー・・・・
私は私の人生だもんなあぁー 別々の人生と同時に二人の人生があるんだもんなあー・・・(天上に話しかける)
彼が性転換しても彼であることには変わりはないし 子供だって精子の保存も出来るらしいし・・・・
うんっ??? 何考えてんのさあー!! 私っ!! しっかりしろよ!! 私っ!!! 
でも・・・・どうしたら??
睡魔に襲われ 戸締り用心火の用心とっ!! ヒック!! ウィーーッ!!
寝室の扇風機を見ている・・・ もう一台・・・ 自室から持って来た扇風機・・・ 床に向かい合わせで置く
カバーを外してプロペラを取り外しそこへ 細いロープを数本結ぶ・・・・ 微弱で回してみる
パチパチと心地よく私を打ちつける・・・・ ブラとパンティーだけになって扇風機を同じ方向に並べる・・・
真ん中に下着だけになった私が四つん這いになった・・・ パチッパチパチパチと心地よくヒップに腰に当たる・・・
扇風機のスイッチを小につると勢いが倍増して私を容赦なく打ちつける・・・ パシッパシッパシッ!!
思わず鳴き声を上げてしまう・・・ 体位を変えると背中や太ももにまでロープが打ち付けられる・・・・
あっん! あんっ! 震える身体・・・・ ブラを外して仰向けになって少し下がる・・・ 乳房にロウプが・・・・
乳首を攻める・・・・ 上に上がってパンティーを少し下げる・・・ パチッパチッパチッ私を攻める・・・
扇風機を中にした瞬間 ヒップに激しい痛みが走る!! ビシッ! ビッシ! ビシッ!
思わず身悶えして鳴き声を上げてしまう・・・  気付けばムチ打たれながら右手は恥ずかしい部分に・・・・
グッショリと濡れた陰部から滴り落ちる愛液・・・・ 太ももを伝い床へ滑り落ちる・・・・
数ヶ月ぶりにエクに達して失神した私が目覚めた時にはタイマーもオフになっている2時間ごだった・・・
朝まで・・・・もう一回したいなあ・・・・ 


3番目



翌朝は窓を開け網戸だけで寝たせいか寒くて目がさめた・・・・ 震える身体 急いでパンティーを着ける
上にタオルケットを羽織り窓辺にたって外を眺める・・・ 小鳥の囀りの聞こえる気持ちのいい朝・・・・
昨日は結局一度きりのプレイだったけど久し振りの一人プレイに満足している・・・
窓から離れ鏡に身体を映すと所々にミミズ腫れが・・・ 亭主が戻るまでは直る程度の傷だった・・・
ブラを着けショートパンツとタンクトップを身に着け下に降りる・・・ 亭主一人居ないだけなのに家中が寒く感じる・・
カーテンをあけ 陽の光を家の中へ・・・ サーッと広がるお日様の光・・・  眩しい・・・
迷惑かけてなきゃいいけど亭主・・・・  テレビをつけると何処かの海開きの様子が放送されていた
キレーイ 海も砂もピカピカ光ってる・・・ 込み上げて来る何か・・・・ 朝なのにもう海で遊ぶ家族やカップルたち・・
テントの前で煙をモウモウと立ててウチワを仰ぐ青年達・・・・ 側にはビールの空き缶や花火のあとが・・・・
いいなあぁー 行きたいなあぁー・・・ 海まで2時間かあぁー 遠いなあぁー・・・  トーストと紅茶の朝食をとって
外に出る・・・・ 沼の方に小さくボートが浮かんでる きっと釣りしてるんだなあ・・・ ボートで釣りもいいかも!!
ベンチに腰掛けるボーっとしている・・・  ただボーっとしている・・・ 家の前の道の後にある谷地の少し奥の林から
キラキラ光る少し大きい川が見え隠れする・・・ ここに来る前の冬に地図で見た川だ・・・ そう遠くないけど
亭主に川には一人で近づかないことって約束させられてるし・・・ ボーっとしている・・・ 右側から馬に乗った人達
5人と5頭がゆっくり 谷地の仲を右側に駆けている 冬に見た牧場の人達だった・・・ テンポ良く弾むように
パカパカパカ 近づくにつれ音も変わる・・・  ポックリポックリポックリ・・・  舞うシッポ・・・ 左側へと消えた・・・
道向こうの谷地は夏には乾いてるものの 一度雨が降るとヌカルらしいから今のうちに練習してるんだろうか・・・
ボーっとしている・・・ ボーっとしている・・・・  ポカポカしてて気持ちいい・・・  ウトウトしている・・・
突然、ジーコ ジーーーコ ジッジッジーコ 何だろう??・・・ ジジッジービビビビッ ジッジー ミーンミンミンミー
音のする方向へ耳をゆっくり向ける・・・ 家の裏の少し離れたところの雑木林から少しずつ聞こえて来たセミくん
気が着けば一斉に鳴きだしている 周囲の雑木林・・・・  聞いていて心地いい距離・・・・ 夏なんだなあー・・
雲一つない澄み切った空と燦燦と降り注ぐ太陽の光そして沼から時折吹き付ける涼しい風・・・・
ウトウトしなきゃ嘘だよ・・・ 一人笑む・・・  うっとり・・・ ベンチにブラ下げている麦わら帽子を取ってスッポリ被る
ウトウト・・・・ ポカポカ・・・・  ウトウト・・・  ポカポカ・・・ スー・・・ スー・・・・  スー・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジジジ ジリジリジリ ミーン ミンミンミーーン!!! ドキっ!! 飛び起きる・・・パタパタパタ! ビビビビビーー!!!!
はあー びっくりした!!・・・  帽子の真上にセミが止まってたなんて・・・ ドキドキドキ・・・ 
ベンチの横にぶら下ってるウチワで仰ぐ・・・・ パタパタパタパタパタ 暑ーーーい・・・ 両脚を広げる・・・
キョロキョロ回りを見てから ショートパンツの隙間から仰ぐ・・・ パタパタパタパタ・・ 涼しい!! 
ついでに 右側のお尻に体重を乗せ、左側のお尻を開く・・・・ スー!! 猛烈な勢いでウチワを仰ぐ・・・・一人照れる
パンツが挟まって少し、いずい(イズイズ)・・・・ 座ったまま お知りから手を居れ直す・・・ ムリだ入らない・・
立ち上がりたくないなあー 我慢するかなー・・ 左側の裾から手を入れて直すか!! うーん・・指先が・・
指がツッタ!! あっん!! もおう!! 結局立ち上がる・・・ 折角心地よかったのにいー!! 立ち上がってズレた下着を直す
とっ、左側から見慣れない一台の車が近づいてきた・・・ 大きなジープ・・ 外車かな・・・
家の前まで来るとドライバーが降りて来た 女性だった・・ 助手席から降りてきたのは亭主だった・・・
初めまして!! ○○の家内です・・・ はっ初めまして!! 咄嗟に両手を前に頭を下げた私・・・ 先生の奥さんだった
いやあ タクシーで帰るって言ったのに コイツが送ってくれるって言うから・・・(奥さんをコイツ呼ばわりの亭主)
亭主をジーっと見つめる私・・・・  あっああーそっか 知らなかったんだよな!! コイツは俺の高校の時の同級生
アイツ(幼馴染の病院の先生)と同じ病院で看護婦長(士長)だったんだよ!! あっ! そうだった!! すまん!!
いくらなんでもコイツって言う言い方はマズかったな!! すまん!!・・・・(急に奥さんに頭を下げて詫びる亭主)
あらっ!! 今更!! 散々 コイツ コイツって主人の前でも言ってたくせにー ウッフフフフフ・・・・
亭主の耳を引っ張って上品に笑う怖い奥さん・・・・ イテっ! イテテテテテテテッ!! コラッ! 放せ!! 放せって!! 
奥さんがパッと手を放すと こんにゃろうー くすぐってやるぞお こらっ!・・・(奥さんの後から掴みかかろうとする)
キラキラと翻る奥さんの白いプリーツスカート・・・・ エロオヤジのように奥さんの左右のウエストに掴みかかろうと
バタバタする亭主・・・ ヤーダー やめて・・ やめってつたらあー もおう!! やめてってばあー アハハハハハ
楽しそうな二人・・・ 恋人同士みたい・・・・  うわあー 暑い!!・・・・追い回しを止めた亭主 両膝に両手を付く
おい! あがって 冷たいもんでも飲んでけよ!!・・・・(奥さんに話す亭主)
うーん・・・でも・・・お邪魔じゃないの??・・・・(私の目を見て気遣う奥さん)   どうぞっ!!・・・・奥さんに笑む私
じゃっ! 少しだけ!!
へえー 結構いい家じゃーん!!    えっ!・・・奥さんの一声に耳を疑った私 固まっていると・・・・
ホラ!! 出た出た やっぱ お前には上品はムリなんだって言ってんだろうによ!!・・・・(亭主)
ふうぅぅー そうね!! じゃっ 邪魔するぜ!!・・・・(急に男のような態度になる奥さん)
氷を入れたジュースを出す私・・・・  ソファーーにドンと座る奥さん・・・・(おっ! ゴチになるぜ!! 奥さんと私に言う) 
余りの変貌ぶりに亭主の横で固まってしまった私・・・・・
コイツはなあー 見た目はマジで美人!! いい女なんだよ  静かにしてたらマジで貴婦人なんだが
性格は男気強くて筋金もビシッと入ってるから その辺の男じゃ太刀打ち出来ねんだよ なっ! 昔から!!
ちょっとおぉー 奥さんの前なんだから 少しは褒めろよ!!・・・(亭主に言いながら足を組む奥さん)
だから高校の時なんて すっげえモテモテだったんだが 知ってる奴は近づかねーかったなあー・・(笑う亭主)
まあ ジッとしてる分には美少女・・・ だけど喧嘩も強かったよなあー (思い出しながら語る亭主)
酷い!! なにもそこまで言わなくてもいいじゃなーい!! 顔を両手で押さえ涙ぐむ奥さん・・・・
ニヤニヤして見ている亭主・・・・・  ハラハラする私・・・・
おい!! 嘘泣きヘタになったなあー お前!!・・・(椅子に座って前屈みで奥さんに言う亭主)
アナター 少し 言葉が!!・・・・(亭主の肩に手を掛け怒る私)  
涙声の奥さん・・・・・  奥さん!! すいません!! ごめんなさい・・・・(立ち上がって奥さんの前で謝る私)
おい!! もう その辺にしとけ!! コイツ(私)も驚いてる・・・・(亭主)
ばあっ! ばああああーー!! 両手を離した奥さんの顔は泣いてるどころか 満面の笑みそのものだった
両脚を軽くバタつかせ 一人大笑いする奥さん・・・・  ふっん・・・これで何人の男共が騙されたことか・・・(亭主)
ねっ! ごめんなさい!! この通り!!・・・・(私に両手を合わせて謝る奥さん) 
奥さんはそう言うと立ち上がって 左腰に手を置くとジュースをゴクゴクと流し込んだ 牛乳のように・・・・
じゃっ!! そう言うことで!! 一つ!! 亭主に奥さんが仁義のように片手を差し出して言う・・・・・  
亭主もまた同じように片手を奥さんに差し出して言う・・・一つ!!
何故か爆笑しながら外に出て行く奥さんと亭主・・・・  車に乗り込んだ奥さんに名残惜しいように窓辺で話す亭主
亭主が窓辺から離れると 奥さんが私を手招きする・・・・  何だろうと思って行って見る私・・・・
ワタシねっ!! アンタの旦那に3回も告白して3回とも断られたんだよ!! 昔だけど!! 
アンタが羨ましいよマジでっ!! あっ! でもこの話し聞いたことは誰にも内緒だからね!!
そう言うとワタシの頭を亭主のようクシャクシャと撫でていってしまった奥さんだった・・・・
家の前のベンチに二人座ると アイツも変わんねーよなー!! 頭クシャクシャってのは 俺の真似なんだよ
心から気にいった奴にしかしねーのが決まりなんだけどなっ!!・・・・・・(何故か言葉や態度がワイルドな亭主)
さてとっ!! 今日は何して遊ぶかなー!!     それと昨日は妙なこと言って すまんかった!! 勘弁してくれ!!
女装はたまにするけど ホルモンはもう使わないから 安心してくれ!!・・・・・(私の横で謝る亭主)
さてとっ! 立ち上がった亭主が突然叫んだ!! イテッーー!!! 咄嗟に尻に手を当てる亭主 顔色見る見る間に青く
脂汗も滲んでる・・・・ どうしたの!!?? ねえー大丈夫!! ねえー!! 驚く私・・・・
立ち上がろうとしたまま微動だにしない亭主 尻に手を当てた状態の亭主 ・・・ 無言・・・・うっうぅぅん 唸る亭主
だっ! 大丈夫だから・・・・あうぅぅ・・・大丈夫・・・・ そういいながら一歩、また一歩と家に向かう亭主
どうしたんだろう・・・・心配で肩を貸そうとする私に    さっ さわるな!! 触らないでくれ!! 頼む!! (辛そうな亭主)
何とか家に入るとそのままトイレに駆け込んで ようやく出て来たころには 顔色もよくなって元気になつていた・・
汗をかいた亭主の顔をタオルで拭く私・・・・ 首から胸元まで汗だくの亭主・・・・ 
急いで着替えのシャツを持って来た私の手にあったものは・・・黒のミニスリップだった これには二人固まった・・
でも、どうしたんだろう??? この人 痔持ちじゃないはずなんだけど・・・・



4番目



病院の先生(亭主の幼馴染)の奥さんが帰ったあと、急にお尻に手をあて脂汗をかいて固まった亭主・・・
トイレに駆け込んで出て来ると痛みも引いたのか普段の亭主に戻った気がした・・・・
ねえ 身体大丈夫??・・・・(心配で聞く私)   あっ うん! 大丈夫だから心配すんな!!・・・・(笑む亭主)
それより 今日どこか行かないか!? せっかくの日曜日なんだし!!・・・(妙に御機嫌な亭主)
でもおう・・・大丈夫なのおうー・・・(亭主を覗きこむ私)   平気だって!! 腰の痛みも引いたし あははは・・(亭主)
へっ?? 腰?? 抑えてた場所って腰なんかじゃない お尻の穴の辺りじゃなかったかしら・・・・・(心の私)
あはははははは 大丈夫だって ホラ!! ・・・・・(私の前でピョンピョン跳ねてみせる亭主)
何処行く??・・・・亭主    いいよおー 家でのんびりしてよー・・・・私    言うだけ言って見ろ・・・・亭主
う・・ん・・・じゃーねえー 今朝、思ってたんだけどおぉー ワカサギの沼に行ってボートで釣りして見たい!!・・・(私)
今朝起きたら 小さくてハッキリ見えなかったんだけどボートがいっぱい浮かんでたんだ! いいなあーって思ってた
随分と安上がりだな よしっ! 準備して行ってみっか!! 朝方と違って大した大物に出会うことはないが そっかあー
ボートかあー 何年ぶりだろう・・・・・(遠くを見つめてワクワクな顔を見せる亭主)
気持ちいいんだぞおおー ユラユラと揺れて・・・・・
すいませーん ボート一艘 空いてますかっ!・・・・・(亭主)    あっ! いらっしゃい!! 冬来たお客さんだよね!!
えっあっ! 覚えててくれたんだ!!・・・・・・・・・(満面の笑みの亭主) 
朝方のお客さんたちは 殆ど帰っちゃいましたけど 実は!! これからも釣れる大物もいるんですよ!!・・(店員さん)
えっ・・これから釣れ出す魚なんていたっけかな??・・・・(首を捻る亭主)
鯰(ナマズ)に鯉に八目鰻(やつめうなぎ) こいつらは朝晩関係なく釣れるんですけど引きが今一歩・・・
最初掛かったら ズンっと鈍い重さで大抵の人はゴミかな程度に思っちゃって糸を緩めたり強く引いたりして
糸を切ってしまうんですよ 朝晩だと動きも活発なんですが 昼頃だと泳ぐスピードも遅いから 人によっては
水死体とか思っちゃう人も多いんですけどねえー・・・・(嬉しそうに話す店員さん)  聞き入る亭主・・・・
あっ! いらっしゃいませー!!  あれっ!! 昨日のっ!!・・・・(店から出て来た女性)
昨日、小川で会いましたよ!!・・・・(店の女性)   あっ! 昨日の釣りクラブの人ですかー・・・(驚く私)
ああぁー ここの人だったんですか??!!・・・・(嬉しくなった私)  初めまして!! 私、○○と申します!!・・・(名乗る私)
こちらこそ宜しく ワタシはこの人の妹で○○といいます・・・・(可愛く笑う彼女) そして側で驚く亭主と店員さん
何だー お前 お客さんと知り合いだったのかあー いやー どうもどうも!・・・(照れる店員さん)
俺達兄妹で店 やってて 本当は爺さんがやってたんだけど 年なもんだから 田舎じゃ働き口もそうそうないし
で、ここをやってるんですよ・・・・(照れながら辺り並んで話す店長さん)
よおし!! こうなったのも何かの縁!! とっておきの場所 教えますから・・・・ あとこれ渡しておきますから
トランシーバー・・漕ぎ出したら俺の指示に従って 着いたら碇(イカリ)を必ず 降ろしてください!!
店長さんの指示通りにボートを漕ぐ亭主・・・・ 私が亭主に伝える役目・・・・
ユラユラと揺れるボート 最初はギコち無かった亭主も岸から100メートルくらいくると徐々に手馴れた感じ・・・
水しぶきを上げボートはドンドン進む・・・ 水面から吹き付ける風の心地よさときたら・・もう・・・・ウフフフフ
ようやく指示の場所にたどり着く 水面は黒くどのくらいの深さなのかは解からないけど 所々に倒木が見え隠れ
穏やかな水面が風でユラユラ揺れる・・・ 碇を下ろしてみると さほど深くなく 3メートルくらいか・・・・
餌箱に中に入ってる練り餌・ミミズ・イクラと店長さんのお奨め ちょっと高いけどバツグンらしい ヒル(吸血虫)
亭主が船の先をゆっくりと向く・・・・ キャッ!! 揺れたボートに思わず声を出す私・・・・
いいかっ!! ボートの上では絶対に立たないこと!! これ約束な!! でっ 万一 落ちそうになったら素直に落ちること
ヘタに落ちまいとしたらボートが引っくり返るから そうなると話しにならんから 落ちそうな時は素直になっ!!
真顔の亭主先生の講義に耳を傾ける私・・・・
餌付けして いざ入竿・・・・  竿は左右に二本ずつ・・・  棚取りと言うらしい・・・
棚取りは深さを2メートル 2.5メートル 3メートル そして沼底の4種類で一番釣れるところに後で居れなおす・・・
深いところ(ピット)だと5メートルとか8メートルあるから棚取りが明暗を分けるらしい・・・・(亭主談)
ここは水深がせいぜい3メートル程度だと店長さんに事前に聞いていたから一応指示通りにするらしい・・・
亭主いわく上達の方法は黙って熟練者の話を聞くことだそうだ・・・
私の左側の竿に反応が・・・ピクッ ピクン ピクン どうやら小物がイタズラしてるらしいなあと亭主・・・・
ピクピク動く竿先が可愛くて見とれてる私だった・・・・
おい、見とれてねーで竿握ってろ!! 来るぞ!! それ・・・・ 亭主の目が鋭くなった・・・・ 
ギュッギューン!!!! 竿が水面に引き込まれた!!! あっ! どっどうしよう!!・・・・咄嗟に声を上げる私
落ち着け!! 落ち着いてリールを少しずつ巻け!! 亭主の激が飛ぶ!! そうそう ゆっくり・・・ゆっくり・・・ストップ!!
・・・・・・・・・・よしっ!! 少しずつ巻け!! 少しずつだぞおぉー 糸が切れちまえから 少しずつゆっくりと!!
いいぞおおー いいぞおおー 一瞬竿先が左側へ引っ張られた!! あっ!! ギュウゥイーーーン!!!
リールのドラグを緩めろ!! 糸を吹かせろ!! そうだ よしよし こりゃ大物かもしれんな・・・・
よし また ドラグを少し絞めてゆっくりと巻け!! ジーコ ジーコ ジーコ リールを巻く手が震える・・・・(私)
少しずつ糸が張る・・・・ よし!! ドラグ(クラッチ)を絞めて巻け・・・・亭主の慎重な激  魚が見えて来たざお!!
ずっしりと重たい感触・・・・ バシャン!!! 一度 大きな尾びれが水面を叩く 巻く手に力が掛かる・・・
徐々にボートに近づく金色に光る丸々と太った魚が浮いてきた!! 高鳴る期待の私 
亭主がボート間際の魚にタモ(網)をそっと潜らせて引き寄せた・・・・・ わお!! いやっほー!!! 奇声を上げる亭主
鯉ゲット!!! 凄い!! 凄いぞお!! ゲット!! ボートの上に引き上げるバタバタと暴れる鯉くん・・・・
亭主が計ると78センチ・・・ドッヒェー おったまげたこ!!! 意味不明な亭主の奇声!! 
タバコをおいて写真を知り終わった瞬間!! 亭主の竿にもヒットが!! 急いで落ち着く亭主・・・・・
私の顔をジーっと見つめる鯉くんの大きな瞳・・・・ 見詰め合う私と鯉くん・・・ 亭主を他所に見つめ合う二人・・・
鯉くんに心で語りかけた私・・・・ 逃がしてあげるんら 大人しくしてて・・・ねっ!! アナタ大きいから・・(心の私)
鯉くんを優しく抱きかかえる・・・・  微動だにしない鯉くん・・・  頑張って鯉くんを水面に降ろすと 一旦沈んで
ボートの真横に顔を出して私を見つめると 静かに鯉くんはボートから離れていった・・・・・
亭主が魚を釣り上げ 私の方を見る  逃がしてやったのか・・・・ いいぞ いいことしたな!! 満面の笑みの亭主
釣り上げた魚をタモで救い上げると 亭主の方は大きな ナマズが釣れていた・・・・
おっおおー 爺さんだったんかよ!! どおりで重いはずだよ!!・・・・(驚く亭主)
ああっ こいつは通称 爺さん!! 動きが鈍くてヒゲが生えてるから そう呼ぶ人が多いなっ!!・・・・(鼻息荒い亭主)
寸法はと123センチ!! うおぉぉぉぉぉおおおぉぉーーー!!!!・・・・・・(吠える亭主)
途端にガクッと力の抜ける亭主・・・  こんな大物なんて一生に一回あるかないかだよ・・・・(何故か小声の亭主)
寸法とって写真に収めると 爺さんの頭を数回撫でて沼に返してあげた亭主だった 感動している亭主・・・・
さてと・・・・ そろそろ引き上げるか 深追いは禁物だ もう十分だろ お前も??・・・・(燃え尽きた亭主)
二人は 道具を水で洗って納竿した・・・・ 亭主がボートを漕ごうと向きを船尾の方に変えて座った瞬間だった・・
イテエェェェェーー!!! 一言叫ぶとまたも座ったまま固まってしまった・・・・ 微動だにしない亭主・・・・ うめき声
座ったまま亭主の方へ移動する私・・・・  亭主の側のカイを私の側に替えると 亭主を乗せて漕ぎだした私
ボートが揺れるたびに うっ!!っと呻く亭主  どうして急にこんなことになっちゃったんだろう・・・(何があったの昨日)
亭主の倍くらいの時間をかけてようやく船着場に到着・・・・
幾分痛みも収まったのか駆け寄る店長兄妹にトイレの場所を聞くと急ぎ早に向かった・・・・
今日の釣りに関して店長兄妹に報告すると・・・・  いいことしたねえー 逃がしてあげるなんて!!・・・(店長兄妹)
ここの主かも知れないよ!! ここの主を助けるとこれからドンドンいいことあるかもねっ!!・・・(嬉しそうな妹さん)
腰を屈めてトイレに入った亭主・・・・ シャキッとして出て来た まるで別人のようだった・・・
店長と釣り談義に夢中の亭主・・・  妹さんから店のことや小川釣りのこと・・いろんな話をしていた私
そろそろ帰るかっ!!・・・・(亭主)   慌てて店に入る妹さん・・・  そっと私に電話番号とメアドのメモをくれた・・
何故かドキドキした私だった・・・  店長さんたちに見送られ家路に着いた・・・・
ねえっ! お尻 痛いの?? 運転する亭主に聞く・・・・  なっ何言ってる腰だ腰!! なっ何で尻なんだよ まったく!!
変なこと言うなって!!・・・・・(何故かオドオドして必死の亭主) 
この夜 亭主が私を求めて来たものの 愛し合ってる途中で またも尻を抑えてトイレに行った亭主・・・・
結局、何もせずに眠りに着いた・・・・・



5番目



目を開けるとそこには義妹が立っていた・・・・・ 左奥の国道側には義弟の車が止まっている
薄生地の花柄のワンピース姿の彼女は 座ってもいいって聞くから 軽く頷くと スーっと音も立てずに隣に座った
何だろう・・・・ 何だか夢の中にでもいるような感覚だ・・・・(ボーっとする私の心)
義姉さん  ごめんなさい・・・ 私が悪いのに義姉さんのこと悪者見たいに罵ったり意地悪なこと言って・・・・
私、義姉さんのこと ずっと 今も 好きなの・・・ うううん・・・ 愛してるから・・・ 嘘じゃないから・・・ 信じて・・・
何だろう・・・ この娘(子)の声 耳からじゃなく頭の中に直接聞こえるんだけど・・・ 私、まだ寝てるの??・・・(私)
義姉さん! もう行くね! アタシ 義姉さんと出会えて幸せだった・・・・ じゃあそろそろ行くから・・・・(寂しげな彼女)
スーっと彼女は私の方を向きながら左側の義弟の車の方へ風に流されるように遠のいた・・・・・・・・・
待って!! もうちょっと もうちょっとここに居て!! 叫ぶ自分の声でハッとして目を覚ました 立ち上がって見渡したが
彼女(義妹)の姿も義弟の車も見当たらない・・・・ なにっ!! 今の何っ!! 動揺して辺りを歩き回って探すものの
何処にも彼女の姿はなかった・・・・ 
ベンチを見ると彼女が座ってた場所に私が以前プレゼントしてブローチが置いてあった・・・・
手に取ろうとした瞬間 ブローチはスーっと音もなく消えた・・・・・
何か嫌な予感がする・・・・ 脳裏を掠める何か・・・・
家に戻って電話の前に立つ・・・・  電話したい・・・  でも・・・・ でも・・・・ その時 電話が鳴り出した!!
プルルルルルルル!!!  プルルルルルルル!!!   ドキっとして身体が震えた・・・・
電話に出る・・  亭主からだった 義弟と義妹の乗った車の上に大型トラックから木材が落下する事故が・・・
隣街の大きな病院に搬送されたらしく 私も直ぐに向かうと伝え電話を切った・・・・・ 車庫の車のキーを握りしめ
家を出ると 玄関の横のベンチの前を走って車庫へと向かう・・・・  その瞬間後の道路側から大きな音を立てて
何かが向かって来た!! 振り向く間もなく車庫を空けようとしていると その大きな音は私の真後ろで止まった。
お姉さん!! 乗って!! 後を振り向くと さっき帰ったばかりの釣具店の彼女のバイクだった・・・・
お姉さん!! 早く乗って!! そう私に語りかける彼女の顔は義妹ひのものだった・・・・
早く!! 義姉さん!!  義姉さん!! 乗って!! 即す彼女の言う通りヘルメットを被り しっかりと彼女にしがみ付くと
彼女に病院の場所を言おうとした瞬間 知ってるからと前を向いたままの彼女の声・・・・義妹の声だった・・・
勢い良く 彼女の大型バイクは爆音と共に一路病院を目指した・・・・
車よりも早い時間で病院に着いた・・・・・ バイクから降りると 彼女がヘルメットを脱いで辺りを見回していた・・
ワタシ・・・ 何でこんなとこにいるの??? 戸惑う彼女を他所に病院に入ろうとしたした瞬間
こっち! こっちよ!! 義姉さん!! もおう なに キョロキョロしてるのおー 声のする方向を見ると 義妹が玄関に・・・
彼女(義妹)目掛けて走りよると 彼女の姿は 私を向いたまま 遠のいて行った・・・・
二階・・・ 三階と階段を駆け上がり廊下へ出たとき 病室の前で私に手招きする彼女が居た・・・・
声にならない声を心の中で叫んでいた・・・・
病室に静かに入った時、義弟と義妹の寝ているベットの回で大勢が見守っていた・・・・
二人を見ると ベットの二人の頭の上辺りに 私を見て微笑む二人が中に浮いていた・・・・・・
義姉さん!!! 何て顔してんだよ!! いくら不景気だって そんだら顔すんなって!! ちょこっと離れるだけだから・・・・
今まで義姉さんには世話かけっぱしで それだけが心残りだあー・・・・・(私に語りかける義弟)
義姉さんには甘えてばっかっでさあー!! 義姉さんには 可愛がられてたのに あんなことになって 後悔してるの!!
でも!! こうやって 義姉さんにも謝ることできたし 許しても貰ったし 心置きなく いけるよ!!
ホントはもう一度 義姉さんと・・・・ うふふふふ・・・・ じゃっ!! そろそろ行くねっ!! あんまり泣かないでよ!!
いつまでも泣いてると枕元にたって脅かしちゃからねっ!! うふふふふ・・・・・・・・・(笑顔で私に話す義妹)
ピーーーーーーーーー!!!!!!!  機械が鳴り響いた病室・・・・・  ワアァァァァーーー一声にベットに駆け寄るみんな
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死なせない!! 死なせるもんか!! 絶対に死なせない!! いつしかベットの前で叫んでいた!!!
御婆ちゃーーーーーーーーん!!! みんなーーーーーーー!!! 力を力を貸してーーーーーー!!!
窓辺に向かって空に向かって 大声で叫んだ!!! お願い!!! 二人を  二人を助けてーーー!!!!
何?? 私 何言ってるの?? 御婆ちゃんって誰?? みんなって誰?? 知らない誰かを呼んでいた・・・・・?????
お願い!! 私のお願い・・・・私のお願い聞いて!! 御婆ちゃん!! みんなー !!! 助けて!! 助けて!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あんりゃ!! なすて 思い出すたんべがのおぅ・・・ 変だのおぉぅ・・・・ 何処からともなく声が聞こえた・・・・
辺りを見回すと 病室の人達は私意外の全員が止まっている 時計も止まっている・・・
誰かを夢中で呼ぶ私の姿を私の真横で見ている私だった・・・・・
すると 空が急に薄暗くなって 誰かが階段を降りるように すべるように 真っ直ぐにこの窓辺に向かって来た
一人・・・また一人・・・・ 大勢の人達が・・・ 何百何千と言う人達が降りてきて病院を取り囲み埋めつくした・・・
瞬間 私は私の中に引き込まれた・・・・
お願いです!! 二人を 二人を助けてください!! 私はどうなっても構わないから 二人を助けてください!!・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まんず・・はあぁー なして オラだちのこと覚えてたんだが  まっ! おっどろいだなや・・・・ 
記憶は全部、けすたのになあー このワラシ(私)の記憶は全部けすて いったのに まんず たまげた娘だわい!!
目の前にいる 何処か懐かしい 御婆ちゃん・・・ だけど 誰なのか解からない・・・・
よっしゃ!! どれどれ 見せで 見ろや どっこいしょっと・・・・ 窓から病室に入る 知らない御婆ちゃん・・・・
二人のベットの真ん中に入る・・・・  後から誰かに背中をチョンチョンと突っつかれた・・・・
何やら 二人に手を翳して話しかけてる 御婆ちゃん・・・・
一瞬 後から誰かに声を掛けられた・・・・   懐かしい・・ と言うより普段聞いてる声だった・・・
振り向くと そこには 亭主と私が立っていた・・・・ ニコニコと笑顔で私を見つめている二人・・・・・・
目の前の私が 私にそっと右の手の平を・・・・ 私の身体は勝手に反応し左の手の平を彼女に向けた瞬間
まちゃ!! 何をやっとるんじゃ お前さんらは!! 困ったもんじゃて!! よーす どれどれ もういっぺん
そう言うと御婆ちゃんは二人に手を翳した その瞬間 目の前の私が 私にの手の平を重ねてきた・・・・
瞬間、頭の中に 何かとてつもないものが流れ込んできた・・・・・ 苦しさに頭を抱ええて屈みこんでしまう私
誰の記憶 誰の 誰かの記憶が 雪崩のように頭に入ってくる 痛い!! 苦しい!! 辛い!! 何 何なのこれ!!
床に蹲る私 頭が割れるほど痛い!! アナタ!! 助けて!! アナターー!!! 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピーーーーー ピッピッ ピッピッ ピッピッ ピッピッ ピッピッ 先生!! 先生!! 蘇生!! 蘇生しました!! 先生!!
誰かの声が聞こえる・・・・ おい!! しっかりしろ!! おい!! 誰かが私に語りかけてる・・・・  亭主??
ゆっくり目を開けると 室内には大歓声が巻き起こり嬉し泣きする人であふれ出していた・・・・
目を覚ますと亭主の顔が真ん前にあって 二人が蘇生したことを聞かされた・・・・
耳元でよく やった!! よくやったぞ!! そう言って私の頭をクシャクシャと撫でで大喜びする亭主・・・・
何言ってるんだろうと キョロキョロしていると窓辺から空を見上げると何百 何千と言う人達が天に昇るのが見えた
亭主も空を見上げている・・・・ 何が起こったのか直ぐには思い出せないでいると 亭主が私を抱きかかえ
窓辺にたって 見たこと 聞いたことを私に語り聞かせてくれた・・・・
亭主は身体が動けなかったらしいが 見聞きだけは出来たらしかった・・・・ 他の人は止まったままだったと言う
ベットの周りで歓喜するみんなを他所に 私と亭主の二人は天に昇る大勢の人達を見送った
すると 空から 楽しげな御婆ちゃんの声が聞こえて来た・・・・
あはははははは あっはははははははは 序に旦那の痔も治しておいたで あんまり妙な遊びせんこった!!
わかっただか?? ふたり仲良くはええことだども 二人だけでなく みんな たのすく(楽しく)な!!
あーっはははははは えがった えがった もうすこすおそがったら まにあわんがった・・・・あーっははははは
最後の一人が スーっと空に消えて行くと  あれ! 俺 何やってんだ こんなとこで??? そう言うと
ベットの二人のところへ行き みんなと喜びに満ちた・・・・・
でも、私は思い出す・・・ 少しずつ 少しずつ思い出し もう一組の自分たちや空に消えた人々
死んだはずの義弟と義妹を生き返らせた あの 御婆ちゃんのことだけが どうしても思い出せなかった・・・・
知らないはずはないのに 思い出せないなんて・・・・・
振り返ると 二人は安定期に入ったと先生に教えられ病室を一旦出された時に時計をみると1分も経ってなかった
ホッとした私たちは一旦病院から出て 玄関先で 二人の蘇生と そして再会を喜びあった・・・・
ワタシの前に来て頭を下げて謝る義母そして 話しは聞いたと笑って私の周りに集う 元家政婦や電気屋と姉妹
フッと見ると 私を乗せてきてくれた彼女がバイクの横で地面に尻を着いて座っていた 駆け寄る私
ありがとう!! アナタのお陰で 間に合ったの!! 深々と頭を下げるものの 何が何だかと言う顔の彼女だった・・
あのお・・お姉さん?? ワタシ 何でここに居るんですかあ?? 
顔を上げて私の後ろを見るや否やスクッと立ち上がって ファミリーのところへ駆け寄って挨拶する彼女だった・・
どうやら 私の友達だと自己紹介しているようだった・・・・
でも・・・・変!! 何で・・・・ えっ! 記憶が・・・ 消えて行く・・・ 考えれば考えるほど薄れて行く記憶・・・・
私は咄嗟にメモにしたためた・・・ 二人を救ったのは 御婆ちゃんそして大勢の人々ともう一組の私達・・・・
考えていると後ろから 何やら大歓声が巻き起こる 振り向くと 釣具店の彼女とみんなで釣りの話しをしていた
病院から看護婦さんが来て もう安心ですよ!! 大丈夫!! 良くなりますと満面の笑みで伝えてくれた
こんなことって あるんですねえ!! もうダメだったのに 奇跡 そう 奇跡がホントにあるなんて!!
そう言うとスキップしながら病院に入っていった看護婦さんだった・・・・
看護婦さんの後に続いてみんなでスキップしながら病院の中に入ると 先生降りて来ていたのが見えた・・・
みんなは先生を取り囲み深々とお礼を言うと一斉に先生に向かって大きな拍手を巻き起こした
先生も満面の笑みで両手を万歳して 勝ち誇って見せ 更に拍手は病院にいた人達全員と事務の人達までもが
先生を囲んで拍手で埋め尽くした・・・・・ 白衣を着て満面の笑みで万歳する先生は 院内の奥へと消えていった
よおし!! 今夜は二人の生き返りを祝して 俺の家で焼肉パーティーでもすっかあ!!・・・・(叫ぶ亭主)
病院からみんなが一斉に帰路についた 私は彼女のバイクで帰路に・・・
彼女の後で何か忘れてるような気がした 何だろうと考えていると 何かが私のポケットから飛び出して行った
何だろう 今の紙切れ 買い物のレシートかな・・・・(私の書いたメモは風に連れられて何処かへ消えた)
御婆ちゃん?? 何処の?? 病院に居た人かな?? まあいいや!!
その日の夜は釣具店の彼女を含むファミリーたちと自宅玄関で焼肉パーティーで過ごした・・・・
義母と仲直りをさせてくれ生き返ってくれた彼女(義妹)に心から乾杯した私だった。



6番目



久し振りにみんなと過ごした時間はあっと言う間に過ぎてしまい亭主と義父は家の中で、私たち女は全員が
テントの中で朝を迎えようと言うことになり 小さい灯だけで深夜遅くまでおしゃべりに夢中になった・・・・
あれから義母は義妹と大きな建物の中で互いに行き来しては誰も居なくなった寂しさを紛らわしていたとか・・・
元家政婦の彼女は毎晩のように旦那に身体を求められワンパターンのセックスに飽き飽きしているとか
電気屋の彼女もまた年下の旦那に毎晩抱かれ続けるも一度として行かせて貰えないウップンの日々だとか・・・
姉妹もまた行かせてくれない彼氏に嫌気が差しているらしことを延々と語っている・・・
私の隣には釣具屋の彼女が私の方を向く形で横になって みんなの話しに耳を傾けている・・・
結局 男は勝手に抱いて勝手に果てて勝手に寝てしまうということで一致したあたりで一人、また一人眠っていった
数分後、モゾモゾと誰かが動くと 一斉にモゾモゾしだす女達だった・・・・
あちこちから微かに聞こえてくる女の鳴き声・・・・・  嫌らしいヨガリ声・・・・・・ モゾモゾ モゾモゾ モゾモゾ
私は慌てて左側で眠っている彼女(釣具屋)の耳を塞ぐように抱き寄せた・・・
まるでセミのように最初は静かに そして徐々に鳴き声は大きさを増して行く・・・・もう寝ていられる状態ではない
ミーンミンミンミンミー ミーンミンミンミー ミーンミンミンミー 一声に泣き出すセミたちに気付かれないように
彼女(釣具屋)をテントから連れ出すと 食料品が入れてあるテントへと移動した・・・
まだ、みんな話し足りないみたい うふふふふ こっちなら静かに眠れるよって手を引いてテントには入った私達
女達のテントから少し距離を置いたテントまではセミ(女達)の鳴き声は届かなかった・・・
二人で、うつ伏せになって寝ると 間もなく私の左側から私の胸の辺りに顔を埋めるように甘えて来た彼女だった
右手で優しく彼女の頭を撫でていると 彼女は吐息を立てて眠った・・・・・
私も疲れの所為か吸い込まれるように夢の中に入っていった

深夜 何時頃だろう 身体に触れる何かの感触で目が覚めた・・・・ 薄目を開けて見る・・・(何だろう・・・)
ショートパンツから出ている私の脚に何かが触れる感覚・・・・・・ 胸がはだけられている・・・・
その時 私の真上に 彼女の顔そして長い黒髪が見えた瞬間 左側の乳首にネットリとした感覚が・・・
ビクッン!! 私の意識とは裏腹に勝手に反応する自身・・・・ 彼女が私を抱こうとしている そう思った瞬間
彼女の舌は私の乳首に絡み着いてきた・・・・ 右脚を撫でる彼女の手・・・・  否応無く出る恥ずかしい声・・・・
嫌らしい音を出してムシャぶり着く彼女・・・・  ダ・メエ・・・・ ダーメだってばあー・・ 小声で抵抗する私・・・
私にムシャぶり着く彼女には私の声は届いていないようだった・・・・
右胸を優しく回しながら左乳房にムシャぶり着く彼女・・・・  声が 声が出ちゃう!! 必死に堪える私・・・・
ねえ ヤメテ・・・ お願いだから ヤメテ・・・  彼女の肩に両手を置くと 彼女は私の唇に唇を重ねてきた
入ってくる・・・ 彼女の舌・・・・  両胸の乳首に指を絡める彼女・・・  身体が反応して仰け反る私・・・ クッ・・
右手が乳房から離れると ショートパンツのボタンが外され 抵抗すねる間もなくスルスルっと脱がされてしまった
パンティーの上から陰部を上下に中指でナゾリ始める彼女・・・・  パンティーの中でクチュクチュ音を立てる私
身体中を彼女の舌が滑りだすころには 私は鳴き声を出していた・・・ 恥ずかしい・・・ 彼女には聞かれたくない
必死でヨガリ声を出さぬように耐えた・・・  彼女は淡々と私の身体の隅々を丁寧に静かに嘗めて行く
パンティーも知らぬ間に脱がされ裸にされてしまう・・・ どうしたんだろう なんで抵抗できないんだろう・・・
彼女は私に考える暇さえ与えてくれなかった・・・  突然 両脚を開かれたと思った瞬間 彼女は私の陰部へと
舌を這わせて来た・・・・  ピチャピチャと嫌らしい音が私の耳に届く・・・・  恥ずかしい・・・ 脚を閉じるものの
力が入らない・・・ 直ぐに大きく開かせられ舌先は激しさを増し 私から意識を奪って行った・・・
中へ中へと入る彼女の舌先は中でクネクネと動き回り私を震撼させた・・・・・・ 何?? この動き??・・・・
止まらない全身のの悶え・・・ ヨガリ声・・・ 知らず知らずに出す鳴き声・・・  どうして身体に力が入らないの!?
何で そんな奥まで・・・・・  彼女は私の身体を自由に変え自由に抱いた・・・・ 拒否出来ないのは何故??
身体に力が入らない  自在に体位を変えられ辱めを受けている気分に変化し行く私の心だった
彼女はスルスルっと裸になると自身を私の陰部に合わせて来た 犯される気分の私だった・・・・
何かか私に当たった 固いもの それていてそんなに太くなく細長い物  何だろう?? 動揺する私・・・
細長く固い物は私の陰部に不規則に予測出来ないくらいに強く当たる バイブでも男性でもない・・・ 何??
何が私に当たってるの!!?? 怖い!! ネチュネチュ・・ ムチュムチュと奇妙な音を立てて 私自身を俳諧する・・・
私のクリトリスに強く固い物が当たる度に 身体を仰け反らせてしまう・・・ アッン!! 無意識に出る鳴き声
大陰唇と小陰唇・・・そして尿道に当たるヌルヌルした物の刺激に徐々に意識が遠のいた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気が着くと私は下着も服も着せられていた・・・・  彼女は私に持たれかかるように眠っていた・・・
あれは 何だたったんだろう 考える余力もないほど 疲れていた私は再度の寝むりに着いた・・・
翌朝、バタバタする外の音で目覚める・・・ 頭がボーっとする・・・ 髪に手グシをしながらそっと起き上がる・・
辺りを見ると 私の枕元に見たことのない 小さな小瓶が転がっていた 何だろうと手に取ってみる
中国語?? 私にはまるで解からない漢字だらけのシールが貼ってある・・・・
裏側を見ると 私にでも解かる漢字があった 日本語  効能・・・ 興奮作用 動力機能の停止 感度抜群
男はびんびん 女はうっとり 摂取量で変化する魔法の媚薬  何これ!!!!!! 何でこんなものが!!!! まさか!! 私!!
可愛い寝顔のこの子(娘)が私を犯すために使ったの!!?? 私を奪うために使ったの!!?? 
何やら得体の知れない怒りが身体中から漲って来た・・・・・・・  私は小瓶を隠した・・・・
こんな子(娘)が私欲しさに こんなことしたなんて??!! 信じられない・・・・ でも・・ 私は犯された・・・・!!!
突然、出入り口が開いた・・・(バサッ!!) もう起きたかなあー それともお楽しみだつたのかなあー・・(笑顔の義母)
御飯の用意出来てるから 食べよ!! ハンゴウで焚いたから おコゲもタップリあるぞおおー そお言うと義母は
向こうへ立ち去った・・・・  ねえっ! 起きて!! ホラホラ 朝だよ!! 起きて起きて!! 彼女を揺すり起した私
あどけない表情で起き上がると 私に抱きついて来た彼女だった・・・ お姉さんは私だけのものだから・・・・
抱きついて私に言う彼女の身体は震えていた・・・  私だけのお姉さんだから・・・・・(彼女)
抱きつかれながら言う私・・・・ さあぁー それはどうかなあぁー うっふふふふ
ホラ起きて 御飯食べよ!! 彼女の腕を掴んでテントを出ると 既に女達は起きていて朝食の準備に追われていた
流石は全員 旦那さんや彼氏のいる動きをしていた・・・・
家の中から亭主と義父がアクビをしながら出て来た  おっおすうー!!・・・(亭主) ヒョコヒョコと亭主の後から義父
車庫の横の水道でジャブジャブ顔を洗うとビールのハコの椅子に腰掛ける亭主と義父・・・・
私と彼女もジャブジャブと顔を洗う 子供のように笑う彼女の顔には似合わない長い黒髪だった・・・・
顔を拭いて 椅子に座ると 一人分ずつのハンゴウが配られた・・・・ おコゲがタップリありますように!! と義母・・
オカズは 漬物と卵焼きだけの朝食だったけど みんな自分の前のハンゴウが気になるらしい・・・・ 真剣な顔
義父と亭主がニヤニヤしながらあけるのを待って 女達が一声に フタをあける・・・・
かき回すと 一声に歓声が巻き起こった!! わああぁぁー 出来てる!! 出来てる!! おコゲがタップリよおぉ!!・・(姉妹)
ワタシのも!! あったあった!! 電気屋と元家政婦の彼女も 顔をホクホクさせ大喜び!! 
ハンゴウから上がる炊き立て御飯の湯気・・・・ そして香ばしいおコゲの香り・・・・  お腹がグウゥーってなった
だーれえー やーねえー オッホホホホホ・・・・・義母だった   アッハハハハハハ あっははははははは!!
頂きまーす!! ワタシも横の彼女も大喜びでおコゲを お腹一杯食べた・・・・ 時間は朝の5時
後片付けに彼女(釣具屋)もくわわって 30分も掛からないで終わった
義父がなにやら車庫の横からゴソゴソと大きな袋を持って来た・・・・  おーい 誰か手を貸してくれと叫ぶ・・・
元家政婦の彼女と電気屋の彼女が 小走りに義父のほうへ向かった・・・・
二人を追うようにみんなが駆け寄ると そこには釣具が全員分 揃えてあった・・ 時間もあるし これから!!と亭主
釣り餌も買い置きあるし どうだ 朝釣りは!!・・・満面の笑みの亭主と義父・・・・
うわーい!! 手を叩いて大喜びする女達・・・・  家の奥の小川えみんなで向かう ピョンピョン跳ねる姉妹に
口元をしっかり閉じながらニヤニヤする元家政婦・・・・  口をあけてパクパクする電気屋・・・・
亭主と義父が先頭きってあるく 最後尾に私たち二人・・・・ みんなの足音と喜びの声が聞こえてくる
ワタシ・・・行けないよ!! 立ち止まって私に言う彼女・・・    えっ! どうしてー さあいこいこ!!・・・(私)
だって ワタシファミリーじゃないし お姉さんに昨日 あんな酷いことして・・・・(真っ青な顔色になった彼女)
彼女・・・・・・・(目を潤ませる)    いいのよ!! 自分で悪いことしたって反省したんなら十分ファミリーよ!!
ファミリーはね!! みんながみんな最初から仲良しこよしじゃないの 喧嘩していがみ合って そして解かり合う努力
そして絆が生まれたのよ!! 悪いことしたら素直に謝る!! ファミリーに資格なんて無いの!! 素直が資格なのよ!!
さあっ! 新人だからって容赦しないわよおぉー  彼女にそう言うとスキップでみんなのとこへ駆け寄った私だった。
後から彼女も小走りでみんなの中に入って来た・・  十分ファミリーよ でも洗礼は受けないとね!!・・(私の心)
小川の手前で 今夜みんなで義母の家に集まる提案をしたものの 何故なのかみんな解かってたようで
全開一致で 私の提案は可決された・・・・・  女達だけの集い・・・・・
彼女にも伝えると飛び跳ねて大喜びして見せた・・・・   それ以上に心で大喜びしたのは女達全員だった・・・
小川に着くと さっそくとばかりに 先頭モードに突入した私達だった・・・・・
みんながチリシリなっていった中で 元家政婦に駆け寄ってポケットから小瓶を出して見せた・・・・
ねえっ 中国語 少し解かるって言ってたけど・・ これって何かわかる??・・・聞く私
どっどうしたの?? こんなもの・・・・元家政婦    さっきテントの向こうで拾ったんだけど・・・・私
これって危険と言えば危険なものよ!! 他人を動けなくさせた上で身体の感度 普段の10倍くらいに上げるもんだよ
これ、場合によっては女の子犯すのにも使えるし、少量なら興奮剤としても使えるって書いてあるけど・・元家政婦
でも、これ ネットとかでないと買えないよ!!  ふーん こんなもの出回ってるんだなあ!! でもこれ一歩間違うと
とっても危ないから悪用禁止って書いてあるよ・・・・いいねえー これ!! 旦那にも飲ませたいなあ・・(元家政婦)
ありがとう!! あっ!! 今夜 楽しみだね!!・・・・そう言うと 満面の笑みを浮かべて上流へ消えた元家政婦だった
今夜・・・・・彼女はファミリーになれる



7番目



昨日は散々だった・・・・
何であんな夢を見たんだろう そりゃ確かに亭主のことでは色々と悩んでる・・・・ だからって・・うふふふふ・・・
でも、リアルって言うか 亭主の声が○○(義母)に似てるはずないだろうし 女の子見たいにヨガるなんて・・・・・
なーんか 考えただけで寒気がする・・・・ うふふふふふ・・・・
だけど、あの胸 何か勿体無いし亭主とプレイしてあげてもいいような気もするし 複雑なんだよなあ~・・・
おっ! おはよう! 何だどうした・・・ ニヤニヤしてるし・・・・(亭主)   うふっ・・・何でもないよ うふふふふ(私)
気持ち悪い奴だなあぁー・・・・ でっ 今日は病院いってくるのか??・・・(新聞を持ってソファにに座る亭主)
うん そのつもり  10時には家を出て戻りついでにスーパーでお買い物もしたいし・・・ 何か渡す物ある??
おっ、じゃあ これ! アイツら(弟夫婦)にこの本頼むわ・・・・(亭主)    本??・・・(私)
あぁー 仕事帰りに立ち寄った本屋で見つけたんだが 名前が面白くって2冊買っただけで完売だって店主が・・・・
なんでも5冊しか入ってこない本らしくってよお・・・・ゴソゴソゴソゴソ・・・・・(笑みを浮かべ袋から出す亭主)
ホラ!! 見てみろ・・・ 渡される・・・・   何これ?? うっふ うふふふふふふ・・・・(大笑いする私)
縄が私の友達・・・縄奥だってえ~ パシシ゜シパシパシ 手を叩いて笑う私・・・
なあっ!? 凄いだろう 前に俺が言ったのと おんなじ名前の本があったんだよおぉー あっはははははは(笑う亭主)
あっ、でもこれって縄奥の1って書いてあるってことは連載物なんだねえー へえー あるもんだねえー・・・(笑む私)
でっ! 中は見たの??・・・・笑む私   いいや まだ見てねえーけど チラっと見た限りじゃ家族もの見たいだったが
まあ、入院中はあんまり刺激の無いものの方がいいだろう!!・・・・ よし飯にするか・・・(ダイニングへ移る亭主)
縄が私の友達・・・・縄奥かあー・・・・ あるもんなんだなあー ・・・・(心の私)
亭主が出勤し掃除洗濯と家事そして 菜園から白カブとキュウリを収穫・・・ このカブを引き抜く瞬間とキュウリを
捥ぎ取る瞬間が大好きな私・・・・ 夕飯に合わせて浅漬けを作っておかないとねっ!・・・・
亭主は朝でも夜でも漬物がないとダメな人だから・・・・  ヨイショっと 手早く水で洗って サクサクサクっと
漬物はダラダラやってもいい本漬けとスピード勝負の浅漬け・・・・ 事前に準備してからやるのが良妻と義母が・・
さてとっ! 出来上がりっと・・ よしっ! 夕飯の準備一つ出来上がりっ! 毎度!! 一人笑む私・・・・
着替え・・・・ どうしようかな~・・・ 最高気温は30度の予想か~・・・ ショーパンて訳にはいかないよな~・・
スカートかっ・・・  ストッキングどうしよう・・・ 暑いんだろうなあ~・・・ ムレちゃうんだよなあ~・・・
ヤダなあ~・・ よしっ! 長めのワンピーとショートストキングで誤魔化しちゃえっ!! グットな考えだわ・・うふふふ
準備万端と本も持ったし・・・・ ガスの元栓もOK、電気の消し忘れなし!! 窓の鍵もOK・・・・玄関の鍵もOKと
よし! いざ 車庫へ・・・・・  あっと!! 車の鍵忘れちゃったよおー・・・・・
久し振りだなあー・・・ 一人で走るのって  風が気持ちいいし・・・  長閑(のどか)だなあー・・・ 
黄色い中央線が何処までも続く田舎の道路・・・・ 道路ワキは雑木林が所々と覆うように広がる草原・・・
刈り取った牧草の甘~い香りが車窓から入ってくる・・・・  約束のように道端を行く農夫とホルスタイン君・・・
対向車は軽トラックとトラクターばかり・・・・  何処までも伸びる真っ直ぐな道・・・・  眠くなりそう・・・
走り出して20分 ようやく文明の灯火・・信号機  スピード40キロで20分かかってようやく辿り着いた信号機の
可愛いこと 可愛いこと・・・ 名残おしいけど青に変わる・・・・残念
街を横目に見ながら 少しずつ文明が間近にせまるようだったのに 突然離れてしまう また長閑な風景・・・
暫く走るとようやく 遥かかなたに小さく病院が見えてきた・・・ 走っているのに 一行に到着しない
左側は何処までも広がる田園地帯・・・ その奥の奥に白い建物  遮るものは何一つない田舎の総合病院・・
これをグルリと左にみながら30分以上は掛かる道のり・・・ なんで横断道路とかないんだろう・・・・
これを横断するには田んぼ用のガタガタ道を突き進むしかない・・・・  勝負はしたくない・・・
以前、別のとこで勝負をかけて 田んぼを30分近くかけて横断し、ようやくワープも成功間近だった時のこと
プッツリと道が切れていて右側も左側も遥かかなたまで ずっと続く用水路に出たことがあった・・・
だから私は二度と同じ過ちは繰り返さない・・・・ 結局 あの時は私に続けとばかりに 他の車が何台もついて着て
私以下 皆さんも気まずい思いをして引き返した経緯があった・・・・  だから私は正攻法で進むのみ・・・
大きな左カーブに差し掛かった・・・・  フッと 左側の田んぼを見ると 一台の四駆車が凄いスピードで
真っ直ぐに病院を目指していた・・・  立ち上る土煙はモウモウと天を目指していた・・・・
それを見て 複雑な心境の私だった・・・  成功して欲しい でも成功されたら私の苦労は???・・・・
四駆車を左に見ながら正攻法で病院に向かう・・・ 成功して欲しい!! 成功すれば 私は帰りがとても楽なんだもん
頑張ってっ!! と 心で四駆車に祈りをささげる・・・ 頑張って!! 
すると 四駆車の勢いが徐々に弱まった・・・・  あちゃー やっぱりダメかあぁっ!!?? と思っているうちに
私は病院に到着・・・ 手前で路肩に停車し 四駆車の方を見る・・・・  やっぱり 用水路かっ!!
一人の男性が急勾配の用水路を降りて 棒で何やら深さを測っている・・・・
やがて 男性は車に戻ると 何をするの??と叫びそうになった私を無視して 四駆車が用水路に突入・・・・
うわっ!! ヤメテ!!  ヤメテ!! と心で叫ぶ私の近くで あわわわわわわわわ 四駆車のドアの下すれすれまで
水が、沈没・・・沈没しちゃう!!! その瞬間 物凄い黒い煙を吐いて水路を渡ったかと思うと 今度は登りだした・・
あわわわわわわわわ!!! 驚いてる私・・・・   四駆車は戦車のように音を轟かせ黒い煙を吐いて
前輪を浮かせながら・・・・ キターーーーーー!!!  グウォン グウォン グウォン・・・・ カリカリカリカリカ・・・
何事も無かったかのように私の前を横切り美容院へと入っていった・・・・・
ドキドキが止まらない・・・・
車を降りて 四駆車の登ってきたところを確認する・・・・   あわわわわわわわわわわ!!!! 震える声と身体
まるで ブルドーザーが上がって来たみたいに草は剥げて土が見え 小さい木々は折れていた・・・・
よく見ると何箇所か上り下りした形跡があった・・・・
落ち着きを取り戻した私は病院へ・・・・ 受付に さっきの四駆車の運転手が何やら話ししておくの方へ消えた
私は 受付で今の人のことを聞くと ここの病院の外科の先生だった・・・  緊急の時に用水路を渡るらしかった
二重にショックを受け少し疲れてしまった 売店で飲み物を飲干す・・・・グビン!! グビンッ!! 
いやあー いい飲みっぷりだなあー !! あはははははは!!!・・・・・(笑う白衣の男性)   誰??・・この人・・・(私)
あれ?? さっき 僕が土手を登ってたときに見てた人だよねえ!?・・・・(白衣の男性)
あっ! さっきの人おぉー!! 凄かったねえー あれ びっくりしちゃったもん!!・・・(目を丸くして驚く私)
いやあー 驚かせちゃったんだねえー 申し訳ない!!・・・・(気さくな感じの男性)
あぁー 僕は!!・・・・・   先生なんでしょ!!  さっき受け付けで聞きましたけど、草木が縋れて痛々しかったわ!!
いくら緊急だからって・・・(少し怪訝な私)   重ね重ね申し訳ない!! 街には道をつけてくれって
再三頼んでるんだけど・・・・(頭に手を当て頭を下げる先生)  でっ緊急とかは??・・・(聞く私)
えっえー・・・・ それが・・・(急に暗い表情の先生)  間に合いませんでした・・・・(暗い先生) 
声にならない私・・(聞かなきゃよかった!!)  なーんちゃって!! あははははははは・・・・・(爆笑する先生)
咄嗟に 私はこの医師の頬を引っ叩いていた・・・バシッ!! 失礼します!! 私は怒っていた・・・
草木を倒し まあ 仕方のないこととは言え・・・ 本気で心配したのに なんちゃって!!・・・  何て言う人だろう
あれでも医者なの??   私は義弟を尋ねた・・・ どお 具合は??  やあぁー義姉さん!! 結構直りも早いって
医者も驚いてたよおー 義姉さんたちこそ変わりないかい??・・・・  心配かけてすいません・・頭を下げる義弟
俺より直りが早いのがアイツの方・・・ いまトイレに行ってるか時期 戻るよ!! 俺は歩き回るのは来週くらい・・
ホラ 戻ってきた!!  ああぁ~ 義姉さーーん!! 会いたかったたあー!! 私の両手を握り締める義妹・・・
1時間くらい義弟そして義妹と3人でお喋りを楽しんでいて 思い出した亭主からの本・・・・
はい これ! 主人からよっ!! 縄奥?? 初めて見るけど・・・・(義妹) 
何だか妙な名前の本だなあぁ~ 義姉さーん 兄貴の奴・・・・ あはははははは(笑む義弟)
コンコンッ・・・ ハーイ 旦那(義弟)さん体温計ねえー ハイ こっちが奥さんの方!!・・・・(看護婦(士)さん)
あらっ?? これっ?? 本・・出たんだあー へえ~・・・・(少し驚く看護婦)
ちょっと 見ていい??・・・・(看護婦)  うっわあー 懐かしいー 縄奥の1ねえー ヤバっ!! 誤字脱字そのまんま!!
直してないんだあー 珍しいよねー 書き下ろし そのまんまの本って!!・・・・(ニコニコ笑顔の看護婦)
あっあー でも いいのかなあー こんなの見ても??・・・・(意味深な看護婦)
看護婦さん この本 知ってるの??・・・・・(聞く義妹)
あっ! 本は初めて見たんだけどねえ・・・これ ネットの素人小説で確か・・・縄奥5で休刊だったかなあ~・・・
6だったかで終わってるはずだけど・・・ 確か うる覚えなんだけど・・・主人公だったかなー 死んじゃうんだよね
違ったかなあ~・・・・・ でもねえ この本の方じゃなくてねえー もっと凄いのはねえ
これ書いてた人ってのが 実在って言うかこの世の人じゃないなんて ネットに出てたんだよねえー
何処かの小さい出版社の人が書いてる人に連絡と取ろうとして ブロバイダーまでは調べられたんだけどねえ・・
その先・・・ ブロバイダーの先がなかったんですって・・・
要するにブロバイダー契約してる人のところを尋ねたら 50年も前に死に絶えた家の住所・・・しかも
電話線も繋がってなくって 気味悪いながらも担当者が朽ち果てた家の中に入ったらしいのよ・・・・
そしたら、壊れた黒電話のところに白骨化した右手が置いてあったって言うの・・・・
シーーーーーーーン 面白くなかった??  アハッ アハハハハハハ アハハハハハハハハ・・(逃げた看護婦)
ねえー 本当だと 思う??・・・・(義妹)   てっことは この本て呪われた本なの??・・・(私)
て言うかよおぉー この本・・・ 普通出版社の付箋みたいの着いてるよ・・なあ・・・ 無いぞこれ!!・・・(義弟)
て・・亭主がとったんだよ・・・ きっ・・きっと・・・作り話に決まってるっしょおぉー うっふふふふふ・・・(私)
とにかく 渡したからねっ!! 咄嗟に 二人から離れる私だった・・・・  顔を見合わせる義弟夫婦・・・・
うふふ・・・アッハハハハハ・・・・あはははははは・・・・・・手を叩いて爆笑した三人でした



8番目



病院から帰った私は遠回りながらもいつものスーパーで買い物をして帰ろうと車に買い物袋を積み込んでいた・・
すると後から声を掛ける男の声・・・・・( やあー!!)
振り向くとさっきの病院で私が引っ叩いた男性医師だった・・・
こっちの人だったんだねー・・・・(勝手に声を掛ける医師)
無視して運転席に乗り込もうとすると・・・・(ちょっ ちょっと待ってよ!! 無視するとは酷いなあー!! 慌てる医師)
ドアにしがみ付いた医師・・・・  私はゆっくりとドアを開け車から降りた・・・ 人を呼びますよっ!!・・・ (怒る私)
えっ?? 勘弁してよおー 盗賊じゃあ 無いんだぜ!!・・・・・(ドアに持たれかかる医師)
咄嗟に口を両手で挟んで叫んだ!!!  誰かー!! 助けてー!! 人殺しー!! 誰かあー!!! ・・・・・
ホラっ! 誰も来ない・・・・ 来るわけ・・・  来るわけ・・・ うわあー 何だ 何だっ!!・・・・(慌てる医師)
ダッダッダッダッダッダッダッダッ!!! 奥さん!! どうしました!!・・・・ 顔なじみの守衛さんや店の人が駆けつける・・
うおぉぉぉーーー!!! 十数人の人達が駆けつけ それを見た大勢の人達までも駆けつけてくれた・・・
こいつ!! ふてー野郎だ!! 奥さん怪我は無かったかい!!・・・・  この人私を誘拐しようとしたんです!!・・・(私)
違う!! ちがっ おいっ!! 放せ!! 放せ!!! ・・・・・守衛さんたちに連れられて行く医師
誰か警察呼んでくれ!!  うわー違う!! 話せばわかる!! 放してくれー!!!・・・・・店の中に消えて行った人だかり・・・
私はそのまま自宅へ車を走らせた・・・・ 小さな街・・・・・  直ぐにサイレンを鳴らしてパトカーが来たようだった
苛立っていた・・・ 医者が人の生き死にを冗談に交えたり力任せに川を渡り木や草をタンポポまでも掻き毟る
私は許せなかった・・・ こんな長閑な街でナンパみたいな真似するあの医師が許せなかった・・・・・
家に帰っても気が晴れることはなかった・・・・ そんな折 電話が鳴った 出て見ると義母からだった
ねえっ! 知ってる?? いつものスーパーの駐車場で強盗があったんですって!!  怖いわねえー!!!
今、スタンド来てて聞いたんだけどさあー アンタも気を着けなさいよ!!・・・じゃっ また今度ねっ!!
小さい街だからドンドン広がる噂・・・ これであの医者も少しは懲りるだろう・・・
夕飯の仕度をしていると警察の人が尋ねてきた・・・ 玄関先であれやこれや質問攻めに遭っているところに
亭主が帰って来た・・・・  私は医師との経緯(いきさつ)を事細かに話し説明し駐車場でのこと話して聞かせた
ドアに手をかけ身体で持たれかかって閉めれないようにされたと・・・フムフムフム・・・・・・
なるほど・・・立件できるなこりゃ!!  で奥さんはその後どうしました??
自分からドアを開け外に出たと・・・ フムフムフム・・・・  人を呼びますよと言うと 誰も来ないぞと凄まれたと・・
フムフムフム まあ~ 受け方は人それぞれでしょうが奥さんは恐怖を感じたわけなんですね!!・・刑事
はいっ!! 怖かったです!! 私よりずっと大きい人だし 咄嗟に叫んでました!!  フムフムフム  解かりました・・
どうもありがとうございました・・・・ 奥さん!! 心配しなくてもちゃんと立件できますから安心してください・・・
警察は帰って行った・・・・  どうしたんだ?? 何かあったのか?? 亭主にも刑事に言ったことと同じことをくりかえす
てかっ その医者があいつ等のいる病院の医者だってとこがマズなあー 暫くは病院へは行かない方がいいな!!
翌日の地方新聞の社会面には○○病院医師スーパーで買い物帰りの主婦を狙う!! と載っていた。
その後、一度だけ警察に呼ばれ被害届を提出したものの 少し可哀相かも知れないとも思っていた・・・
警察では、私に興味を持った男性医師が偶然スーパーで私を見かけ声を掛けたが無視されてドアに手を掛けた
と言う説明をしているようだった・・・ 取調べでは私と同じことを話しているらしかった・・・・
警察署を出ようとした時、病院の看護婦さんと偶然玄関の前で出合ってしまった・・・・ 
私が会釈したものの気付かずそのまま俯いて何やら紙袋を持って行ってしまった。
きっと着替えとか持って来たんだろうと直ぐに解かった・・・  後味が悪かった・・・
警察署で刑事が言っていた 取り下げることも出来るんですがねえー まあ あくまでも選択肢の一つとして・・・・
耳に刺さって消えない重みのある言葉だった・・・・
あれ以来 病院にもスーパーにも行っていない 心配して来てくれた彼女(義母・元家政婦・電気屋・釣具屋)たちが
交代で日用品を代買いしてくれているから何とか成り立っている・・・みんな私を心配してくれている・・・・ 
良心が痛む・・・・・ ホントは怖くなんかなかったし ちょっと懲らしめてやろう程度だった・・・
まさかこんな大きなことになるなんて思ってもいなかった・・・・
彼女達から聞くと あの医師は気さくで評判もよく早朝だろうと深夜だろうと病院に駆け付けてくれる
しかも、誰も来たがらない こんな田舎に進んできてくれたと言う・・・・・ 大勢の患者や看護婦たちが
連日のように嘆願書をもって警察署を訪れているとも聞いた・・・
私は悪い女・・・・・
亭主もこのことには一切 触れようとはしないし 誰も触れようとはしなかった・・・・
であればあるほど、脳裏を掠める言葉・・・・ 私は悪い女・・・・
気付けば私は警察署に居た 担当刑事に被害届を取り下げたいと申し出るも 既に逮捕されているし
身柄も地方検察庁と言うところに送られることが決まっていた もう遅いと言われた・・・・
私はとんでもないことをしたと悔やんだ・・・・ 気の毒に思ったのか別の刑事さんが来て私に言った・・・
今、奥さんねっ! 後悔してるんでしょっ! でもねっ! 後悔できるのは生きてるからなんだよ!
もしもあの時 あの男(医師)がフシダラなことを少しでも考えていたら 奥さんは後悔も出来んかったかも知れない
車であれ、家のドアであれ閉めさせまいとするのは強盗と同じなんだよ! 我々刑事だって人間だから
あの男(医師)を調べれば調べるほど 何とかならんかと四苦八苦もするけどね 強盗は強盗なんだよ
だから もう後悔するのは必要ないよ!!・・・・ 今にして思えばなんていってたらキリもないしねっ!
まあ~ あの男(医師)に関しては余罪も結構あってねえ あの男の部屋を調べたら まあ~ 出るわ 出るわ・・
女性の下着や衣類とか通販で買ったものもあったんだけどね 殆どは盗品 ようするに下着泥棒!!
病院の更衣室に忍び込んでは使用済みの下着やパンストなんかも盗んでいたようなんだが 性格なのかな~
盗んだところに必ず相応のお金を置いてくる珍しいやり口なもんだから被害届も出なかったようなんだよ
だから、アンタも後悔してる場合じゃなかったかも知れんちゅうことだよ・・・(あっはははははは、笑って去る刑事)
刑事の話しに少し 救われた気がした・・・・・
下着泥棒か・・・・ 結構爽やかな笑顔だったのに 亭主と同じで下着やパンスト履いて白衣着てたんだろうか・・・
アハハハハハハハハ・・・・・ あれっ?? 笑ってるよ私!! なーんか久し振りの気がする・・・・ 笑うの・・・
でも、あんな爽やかな顔して白衣来て歩き回ったり踊ったりしてたんだっ!! キャッハハハハハハ!!!
その後、私は病院に出向いて医師の不起訴を嘆願すべく署名欄に被害者として名を連ねようとしたものの
下着泥棒の件が発覚したため署名活動は止まってしまったことを事務の人に明かされた。
心も晴れた私は病室の義弟夫婦を尋ねた・・・・・
病室の二人は何にも知らされていなかったことが解かってホッしていると 前にここで会った看護婦さんが来た
看護婦さんが薬を二人に渡すと帰り際、廊下で私に手招きをした・・・・今日で会うのって3回目だよねっ!! 
あの時はごめんなさい!! アナタのこと怒ってたから・・・ワタシも結構やられたんだよ!! 下着とかストッキングとか・・
ウフフフフフと笑いながらすれ違いざまに私の お尻をサッと撫でて去った看護婦さんだった・・・ ドキドキする私
看護婦さんにレズが多いと言う話は本当だったんだなあって実感した私だった・・・



9番目



おっ!! どうした! 今日はやけに機嫌がいいなあぁ 何かいいことでもあったのか??・・・(仕事帰りの亭主)
うん!! さっき病院から帰って来たんだけど彼(義弟)も彼女(義妹)もあと二週間くらいで退院できるって言うし
それに、例の医者のことも終わってちょっと安心してるんだ!!・・・・(陽気な私)
おっと そう言えば、例の本っ!! どうだった!! 喜んでくれたか??・・・・(白い歯を見せる亭主)
あっ そうそう あの本ねえ 看護婦さんも知ってる本だったんだよぉー 何か驚いちゃった!!・・・・
そっか そっか そりゃ良かった・・・・そい言うと玄関の中で私を抱き寄せる亭主・・・・ 無言・・・・
心配してんだ実は・・・ 被害者なのに病院ではお前が悪者みたいになってるってアイツ(弟)が電話くれてな・・・・
えっ! 知ってたんだ義弟夫婦・・・・・(心の私)
だから病院にも当分こないほうがいいってアイツ(義妹)も伝えてくれって言ってきてくれて・・・・・
何かあの病院の医者って変質者だったんだろ!! 看護婦の下着やらなんや盗んでたって聞いたし・・・・
ねえ・・ こんなとこに居ないで中に入ろうよ~・・・・(私)  いや もうちょっとみのままで居たい・・・(亭主)
ムニュムニュする亭主の胸 そして大きくして私を突っつく下半身・・・・・
ヤーダ~ってばあぁー ・・・・(亭主から離れようとする私)  後でに玄関の鍵を掛けた亭主・・・・
マズい!! 犯られる!! 咄嗟に思った瞬間 足が縺れて玄関の上がり元に尻餅着いた私・・・・キャッ! ドオォーン!!
私に引き寄せられるように亭主が私の上に重なった!!  なっなんて言うこと!! 
うろたえる私を他所にワンピーのボタンに手を掛けながらスカートの中に手を入れた亭主・・・・・
しまった!! ショートストキング履いてたままだった!!・・・・・(今更気付いても遅い私)
ボタンを外され両肩から一気に押し下げられ胸が曝け出される・・・ ちょっと~・・ ヤダ!! こんなとこヤダっ!!
抵抗するも亭主の顔は見る見る ゴリラに変わって鼻は大きく開き荒い息をしている・・・
スカートの手は足首から脹脛へと急ぎ早に撫でながら移動・・・・・ストッキングの留めゴムのところから外れた瞬間
手が足とストッキングの境目で立ち往生・・・  しめた!! 亭主パンストと勘違いしたんだ!!・・・・(心の私)
あれ? 前にもこんなことがあったような??・・・・・(心の私)
境目で立ち往生して少し上半身が浮いた瞬間!!! 俊足で後ずさりして逃げ出すことに成功!!! やったっ!!
逃げ出した私を ズボンを途中まで降ろしたマヌケな姿の亭主が目だけで追っていた・・・・
すかさず、一気に居間へ雪崩れ込んでストッキングを脱いでソファーへ放り投げた・・・・・ えいっ!!
玄関から、半分ズボンを降ろし背広も片側だけ脱げた惨めな姿の亭主が入って来た・・・(ソロリ ソロリ ソロリ ソロリ)
ソファーにドンと腰掛けると私の脱いだショートストッキングを見て フフフっと笑うと脱力したように崩れた・・・・
戦意喪失の亭主・・・・・・・・・     私は台所に移動して冷えた麦茶を居間の亭主へと運んだ・・・・
無言で気まずそうな亭主・・・・・  一気に麦茶を飲干す・・・・(ゴキュゴキュゴキュ) 
ヤバかったあー 胸を撫で下ろす心境の私・・・・・ 結構今日も暑かったからパンツなんか汚れてるし
だいいちアソコなんか!!!  そう思うと背筋が凍りつきそうになった・・・・
亭主は必ず舐めると言うより汚れれば汚れてるほど好きだという変態マニア・・・・
私は後ろを気にしながら夕飯の準備に取り掛かった   今日は私の勝ちだわ!! うふふふふふふ・・・・
今日の献立は作って冷凍庫で数時間冷やした鰯のツミレ汁と鮮度が命!! 氷で囲まれた秋刀魚の刺身・・
そして去年、N○Kで見て作り試行錯誤の結果 遂に我が家の味覚となった鳥の手羽で作ったコテガエと言う料理
唐辛子とニンニクそして蜂蜜・味醂・お酒と醤油でコトコト煮込んでニンニクがホクホクになったら出来上がり・・
亭主はこれに目が無い・・・ カニを食べてる時の数倍静かに無心に食べている・・・ムフフフフフフフ(笑む私)
相変わらずふて腐れているのかと静かに覗く・・・・  私のショートストッキングを振り回して遊んでいる亭主・・
ねえー 今日のお昼 何食べたのお?? 台所から亭主に聞く・・・・
あっ・・うな・・・いや・・・ オロオロし出す亭主・・・・  ねえってばあー!! ・・・・聞く私
うっ・・うな重・・あっ! いや! 専務に触れてさあー 断り切れなくて・・・その・・・あの・・・シドロモドロの亭主
やっぱり!! 思った通り 鰻で盛りが付いてたんだ・・・・ 変だと思ったあー!!・・・・(心の私)
二階から亭主の着替えを脱衣場に置いて 亭主に伝える・・・ 奥の部屋へイソイソと入りスーツを脱ぎ出す亭主
ねえー 今夜するの??・・・・(意地悪に聞く私)   ズボンを膝まで脱ぐ亭主の逆側へ回り
ねえーってばあー 今日 セックスするのおー!!・・・(亭主驚いて畳に尻餅を着いた!! ドスンッ!!)
おっ お前なあー 女の子がそんな!!・・・そんなこと!! 言うもんじゃないぞっぉー!! 全く なっなに言ってんだか!!
半音上げて怒り出す亭主・・・・     ウフフフ・・・・(女の子!? 心で大笑いする私)
ソソクサとスーツを脱ぐと早々とお風呂へ行ってしまった亭主・・・・  うっふふふふふふ・・・・笑む私
女の子って・・・暫くぶりに言われたなあぁー・・・・うふふふふふふふ(物凄く嬉しい私)
私は風呂場の入り口にたった・・・ ねえー 私も入っていい??・・・
えっ!? ちょっと待て!! どうしたんだ??・・・・(驚く亭主)    ただ背中流してあげたいからっ!!・・・(私)
あっ・・い・・・いいぞ!! 入っても!! ・・・・(亭主)  うんっ! それで約束して!! 絶対に変なことしないって!!・・・(私)
わ・・わかった約束する・・・・   じゃー 入るねえー・・・・(私)  
風呂場に入ると亭主がドアのところで下の竿と一緒に仁王立ちしていた・・・・  ヒクヒク撓る逞しい竿・・・・
やっぱり!! 嘘つきなんだ!!??・・・・・(残念そうな私)    えっ 何?? 何もしてないじゃないか!!・・・(亭主)
だってえぇー・・・・(亭主の股間を指差す私)
うおぉっ!! こっ!!  これは!!  コイツが勝手に!!  俺の意思じゃない!!・・(慌てて両手で隠すが先が出てる亭主)
慌てる亭主の前に跪いて 色々 御心配を掛けました・・・(そう言って頭を下げると私は亭主の竿を口に加えた)
亭主を口に加えて舌を絡ませた瞬間!!! ドクドクドクドクと私の口に鉄砲水のように速射した亭主だった・・・
まだ、何もしていないのに・・・・・(うふふふふ 心の私)
目をつぶったままの亭主 身体はガクガクと震えている・・・・ まるで童貞くんのような亭主・・・
私は口の中のものを亭主に見られないように排水溝へ 口を水でうがいすると もう一度 亭主を加えた・・・・
今度は少しは持ちそうな気配・・・・ 一生懸命 亭主を愛してあげようと思った瞬間 ドクドクドクドピューン・・・・
二発目が炸裂・・・・ あっけなく終了
少しずつ萎えて縮んだ亭主 ガクッと膝を降ろすと 洗面台へ移動 しょんぼりしながら 身体を洗いだした・・・
そんな亭主の横の洗面台の前に座る私・・・・ 覇気の無い亭主・・・・  ちょっぴり可哀相かも・・・(心の私)
いいよ・・しても・・・哀れな亭主に横から話した私     へっ? と言う顔をした瞬間 床のマットに私を寝かせた
両脚を開かれた瞬間 思いだした!! ちょっと!! ちょっと待って!! 叫んだ私・・・・(まだ洗ってない!! 心の私!!)
時既に遅く亭主は雄の雄叫びを上げ歓喜し私の陰部な舌を入れた!!! くっせえー!!! あっははは・・・歓喜の亭主
たまんねえー この匂い!!  ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ 歓喜する亭主の舌は所構わず陰部を台風のように・・
がっしりと捕まえられた私の両脚は一切の動きを封じ込められ 亭主が堪能するまで待つしかなかった・・・
結局、亭主はまたもや渡しに入ることなく三発目を壁に発射して絶えた・・・・
普段ならここで頑張る亭主も今日の私(陰部)に満足したのか 幸せだと言わんばかりの顔が印象的だった
味わうだけ味わった亭主は寝転がる私を放置して入浴して出ていった・・・・
一人 お風呂場に残された私は 何か空しさを覚えていた

10~17番目



珍しく私を求めて来た亭主・・・・・
仕事から帰って来て妙にソワソワ・・・・ 私は亭主の身体を心配して亭主の前ではパンストを履いていない
会社で何かあったのか それとも週刊誌でも見たのか 何れにしても私への刺さるような視線が気になってしまう
私はと言うと普段通りジーンズで作ったショートパンツに普段着のトレーナー姿・・・・
亭主の大好きなミニスカートを履いているわけでもない・・・・
お風呂から出て来た亭主の上半身・・・ 胸がポヨンポヨンと上下する・・・・  妙な気分になる・・・
ついついブラを着けて欲しいと考えてしまう・・・・  妙な私・・・・
会社では夏だというのに上着を手放すことも出来ずに毎日茹だって帰って来る哀れな亭主であるものの
家の中では自由にポヨンポヨンさせておきたい女房心もある・・・
食卓イスに腰掛ける亭主の横でコップにビールを注ぐ・・・  触られてもいいやと決心して横に立つ・・・・
スーっと左手がショートパンツの上からお尻を撫でる・・・・ ビールを飲みながらお尻を入念? に触る亭主・・・
ねっ! もういいかな? と亭主に声を掛けると 残念そうな表情をして少し拗ねて見せる亭主・・・
食卓に酒の肴を並べる  冷蔵庫から少し解凍しておいた刺身用のタコを出してササッと薄く切って小皿に盛り付け
白シソを千切りにして飾りつけて亭主の前に出す・・・・  亭主 小皿にシソを入れ醤油と絡めて箸の先で潰して
更にワサビを混ぜて 霜のかかったタコを醤油に着けて口に運ぶ・・・・
一瞬 遠くを見るような仕草をして冷たさとタコの風味を楽しむとニコっと笑って口を動かす・・・・・
見ていて とても嬉しい気分になる・・・  冷蔵庫から同じくタコを出して薄刃包丁でタコ刺を丁寧に切り刻み粉砕
小さくなったら それを集めてミニざるへ 沢山氷を浮かべたボールにサッとミニざるごと通して水を切る
素早くそれを、酢味噌に絡める・・・・  それを見た亭主のニヤ~っとした顔がまた嬉しい・・・・
刺身用のイカを切って一本ずつ丁寧に海苔を巻いて行く・・・ 小皿に一人分のイカ海苔の完成・・・ 
手間が掛かる分 亭主の喜ぶ顔が見れる一品でもある そして鰻は少量だと高いから鰯の缶詰を使った卵巻きに
姫タラをサッとガスコンロで炙った焼き物・・・・ しめて1000円以内の亭主の好物、舌包みを打って喜ぶ・・・
しめの御飯は冷凍の厚イカを小さく切って山菜と掛け合わせで作る炊き込みご飯 通称アワビ御飯もどき・・・
これに 番茶を注いで食べるのが我が家流の食べ方・・・・  漁師さんから教わった実母自慢の炊き込みご飯
今の亭主食べることに夢中で私の身体なんか眼中にないって感じだけどそれも嬉しい女房でした。
食べてばかりで殆どお酒が進まない これこそ女房としての幸せを感じるひと時でもある・・・・
一口食べるたびに美味い 美味いって笑みをこぼす亭主 進んでないお酒に気付いて慌てて一揆飲みしてゲップ
徐々に 酔いも回ってか胸が肌蹴てくる亭主・・・・・  気付けば私が亭主の胸を見てドキドキする始末・・・
亭主の胸が大きくなってから こんな一時を過ごすことも多くなったものの それでも亭主の胸を揉みたいなんて
思うだけでも 何か悪いことを考えてるようで 気が引けた・・・・  でもなんでドキドキしてるんだろ??
人でなしことを考えてる私を見ながら 美味しい美味しいって無邪気な顔を見せる亭主に申し訳なくなる・・・
亭主がフラフラっと立ち上がって私にもビールを持って来てくれた・・・・
お前も一緒に・・・ なっ!! そう言うとコップにビールを注いでくれる亭主・・・・  頬も紅くそまる亭主・・・
亭主の願い 叶えてあげたい・・・ 豊胸だけなら・・・・  豊胸だけなら許せるかもしれない・・・・
でも、Bカップとかになったらと 想像して見る・・・・  Cカップなら私より大きいかも?? 一人照れてしまう・・・
どうしたんだ? 何か顔紅いぞ!!   心配する亭主にアンタの胸のこと考えてたなんて言えない・・・・
ジーっと見詰めすぎた所為か咄嗟に胸を隠した亭主・・・・ やっぱり恥ずかしいのか?? 考える私
今っ! お前 俺の胸見てたろ!! 別にいいんだけどさっ でももう薬も飲んでないし そのうち引っ込むからよっ!!
少し照れくさそうに言う亭主・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あのさあー 胸のことなんだけどねっ! いいよ! もしどうしても豊胸したいんだったら 邪魔になったら取れるんでしょ
だから、もし したいって思ってるなら してもいいよ・・・・亭主に心のうちを明かしてしまった私
亭主・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無言
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやっ いいよ もう・・・・ だから もう言うな・・・・元気低下の亭主
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はマズイいこと言ってしまったと後悔した・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元気のなくなった亭主を残し台所に逃げ出した私だった・・・・
馬鹿なこと言っちゃった・・・・ ちゃんと考えろよ 私!! 馬鹿の私!! 何もこんな時に言わなくてもいいじゃない!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気が着けば 亭主が真後ろからギュっと私を抱きしめていた・・・・
背中に当たる亭主のポヨン・・・・
豊胸しても 今くらいだろうかなあー あんまり大きいとこの街に居られなくなりそうだし・・・
やっぱり 普通に戻るよ! いくら大きくしても本物には敵わないしなっ!!・・・・・ 
そう言うと亭主は私の胸を揉み出した・・・・ トレーナーから手を入れてブラを押し上げ丁寧に揉み出した
まるで陶芸作家のように丁寧に丁寧に・・・ 濡れてくる私・・・・  声も漏れ始める・・・
ねっ! こんなとこじゃヤダ・・・・ 小声の私
後に感じる亭主の大砲そしてポヨン・・・・妙な感じの私だった・・・
亭主・・・・ 後で私に押し付けるのを繰り返すと慌てて私から離れ何処かへ行ってしまった・・・・
発射したに違いない そう直感した私たった・・・・

その夜、私は生まれて初めて亭主の物を加えながら両乳首を両指で摘んであげた・・・・
ハウッ!! 一瞬弓なりに仰け反ったかと思うと左右に身悶えする亭主・・・・ 乳首が感じるらしい・・・・・
亭主が身悶えする度に 口の中の物は喉の奥へと入ってしまい 苦しい私だったが 本当に感じてるらしく
何度も何度も苦しい思いをした・・・・・ 亭主の物からは考えられないほどの愛液が溢れ出る・・・
否応無く飲んでしまう・・・・ 心なしか亭主の身体が以前に比べ柔らかくなったようにも感じる
両指で乳首を転がしたり摘んだりを繰り返す・・・ これだけ感じてるならいつもなら速射してるはずなのに・・・・
愛液が口の中にドンドン溢れ出してくるだけだった・・・・
それにしても・・・亭主の ヨガリ声と言うか 鳴き声と言うか・・・ 何で女の子みたいな声なんだろう・・・
男としてる気がしない・・・・  身悶えする度に発するか細い女声が気持ち悪かった・・・・
アッン・・・・アッアァーン・・・・・ウッン・・・アッハ~ン・・・ウッフ~ン・・・・どうしてこんな声でヨガルのか・・・・
ヨガリ声が義母にそっくりだと気が着くのに時間は必要なかった・・・・
暫くすると 女声で亭主が何かを言っているのに気が着いた・・・・ 聞き耳を立てる・・・・・
縛って・・・・ 縛って・・・・ 縛ってえ~ん・・・・ 縛ってえ~ん!!  お願い・・・ お願い!! 縛って~ん!!!
前進で身悶えしながら悲痛に叫び出した亭主・・・・ 客観的に見ていたら絶対に恥ずかしいぞ・・・亭主くん!!
私は仕方なく ベットの下から以前 私を縛らせた荒縄を出して 亭主を後手に縛りバックスタイルに そして
両足首を荒縄で縛って少し広げさせベットの下側の金具に縛りつけ身動き取れないようにした・・・
首の下に枕を挟んで亭主の背中に乗るようにして後から亭主の胸を揉み始めた・・・・
突然大きな喘ぎ声を出し身震いしだした亭主の声は完全に義母の声にそっくりだった・・・・
私の右脚に何かか滴り落ちる・・・・ 亭主の愛液だった・・・ 物は硬くなっていない萎んでいるのに・・・・
右脚のモモで亭主の物を前後に擦ってやる・・・・  ハアッゥ・・・アッアッアッ アッハ~ンと震える・・・・
もっと・・・ もっと強く・・・ 上半身を左右に振り始めた亭主・・・・・ 気が着いた私は亭主の両乳首に力を入れた
アッ!! アッ!! アッ!!と身体を小刻みに震わせると 私の右モモに何かがジュッ!!と飛んで来た!!・・・
見ると亭主の体液だった・・・・ 亭主は肩で荒く息をしていた・・・・・
右ももから足伝いに流れ落ちる亭主の体液はゼリー状で熱かった・・・・・ くっさ~い!! 私の素直な心境・・・・
慌ててベットに落ちる前にティッシュで拭き取って 亭主の物も拭いてあげた・・・・ 凄い量だった・・・
初めてかも知れない こんな 量・・・・ 驚く私だった・・・・
フッと気が着いた私は亭主の縄を解こうとする・・・・  もっと・・ もっとして!! お・・・お願いよぉ! もっとしてー!!
完全に女声・・・・義母の甘える声だった・・・・ 私は腹を括った・・・・  急いで亭主の部屋へ行き持って来た
亭主が未だに隠し持っている物・・・・ アナルバイブ!! 亭主の両乳首を入念に攻めてからゴムを被せたバイブ
タップリとローションを付けてから 少しずつ 少しずつ 亭主の中に入れて行つた・・・・・
唸り声と悲痛な声を交互にだす亭主の中に長さ15~6センチのバイブがスッポリと入った・・・・・
出し入れしてやると ヨガリ声を出し始めた・・・・  この人は義母!! 義母よっ!! 自分に言い聞かせる私・・・
少しずつ出し入れを早めると下半身を上下左右に振り始めた・・・・・  この人は義母 この人は義母!!!
悲痛とも 喜びとも付かない声を部屋に響かせる義母・・・・  バイブのスイッチを入れる・・・・
ヒィーー!!! アッアッアッアッ・・・・アッ~ハーン・・・・ウッフゥ~ン・・・・とヨガリ声を上げる義母・・・・
私はバイブをそのままにして 義母が好きなことの一つ 尻叩きをした・・・ バシッ! バシッ! バシッ!・・・・
アッン イイー イッイー イッイッイーー 気持ち・・・・ハアハアハア 気持ちイイ~・・・・
そうか!! そんなに気持ちいいか!! 咄嗟に女王様に変身した私は声を荒げた・・・・・・
別の荒縄を出して 義母の尻をビシッ! ビシッ! ビシッ! ビシッ! 何度も 何度も叩いた!!
悲痛な声を響かせ前進をプルプルと震わせ喜びに浸る義母・・・・・ 気持ちいいのか!! ええぇー!! 気持ちいいか!!
女王様の私が問いかけると き・も・ち・・・・気持ちいいと夢心地の義母・・・・
バイブの調節を大にすると ウワアァーンと大きな声を出し 股間から愛液を出し始めた・・・・・・・
後手に縛られ両足を広げるように固定された義母は全身で呼吸を乱れさせながら鳴き声を連発させていた・・・
義母のグッズ入れから出した低温ロウソク・・・・ 仕舞いこみ 普通のロウソクを出し火を点ける・・・
よおぉーし 今度は メスブタのお前に 御褒美だ!! そう言うと ヨガリ声を頻繁に出す義母の尻にポタッと落とす
ヒィィィーと叫ぶと左右に尻を降り始めた・・・・ アヒッアヒッアヒッ・・・・悲痛な叫びを上げる・・・
バイブをベルトで固定して、更に 尻にポタリ・・・ポタリ・・・ポタリ・・・・高さ調節を繰り返し義母の尻にロウを垂らす
悲鳴にも似た声を出す義母に・・・ どうした!! もうやめるか!!??と怒声かる女王様の私・・・・
もっと!! もっと!! とせがむ義母・・・・ よおぉーし わかったわ!! 背中にロウを垂らすと悲鳴を上げた義母・・・・
よほど熱かったのか 足を縛る荒縄が撓って音を出した・・・ ビュー ビュー ビュー・・・・
もっと・・続けて!!・・・・もっと続けてと哀願する義母・・・・ 背中から両腰に垂らす・・・・ 悲鳴を上げる義母・・・
両腰から太もも・・・脹脛と高さをかえながら垂らす  ヨガリ 悶え 喘ぎ 悲鳴を繰り返す義母・・・・
バイブをゆっくりと引き抜いて ティッシュでアナルを拭いて そこにロウを垂らした瞬間 ヒイィィィィィィィーと悲鳴
股間からタラタラと白い液体を出し義母は失神した・・・・・
失神した亭主の縄を解いて身体からロウを剥がしベットを整えていると 虫の声ほど声で・・・
アタシ・・・・し・あ・わ・せ・・・と亭主が言うと眠ってしまった・・・・
その後、私は一人お風呂場でオナニーして果てた・・・・

11番目

昨日は散々だった・・・・
何であんな夢を見たんだろう そりゃ確かに亭主のことでは色々と悩んでる・・・・ だからって・・うふふふふ・・・
でも、リアルって言うか 亭主の声が○○(義母)に似てるはずないだろうし 女の子見たいにヨガるなんて・・・・・
なーんか 考えただけで寒気がする・・・・ うふふふふふ・・・・
だけど、あの胸 何か勿体無いし亭主とプレイしてあげてもいいような気もするし 複雑なんだよなあ~・・・
おっ! おはよう! 何だどうした・・・ ニヤニヤしてるし・・・・(亭主)   うふっ・・・何でもないよ うふふふふ(私)
気持ち悪い奴だなあぁー・・・・ でっ 今日は病院いってくるのか??・・・(新聞を持ってソファにに座る亭主)
うん そのつもり  10時には家を出て戻りついでにスーパーでお買い物もしたいし・・・ 何か渡す物ある??
おっ、じゃあ これ! アイツら(弟夫婦)にこの本頼むわ・・・・(亭主)    本??・・・(私)
あぁー 仕事帰りに立ち寄った本屋で見つけたんだが 名前が面白くって2冊買っただけで完売だって店主が・・・・
なんでも5冊しか入ってこない本らしくってよお・・・・ゴソゴソゴソゴソ・・・・・(笑みを浮かべ袋から出す亭主)
ホラ!! 見てみろ・・・ 渡される・・・・   何これ?? うっふ うふふふふふふ・・・・(大笑いする私)
縄が私の友達・・・縄奥だってえ~ パシシ゜シパシパシ 手を叩いて笑う私・・・
なあっ!? 凄いだろう 前に俺が言ったのと おんなじ名前の本があったんだよおぉー あっはははははは(笑う亭主)
あっ、でもこれって縄奥の1って書いてあるってことは連載物なんだねえー へえー あるもんだねえー・・・(笑む私)
でっ! 中は見たの??・・・・笑む私   いいや まだ見てねえーけど チラっと見た限りじゃ家族もの見たいだったが
まあ、入院中はあんまり刺激の無いものの方がいいだろう!!・・・・ よし飯にするか・・・(ダイニングへ移る亭主)
縄が私の友達・・・・縄奥かあー・・・・ あるもんなんだなあー ・・・・(心の私)
亭主が出勤し掃除洗濯と家事そして 菜園から白カブとキュウリを収穫・・・ このカブを引き抜く瞬間とキュウリを
捥ぎ取る瞬間が大好きな私・・・・ 夕飯に合わせて浅漬けを作っておかないとねっ!・・・・
亭主は朝でも夜でも漬物がないとダメな人だから・・・・  ヨイショっと 手早く水で洗って サクサクサクっと
漬物はダラダラやってもいい本漬けとスピード勝負の浅漬け・・・・ 事前に準備してからやるのが良妻と義母が・・
さてとっ! 出来上がりっと・・ よしっ! 夕飯の準備一つ出来上がりっ! 毎度!! 一人笑む私・・・・
着替え・・・・ どうしようかな~・・・ 最高気温は30度の予想か~・・・ ショーパンて訳にはいかないよな~・・
スカートかっ・・・  ストッキングどうしよう・・・ 暑いんだろうなあ~・・・ ムレちゃうんだよなあ~・・・
ヤダなあ~・・ よしっ! 長めのワンピーとショートストキングで誤魔化しちゃえっ!! グットな考えだわ・・うふふふ
準備万端と本も持ったし・・・・ ガスの元栓もOK、電気の消し忘れなし!! 窓の鍵もOK・・・・玄関の鍵もOKと
よし! いざ 車庫へ・・・・・  あっと!! 車の鍵忘れちゃったよおー・・・・・
久し振りだなあー・・・ 一人で走るのって  風が気持ちいいし・・・  長閑(のどか)だなあー・・・ 
黄色い中央線が何処までも続く田舎の道路・・・・ 道路ワキは雑木林が所々と覆うように広がる草原・・・
刈り取った牧草の甘~い香りが車窓から入ってくる・・・・  約束のように道端を行く農夫とホルスタイン君・・・
対向車は軽トラックとトラクターばかり・・・・  何処までも伸びる真っ直ぐな道・・・・  眠くなりそう・・・
走り出して20分 ようやく文明の灯火・・信号機  スピード40キロで20分かかってようやく辿り着いた信号機の
可愛いこと 可愛いこと・・・ 名残おしいけど青に変わる・・・・残念
街を横目に見ながら 少しずつ文明が間近にせまるようだったのに 突然離れてしまう また長閑な風景・・・
暫く走るとようやく 遥かかなたに小さく病院が見えてきた・・・ 走っているのに 一行に到着しない
左側は何処までも広がる田園地帯・・・ その奥の奥に白い建物  遮るものは何一つない田舎の総合病院・・
これをグルリと左にみながら30分以上は掛かる道のり・・・ なんで横断道路とかないんだろう・・・・
これを横断するには田んぼ用のガタガタ道を突き進むしかない・・・・  勝負はしたくない・・・
以前、別のとこで勝負をかけて 田んぼを30分近くかけて横断し、ようやくワープも成功間近だった時のこと
プッツリと道が切れていて右側も左側も遥かかなたまで ずっと続く用水路に出たことがあった・・・
だから私は二度と同じ過ちは繰り返さない・・・・ 結局 あの時は私に続けとばかりに 他の車が何台もついて着て
私以下 皆さんも気まずい思いをして引き返した経緯があった・・・・  だから私は正攻法で進むのみ・・・
大きな左カーブに差し掛かった・・・・  フッと 左側の田んぼを見ると 一台の四駆車が凄いスピードで
真っ直ぐに病院を目指していた・・・  立ち上る土煙はモウモウと天を目指していた・・・・
それを見て 複雑な心境の私だった・・・  成功して欲しい でも成功されたら私の苦労は???・・・・
四駆車を左に見ながら正攻法で病院に向かう・・・ 成功して欲しい!! 成功すれば 私は帰りがとても楽なんだもん
頑張ってっ!! と 心で四駆車に祈りをささげる・・・ 頑張って!! 
すると 四駆車の勢いが徐々に弱まった・・・・  あちゃー やっぱりダメかあぁっ!!?? と思っているうちに
私は病院に到着・・・ 手前で路肩に停車し 四駆車の方を見る・・・・  やっぱり 用水路かっ!!
一人の男性が急勾配の用水路を降りて 棒で何やら深さを測っている・・・・
やがて 男性は車に戻ると 何をするの??と叫びそうになった私を無視して 四駆車が用水路に突入・・・・
うわっ!! ヤメテ!!  ヤメテ!! と心で叫ぶ私の近くで あわわわわわわわわ 四駆車のドアの下すれすれまで
水が、沈没・・・沈没しちゃう!!! その瞬間 物凄い黒い煙を吐いて水路を渡ったかと思うと 今度は登りだした・・
あわわわわわわわわ!!! 驚いてる私・・・・   四駆車は戦車のように音を轟かせ黒い煙を吐いて
前輪を浮かせながら・・・・ キターーーーーー!!!  グウォン グウォン グウォン・・・・ カリカリカリカリカ・・・
何事も無かったかのように私の前を横切り美容院へと入っていった・・・・・
ドキドキが止まらない・・・・
車を降りて 四駆車の登ってきたところを確認する・・・・   あわわわわわわわわわわ!!!! 震える声と身体
まるで ブルドーザーが上がって来たみたいに草は剥げて土が見え 小さい木々は折れていた・・・・
よく見ると何箇所か上り下りした形跡があった・・・・
落ち着きを取り戻した私は病院へ・・・・ 受付に さっきの四駆車の運転手が何やら話ししておくの方へ消えた
私は 受付で今の人のことを聞くと ここの病院の外科の先生だった・・・  緊急の時に用水路を渡るらしかった
二重にショックを受け少し疲れてしまった 売店で飲み物を飲干す・・・・グビン!! グビンッ!! 
いやあー いい飲みっぷりだなあー !! あはははははは!!!・・・・・(笑う白衣の男性)   誰??・・この人・・・(私)
あれ?? さっき 僕が土手を登ってたときに見てた人だよねえ!?・・・・(白衣の男性)
あっ! さっきの人おぉー!! 凄かったねえー あれ びっくりしちゃったもん!!・・・(目を丸くして驚く私)
いやあー 驚かせちゃったんだねえー 申し訳ない!!・・・・(気さくな感じの男性)
あぁー 僕は!!・・・・・   先生なんでしょ!!  さっき受け付けで聞きましたけど、草木が縋れて痛々しかったわ!!
いくら緊急だからって・・・(少し怪訝な私)   重ね重ね申し訳ない!! 街には道をつけてくれって
再三頼んでるんだけど・・・・(頭に手を当て頭を下げる先生)  でっ緊急とかは??・・・(聞く私)
えっえー・・・・ それが・・・(急に暗い表情の先生)  間に合いませんでした・・・・(暗い先生) 
声にならない私・・(聞かなきゃよかった!!)  なーんちゃって!! あははははははは・・・・・(爆笑する先生)
咄嗟に 私はこの医師の頬を引っ叩いていた・・・バシッ!! 失礼します!! 私は怒っていた・・・
草木を倒し まあ 仕方のないこととは言え・・・ 本気で心配したのに なんちゃって!!・・・  何て言う人だろう
あれでも医者なの??   私は義弟を尋ねた・・・ どお 具合は??  やあぁー義姉さん!! 結構直りも早いって
医者も驚いてたよおー 義姉さんたちこそ変わりないかい??・・・・  心配かけてすいません・・頭を下げる義弟
俺より直りが早いのがアイツの方・・・ いまトイレに行ってるか時期 戻るよ!! 俺は歩き回るのは来週くらい・・
ホラ 戻ってきた!!  ああぁ~ 義姉さーーん!! 会いたかったたあー!! 私の両手を握り締める義妹・・・
1時間くらい義弟そして義妹と3人でお喋りを楽しんでいて 思い出した亭主からの本・・・・
はい これ! 主人からよっ!! 縄奥?? 初めて見るけど・・・・(義妹) 
何だか妙な名前の本だなあぁ~ 義姉さーん 兄貴の奴・・・・ あはははははは(笑む義弟)
コンコンッ・・・ ハーイ 旦那(義弟)さん体温計ねえー ハイ こっちが奥さんの方!!・・・・(看護婦(士)さん)
あらっ?? これっ?? 本・・出たんだあー へえ~・・・・(少し驚く看護婦)
ちょっと 見ていい??・・・・(看護婦)  うっわあー 懐かしいー 縄奥の1ねえー ヤバっ!! 誤字脱字そのまんま!!
直してないんだあー 珍しいよねー 書き下ろし そのまんまの本って!!・・・・(ニコニコ笑顔の看護婦)
あっあー でも いいのかなあー こんなの見ても??・・・・(意味深な看護婦)
看護婦さん この本 知ってるの??・・・・・(聞く義妹)
あっ! 本は初めて見たんだけどねえ・・・これ ネットの素人小説で確か・・・縄奥5で休刊だったかなあ~・・・
6だったかで終わってるはずだけど・・・ 確か うる覚えなんだけど・・・主人公だったかなー 死んじゃうんだよね
違ったかなあ~・・・・・ でもねえ この本の方じゃなくてねえー もっと凄いのはねえ
これ書いてた人ってのが 実在って言うかこの世の人じゃないなんて ネットに出てたんだよねえー
何処かの小さい出版社の人が書いてる人に連絡と取ろうとして ブロバイダーまでは調べられたんだけどねえ・・
その先・・・ ブロバイダーの先がなかったんですって・・・
要するにブロバイダー契約してる人のところを尋ねたら 50年も前に死に絶えた家の住所・・・しかも
電話線も繋がってなくって 気味悪いながらも担当者が朽ち果てた家の中に入ったらしいのよ・・・・
そしたら、壊れた黒電話のところに白骨化した右手が置いてあったって言うの・・・・
シーーーーーーーン 面白くなかった??  アハッ アハハハハハハ アハハハハハハハハ・・(逃げた看護婦)
ねえー 本当だと 思う??・・・・(義妹)   てっことは この本て呪われた本なの??・・・(私)
て言うかよおぉー この本・・・ 普通出版社の付箋みたいの着いてるよ・・なあ・・・ 無いぞこれ!!・・・(義弟)
て・・亭主がとったんだよ・・・ きっ・・きっと・・・作り話に決まってるっしょおぉー うっふふふふふ・・・(私)
とにかく 渡したからねっ!! 咄嗟に 二人から離れる私だった・・・・  顔を見合わせる義弟夫婦・・・・
うふふ・・・アッハハハハハ・・・・あはははははは・・・・・・手を叩いて爆笑した三人でした

12番目

病院から帰った私は遠回りながらもいつものスーパーで買い物をして帰ろうと車に買い物袋を積み込んでいた・・
すると後から声を掛ける男の声・・・・・( やあー!!)
振り向くとさっきの病院で私が引っ叩いた男性医師だった・・・
こっちの人だったんだねー・・・・(勝手に声を掛ける医師)
無視して運転席に乗り込もうとすると・・・・(ちょっ ちょっと待ってよ!! 無視するとは酷いなあー!! 慌てる医師)
ドアにしがみ付いた医師・・・・  私はゆっくりとドアを開け車から降りた・・・ 人を呼びますよっ!!・・・ (怒る私)
えっ?? 勘弁してよおー 盗賊じゃあ 無いんだぜ!!・・・・・(ドアに持たれかかる医師)
咄嗟に口を両手で挟んで叫んだ!!!  誰かー!! 助けてー!! 人殺しー!! 誰かあー!!! ・・・・・
ホラっ! 誰も来ない・・・・ 来るわけ・・・  来るわけ・・・ うわあー 何だ 何だっ!!・・・・(慌てる医師)
ダッダッダッダッダッダッダッダッ!!! 奥さん!! どうしました!!・・・・ 顔なじみの守衛さんや店の人が駆けつける・・
うおぉぉぉーーー!!! 十数人の人達が駆けつけ それを見た大勢の人達までも駆けつけてくれた・・・
こいつ!! ふてー野郎だ!! 奥さん怪我は無かったかい!!・・・・  この人私を誘拐しようとしたんです!!・・・(私)
違う!! ちがっ おいっ!! 放せ!! 放せ!!! ・・・・・守衛さんたちに連れられて行く医師
誰か警察呼んでくれ!!  うわー違う!! 話せばわかる!! 放してくれー!!!・・・・・店の中に消えて行った人だかり・・・
私はそのまま自宅へ車を走らせた・・・・ 小さな街・・・・・  直ぐにサイレンを鳴らしてパトカーが来たようだった
苛立っていた・・・ 医者が人の生き死にを冗談に交えたり力任せに川を渡り木や草をタンポポまでも掻き毟る
私は許せなかった・・・ こんな長閑な街でナンパみたいな真似するあの医師が許せなかった・・・・・
家に帰っても気が晴れることはなかった・・・・ そんな折 電話が鳴った 出て見ると義母からだった
ねえっ! 知ってる?? いつものスーパーの駐車場で強盗があったんですって!!  怖いわねえー!!!
今、スタンド来てて聞いたんだけどさあー アンタも気を着けなさいよ!!・・・じゃっ また今度ねっ!!
小さい街だからドンドン広がる噂・・・ これであの医者も少しは懲りるだろう・・・
夕飯の仕度をしていると警察の人が尋ねてきた・・・ 玄関先であれやこれや質問攻めに遭っているところに
亭主が帰って来た・・・・  私は医師との経緯(いきさつ)を事細かに話し説明し駐車場でのこと話して聞かせた
ドアに手をかけ身体で持たれかかって閉めれないようにされたと・・・フムフムフム・・・・・・
なるほど・・・立件できるなこりゃ!!  で奥さんはその後どうしました??
自分からドアを開け外に出たと・・・ フムフムフム・・・・  人を呼びますよと言うと 誰も来ないぞと凄まれたと・・
フムフムフム まあ~ 受け方は人それぞれでしょうが奥さんは恐怖を感じたわけなんですね!!・・刑事
はいっ!! 怖かったです!! 私よりずっと大きい人だし 咄嗟に叫んでました!!  フムフムフム  解かりました・・
どうもありがとうございました・・・・ 奥さん!! 心配しなくてもちゃんと立件できますから安心してください・・・
警察は帰って行った・・・・  どうしたんだ?? 何かあったのか?? 亭主にも刑事に言ったことと同じことをくりかえす
てかっ その医者があいつ等のいる病院の医者だってとこがマズなあー 暫くは病院へは行かない方がいいな!!
翌日の地方新聞の社会面には○○病院医師スーパーで買い物帰りの主婦を狙う!! と載っていた。
その後、一度だけ警察に呼ばれ被害届を提出したものの 少し可哀相かも知れないとも思っていた・・・
警察では、私に興味を持った男性医師が偶然スーパーで私を見かけ声を掛けたが無視されてドアに手を掛けた
と言う説明をしているようだった・・・ 取調べでは私と同じことを話しているらしかった・・・・
警察署を出ようとした時、病院の看護婦さんと偶然玄関の前で出合ってしまった・・・・ 
私が会釈したものの気付かずそのまま俯いて何やら紙袋を持って行ってしまった。
きっと着替えとか持って来たんだろうと直ぐに解かった・・・  後味が悪かった・・・
警察署で刑事が言っていた 取り下げることも出来るんですがねえー まあ あくまでも選択肢の一つとして・・・・
耳に刺さって消えない重みのある言葉だった・・・・
あれ以来 病院にもスーパーにも行っていない 心配して来てくれた彼女(義母・元家政婦・電気屋・釣具屋)たちが
交代で日用品を代買いしてくれているから何とか成り立っている・・・みんな私を心配してくれている・・・・ 
良心が痛む・・・・・ ホントは怖くなんかなかったし ちょっと懲らしめてやろう程度だった・・・
まさかこんな大きなことになるなんて思ってもいなかった・・・・
彼女達から聞くと あの医師は気さくで評判もよく早朝だろうと深夜だろうと病院に駆け付けてくれる
しかも、誰も来たがらない こんな田舎に進んできてくれたと言う・・・・・ 大勢の患者や看護婦たちが
連日のように嘆願書をもって警察署を訪れているとも聞いた・・・
私は悪い女・・・・・
亭主もこのことには一切 触れようとはしないし 誰も触れようとはしなかった・・・・
であればあるほど、脳裏を掠める言葉・・・・ 私は悪い女・・・・
気付けば私は警察署に居た 担当刑事に被害届を取り下げたいと申し出るも 既に逮捕されているし
身柄も地方検察庁と言うところに送られることが決まっていた もう遅いと言われた・・・・
私はとんでもないことをしたと悔やんだ・・・・ 気の毒に思ったのか別の刑事さんが来て私に言った・・・
今、奥さんねっ! 後悔してるんでしょっ! でもねっ! 後悔できるのは生きてるからなんだよ!
もしもあの時 あの男(医師)がフシダラなことを少しでも考えていたら 奥さんは後悔も出来んかったかも知れない
車であれ、家のドアであれ閉めさせまいとするのは強盗と同じなんだよ! 我々刑事だって人間だから
あの男(医師)を調べれば調べるほど 何とかならんかと四苦八苦もするけどね 強盗は強盗なんだよ
だから もう後悔するのは必要ないよ!!・・・・ 今にして思えばなんていってたらキリもないしねっ!
まあ~ あの男(医師)に関しては余罪も結構あってねえ あの男の部屋を調べたら まあ~ 出るわ 出るわ・・
女性の下着や衣類とか通販で買ったものもあったんだけどね 殆どは盗品 ようするに下着泥棒!!
病院の更衣室に忍び込んでは使用済みの下着やパンストなんかも盗んでいたようなんだが 性格なのかな~
盗んだところに必ず相応のお金を置いてくる珍しいやり口なもんだから被害届も出なかったようなんだよ
だから、アンタも後悔してる場合じゃなかったかも知れんちゅうことだよ・・・(あっはははははは、笑って去る刑事)
刑事の話しに少し 救われた気がした・・・・・
下着泥棒か・・・・ 結構爽やかな笑顔だったのに 亭主と同じで下着やパンスト履いて白衣着てたんだろうか・・・
アハハハハハハハハ・・・・・ あれっ?? 笑ってるよ私!! なーんか久し振りの気がする・・・・ 笑うの・・・
でも、あんな爽やかな顔して白衣来て歩き回ったり踊ったりしてたんだっ!! キャッハハハハハハ!!!
その後、私は病院に出向いて医師の不起訴を嘆願すべく署名欄に被害者として名を連ねようとしたものの
下着泥棒の件が発覚したため署名活動は止まってしまったことを事務の人に明かされた。
心も晴れた私は病室の義弟夫婦を尋ねた・・・・・
病室の二人は何にも知らされていなかったことが解かってホッしていると 前にここで会った看護婦さんが来た
看護婦さんが薬を二人に渡すと帰り際、廊下で私に手招きをした・・・・今日で会うのって3回目だよねっ!! 
あの時はごめんなさい!! アナタのこと怒ってたから・・・ワタシも結構やられたんだよ!! 下着とかストッキングとか・・
ウフフフフフと笑いながらすれ違いざまに私の お尻をサッと撫でて去った看護婦さんだった・・・ ドキドキする私
看護婦さんにレズが多いと言う話は本当だったんだなあって実感した私だった・・・

13番目

おっ!! どうした! 今日はやけに機嫌がいいなあぁ 何かいいことでもあったのか??・・・(仕事帰りの亭主)
うん!! さっき病院から帰って来たんだけど彼(義弟)も彼女(義妹)もあと二週間くらいで退院できるって言うし
それに、例の医者のことも終わってちょっと安心してるんだ!!・・・・(陽気な私)
おっと そう言えば、例の本っ!! どうだった!! 喜んでくれたか??・・・・(白い歯を見せる亭主)
あっ そうそう あの本ねえ 看護婦さんも知ってる本だったんだよぉー 何か驚いちゃった!!・・・・
そっか そっか そりゃ良かった・・・・そい言うと玄関の中で私を抱き寄せる亭主・・・・ 無言・・・・
心配してんだ実は・・・ 被害者なのに病院ではお前が悪者みたいになってるってアイツ(弟)が電話くれてな・・・・
えっ! 知ってたんだ義弟夫婦・・・・・(心の私)
だから病院にも当分こないほうがいいってアイツ(義妹)も伝えてくれって言ってきてくれて・・・・・
何かあの病院の医者って変質者だったんだろ!! 看護婦の下着やらなんや盗んでたって聞いたし・・・・
ねえ・・ こんなとこに居ないで中に入ろうよ~・・・・(私)  いや もうちょっとみのままで居たい・・・(亭主)
ムニュムニュする亭主の胸 そして大きくして私を突っつく下半身・・・・・
ヤーダ~ってばあぁー ・・・・(亭主から離れようとする私)  後でに玄関の鍵を掛けた亭主・・・・
マズい!! 犯られる!! 咄嗟に思った瞬間 足が縺れて玄関の上がり元に尻餅着いた私・・・・キャッ! ドオォーン!!
私に引き寄せられるように亭主が私の上に重なった!!  なっなんて言うこと!! 
うろたえる私を他所にワンピーのボタンに手を掛けながらスカートの中に手を入れた亭主・・・・・
しまった!! ショートストキング履いてたままだった!!・・・・・(今更気付いても遅い私)
ボタンを外され両肩から一気に押し下げられ胸が曝け出される・・・ ちょっと~・・ ヤダ!! こんなとこヤダっ!!
抵抗するも亭主の顔は見る見る ゴリラに変わって鼻は大きく開き荒い息をしている・・・
スカートの手は足首から脹脛へと急ぎ早に撫でながら移動・・・・・ストッキングの留めゴムのところから外れた瞬間
手が足とストッキングの境目で立ち往生・・・  しめた!! 亭主パンストと勘違いしたんだ!!・・・・(心の私)
あれ? 前にもこんなことがあったような??・・・・・(心の私)
境目で立ち往生して少し上半身が浮いた瞬間!!! 俊足で後ずさりして逃げ出すことに成功!!! やったっ!!
逃げ出した私を ズボンを途中まで降ろしたマヌケな姿の亭主が目だけで追っていた・・・・
すかさず、一気に居間へ雪崩れ込んでストッキングを脱いでソファーへ放り投げた・・・・・ えいっ!!
玄関から、半分ズボンを降ろし背広も片側だけ脱げた惨めな姿の亭主が入って来た・・・(ソロリ ソロリ ソロリ ソロリ)
ソファーにドンと腰掛けると私の脱いだショートストッキングを見て フフフっと笑うと脱力したように崩れた・・・・
戦意喪失の亭主・・・・・・・・・     私は台所に移動して冷えた麦茶を居間の亭主へと運んだ・・・・
無言で気まずそうな亭主・・・・・  一気に麦茶を飲干す・・・・(ゴキュゴキュゴキュ) 
ヤバかったあー 胸を撫で下ろす心境の私・・・・・ 結構今日も暑かったからパンツなんか汚れてるし
だいいちアソコなんか!!!  そう思うと背筋が凍りつきそうになった・・・・
亭主は必ず舐めると言うより汚れれば汚れてるほど好きだという変態マニア・・・・
私は後ろを気にしながら夕飯の準備に取り掛かった   今日は私の勝ちだわ!! うふふふふふふ・・・・
今日の献立は作って冷凍庫で数時間冷やした鰯のツミレ汁と鮮度が命!! 氷で囲まれた秋刀魚の刺身・・
そして去年、N○Kで見て作り試行錯誤の結果 遂に我が家の味覚となった鳥の手羽で作ったコテガエと言う料理
唐辛子とニンニクそして蜂蜜・味醂・お酒と醤油でコトコト煮込んでニンニクがホクホクになったら出来上がり・・
亭主はこれに目が無い・・・ カニを食べてる時の数倍静かに無心に食べている・・・ムフフフフフフフ(笑む私)
相変わらずふて腐れているのかと静かに覗く・・・・  私のショートストッキングを振り回して遊んでいる亭主・・
ねえー 今日のお昼 何食べたのお?? 台所から亭主に聞く・・・・
あっ・・うな・・・いや・・・ オロオロし出す亭主・・・・  ねえってばあー!! ・・・・聞く私
うっ・・うな重・・あっ! いや! 専務に触れてさあー 断り切れなくて・・・その・・・あの・・・シドロモドロの亭主
やっぱり!! 思った通り 鰻で盛りが付いてたんだ・・・・ 変だと思ったあー!!・・・・(心の私)
二階から亭主の着替えを脱衣場に置いて 亭主に伝える・・・ 奥の部屋へイソイソと入りスーツを脱ぎ出す亭主
ねえー 今夜するの??・・・・(意地悪に聞く私)   ズボンを膝まで脱ぐ亭主の逆側へ回り
ねえーってばあー 今日 セックスするのおー!!・・・(亭主驚いて畳に尻餅を着いた!! ドスンッ!!)
おっ お前なあー 女の子がそんな!!・・・そんなこと!! 言うもんじゃないぞっぉー!! 全く なっなに言ってんだか!!
半音上げて怒り出す亭主・・・・     ウフフフ・・・・(女の子!? 心で大笑いする私)
ソソクサとスーツを脱ぐと早々とお風呂へ行ってしまった亭主・・・・  うっふふふふふふ・・・・笑む私
女の子って・・・暫くぶりに言われたなあぁー・・・・うふふふふふふふ(物凄く嬉しい私)
私は風呂場の入り口にたった・・・ ねえー 私も入っていい??・・・
えっ!? ちょっと待て!! どうしたんだ??・・・・(驚く亭主)    ただ背中流してあげたいからっ!!・・・(私)
あっ・・い・・・いいぞ!! 入っても!! ・・・・(亭主)  うんっ! それで約束して!! 絶対に変なことしないって!!・・・(私)
わ・・わかった約束する・・・・   じゃー 入るねえー・・・・(私)  
風呂場に入ると亭主がドアのところで下の竿と一緒に仁王立ちしていた・・・・  ヒクヒク撓る逞しい竿・・・・
やっぱり!! 嘘つきなんだ!!??・・・・・(残念そうな私)    えっ 何?? 何もしてないじゃないか!!・・・(亭主)
だってえぇー・・・・(亭主の股間を指差す私)
うおぉっ!! こっ!!  これは!!  コイツが勝手に!!  俺の意思じゃない!!・・(慌てて両手で隠すが先が出てる亭主)
慌てる亭主の前に跪いて 色々 御心配を掛けました・・・(そう言って頭を下げると私は亭主の竿を口に加えた)
亭主を口に加えて舌を絡ませた瞬間!!! ドクドクドクドクと私の口に鉄砲水のように速射した亭主だった・・・
まだ、何もしていないのに・・・・・(うふふふふ 心の私)
目をつぶったままの亭主 身体はガクガクと震えている・・・・ まるで童貞くんのような亭主・・・
私は口の中のものを亭主に見られないように排水溝へ 口を水でうがいすると もう一度 亭主を加えた・・・・
今度は少しは持ちそうな気配・・・・ 一生懸命 亭主を愛してあげようと思った瞬間 ドクドクドクドピューン・・・・
二発目が炸裂・・・・ あっけなく終了
少しずつ萎えて縮んだ亭主 ガクッと膝を降ろすと 洗面台へ移動 しょんぼりしながら 身体を洗いだした・・・
そんな亭主の横の洗面台の前に座る私・・・・ 覇気の無い亭主・・・・  ちょっぴり可哀相かも・・・(心の私)
いいよ・・しても・・・哀れな亭主に横から話した私     へっ? と言う顔をした瞬間 床のマットに私を寝かせた
両脚を開かれた瞬間 思いだした!! ちょっと!! ちょっと待って!! 叫んだ私・・・・(まだ洗ってない!! 心の私!!)
時既に遅く亭主は雄の雄叫びを上げ歓喜し私の陰部な舌を入れた!!! くっせえー!!! あっははは・・・歓喜の亭主
たまんねえー この匂い!!  ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ 歓喜する亭主の舌は所構わず陰部を台風のように・・
がっしりと捕まえられた私の両脚は一切の動きを封じ込められ 亭主が堪能するまで待つしかなかった・・・
結局、亭主はまたもや渡しに入ることなく三発目を壁に発射して絶えた・・・・
普段ならここで頑張る亭主も今日の私(陰部)に満足したのか 幸せだと言わんばかりの顔が印象的だった
味わうだけ味わった亭主は寝転がる私を放置して入浴して出ていった・・・・
一人 お風呂場に残された私は 何か空しさを覚えていた

14番目

おい・・明日の夏祭り実行委員会の顔出しは何着て行くんだ??
スーツでいんじゃないの??
スーツかあ~・・・ お前のスーツ姿も久し振りだなあぁ 何かワクワクするなあ~・・・
なーにーそれ 普段会社で何十人もの女性見てるじゃなーい 変な人(亭主) うふふふふ・・・
そりゃあ 見てるけど 興味の無い女を見ててもつまらん!!
そんなこと言ってえぇ 秘書の女性って美人なんでしょう??
美人と言えば美人だが所詮は仕事仲間だよ 女だなんて思ってたら仕事にならん・・・ フムフム!!
あっ・・でも何でさんなの知ってるんだ??
知ってるもーん 彼女(元家政婦)が教えてくれたもん!!
あっ!! そっかそっかー アイツの女房だったなあぁぁー さりゃ 筒抜けだな あははははは
凄いんでしょうー 言ってたわよおー 役員になると秘書でも美人さんがつけられるって!!
美人は美人だけど 彼女は社長の娘さんだよ!! まっ!! ここだけの話しだけどな!! 言うなよ!! 秘密なんだから!!
でも、脚ののスラーっと長い人(秘書)なんでしょ!! パンスト脚ばっか見てるんじゃないのおー!! キャハ!!
ぐふっ・・なっ なに言てんだよ 妙なこと言うな 仕事の時に意識しちまうだろうがあー うひょひょひょひょ!!
あらあー いっしょおー 見るだけだもん 見るだけならいくらでも見なきゃ損だったってえぇー キャハハハハ
てか、時間ないよっ!! 早く行かないと!! ホレホレホレ!!
あっ、マズい んじゃ 行って来るよ!!
しっかり パンスト脚見ておいでよおー!!
こらっ!!・・・・・あははははは
車窓から手を振る亭主・・・・
さてさて、亭主も行ったし明日のチェックでもするかな・・・・
洋服箪笥を開けスーツを取って見る・・・・  久し振りだわー ホントに虫食いも無しと!! 色はどれにしよっかー
でも、明日は少し涼しいらしいし助かった・・・ 暑かったら大変だもん!!
別の箪笥を開けて・・・どうする私?? ボディースーツにするか普通にガードルにするか・・・  どうする??
それとも普通にブラ、スリップで行くか・・・・
とっ!! パンストは有ったかなあー ブラウン・・ブラウンと・・・・・・・ ライトブラウンでもいいけど・・・
あれっ?? 無い?? どうしよう?? 買いに行くの面倒だなあー・・・・ 今日はお買い物も無いし・・・・
・・・・・ そうだ!! 亭主に買って来てもらおっと!! 亭主ならパンストに関しては知識もあるだろうし
亭主が会社に着く前に 掃除と洗濯 やっちゃおう!! 
気がつけば亭主が会社に着いたであろう時間から1時間は経過していた・・・・・
しまった!! 電話 電話と・・ プルルルルルル プルルルルルルル プルルルルルルル
ハイ・・こちら○○の携帯電話でございます・・・・
あっ!? あのおぉー ○○の家内ですけど・・・ 主人は・・・
大変失礼致しました ○○常務の奥様でいらっしゃいますね 只今、常務は席を外しておりますので
後ほど御掛け直し致しますよう 常務には御伝え致しますので・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ あれっ?? この声どこかで聞いたような・・・
あの・・お尋ねしても宜しいでしょうか??・・・・・(私)
あっ、はい なんなりとどうぞ・・・・
私、旧姓は○○と言いますが・・・ あのっ! ○○市の○○高校に出身で・・(私)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秘書
あのおー ○○街のガソリンスタンドの道を真っ直ぐ行って突き当たりを左り曲がったとこの・・・・(秘書)
やっぱり!! ○○ちゃん!!??・・・・(驚く私)
えっ!!?? じゃあー 常務の奥さんって ○○ちゃんなのおぉー!!!・・・・・(声の飛びそうな秘書)
どおーしてえぇぇぇー 何で ○○ちゃんが この街にいるのおおー!!!・・・・(オロオロする秘書)
えっええぇぇぇー!!!・・・・・・(ハモる私と秘書)
ねっ!! 会いたい!!・・・・(私)  ワタシも会いたい!!・・・・(秘書)
でも、主人の勤務先の社長の娘だったなんてえぇぇー だって ○○ちゃん 御爺ちゃん家に居たじゃん!!・・(私)
あっ・・そっかあー ○○ちゃんって そっかあー あの頃は何も教えてなかったんだ・・・・(秘書)
ちょっとおー おいでよー 私の家に!!・・・・(頭が飛びそうな私)
いく!! いく!! いく!! 行くから何処?? 何処に住んでるのおー!!・・・・(秘書)
ヤッダー ○○ちゃんたらあー 変わってないなあー キャハハハハハハハハ・・・・(大笑いする私)
あっ! そっかあー 常務と同じ家だよねえー アッハハハハハハハハ・・・・(大笑いする秘書)
時間作れる?? それとも私が会社行こっか??・・・・・・(私)
ちょっと待てねえー・・・・・(秘書)  何やら手帳を開く音がする・・・・チャー スー チャー スー・・・
ゴメーーンこれから午前中は夏祭りの準備で常務と一緒に商工会議所 行くんだったあぁー・・(ガッカリの秘書)
えっ!! 商工会議所だったらスーパーの角 曲がったとこでしょ!・・・(私)
行く・・これから用意して行くから・・・・あっ! 主人には内緒にしといてね!・・・(私)
心が躍る・・・・ワクワク ドキドキ 何年ぶりだろう 彼女と会うのは・・・  高校以来かっ!!・・・・
でも、まさか 亭主の秘書が彼女だったなんて これじゃまるでドラマか小説だよ ホント・・・ うふふふふふ!!
ワクワクしながら会議所の駐車場で待つ・・・・・ 時計ばかりが気になる・・・・ ワクワク ワクワク・・・
一台の黒塗りのスモークの入ったベンツが会議所の正面玄関に着けられた・・・・
何気なく見ていたら運転手が降りて後ろ側のドアを開けると同時に助手席からスーツの綺麗な女性が降りた・・・
後の座席から降りたのを見て 頭が飛びそうになった!!! あわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!
何で?? 何で亭主が・・・ ベンツから降りてくるの??・・・・ かばんを持つ女性が一瞬振り向いた!!
咄嗟に身を屈めた・・・・・・・(何で私隠れてんだろう!!)
○○ちゃんだ!!  ○○ちゃん 凄く格好いいんだけど・・・・ にしても何で亭主がベンツから降りてくんのよ!!
今朝はオンボロのライトバンで出勤して行ったのに・・・・ 会議所の中に入って行く二人・・・・
気がつくと 私は車を家に向けて走らせていた・・・・ 惨めな気分だった・・・・ ベンツがじゃない・・・・
私の知らない世界が存在していたことに気付かさせられた気分だった・・・  何でこんな気分に・・・・
亭主も○○ちゃんも カッコいい大人だった・・・・ 私は取り残されているような気がした・・・・
ショーパンにTシャツ ノーメークの自分が耐えられないほど惨めに感じた・・・・・
家に向けていたはずの車は気付けば釣具屋の横を通り池の畔で止まっていた・・・・・
自然に涙が出て来た・・・・ 私のしっているみんなが別世界にいるような気がした・・・・
顔をハンカチで覆い背凭れを倒した・・・・
涙が止まりかけたころ 窓を叩く音がした・・・・ トントン トントン トントン トントン・・・
ハンカチで涙を拭いて見て見ると釣具屋の彼女がジーンズ姿で、そこに居た・・・・  窓を開ける・・
おねえさん どうしたの!! こんなとこで!!?? 入っていい??  心配顔の彼女・・・
彼女に感じたことを全て話した・・・・
ワタシはねっ!! 逆で お姉さんとワタシって何でこんなに違うんだろって 今のお姉さんと同じこと最初に思ったよ
だってえー ワタシは朝から晩まで働いて こんな爺さんしかやんない ドロ臭くてさあー 陰気な仕事してえー
お姉さんは あんな大きな家に住んで何不自由のない暮らししてるし・・・ あ~・・・世界が違うんだって
正直悔しかったよ!! 同じ人に生まれたのに お姉さんの周りって みーんな お金持ちだし
ワタシにも両親が揃ってたら 今よりは楽な暮らしも出来たんだろうなあって・・・・
第一、もし そうなら・・・・ お姉さんやみんな(彼女達)と出会えなかったんだなって思っちゃったし・・・・
今の お姉さん・・・贅沢すぎるもん!!  ワタシなんか何処かの爺さんにお尻撫でられる毎日だし
でも、ショゲてるお姉さんも 可愛い!! 頬にキスする彼女・・・
じゃっ また 後で 仕事しないと生活出来ないんだよ ワタシ!! 去っていった彼女・・・
私・・・・・・贅沢?
そうかも知れない 私の生い立ちなら今の家も大き過ぎるし・・ 亭主も地位があって義母も資産家だし・・・
側(ハタ)から見れば 私は玉の輿なんだろうか・・・・ 身体一つで この街に来て 食べるに困ったこともなく
いっつも 暖かいとこに居られて 辛いことがあっても誰かが居てくれる・・・
私ったら ホントに馬鹿なんだなー  バッカじゃなーい!! でも、亭主も○○ちゃんもカッコ良かったんだよなあー
戻り際に彼女とお店でいろいろお喋りを楽しんだ・・・・・・・・ 
お客さんがくる度に元気に明るく振舞う彼女がカッコよく見えた・・・・・
お兄さんが船着場で仕事していた 彼女も外で案内をしていた そこへ 家族連れのお客さんが入って来た・・・
咄嗟に出た言葉だった・・・ いらっしゃいませ!!

15番目

楽しかったな~♪・・・お店!! 私が受けたお客さんは全部で6組 見よう見まねでやってみたけど中々~♪
兄妹も私を信用してくれてレジの操作を教えてくれて・・・ ウフフフフ~♪♪
明日履くストッキングも買ったし・・・・
只今ー!!  お帰りなさ~い!!   おっ! どうした 随分と御機嫌だなー・・・(亭主)
おっと、そうだ そうだ 仕事上 支障がっても困るからって 俺の秘書の○○君が今、こっちに向かってる・・・
えっ?? 今、来るの??    うん 来るって言っても 面会だけしたら直ぐ帰るだろうし・・・(亭主)
取り敢えず、一旦上がって着替えるわ!!  スタスタと上がって着替えに行く亭主・・・・
○○ちゃん来るんだ!! 今日はすっぽかしちゃったし謝らなきゃ・・・・  スウェット姿で居間へ来てテレビを見る亭主
落ち着かないらしい・・・・  仕事を持ち込まない亭主をどうやって説得したんだろ?? ○○ちゃん・・・
ピンポーン~♪  ハーイ!! ただいまー!!  タッタッタッタッ・・・カチャッ!! キィー・・・・
奥様でいらっしゃいますか?? 初めまして!! 丁重に深々と頭を下げる彼女・・・・  黒系のスーツ姿・・・・
彼女が顔を上げた瞬間・・・ 私は○○ちゃんって言いそうになった・・・・ がっ!! 
いつも主人が御面倒を掛けておりますと言って深々とお辞儀をした・・・ 頭を上げると ○○ちゃんが両手を差出す
私も両手を差出すと どちらからともなく手とてを絡めていた・・・・  一瞬時間が高校時代に戻った・・・
入って!! さっ!! 入って 入って 紹介するから!!・・  えっ? 紹介って誰に?? 私に引かれ彼女の足がスリッパへ
私に引かれるように居間へのドアを開けて一緒に入った・・・・・・・
一瞬 こっちを見た亭主・・・・  アナター!! 紹介するわね!! こっちは私の高校時代の同級生で○○ちゃん!!
でっ!! こっちがうちの主人の○○です!!  へっ?・・・・(亭主)   えっ?・・・(彼女)  固まる亭主・・・
彼女の手を引いて亭主の座るソファーの前のソファーに二人で座る・・・・ うふふふふ♪♪
俯いて畏まる彼女・・・・  固まる亭主・・・・  だからあー アナタの秘書さんは私の高校時代の同級生だってば
今朝、用事があって 会社に電話した時に声が似てて彼女に聞いたら偶然!!! 驚いちゃった!!
で、アナタと彼女が 商工会議所に行くって聞かされて 私も行ったんだけど 途中、釣具屋さんと出合って
いろいろあって 時間までに行けなくなっちゃって・・・ あっ さっきはゴメン!!  彼女の方を振り向く私・・・
亭主の前で畏まる彼女・・・・・   ねっ!! ○○ちゃん!! 今夜泊まってってよ!! ねっ!! いいでしょ!!
何年かぶりに会ったんだもん いいでしょ!! ねえ ねえ ねえー・・・・  彼女の身体を揺する私・・・・
おい!! 彼女が困ってるだろ!!・・・・・(怪訝な亭主)   妻が何か言っているが今夜は帰ってくれたまえ・・・(亭主)
はい解かりました・・・・(寂しげな彼女)   スーっと立ち上がると玄関へ歩き出す彼女・・・・ 後を追う私・・・・
居間の方から、明後日の土曜日か日曜日なら妻の友達として尋ねてきてやってくれ!!・・・(大きな声の亭主)
それでは 奥様・・・・  お辞儀をすると帰ってしまった彼女・・・・・  
スタスタスタスタッ・・・ ねえー!! どう言うつもりなの!! 何であんなこと言うの!!?? 酷いじゃない!!
いつものアナタだったら笑って迎え入れてくれるじゃない!! 酷いよ!!・・・・・(亭主に怒る私)
ああぁー もう いい!! もういいから そっち行け・・・・・・・(私を手でシッシッとやる亭主)
私のお友達を粗末にするなんて 最低!!!・・・・(亭主に座布団を投げつけた私)
あのな! 彼女は仕事の延長でここに来たんだよ 例えここに来る理由がホントのとこがどうであれ
困ってただろ!! 彼女 お茶のんで帰るだけならいいが 初めて来た上司の家に泊まれると思うか!?・・・(亭主)
お前が!! 彼女のこと同級生だと思うのは当然だしいいことだとも思うが・・・ 彼女の立場になつたら
会えて嬉しいルンルン~♪♪ てな訳にはいかんだろうよ・・・・ まずは紹介があって
その後はお前ら同級生同士がどう付き合おうと それは許容範囲だ・・・・解かるか?? ・・・・(亭主)
でも~・・・・・・(塞ぎこむ私)   だから明後日の土曜かにでも家に招けばいいんだよ・・・なっ!!・・(亭主)
向こうの家みたいな作りなら 部屋もあるだろうしゆっくり休めるだろうけど こんな狭い家じゃ申し訳ないだろ・・
なっ!! わかれって!!・・・・・・・・(私の頭をクシャクシャと撫でてお風呂にいった亭主)
狭い家・・・・・ あんな大きな家に住んでるお姉さんと私と何処が違うの・・・・(釣具屋)
狭い家・・・・・ 私も両親がちゃんと居れば違った人生があったかも知れない・・・・・(釣具屋)
こんな狭い家じゃ休めないだろ!!・・・・・  お姉さんって贅沢なんだー・・・・・・(釣具屋)
思い出してしまった彼女(釣具屋)の言葉・・・・・・・・・・ 亭主の言葉・・・・  こんな狭い家じゃ!!・・・・
5LDKの菜園 駐車場 車庫付きの家なのに・・・・ こんな狭い家じゃ  こんな狭い家じゃ  こんな狭い家じゃ
そうだ・・・・ ホントだ!! 彼女の言う通りだ!!・・・・・  贅沢になってしまったんだ  私・・・・・
亭主の言う こんな狭い家っていう言葉に納得しかけてしまった私・・・・・・
こんな大きいな家でも亭主にとっては狭い家なんだ!!・・・・  資産家の長男だったんだ亭主・・・・
考えたことも無かった・・・・  一度も・・・・  みんな うちと同じだって思い込んでたんだ 私・・・・・
こんな大きい家を狭い家って言う亭主と それに納得しかけた私・・・・  同じだ!!・・・・ 普通の生活忘れてる・・
うおぉぉー いい湯だったっ!! おい お前も入ってこいよ!! おい! 何むくれてんだよお・・(頭をクシャクシャする亭主)
亭主を見る私・・・・
ねえー 自分が金持ちのボンボンだって実感したことある??・・・・・(下から亭主に語りかける私)
タオルで顔を拭く亭主・・・・  どうした?? まだ 怒ってるのか??・・・・(亭主)
ねえぇー 自分が資産家の息子だって 思ったことある??・・・・・・・(下からもう一度訪ねる私)
ふうーぅ・・・ 何を言ってんだか・・・ 何なんだ?? 今日のお前 おかしいぞぉ!?・・・・(亭主)
自分が周囲と違うなんて思ったことはないな!! お前 さっき俺が言った こんな狭い家ってとこが引っ掛かったのか
それはあぁー 話しの流れって言うか 向こうと比較して言っただけで狭いなんて思ったことは無いって!!・・(亭主)
ねえっ!! アナタ 今日、ベンツに運転手付きで彼女と乗ってきたでしょ!!??・・・・・
私 見てたもん!!  あっはははは そっか 見てたのかあー・・・  あれは社用車で一台しかなくってなっ!
社長や専務と起用動で使ってるのっ!! 俺専用じゃないし 第一 俺は嫌なんだけどなっ!! 使えって煩いのと
いつ、何処で誰を乗せるかわかんないから あれを使うことになってるのっ!! わかったか??
だから 義父だってそうだろう あんな大地主でも国産車・・・ まあ年も年だから運転手雇ってるけど・・・・
でっ! お前は おれが資産家の息子で世間のこと何も解かってないんじゃないかと考えたと??・・・
うんんん  ふうぅぅー・・・ 深呼吸する亭主   まあ、女房のお前がそう言うんなら そうなんだろうけど
じゃあ なんで 彼女 追い返しちゃったのおぉー (私)     またっ その事かよおぉー・・・(笑う亭主) 
だからなっ!! よし!! 解かった!! 付け加えの話しなっ!!  彼女は社長の娘で俺の秘書なわけよ!!
でっ!! 今日 ここに来たのは お前への挨拶なのよ!! なっ!! あのまま 彼女を泊めたりすると
俺が会社に対して何か画策してるんじゃないかとか!! 彼女もそれに加わってるとか ありもしない噂が立ったり
もしかしたら 俺と秘書が出来てるんじゃないかとか、俺を良く思ってる人間ばかりじゃないのよ なっ!!
結婚前の彼女に妙な噂が立っても困るし 打ち消すことも難しいし・・・・
だったら、偶然 常務の奥さんと秘書が同級生でって最初に社長の耳に、とうぜん彼女も入れるだろうし・・・
それからなら何度ここに来ても 全然 平気なわけよ!! 解かるか?? 今夜 ここに泊まることは 俺にとっても
彼女にとっても 不利益はあっても利益なんか一つもないのよ!! 意味 解かるか??
単に雇われてたサラリーマン時代と違って 目に見えないところで面倒な制約受けてるわけよ!!・・・・・
ふうぅぅー・・・・・ だから次長のときなら平気なことも 今は立場上 出来ないこともあるわけさあー・・(亭主)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・無言で立ち上がって お風呂に向かった私だった
無心で湯に浸かった・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポチャンッ!!
お風呂から出ると亭主は食卓で一人 ビールを飲みながら用意しておいた菜園でとれた枝豆を食べていた・・
丸まった背中が なんだか可哀相だった・・・・
私は亭主の丸まった背中に後から抱き着いた・・・・・
おっ おいおいおい!! びっくりするじゃないかあー あっーはははははは  おいおい くすぐったいって!!
亭主の左頬に 肩から右頬をくっつけてあげた・・・・ チクチクして痛ーーい♪♪・・・・・
明後日、彼女を家に招待しな 後で電話番号教えるから!! なっ!!・・・・(左手で私の頭をクシャクシャする亭主)
まあ 明日夏祭りの顔出しのときに会えるだろうけどなっ!!
その日の夜、感じると言う亭主の乳首に吸い付いて下の竿を扱いて2連射させてあげると満足げに亭主は眠った
色々と大変なんだなあっーて亭主のこと考えながら私も眠りに着いた・・・・
翌朝、一旦会社に行った亭主が10時ごろに私を迎えに来てくれた 私はスーツに身を包み待っていた・・・
夏祭りの委員(場所を無償で貸す地主として)として夫婦揃っての挨拶が慣例らしかった・・・・
亭主はと言うと会社としても夏祭りには関与しているから両方 掛け持ちで大変らしかった
車が見え急いでソファーでパンストを履いていると亭主が入って来て固まった・・・・・
そうとは知らずに亭主側に尻を向け パンストの最終チェック(ガニ股)でクイックイッとしていたのであった・・・
あっ・・・うっ!! 唸り声を出した亭主に気がついてガニマタのまま振り向くと動かない亭主が そこに居た。
女として見られたくない仕草だった・・・・  仕方ないので開き直ってパンストをキッチリと履いて見せた・・・
恥ずかしかった・・・
亭主と商工会議所へ出向くと 大勢の地権者(地主)たとが既に来て貸し出し書類に署名をしていた・・・・
私も亭主に教えられたとおり並んで書名した・・・・  フッと見ると秘書の○○ちゃんと 社長さんが居た
いって来い・・・・  亭主が私に囁いた    彼女もまた渡しに気付いてこちらを見ていた・・・・
亭主に言われ 真っ直ぐに○○ちゃんのところへ行く・・・  お父さん 紹介するわね!! 私の高校時代の同級生の
○○さん!! 旧姓で紹介した後で 今は常務夫人の○○さんっ!! へっ??・・・(亭主と同じ顔する社長さん)
経緯(いきさつ)を彼女が社長さんに話してくれて ようやく納得したように豪快に笑った社長さんだった
これも 縁だのおうー いや!! まっことに縁と言う奴だろうのおう!! あーっはははははははは 豪快に笑う社長さん
ワシの目金にかなって常務になった男の奥さんがワシの娘の同級生だっとは うわっはははははは・・・・
周囲が一声にこちらを見る・・・・  気をよくした社長さんが私たちのことを周囲に話して回った・・・
おっ! 君 君 君!! 亭主を手招きする社長さん   わが社のホープで常務の○○君です 宜しく頼みます!!
周囲の挨拶周りに引っ張りまわされる亭主・・・・  大変なんだなあー って思った・・・・
昨日ねっ!! お説教されちゃった!! ごめんなさいねっ!! と言うと二人は人目も憚らず抱き合って再開を喜んだ。
ビルの屋上・・・・・
覚えてる?? ワタシが○○ちゃんに 告白した時のこと・・・・  ワタシ 今でもあの時と変ってないよっ!!・・(彼女)
そう言うと手に手を絡めてきた彼女・・・・・・  二人並んで手を繋ぎベンチに座った・・・・・
あの後 ○○ちゃんのことで後悔したんだよ!! これでも!! 何で受け入れてあげなかったんだろって!!・・・(私)
三角関係だったものねっ!! ワタシ達・・・・・ ワタシが○○ちゃんのこと好きで ○○ちゃんは彼が好きで
彼はワタシのこと好きで・・ウッフ  変な関係だった・・・  そのくせ○○ちゃんには別の子(女)もいたし・・・
そう言えば 彼・・・ どうしてるんだろ??   ワタシが聞いた話しだとあの後 暴走族に入ったらしくて
うふっ♪♪・・・・口を手で覆う彼女     どーおうしたのおぉー??・・・・(私)
彼ねっ!! 暴走族で見初められてねえー キャハッ♪♪  ステキな彼氏が出来ちゃったらしいのよおー キャッ!!
えっ?? なに?? それ本当なのおぅー!!!・・・・・(驚く私)   ホントなの!! 結構 ○○君って女の子っポかったでしょ
男になるんだなんて言うってのにねえ~♪♪  次の週には女装してたのを男子が見たらしくて・・・・・
とっても可愛かったらしいのよおぉー・・・ キャッハハハハハハ・・・・(口を隠して足をバタ付かせ大笑いする彼女)
でね、○○ちゃんが 街を離れて ワタシも彼女って言うか お姉さん見たい人(女)と出合ったんだけど・・・
結局 半年で別れちゃった・・ ワタシの心の中に誰か別の人(女)が居るって見抜かれちゃって・・(私を見る彼女)
ねえー 時々 遊びに行ってもいい・・かな・・・・(彼女)   私の手に手を絡めて来た彼女・・・・・
いいよっ!! 今度はちゃんと抱いてあげる!! 彼女の方を見る私・・・・・    見詰め合う二人・・・・
でも 驚いちゃったなっ!! 主人の会社の社長の娘だったなんて!!・・・・・(私)
違うの・・・ ワタシ 本当の娘じゃないから!! ワタシは今の父の愛人の娘なの!!・・・・(彼女)
父と結婚したのはワタシの叔母さん・・・・ ワタシの母親の実の姉さんなの でっワタシは妹の子なの
父と叔母さんが結婚した時 既にワタシは母のお腹の中に居たの・・・ てかっ! 母と父が結婚するはずだった・・
そこへ 愛してもいない人のところへ嫁がされたのが叔母さんで母の姉 政略結婚・・・・
お互い 長女と長男どうし目出度く結婚・・・・  その後 父と結婚した叔母さんは病死・・・・・
ワタシの母は自殺して ワタシは母の実家に引き取られたという悲しい話なの?? ウフフフフ・・・(寂しげな彼女)
でっ、ワタシが高校卒業して短大の二年のときに育ててくれた祖父母が他界したところへ 今の父が迎えに・・
父と叔母さんの間には子供もいないしってことで ワタシが・・・ 実の父親のところへ養女として入ったの・・(彼女)
なんか 暗くなっちゃったね・・・・ ごめんねっ!! でも○○ちゃんには知って欲しかったから・・・・(彼女)
○○ちゃん!! 今度こそ・・・ちゃんと愛して欲しいから・・・・(真剣な彼女の怖い程の視線)
お互い いろいろ有ったんだねえ・・・・(私)

16番目

三角関係・・・・・
変だな~・・・彼を好きだったって彼女は言ったけど 私は別に彼を好きだったわけじゃない
ただ、彼女とは綺麗な関係で居たかっただけ・・・ 彼女は私が彼を好きだったて思ってたんだなー・・・・
まっ、それが彼女の中では思い出ならそれはそれでいいけどねっ!
亭主の言う通り、わたしと彼女が同級生だったてことが彼女の父親にも理解して貰えたしこれで心置きなく会えるし
でも、暫く見ないうちにすんごい いい女になっちゃってたなあ~・・・ 彼女・・・・  何かワクワクする・・・
彼女が今夜家に泊まりに来る・・・・・ 彼女と同じ屋根の下に寝泊りするのは修学旅行以来か・・
そうだっ!! 彼女は御寿司が好きだったはずだから今夜は出前とろうか!! うんっ!! そうしよう!!
亭主に電話する・・・・  プルルルルルルルル  プルルルルルルルル ハイっ!! 俺だっ!!
ねっ! 今夜、彼女家に来るんでしょ??    いや特に聞いてはいないが・・・(渋い亭主)
あっ! 君っ! ちょっと電話に出てくれないか 女房なんだが・・・・(電話口から聞こえる亭主の声)
ハイ! お電話 替わりました・・・(彼女)  あっ! ○○ちゃん・・・  ねっねっねっ! 今夜 おうちにに来るんでしょ!!
申し訳ありません 只今仕事中ですのでプライベートなことは お話致しかねますので 御用がそれだけでしたら
これで失礼させて頂きます・・ブチッ!!  プープープープー・・・ 電話を切られた・・・・
頭の中が真っ白になった・・・・ 確かに仕事中は知っている でも亭主も 彼女の父親も公認なのに・・・・
なんでこんな扱い受けるだろ・・・ そりゃー ○○ちゃんは 仕事中だけど 片言のお喋りくらい・・・・
みんな変わって行くんだろうか・・・ 亭主も次長だったころと今じゃまるで違う人に・・ そりゃ家では同じ人だけど
彼女だって 私の手を握りしめてくれてたのに・・・ みんな 変わっちゃう・・・ 私だけいつも同じ・・・・
そっだ!! 釣具屋でも手伝ってくるかな!!  時間もまだ早いし・・・・
釣具屋への道も最初の頃は冬で安全にって遠回りしてたけど 今じゃ近道して行けるし・・・・15分くらいか・・・
家の鍵を閉めて車庫の車を出す・・・ エンジンも良好~♪  逆周りで行けば雨で増水してない限りは大丈夫
ガタガタとボコボコの土と石ころの道を四輪駆動に切り替えて30キロくらいで雑木林を駆け抜ける・・・
途中 いくつもの交差する箇所があるから必ず止まって左右の確認をすること・・・・(亭主との約束の一つ)
カーブでは減速して 木々で見えない時は一旦車から降りて 道を確認してから徐行する・・(二つ目)
途中、小川のようになってる箇所は自分の足で歩いてみたり棒で深さの確認をして渡る・・・(三つ目)
人影が見えたら必ず止まって行き過ぎるのを待つ・・・・(四つ目)
以上の四項目をクリアしたらアッと言う間に釣具屋の逆方向に到着するとっ!!
でっ、帰りは必ず遠回りでも国道を通って買えることの五つ目・・・・
居る居る居る!! 凄い混んでる!! 土曜日の昼過ぎだもん このくらい居ないと商売になんないだろうし・・・
まあ、今日は亭主も夏祭りの準備で休みじゃないから 私も働いちゃおっと!!
釣具屋の横に彼女のバイクが止めてあった 横付けする・・・・
見るといつものように船着場には彼女の兄さんがいて案内をしている・・・  彼女はと・・・ボートの掃除をしていた
店には誰もいないようだった・・・ 何人かのお客さんが店の前でウロウロしている・・・
私が店に入って どうぞっ~♪ って声を掛けると一斉に入って来て 釣り餌や仕掛けを買い求める・・・
レジもしっかり管理出来るに前回でなっていた・・・・
お客さんがボートの申し込みをして来たので 初めての挑戦を試みた!! レジの隅にある機械のスイッチをオンして
次にマイクのスイッチをオンにする・・・・ さあーいよいよだっ!! 船着場さん~♪ 船着場さん~♪・・
お客様 五名 入りまーす!! 店の屋根に据え付けられた大きなスピーカーから声が流れる・・・
船着場のお兄さんが一瞬 店を見て大きく手を振ってくれ ボート掃除している彼女もまた大きく手を振ってくれた
彼女は走ってくるとお客さんの案内をしながら 船着場へと向かった・・・・
船着場さん~♪ 船着場さん~♪ 続きまして三名様 入りまーす!! 流れる音声・・・・・
お客さんがまた来た!! 忙しくなるお店・・・・ 店内の仕事とお客さんの送り出しが楽しかった・・・・
おっ! こないだの お姉さんかい!! 新人さんなの!!?? 何処かの御爺さんが声を掛けてくれた・・・ 嬉しかった!!
ハイっ!! 親戚なんです!! 答える私・・・  あっあー そっかそっかー 大将の親戚かあー 
結構慣れてきたねっ! 笑顔で接してくれた御爺さんは常連さんのようだった・・・・
お客さんを殆ど送り出したあたり 彼女がようやく店に走ってきた・・・・  ハ~イ !! 嬉しそうな彼女・・・
あらっ! 御爺ちゃん 来てたの?? フッと見るとさっき私に話しかけてくれた御爺さんだった・・・・
彼女を見る嬉しそうな御爺さん・・・(剃り残しのように白いヒゲが印象的)
あっ! ごめんなさい 私 ねえー お客さんかと思って 親戚だって言っちゃったのよお~・・・(彼女に伝える私)
あっー 気にしないで!! 御爺ちゃん 少しボケてるから!! 自分はお客さんだと思い込んでるのよ!!
でも、今日は助かったわあー マジで!! ここで主に匹敵するくらいの鯉を釣り上げて雑誌に載っちゃったもんだから
でもボートが足りないくらいなんて久し振り!! 満面の笑顔で飛び跳ねる彼女は最高にステキだった・・・
いやあ~・・・ 助かりました~!!! 後からお兄さんが入って来た・・・・ (深々と頭を下げて礼を言う兄)
どうぞと言うと店の冷蔵庫からジュースを出してくれた・・・・ わあーい!! 頂きまーす!! 大喜びする私・・・・
椅子に座って彼女とお喋り・・・・ レジで嬉しそうにニコニコする彼女の兄・・・・  それを見て微笑む御爺さん・・
ここには ここの幸せがあるんだなあって素直に思えた瞬間だった・・・
あのおぉ~・・・ これっ! 今日のバイト代 少なくて申し訳ないんですがと 彼女の兄・・・・
えっ?? 私・・そんなつもりじゃあ・・・・ 受け取れません・・・・(小声の私)  ホラっ!! ワタシの言った通りでしょ
こんなことしたら お姉さん 気楽に来れないじゃない!!・・・(代弁する彼女)
いやー でも この人のお陰で 今日は切り盛りできたんだし・・・
あの・・気持ちだけで結構です・・・ そっ その代わり来たい時に勝手に手伝わせて下さいませんか??・・・・
いつ来れるかわからないんですが 気晴らしって言うと無礼なんですけど・・・・(申し訳ないと心底思う私)
いいんじゃないか・・・大将!!! 親戚さんも こう言うておられるし・・・ワシはいいと思うぞ 気は心じゃ!!
フォッフオッフオッ!! 白いヒゲの顔が楽しげに微笑んだ・・・ 親戚??・・・(妙なこと言う爺さんだなと言う顔の兄)
じゃっ! その気持ち 頂いて置きます!! ありがとう!! もう一度 深々と礼を言う彼女の兄・・・・
おっと!! お客さんが戻って来たぞおぉー じゃ!! 行ってくっから!! そう言うと彼女の頭をクシャクシャと撫でて
駆け足で出て行った彼女の兄だった・・・・
もおうぅ!! 馬鹿兄貴なんだからあー いつまで子供扱いすりゃー 気がすむんだよお~ 全く!! 髪を直す彼女
兄妹の仕草を自分に当てはめてしまっていた私だった・・・・
でも・・・ ホントに今日は助かりました 謹んで お礼をいいます!! 椅子に座り両膝に両手を乗せる彼女・・・・
だけど お姉さん 大丈夫なの?? もうこんな時間だけど??・・・・・(彼女に言われ時計を見る私)
えっ!? もうこんな時間!! 明るいから解かんなかった・・・あっははははは!!!
時計は夜の7時を回っていた・・・・ ねえ?? お店って何時までやってるの??・・・聞く私
24時間やってるよ!! て言ってもたいていは夜釣りのお客さんて朝まで戻ってこないしねっ!!
夜釣りのお客さんもよほど何かなきゃ 気遣ってくれて朝まで戻って来ないし まあ 常連さんだしね!!
えっ・・でも夜中はライトアップとか見えないけど??  ライトアップしたら何のための夜釣りかわかんないって!!
あっ! そっかああぁー もおう!! おねえさんたらあー アッハハハハハハ(彼女)   うふふふふふふふふ(私)
ところで 親戚さんはまだいいのかな フォッフォッフォッフォッ・・・・・・・・・(御爺さんが笑った)
あっ! どうしようかなー もうちょっと ここに居たい気もするし・・・ ねえ!! アナタは何時ごろに戻るの??
ワタシはこのあと11時頃までいて その間に兄が一旦 御爺ちゃん連れて帰って仮眠とって戻ってくるけど・・
ねえっ!! 何かあったの!!?? 今日のお姉さん 家に帰りたがらないし・・・ ちゃんと旦那さんのとこに帰ってあげて!!
でないと、ワタシも困っちゃう!!・・・・(彼女)
そうさのおう・・・・ 女房のおらん家は灯の消えた家と同じで夏でも寒いのおおぉぅ・・・ フォッフォッフォッフォッ・・・
うんっ! 解かった!! また 来るね!! 私は家に帰ることにした・・・・
車のとこで彼女に抱きつかれた・・・ ワタシだって ホントは少しでも お姉さんと一緒に居たい・・・
お姉さんのこと愛してるから・・・・ 胸の中で寂しげに言う彼女だった・・・
じゃっ!! また来てねっ!! 彼女は走って行った・・・  タッタタタタタタタタ・・・・・

御爺ちゃん ボケてるなんて言ってゴメンねっ!!   仕方ないじゃろ あの場合は フォッフォッフォッフォッ・・・・

遠回りだけど国道に出て安全に走行する・・・・亭主との約束の五項目
家に着いたのは夜の8時過ぎだった・・・  初めて亭主より遅くに帰宅したワタシだった・・・・
家に入ると亭主はソファーでコーヒーを飲んでいた・・・・・  無言の亭主
ただいまっ!! 小声で亭主に言う・・・・  お酒・・ 飲んでないんだね・・・あは・・ 笑えない私
あー 何かあった時に飲んでたら車使えないしな・・・・ 小声の亭主
重たい空気・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何処にいたんだ・・・小声の亭主
釣具屋・・・・・・小声で答える私
何してたの??・・・・・小声の亭主
手伝ってた・・・・・・・小声の私
電話でのこと怒ってるのか・・・・小声の亭主
解からない・・・・・・・小声の私
彼女泣いてたぞ・・・小声の亭主
ふ~ん・・・・・・・・・・小声の私
だから彼女の携帯に掛ければいいって言ったのに・・・・小声の亭主
もう いい 別に 私には会社のこと解からないし・・・・・小声の私
アナタのことも解からなくなってきたし・・・・・・・・・・・・・・小声の私
ふ~ん・・・・・・・小声の亭主
じゃっ飯食うか・・・・・小声の亭主
今何か作るから・・・・小声の私
いや、お前の機嫌でも取ろうと思って さっき寿司屋に出前頼んだ・・・・小声の亭主
ふ~ん 何で機嫌取るの・・・・・小声の私
さっ! 食うべ 食うべ・・・・少し大きくなった声の亭主
うんっ! お腹空いたー・・・少し声の大きい私
うわっあー すごい すごい!!・・・・喜ぶ私
むふふふふふふふ!!・・・・私を見て喜ぶ亭主
差し向かえだったのに横に来る亭主・・・・
亭主の肩に頭を乗せる私・・・・・
頭をクシャクシャと撫でる亭主・・・・

大粒の涙が目から毀れた私・・・

17番目

亭主はまだ寝ている、今日は日曜日 気温も朝から26度と暑い一日になりそうな予感・・・・
こんな日は家の中でゴロゴロしてるのに限るんだけど何故か釣り場が気になってどうしようもない
昨日の今日だから絶対に混むはず・・・・手伝いに行きたいけど亭主を残して行くわけにも行かないし
かと言って連れて行っても役に立つとは思えない・・・・ かえって足手まといになりそうだし
二階からデジタルビデオを持って外に出て望遠鏡の代わりに覗いて見る・・・・・
思ったとおり この時間(6時)なのに既に人だかりが見え隠れする・・・・・ 行かなきゃ!! 行って手伝わなきゃ!!
居ても立っても居られず、亭主にメモを残して 車で釣り場へと向かう・・・
釣具屋の側まで来ると大勢の釣り客でてんてこ舞いする二人の姿が見えた 帰る客と入る客でゴッタ返している
車を横付けにして店内に駆け込んでレジの前に立つ・・・・
お客さんが店内に押し寄せる・・・・ 初めて見る大盛況に息着く暇もなくレジを打ってはボートの貸し出し時間や
ルールの説明に追われ片付くも今度はボートの案内に移行する・・・・
船着場さ~ん♪ 30番のお客様4名入りま~す♪・・・・気が着いて手をふる彼女の兄さん・・・・
船着場さ~ん♪ 35番のお客様2名入りま~す♪・・・・順次、続けられる呼び出しと案内・・・
彼女はお客さんのエスコートに追われる・・・・ 麦わら帽子が飛びそうな勢いだ!!
やがてボートの殆どが船出して行き 朝方のお客さんの入れ替えが終わった・・・・・・・
ボートがなくなっても自前のボートの持ち込み客やオカ釣りの客が園内に入ってくると対応に追われる二人・・・
少しは暇になって彼女とお喋りが出来ると思ったのも束の間 持込や オカ釣りきゃくが店内に雪崩れ込んでくる
テンヤワンヤが一時間ほど続くと ようやく客足も途切れ休憩に入った・・・・ お客さんは手に殆どの人が釣雑誌を
持ってボートに乗り込んだり オカ伝いに歩いて行く姿が見られた・・・
二人が店に戻ってくるころ 一台の軽トラが入って来た・・・・  二人に声を掛けてる運転手 毎度さん!!
あれっ? 新人さん入ったの?? 彼女の兄さんに聞く運転手さん おはようございまーす!! 私に会釈する兄さん
待ってたよ!! そろそろ無くなるはずだからと餌の冷蔵庫をあける 小箱を受け取って詰め替えをする彼女の兄さん
あっは!! おはよー!! 声を掛けてきた彼女  助かったー!! こんなになるなんて思ってなかったからー!!
私の肩に手を掛け満面の笑みの彼女 昨日の今日だからとは思ってたけどこれほどなんて!!! 嬉しそうな彼女
ねえねえ 紹介してよ!! 運転手さんが彼女に言う・・・・ えっと・・ワタシのお姉さんですと彼女が言う・・・・
えっ?? 姉さんなんて居たっけ??   あっははははははは うちのお客さんだよ!!・・・・夫婦で来るんだよ(兄さん)
あっ! そりゃどうも 毎度さんです!! はあ~・・・(運転手)   毎度さんはねーべや あっ! あっははは(兄)
残念でしたー お姉さんにはステキな旦那様がいらっしゃいますのよん~♪
ちっ 美人はみーんなすぐに結婚しちゃうんだもんなあ~・・・・(運転手)  あっはははははは手を叩いて笑う兄妹
でも、一応 ちゃんと・・えー 初めまして 釣り餌と釣具の問屋の長男で跡継ぎの○○と言います
もし、どなたか未婚の方がいらっしゃいましたら 是非、僕を紹介して下さい!!・・・・・(真っ赤になって話す運転手)
それを俯いてニヤニヤしてみている照れる兄妹・・・・・
はい! 居たら 真っ先に 知らせます!! 敬礼をしてみせると みんな爆笑した・・・・(アハキャハハウヒヒヒあはは)
みんなで話してると 今度はワゴン車が一台 入って来た 店から駆け出る彼女・・・・
毎度さん!! お弁当屋さんだった・・・・ 業者さんが陳列台に並べて行く 彼女が両手にお弁当を持って来た
一緒に食べよ!! 兄さんがボトルのお茶をくれた・・・・ あれ?? 美人さんだけど新人さん??・・・(お弁当屋さん)
みんな聞くねえー アッハハハ・・・(笑む彼女)  お客さんだよ・・・・(兄)
いいねえ だけど 女性が二人もいると 華々しくて いやー 実にいい!! 笑顔で去って行くオジサンだった
おっと!! 俺もそろそろ次のとこ行かんと・・・・(時計を見て駆け出す餌屋さん) 
店先で3人で沼のボートを見ながら食べるお弁当はとても美味しかった・・・・・ さてと 一休みすっかあー・・・
店の奥の小部屋に入って行った彼女の兄だった・・・・・
ねえっ! お姉さん 明日 ワタシ休みなんだっ! 家の方に遊びに行ってもいいかなー・・・・(俯き加減の彼女)
いいよっ! 来て! 一緒に時間を過ごそう~♪  うん! 明日行くから・・・・(私の手に手を絡める彼女だった)
明日はここ(釣具屋)は休みなの?・・・・ 釣りはねっ! 業者さんが来て 小魚とか鯉とかここに来て放流するから
えっ?? 放流してたの??・・・・   うん 放流しないと いなくなっちゃうし 川から自然に来るのも居るけど
8割以上は 放流なの!! 知らなかったあー ・・・・(驚く私)
常連さんたちは知ってるけど常連さん以外は知らないかも・・・・ でもここで卵産んで大きくなる魚もいるし
逆にここから川を上って自然に帰る魚もいるし・・・・ 人間みたいだよ 魚も ここで生まれ育って都会に出る人
残る人 都会で生まれたのに ここに来る人 行ったり来たりする人 ワタシ ここに生まれたこと感謝してる最近
お姉さんと出会えたこと感謝してる・・・神様に・・・・・・(絡めた手が強くなった彼女)
じゃあ 私、帰るねっ!! 明日会おっ!! アナタも仮眠しないとっ!! ねっ! じゃあ 行くねっ!
またね後でくるかもしんないから・・・・・・・・  私は車を家に走らせた・・・・
帰宅すると亭主が起きてテレビを見ていた・・・・  おっ! お帰り!! 中々 カッコ良かったぞっ!!・・・・(亭主)
えっ?? 来てたの?? おおよ!! チョコっと見にいったら 大勢のお客さんたち捌いたな店の中で・・・
バイトなのか??・・・・(亭主)   そんなんじゃないけどボランティアってとこかなあー・・・(私)
楽しそうだったなっ!! 見てて俺まで嬉しくなっまったよ・・・ でっ! またいくのか??・・・・(亭主)
わかんない・・・・でも、ゴメンねっ! 放ったらかして・・   いやいい お前が楽しいならそりゃそれでいい・・(亭主)
それより、彼女と連絡取ってやれば?? 何かあんのか解からんが仕事だと顔付変わるって言うか
気難しいって言うか、仕事中にはプライベート持ち込まないって感じでな お前からの電話切った後、一人で
給湯室で泣いてたぞ・・・・(亭主)
もう いいってば 懐かしい人に会えて話せたし 私と彼女は違う人生だし・・・・・(私)
解かったよ もう言わない・・・・・ それより お前近道してるだろ 気をつけろよ 鹿 たまに出てくっから・・・・
鹿と車じゃ 鹿の方が強いからな!! 鹿なんか跳ねた日にゃ 車のフロント突き破ってくっからなっ!・・・(亭主)
まあ、20キロくらいで走っても20分くらいで着くだろうし・・・・(亭主)
うん・・・解かった・・・・・
じゃー俺はこれから貸し出す夏祭り会場の状態見に行くけどどうする?? お前もくるか??・・・・・(亭主)
いかない・・・・(私)    昼頃には戻るけど居なかったら釣具屋に居るんだろ??・・・・・(亭主)
多分・・・・・・・(私)   よし・・じゃー もう行くってくるから・・・・(亭主は出かけた)
特別何もすることのない私は もう一度 釣具屋に行きたくなった・・・・
普段なら亭主と行動を共にする私なのに最近一緒にいることが苦痛ではないけど何となく・・・・・
車に乗り込んで近道して行くことに・・・・・・雑木林を朝と同じように進むと大きな左カーブがあって木々が覆う
カーブを抜けたところで一台の車が見えた・・・ 釣りの人だろうかと思って徐行してやり過ごすと左に寄せた車の
フロントのところに女性がうずくまってお腹を押さえていた・・・・
どうしたんだろう こんなところで・・・・ 気になって少し先で車を止め彼女の方に近づく・・・・・
大丈夫ですか?? と声を掛けた瞬間 何が何だか解からないうちに身体を羽交い絞めにされ止められていた車に
押し込められた!! 何?? どうしたの?? 考える間もなく後部座席に押し倒され 相手の手がトレーナを捲くり上げた
キャアーーー!!! 叫んで抵抗するものの相手の力が強い 咄嗟に顔を見ると女装した男性だった・・・
手足をバタつかせ必死に抵抗した・・・・   ショートパンツのホックに手を掛けてきた男・・・・・
ヤーダアッー!! イヤアァァァァー!! 叫びで抵抗するとショートパンツのホックが外され脱がされそうになった・・・
無我夢中で相手を蹴り上げていると一発が相手のお腹に当たった!! 瞬間 車外に蹴り飛ばされた男!!!
お腹を抱えて蹲った瞬間、咄嗟にドアを閉めて全部をロックしてクラクションを鳴らし続けた・・・・
プウゥゥゥゥゥゥゥーーーー!!! パアーパパアァァーーーーー!!!!
音に驚いたのか男は腹を抱えて雑木林の方へと逃げていった・・・・ 慌ててショーパンのホックを直した
暫くすると異音に気がついた釣りに来ていた5人家族が沼側から駆け上がって来た・・・・  どうしましたあー!!!
全身がの震えが止まらないものの外から窓を叩くお母さんらしい人と娘さんらしい人の居る方の窓を開けた
今、そっちの方へ男がと叫び声で話すと状況を悟ったのか父親らしい人と息子らしい人の二人が指差した方に
駆けて行った・・・・ 私は男の車から出ると事情を話して聞かせた・・・・


18~25番目



18番目

なるほど~・・・ いや事情は解かりました 犯人の車が残されていたのでね 既に指名手配しましたから
時間の問題でしょう でも何事もなくてよかったですよ 全く・・・・・
あと、奥さん 田舎の人間はいい人ばかりではないんですよ だから 外出の時は気をつけないと・・・(刑事)

おい! だっ大丈夫か?? 凄い形相 私の側に寄り添う亭主・・・・・

犯人逮捕!! 誰かが叫んで入って来た・・・・ 犯人の身柄確保!! ワイワイガヤガヤと廊下の方が騒がしい・・・・
パトカーのサイレンの音が頻繁に行き交っている・・・・・

取り敢えず 御主人さんと奥さんは帰られて結構ですから・・・ 
あっ あっち側のドアから出ればチラッとは見れるかな・・・ 犯人・・・ 目だし帽でしたでしょ・・ 
う・・そうだな マジックミラーから犯人の身体つきだけでも確認してもらいましょうかねえ~
まっ! 見れば直ぐに解かる格好してましたけどねっ!
刑事に誘導されて個室に入ると犯人らしい女装した男が椅子に座っていた・・・・ どうですか? 刑事が聞く
はい、あの人です あの人に間違いありません!!・・・・・
結構ですよ 暫く見ていても・・・・ 憎い犯人ですからね そのくらいは・・・・ 
あと、あの辺りは非常に危険とまでは行かなくてもあまり一人では通らない方がいいと思います
どうしても通るときは 行き倒れくらいは見捨てて行き過ぎるくらいで通って下さい・・・・
前にも一度帰省中の女子大生が被害に遭いましてねえ 今も病院(精神病院)にいるとか・・・・(刑事)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(私と亭主)
もう結構です ありがとうございました・・・ あの人が犯人です・・・(私)
あぁ 奥さんの車は後日 取りに来て頂いて結構ですから 今日は駐車してていいですから・・・(刑事)

亭主の車にのる・・・・
動き出す車・・・
だけど大丈夫でよかったよ安心したよ・・・
・・・・・・・・・・・(私)
怪我とかしてないか?・・・・(亭主)
・・・・・・・・・・・(私)
まっ 今度からはあそこは通らない方がいいな・・・(亭主)
・・・・ウッグ・・・・ヒックッ・・・ウッグゥ・・・・・
泣けっ! 怖い思いをしたんだからドンっと泣け!!・・・・(頭をクシャクシャする亭主)
・・・・ウッゥッウッウゥゥゥゥ ウワーーン!!!!・・・・・・
よしっ! その調子だ!! ドンっと泣け!!・・・・・(景気のいい亭主)
思いこんだら♪ 試練の道を!!♪ 行くが男の弩根性おっ!! ♪・・・・(歌い出す亭主)
だけど・・何だなあ そんな格好見たら誰でもしたく(レイプ)なるぞお~!!・・・(太ももをチラチラ見る亭主)
今度からはセメてハーフパンツくらいにせんと・・・・なっ!!・・・・(亭主)
真っ赤に燃える王者のしるし♪・・・・・(歌い出す亭主)
よ~しっ!! 着いたぞおー!! どりゃどりゃ 俺がドアを開けちゃるからのおぉ~・・・・(ドアを開けてくれる亭主)
家に入ると お風呂場へ行ってお湯を入れてくれた亭主・・・・・
さっ! 風呂にでも入って のんびりしろ!!・・・・・(気遣いすぎの亭主)
もう いいよ・・・ 普通がいい!!・・・・  ごめんなさい・・・  アナタ・・・・ 
おっ そんなにしおらしくされると・・・ むむっ!! うおぉー!!! 私の目の前に仁王立ちする亭主・・・
シャブれ!! 反省しているならシャブれっ!! 仁王立ちのまま目を閉じる亭主・・・・・
亭主の前に跪いて、ズボンのチャックを降ろす トランクスのボタンを外して 硬くなった物を出した・・・
プップップップップッ お風呂場のブザーが鳴り響いた・・・ 亭主がタイマーして来たようだった・・・
亭主の物を手で握ると先っぽが少し濡れていた・・・・ プップップップップッ 音が気になって 亭主を残して
お風呂場へ走った私・・・・ タイマーを切って戻ろうとしたものの 面倒になって 私はお風呂にそのまま入った
身体を洗っていると 風呂のドアの前に亭主が立った・・・ なあぁ 俺も入っていいかっ??
ヤダー・・・ 開けようとする亭主    ヤーダー!!  一人にして お願いだから・・・   おっ 解かった・・・
立ち去ろうとする亭主の陰がドアの曇りガラス越しに見えた・・・・  一瞬 屈んだ・・・ 
いってしまった・・・ ドアを少し開けて見ると さっき脱いで入れたはずの洗濯籠のフタがずれていた・・・・
下着持っていっちゃったんだと思って 辺りを見てみるとショーパンもなくなっていた・・・・・
身体を洗いながら あの時のことを思い出す・・・・ 身体がガクガクと震えだした・・・
自分が犯されそうな状況を考えていると身体は震えているのに身体が熱くなるのを感じた・・・・
あのまま犯されていたらどうなってたんだろう・・・・
身体を洗う手が乳首にあたった瞬間 全身に稲妻が走った ビクンッ!! ビクビクビクンッ!!・・・
知らず知らずに乳首に指を絡めていた・・・・
あの時 もし 犯人が 私の胸にムシャぶり着いていたら・・・・  あの時もし犯人に裸にされていたら・・・・・
左手は右胸に 右手は陰部へと滑りこんでいた・・・・ 泣き叫びながら抵抗し犯人に顔を殴られ
気付くと犯人の嫌らしい舌が陰部に入っていたら・・・・・ 犯人の硬いものが私に入っていたら・・・・・
クチュッ・・・・クチュッ・・・クチュッ クチュッ・・ クチュクチュクチュッ・・・・ ウッン・・ クチュッ  ウッゥゥン・・・・
嫌らしい音をお風呂場に響かせる・・・・・ 椅子から降りてマットの上に仰向けになる・・・・
クチュッ クチュ クチュ キクチャーュ クチュ・・・・ 否応なく出る恥ずかしい声・・・・・ 堪えるヨガリ声・・・・
あの時 もし犯人が 荒縄で私を後手に縛っていたら・・・・・ クチュクチュクチュッ・・・・・・
あの時 もし犯人が 荒縄で木に私を吊るしていたら・・・・・ クチュクチュクチュクチュクチュ・・・・・・ウッ!!
あの時 もし犯人が 私にロウソクを垂らして辱めていたら・・・・・ チュチュチュニチョニチョニチョ クチュクチュ クチュ・・・・
あの時 もし犯人が 私の顔や身体に射精していたら・・・・・ グニュグニュグニュ グニュグニュグニュ・・・ ウウウゥゥッ ウッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふううぅぅー・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いそいで 頭と身体を洗い流し湯船に浸かる・・・・・
亭主だろうか そっと入って来て 出ていった・・・・・ 終わったんだろうか・・・・
可哀相な亭主・・・・・ ごめんなさい こんな私で・・・・
でも、下着 相当汚れてたはずだから 今はそれで許して欲しい・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うふっ! うふふふふふふふふ あっはっ! あっはははははははは!! あっはーん!!
新ネタ!! 久し振りの新ネタっ! わーい わーい!! 
危なかったけど・・・・ でも新ネタだもんねえー・・・・キャハアッハハハハハハ・・・
まだ 乳首が立ったままだ うふふふふふ
さてと そろそろ上がろうかな・・・・ザッザッザブーン・・・ ザアァァーーー・・・・
あっ! しまった!! 下着の替え用意してなかった!! どうしようっ!! 干したのは全部 畳んで箪笥の中・・・・
仕方無いや 洗濯籠のフタをあけて さっきの脱いだのを広げて見る・・・・・  ビチャビチャだ・・・
亭主がシャブったあとがハッキリ解かるほどビチャビチャ・・・・ くっしおぉー パンツを籠に投げ入れる・・・・
ショーパンも無い 返してよー 終わったんならあー 心で叫ぶ私・・・・
このまま裸で出たら どうぞ食べててって言ってるようなもんだし パンツのシャブリっぶりから行くと2発か・・
そうだっ!! いっきに 2階へ上がっちゃえばいいかも・・・・
よしっ! 行くよ!! パタパタパタパタタッタッタッタッ  ドスン あっ!・・・・どうしたの?? どうなっちゃったの??
うぅぅん・・・・ 目を開ける  だっ大丈夫か!! おいっ! おいっ! 亭主が目の前に・・・・
アアァァッー!! 廊下で転んだんだ!!・・・・  亭主が目の前に!!    亭主の前で大股開きの私・・・・・
いい眺めだなあぁー グフッフフフフフフ!! 亭主 私をお姫様抱っこすると そのまま二階の寝室へ・・・・
捕まっちゃった・・・・・(ショゲる私)
ベットに私を降ろすと優しく布団を掛けて寝かせてくれた・・・・・
しても・・・ いいよ・・・・(小声の私)
無言のまま部屋を出て行った亭主・・・・  亭主の後姿は優しい旦那様の背中だった・・・・

19番目

あれ以来 何かにつけ思い出しては自然と陰部へと手が伸びる・・・・
思い出すと震えるものの 犯されかかった自分と犯す犯人を客観的に見る形であれやこれやと想像してしまう

えぇぇー!! 昨日のレイプ事件の被害者って お姉さんだったのおぉー!!    大丈夫だったのお??・・・・(釣具屋)
うん・・抵抗してたら片脚が相手のお腹に直撃したらしくてと語り明かすと ホッとした表情を浮かべていた
お店に来てたお客さんが話してたの聞いて怖いなあって人事みたいに思ってたげど・・・・胸を撫で下ろす彼女
どんな風に噂になってるの?・・・・・
うんっ! それがさあ~ 男は小柄な学生風で女はプロレスラー見たいにガッチリした体格で襲われた時に
さっき お姉さんが言った足蹴り?? そう プロレスラーみたいな女は一撃で犯人を倒したんだって!!・・・(笑う彼女)
でね 続きがあって 女の脚蹴りの一発が内臓破裂の直前だったんだってえぇー アッハハハハ・・・(笑う彼女)
だからどっちが被害者だかわからないって言ってたよおー あははははは 全く噂って勝手よねえー・・・
で、被害者の人は日帰り旅行に来てたって言う話しになってたよ!! あっはははははははは 大笑いする彼女
突然 黙ってしまった彼女は私の背中に抱きついて来た・・・・・・  驚いて 安心しちゃった・・・
彼女の胸が背中にあたる・・・・ ムニュ・・・
車の時はスカートなんだね?・・・・・  うん! バイクはスカート危ないし転んだら大変だからね!・・・(彼女)
私のお部屋いこっか・・・・ 小声で彼女を誘う   右手に手を絡める彼女・・・・
玄関の鍵を掛け 二階へと上がる・・・・  部屋に入ると窓の側に立って沼の方を見る・・・・
あっ ここから私の居るとこ見えるんだあー 少し喜んで見入る彼女・・・・・
ソファーのロックを解除してベットにする・・・・  ショートヘアーにした彼女の髪がサラサラと風に揺れる・・・
クッションを枕代わりにして二つ並べる・・・・  揺れる彼女の白いスカート
彼女の後から両手を回して引き寄せる・・・・  彼女はレースのカーテンをスーっと閉めた
私は一旦 彼女から離れベットに座ると彼女は俯きながら無言で隣に座った・・・・
私の肩に腕を回すと ゆっくり彼女は私をベットに寝かせた・・・・
外される胸のボタン・・・ 目を閉じる私・・・・  頬に掛かる彼女の吐息・・・ スカートの中に忍ぶ彼女の暖かい手
左足の膝を立てられストッキングの上から優しく指を滑らせる・・・・ ウッン・・ 鳴き声を出す私・・・・
うふふ・・・ うふふふふふ♪♪ 小声で笑う私・・・・   アハッアハハハハハハ・・・・笑い出す彼女
な~にー もおう! お姉さんたらあぁー・・    だってえー なんかさあー 雰囲気作ってるからさあ~♪・・・
ゴメーン・・・・  お酒も飲んでないしシラフだもーん うふふふふふ♪・・・・(私)
アハハハハ 確かにそうよねえー!! じゃあ!! ベットから降りて上下脱いで下着とストッキング姿だけになる彼女
さあ! さあ! お姉さんも脱いで脱いで!と私を脱がせる彼女・・・・ ホラホラ脱いで脱いで~♪♪
服を脱がすと突然 私の上に乗っかって求めて来た彼女は無言で私にムシャぶり着いて来た・・・・
スリップの上から両胸に顔を埋めるようにしてストッキング越しに手を滑らせる彼女
彼女の爪がストッキングを伝線させた・・・ ピッ! あっ! そう彼女が声を発した瞬間 彼女は伝線したストッキングを
ビリビリと破りだした・・・・ 瞬間 私の頭の中は真っ白になり 抵抗し出した・・・・
抵抗する私を押さえつけながら彼女は私の両手を側にあった浴衣の帯で縛りあげた・・・・・
意識が戻った私は自分の置かれた状況と普段想像している状況そしてあの犯人のことが一度に重なった気がした
そんな私に容赦なく彼女は私を求めて来た・・・・・  頭の中でよぎった言葉・・・  フラッシュバック・・・・
こんなんじゃ愛せない!! そう思ってジタバタするも 彼女には届かない・・・・ 彼女は既に私の身体を抱いている
ちょっと ヤーダ ヤダー ヤメテ ヤメテ ヤメテヨー・・・・ 何故か思っているのに声にならない・・・
スリップの肩ヒモを降ろされパンストは引き千切られパンティーも・・・・・ ビリビリビリー
しっかりと抱かれた私は身動きとれないまま彼女にされるがままになるしかなかった・・・・
貪るように乳首に吸い付く彼女は普段の彼女とは完全に懸け離れ怖くなるほどに変化していた・・・・
否応無く陰部を嫌らしい音を立てて嘗め回す彼女・・・・・ ピチャピチャピチャピチャ レロレロレロ ピチャピチャ チューチュー・・・
徐々に気が遠くなる私・・・・・ 全身の隅々まで駆け抜ける稲妻のような刺激・・・・
やがて両脚を持ち上げられると陰部に入って来た彼女の硬く伸びた物体・・・・ 陰部の中をクネクネと蛇のように
這いずり回ると私は喘ぎ声を上げて恥ずかしいほどの鳴き声を出していた・・・ 鳴けば鳴くほど早くなる動き
彼女の硬い物体は私の中にまで入って来て中でクネクネと踊り出した アッアァァァ!! アンアンアンアンアンッ!! アウッアウッ!!・・・
声にならない鳴き声で部屋は充満した・・・・
彼女の肉ヒダと私のがピチャピチャ!! と音を立て互いの愛液が飛び散る・・・・ 中で踊る彼女の物体・・・・
ギュッ!!と中を閉めると彼女は鳴き声を上げた・・・・ウッウゥゥゥゥ アッハン
ギュッ!!と何度も締め上げると彼女はその都度 鳴き声を部屋に奏でていた・・・・ ウッウゥ!! アンッ!! アンッ!! アンッ!!
締め付けられながらも必死に中の物体を出し入れする彼女は一際 大きく鳴と私の横に崩れるように堕ちた・・
肩で息する二人・・・・
ねえぇ・・ お願い・・ 解いて・・・ 彼女の耳元に囁く私・・・
無言で起き上がると彼女は私の身体をバックにした・・・・ 解いてくれるのかと待っていると アナルに無理矢理
入って来る物体に気が着いた・・・・ ヌルヌルヌルッ ヌリュヌリュヌリュ・・・・ ウッウゥンンンンンン・・・・イヤッ ヤダー ヤーダー・・・
私の意に反して中まで入って来た彼女の硬い物体・・・・・少しずつ 少しずつ前後する物体・・・・
身体の中でクネクネしながら前後する物体は私を絶叫させた・・・・ アッアッアッウゥッウゥッアッアッアァァン!!!!!
背中から硬くなった両乳首を指でコリコリされるころには私には意識は無かったようだった・・・・
やがて彼女の大きな鳴き声が微かに聞こえただけだった・・・・
気が付くと縛られていた両手は自由にされ 裸の私の横で彼女もまた裸のまま眠っていた・・・・
ベットは溢れた二人の愛液で濡れていた・・・・
やがて彼女が目を覚ます・・・・
お姉さん・・・愛してる!! 愛してるから!! そう言うと笑った・・・・ ウフフフフ!!  (彼女)
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私の左肩に右手を掛けながら どうだったっ??・・・・・(彼女)
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私は彼女の右頬に左手を置いた・・・・ 見たら解かるでしょ!! 頬を撫でる私
でも、驚いちゃった!! クリちゃんの使い方最高にステキだった・・・・彼女に話す私
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でしょお! 私なりに 私に着いてる物だから考えたんだっ!!・・・(彼女)
治療するのも考えたんだけど やっぱ 着いて生まれてきたんだもん
一番いい使い方の方法もあったし・・・
それに 私、女なのに 女のお姉さんの中に入れるんだって知ったら
とっても幸せな気分になれたんだ!!
だから治療はいつでも出来るしねっ!!
興奮すると大きくなるクリちゃんの所為で死ぬことも考えるくらい悩んでたのに
お姉さんと出会えて幸せな気持ちになれたの!!
これからも お姉さんの中に入りたいから・・・・(嬉しそうな彼女)
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ねえ! 中に入るのってどんな気分なの??・・・(私)
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電気が走って頭の仲が真っ白になって大きくなったクリちゃん全体で体温とか感じながら
前後すると失神しそうなくらい身体に反応するの!!
私自身がクリちゃんなってるような気持ちなの!!・・・・(ニコニコ笑顔の彼女)
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ねえ? 大きっくなってるクリちゃんを男性見たいに手で扱くとどうなるの??・・・・(興味本位の私)
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ヤダー なんか お姉さん 何処かのおじさんにみえるよ!! アハハハハハハハ
でも それはしたことないからわかんない・・・・ お姉さんにされて見たいけど・・・・(恥ずかしそうな彼女)
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じゃ してあげよっか?? 今!!・・・・・・・(私)
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それより 一回 汗流した~い・・・・(甘える彼女)

よしっ! お風呂 入りにいこっ!!・・・・彼女の手を引いて裸のままお風呂へ向かった私だった・・・・

20番目

彼女との楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまう・・・・・
もっと彼女に抱かれていたい もっと愛されたい もっと一緒に居たい 私にしては珍しい・・・・
生まれ付きの肥大するクリトリスを持った彼女はそれを逆利用することを思いついたのは正解だったと思う
女なのに女の中に入ることの出来る彼女の身体を羨ましいと思うようにもなった私だった・・・・・
お風呂から出た二人はベットの中に居た・・・・・
どちらからともなく自然に求め合う・・・・
彼女の人差し指くらいある硬く弾力のあるクリトリスが私の中でミミズのようにクネクネと動き回る・・・・
今まで感じたこのない新しい感覚に確実に引かれている私だった・・・
彼女もまた締め付ける私の中で一体感を感じているに違いなかった・・・・
彼女に抱かれていたい・・・・ ずっと私の中に居て欲しい・・・・  不思議なほど彼女が欲しくて欲しくてたまらない
縄を使って身動きできない私を抱くのが好きなのか 抱いてるときの彼女の中には男が見え隠れしている
弓のように撓る私の身体・・・ 胸を揉む彼女はまさに女に貪りつく野獣のように何度も何度も強く激しく抱く
私と添い寝している彼女の素顔からは想像も出来ないほど変貌を遂げる彼女に恐怖にも似たものを感じる・・・
あどけない表情で横で眠る彼女・・・・・  どうしてあんなに変わるんだろう?・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二人でシャワーを浴びて出たところへ 電話が鳴った プルルルルルル プルルルルルル・・・・・  出てみると亭主だった
ああっ 俺だ! すまんが 急に○○市に行かなきゃならんことになって 誰かをそっちにやるから着替えを頼む
今日は帰れないから 帰りは明日の夕方になると思う・・・・ もし、寂しかったら誰か呼んで泊めてもいいから
じゃあ 留守を頼むぞ!・・・・  そう言うと亭主は電話を切ったが何か慌てていたようにも思えた・・・
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彼女に今夜泊まれるか聞くと 飛び跳ねて大喜び・・・・  私を抱いてる時とは全くの別人だった・・・
内心 私も喜んでいた・・・ 彼女に抱いてもらえる・・・・ 恥ずかしいほどに卑しい自分がそこに居た
大喜びで部屋中をウロウロしだす彼女だった・・・・
お姉さん!! そう言うと私に抱きついて甘える彼女だった・・・・・
ワタシ・・・ 着替え取りに一度 戻るけど兄たちの晩御飯の用意したら直ぐに帰ってくるから・・・・
そういい残すと 嬉しそうにここを後にした・・・・・
亭主の着替えを用意してバックに詰め込み終わる・・・・  玄関にそれを置いた辺りだった・・・・・
外から車の止まる音がした・・・・ あれ? もう帰ってきたのかなと思ってドアを開けると亭主の秘書の○○ちゃん
黒系のスーツに黒いストッキング姿の彼女が神妙な面持ちで近づいてきた・・・・
着替えの入ったバックを渡そうとした瞬間 玄関に入って来て口元を押さえて泣き出した彼女だった・・・
どうしして? どうして連絡くれないの?? この前のこと怒ってるの?? 仕事中だったのよおー・・・・
私に掴みかかって泣く彼女・・・・  あっ・・ここじゃ何だから中に入る?? 時間は大丈夫なの??・・・(私)
スーっと離れる彼女・・・・  ワタシのこと怒ってるんでしょ・・ワタシ!! 駄目なのよ!! 仕事中とか!!
自分でも解かってるけど 仕事の時・・・ 高校時代からそうだったれど 何かしてる時は駄目なのっ!! 解かって!!
私、会社のことや仕事のこととかわかんないし、それに別に怒ってるわけでもないし・・・・
○○ちゃんの暇な時間も知らないし 仕事で疲れているのに自宅にも電話しずらかったし・・・・
中に入る時間 あるの??・・・・・(私)    ナキやんで時計を見て返事する彼女・・・・・(うん)
家の中に入れソファーに差し向かいで座る・・・・・
口元を押さえて俯いて泣き出す彼女・・・・ 咄嗟に彼女の左側に座って肩を抱いて慰めようとした瞬間
突然、ソファーに押し倒され上に圧し掛かられた・・・ 何っ!? 何っ!? 
天上が見えた瞬間 彼女の手が私の両肩を押さえつけた!!
ワタシ・・・・  ワタシ・・・○○ちゃんが欲しいのお!! お願い!! 思いを・・ 思いを解かって!!・・・(叫ぶ彼女)
ティシャツの裾が捲り上げられブラを押し上げ左胸に貪り着いた彼女・・・・ 乳首を吸い乳首に絡み着けられた
アッ・・・・!!  抵抗する間もないくらい凄い力で私を押し付け私を犯そうとする彼女・・・・
ヤッ!! ヤッダー!! やめて!! ○○ちゃん!! ヤメテー!! お願いだから!! ヤメテー!! 言葉で抵抗するも彼女は離れない
右胸に手をかけ揉み始める彼女・・・・・ その指が乳首をキュッと摘んだ瞬間、女の鳴き声を出してしまった私
勢いついて ショートパンチの裾から指を入れて来た彼女・・・・・ ヤッダー ヤメテー ヤダ イヤー・・・・抵抗する私
頬を平手で叩かれ気絶してしまったらしい・・・・
気が付くと裸にされ 彼女もまた裸で彼女は私の陰部に自分の陰部を擦りつけていた・・・・
打たれた頬が痛い・・・・  それよりも心が痛かった・・・・ 溢れてくる涙・・・・ 友達に犯されたなんて・・・
横を向いて涙を流す私を見て口元が笑った彼女は 大きな声を響かせると愛液を溢れさせ逝ったようだった・・・
頭の中が真っ白になって何も考えられなかった・・・・
彼女は裸でグッタリする私の横で身支度しながら こう言った・・・・ ○○ちゃんは もうワタシの物だからねっ!
また、くるから その時は楽しみましょう!! 彼女の顔には昔の面影も優しさも何もなかった・・・・
あったのは私を犯したという満足感に浸った男のような顔だった・・・・
彼女は 居間から廊下に出る瞬間 言い放った・・・・・  美味しかったわよ!! アナタの身体!!・・・
薄ら笑みを浮かべて 彼女は出て行った・・・・・  彼女に犯されたと言う悔しさで大粒の涙がソファを伝った・・・
許さないから!! 絶対に許さない!!・・・・・
彼女に犯された身体を・・・汚れを落とすように何度も洗った・・・・・
シャワーから出て 着替えてどれほど時間が経ったのだろうか・・・ ボーっとしていると釣具屋の彼女が来た
楽しそうに玄関から入ってきた彼女・・・・・ 彼女にはさっきのことは関係ないと自分言い聞かせ笑みを作った・・
可愛らしく笑う彼女は真横にくるなり あれっ?? お姉さん 左腕のとこ紅くなってるけど・・・ ワタシ?? もしかして
うううん 違う 違う さっきそこで転んで・・・ えへへへへへ・・・・(笑む私)
そう言えば さっき来る途中で ○○(元家政婦)さんに会ったよ!! 勿論 私がここに来ることは言わなかったけど
そうだっ! ねっ!! お買い物いこっか!!・・・・(私)   行く行く!!・・・・(大喜びの彼女)
スーパーに行くと 彼女(元家政婦)が帰ろうと車に乗り込んだところだった・・・・
いつもと変わらぬ笑顔のステキな彼女を見てホッとした私だった・・・・
そう言えば・・・ 今夜 旦那さん出かけたでしょ!! うちうちのも一緒に連れていかれたもの・・あはははは・笑う彼女
世間話をしていると どうやら今夜は電気屋の彼女を自宅に招いているらしかった・・・・
旦那では物足りないらしく週に一度は愛し合っているらしかった・・・・・幸せそうな彼女(元家政婦)だった・・
私と釣具屋の彼女の二人はスーパーで買い物(夕食用)を済ませ家に戻った・・・・・・
どうしたの?? お姉さん何か元気がないみたいなんだけど・・・・
私は無理して笑顔で そんなことないってと言うものの・・・ やっぱり変だよ! ワタシが居ない間に何かあったの!!
彼女の問い詰めに 思わず涙を流してしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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酷い!! 許せないその女!! ワタシのお姉さんを!!!! ・・・・・・(唇を噛んで握りこぶしをする彼女だった)
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ねえっ! お姉さん!! 来週の日曜日に 向こう(義母)の家でパーティーしない?? ゲストさんも呼んでさあ!!
ワタシ まだ 正式に会ってないけど お姉さんの義妹さんも退院してるんでしょ!!・・・(私と同じことを考えた彼女)
タップリ可愛がっちゃいましょうよ!! その女!!・・・・・・(ワクワクしたように大喜びの彼女)
だから、元気だして!! 泣いてるお姉さん・・嫌だもん!!・・・・・(私を慰める彼女の気持ちが伝わってくる)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その夜、私は彼女に何度も抱かれた

あれから一週間が過ぎ 釣具屋の彼女は友人を自分の代りにと兄に無理を言ってバイトでカバーし
時間を作ってくれた・・・・
義母にパーティーを提案すると大張り切りし、元家政婦や電気屋 そして姉妹の二人に退院して数日経過した
義妹・・・・私と釣具屋の彼女の総勢8人が一同に集まった・・・・・
勿論 亭主の母親に引き合わせたいと彼女に申し入れると渋々ながらゲストとして着てくれた・・・・
亭主と弟そして義父は一階の義父母の家に集まって釣りの話しで盛り上がっていた頃
4階のゲストルームでは盛大なパーティーが催されていた・・・・
私を犯した憎いアイツ(高校の同級生)も緊張していたものの お酒が入るとケラケラと笑みを浮かべて笑っていた
ドレスに身を纏った彼女は一通り全員と自己紹介を交わしおしゃべりの輪に溶け込んでいるようだった・・・
今回のパーティーの趣旨はゲストを招いたことで話してはいないものの全員が承知していた・・・・
元々 お酒が得意ではなかった彼女が酔い始めたあたり 女達の顔付が変貌し ドアには鍵がかけられ
照明も慣れてようやく見える程度まで落とされた・・・・・
私はみんなに正直に言う決心をし みんなで輪を作って暗がりの中で淡々と彼女(秘書)とのことを話して聞かせた
女達は無言で私の話しに聞き入っていた・・・・・
突然姉妹が奥から荒縄を持ってきて側におくと 隠しておいたグッズの入ったバッグを義母が持って来て置いた
元家政婦と電気屋の二人が 眠っている彼女(秘書)のドレスを脱がしブラとストッキングだけにした・・・・
梁に掛けられる太い荒縄・・・・ 側に置かれた低温と常温ロウソクに鞭が数本・・・・・
何も知らずに眠っている彼女(秘書)に掛けるために用意された荒縄・・・・8点吊りの準備
後手に縛られたまま床に眠る彼女は女達によってベットへと運ばれた・・・・
ベットの周りを囲む8人の女達・・・・・
互いに一番のりは誰とばかりに顔を見合わせる・・・・・
釣具屋がベットに横たわる彼女(秘書)に猿轡をして声を出せないようにすると 突然 元家政婦と電気屋が
彼女に襲いかかった!! 驚いて悲鳴を上げるも猿轡の所為で叫ぶことが出来ない彼女は大きく目を見開いて
私に助けを求めるように頭を縦横に振り始めた・・・・・・・・・

21番目

あのパーティー以来、何も言って来なくなった亭主の秘書である彼女・・・・
女8人がかりで朝まで続けられたプレイは彼女にとっては相当な衝撃だったのかも知れない
そんなある日の夕方のこと・・・
ドッコイショとお・・・ タバコをくわえる亭主・・・・  なあー 何かあったのか??・・・・(聞く亭主)
何かって 何??・・・・(私)
いや~・・ 今日会社へ行ったら秘書の○○くんが突然、会社に辞表だしたらしくてさっ!・・・・(亭主)
お前 何か聞いてないか??・・・・(亭主)
て言うか こないだのパーティーの時だって凄いハシャイで楽しそうだったし 特別何も無かったけど・・・(私)
そうだよなー あれから一週間は経ってるものなあー・・・・(亭主)
独身の女性だもの彼氏でも出来たんじゃないのお??・・・(私)
なら、いいんだけど まあ 正直 秘書なんて俺には本来必要無かったんだけどなっ!・・・・(亭主)

彼女は会社を辞めたらしいかった・・・・
数日後、亭主に聞いた話しだと田舎での生活は性に合わないからと街を出ていったらしかった・・・
少しホッとしたような ちょっぴり残念だったような 複雑な心境だった・・・・
相手が女性だったとは言え私が犯されたことには代わりはないと自分に言い聞かせた・・・

ピンポーン ピポピポピンポーン・・・・
出て見ると彼女だった(釣具屋)
どうしたの?? 今日は休みの日じゃないのにー?? 
お姉さん!! ウフフフフフー ・・・・(両手を後に回して身体をフリフリする彼女)
さっ 入って 入って!・・・・
何か お姉さんに会いたくて仕事休んじゃった!!・・・・(恥ずかしいそうな彼女)
でも、大丈夫なのー?? お兄さん一人じゃなーい!?
平気 平気!! バイトしたいって子(同級生)が居てチェンジしてもらったから~♪・・・(嬉しそうにしてる彼女)
じゃ 待ってて! 取って置きの紅茶入れるから・・ねっ!
お姉さーん・・・・(抱きついて甘える彼女)
どうしたのおー 朝からあー・・・・(時計を見るとまだ9時前だと知る私)
・・・・・ したいの・・・・・(私の胸に顔を埋めて囁く彼女)
どうしたーの! まったくうぅ~♪ 困ったちゃんだこと! うふふふふ・・・・♪ 生理・・近いの!?
・・・・・ お姉さーん・・・・(胸にグイグイ押し付ける彼女)
仕方ない子(娘)ねえ~・・・・・・ おいでっ! 彼女の手を引いて二階へ上がる
(今はこんなに甘えん坊さんなのに交わったら途端に変貌するのに・・・・・私の心)
寝室に入ると 服を脱いで下着姿になった彼女・・・・・
私も服を脱ごうとベットに腰掛けると ワタシが脱がしてあげると小声で言う彼女・・・・
彼女に脱がされてベットにゆっくりと私を寝かせると顔付が少しずつ変化し始めた彼女・・・
私の足元で跪く彼女のパンティーの中には既に硬くなったクリトリスが移りこんでいた・・・・・
目を閉じると彼女は私の身体に貪り着いてくる・・・・・・
少しずつ愛し方が荒々しくなる彼女・・・・
彼女が私の中に入るころには激しさで圧倒されそうなほど私の身体を揺らせた・・・・
上下左右前後と私の体位を自在に変えては私を貪り尽くす彼女だった・・・
滴り落ちる彼女の愛液が私の身体を伝う・・・・
私と彼女は女の鳴き声上げながら二度・三度と回を重ねた・・・・
回を重ねるごとに彼女の私へのバイブルはスローにそしてより深いものへと変わって行った・・・
ネットリと絡みつくような彼女の愛撫・・・・
私は彼女の口の中で舌の上を転がされるような錯覚に陥った・・・
巨大なネットリした舌が私を身体ごと包み込んで放さない 執拗なまでに私を追い掛け回し逃がそうとしない・・・
私は身体が溶けるほどの勢いでエクに達した・・・・・
深い眠りから目覚めた私は未だ私を愛し続ける彼女の執念をも感じた・・・・
彼女はエクに達し失神しても尚も私を愛し続けていたのだった・・・・ 怖さも感じた・・・・
まるでお酒に酔っているようにフワフワと私の上で彷徨うように身体を震わせアタシの中で硬い物をクネらせていた
お・・お願い・・・ もう許して!・・・ 小声で彼女に哀願する私・・・・
も・・もう 止めて・・・ もう  許して・・・・ 何度も何度も声にならない声で彼女に哀願し続けた・・・
私の切ない声は彼女には届いていない・・・・ どうしちゃったの~・・・
目を瞑ったままフワフワと彷徨う彼女の腕の中で私は二度目のエクに達して失神してしまった・・・・
目覚めると彼女はアドケない顔をして私の横で眠っていた・・・・
身体が思うように動けなかった・・・・ 生まれて初めてだった・・・失神しても尚も愛され続けなんて
切なくて もう止めて欲しいなんて哀願した自分が恥ずかしかった・・・・
ボーっとする中で身体の回復を待っているうち眠ってしまった・・・・
ベットの揺れで目をさました・・・・
ごめんなさい 起こしちゃった・・・ 耳元で囁く彼女・・・・  少女の笑み・・・・  私を抱いた・・・・
今日ねえー これつかっちゃったの・・・・ 小さいスプレー缶を見せる彼女・・・・
これって凄い効き目で驚いちゃった・・・♪ 何それって言おうとした瞬間 彼女が言った・・・
これは男性用の持続させるスプレーなの♪ ようするに麻痺させるのかなー♪ だからワタシ強かったの♪
ワタシのクリちゃんを少し麻痺させたの♪・・・・(軽く微笑みながら私の陰部に指を入れて来た彼女)
エクに入る直前・・・ お姉さん 泣いてたんだよおー ウフフフフ~♪・・・・(私の頬にキスをした彼女)
可愛かったなあ~♪ お姉さんの入る瞬間の泣き顔・・・ ウフフフフ~♪ ・・・(笑い方が嬉しそうな彼女)
グウゥー グググッ グウウウウー・・・ あははははは 鳴いてるぞおぉー・・・(彼女のお腹に手を当てる私)
ねっ! ラーメンでも食べにいこっか!?・・・(誘う私)
うんっ! いこっ!・・・・(ベットから飛び起きる彼女)
よし じゃあ 急いでシャワー浴びよう!! 二人は慌ててシャワーへ・・・・
ちょっとおぉー お姉さーん!! 引っ張らないでよー!! 伸びないってばあー・・・・ うははははははは・・・(私)
もおう!! 終わったら縮むんだからねえー プンプンする彼女だった・・・・
シャワーに当たりながら二人はどちらからともなく身体を這わせ愛し合った
フラフラとシャワーから出て来た二人は疲労でグッタリしていた・・・
ラーメン大盛りを食べたのに足りずにチャーハンを半分ずつ分けて食べた・・・・
疲労と満腹感で動けない二人は一時間ほど小上がりで休ませて貰った・・・
あれっ?ー どうしたのおー こんなところでえー 振り向くと義母と義妹だった・・・
ハハーン?? お疲れ気味のようですねえー お二人さん!! ムフフフフフフフと小声で私と彼女に話しかけた義妹・・
ねっ! これからアタシ達とパーティーしない??・・・・目をギラギラ輝かせて話す義母だった・・・
ワタシ・・・  (彼女は私の手を握り締めた)
アッハハハ・・・ 冗談 冗談!! また 今度にしましょ!!・・・・(察した義妹)
あっ お腹すいた・・・ 早く注文しなきゃ!!・・・・(義母と義妹)
じゃー 私たちは帰るからと立ち上がる・・・  あっ! 義姉さん! そう言うと私の耳に口を寄せた・・・
何だろと思っていると 話すフリをして耳に舌を入れて来た義妹だった・・・
ギュっと義妹の尻をつねると飛び上がった義妹だった・・・・
うっ! もおう! たまには アタシとも付き合ってよ!! プンプンした真似する義妹だった・・・
口をへの字に曲げる義母と 何も気付かない彼女(釣具屋)だった・・・
私と彼女は店を後にした。

22番目

昨日は朝からあいにくの雨、ジトーっとしたジメジメ感が何とも切なかった・・・
折角の土曜日だと言うのに気持ちは既にブルーだった 亭主はまだ寝ていた 自噴の部屋から見えるはずの
釣り沼はモヤが掛かって殆ど見えない どっちを見てもモヤばかりで いつもくるトンビ君も休みのようだった

午前8時 亭主が起きてきた・・・ えっ ストーブ焚いてんのか??・・・・(驚く亭主)
うん 湿気が凄いのよ 湿気を飛ばすにはこれが一番だからね!・・・(私)
ホラ! ドンドン 湿気が飛んでカラッとして来たでしょう?・・・・(私)
ピンクのタンクトップにジーンズのショートパンツ姿の私のジトっとした身体も次第にカラカラになって行った・・・
おぉー 確かに! 流石は主婦! 真夏にストーブ焚いて湿気を飛ばすとは大したもんだ!!・・・・(驚く亭主)
毒を盛って毒を制するってとこかな・・・・・・(少し得意げな私)
ホー ドンドン湿度計が下がってる こりゃ大したもんだ・・・・(湿度計に釘付けになる亭主)
ホラっ! これでストーブを切って完成・・・・・(私)
おぉ カラッとしてて気持ちいいぞ あははははははは・・・・(喜ぶ亭主)
あとは扇風機を回すと更に快適になると ウフフフフ・・・・(私)
床にゴロンと寝転がる私・・・・・ あ~!! 気持ちいい~!! でも流石だわー 大きいから直ぐに暖まるし!!
左足を軸に右脚を前に両手を伸ばして左頬を床に着けて寛ぐ私・・・・(このポーズが気持ちいい私)
うっとりしていると・・・・
何やら後の方でゴソゴソと聞こえてくる・・・・・
亭主も私と同じふうにしてるんだなあって思っていると何だか左側が暑く感じてきた・・・・
頭を左側に向けると亭主が私の側にピッタリくっついて左腕の脇の下の匂いを目を瞑って嗅いでいた・・・・
ギョッとした私は身体を少し亭主とは逆方向へズラした・・・・(スー)
少しズレると新しい暖かさが床から伝わってきて またウットリする私・・・
すると またも熱い体温を感じ見て見ると今度もまた脇の下の匂いを目を瞑って嗅いでる亭主がいた・・
ホトホト 困り果てた私はグイッと身体を大きくズラした・・ するとまた追い駆けてくる亭主・・・・
目を閉じて私と同じ格好で脇の下を目掛けて着いて来る亭主・・・・
結局 床の上でグルリと輪を描いてしまった私・・・・・
もう いいやっ! と思っていると 少しずつ亭主の吐息が脇の下に近づくのを感じた・・・・背筋がゾっとした
吐息は脇の下から脇腹に移動しショーパンの裾の中にまで感じた・・・・・
知らん振りしてうつ伏せになって両脚を立てて開いくと 今度はまたの中に入って来てショーパンの隙間から
太ももの付け根に吐息を感じた・・・・・スーハー スーハー スーハー スーハーと段々吐息が大きくなった
一番吐息が大きくなった瞬間 両脚を閉じてやった・・・・パンッ!! 亭主の頭に当たった両足・・・・
痛てっ!! イテッテテテテテテ・・・・ 亭主の両耳をガッシリ脚で挟んで話さない私・・・・
こらっ! 放せ!! 痛てっ! 痛てーって!! 放せ 放せって!! 何とか頭を抜こうとする亭主・・・・
もう 変なことしないか!!?? 変態みたいなことしないって誓うか!!・・・・・亭主に言う私
誓う!! 誓うから放してくれ!!・・・・・(慌てる亭主)   本当に本当よ!!・・・(私)
両脚を開くと 一目散に私から離れ体育座りで両耳を手で押さえる亭主・・・・・・・(うわ~ 痛てー・・)
もおう! 変態なんだからあぁー 何でこんな時にあんなことするかなあ~!! 全く!!・・・・・(不機嫌な私)
再び目を閉じて両腕を広げ仰向けになって両脚を床に揃えた・・・・(うわー いい気持ちいー 心の私)
一瞬 亭主が立ち上がったような気がした瞬間 両手の上に何かが乗った!! ハッとして目を開けると
私の両手の上に自分の足を乗せ 太ももを担ぐ格好で私に覆い被さった亭主・・・・
ちょっとおぉー ふざけないでよぉー 怒る私・・・・ ジタバタする私・・・ 腕が抜けない・・・・
亭主私の下半身をまげて丸くすると太ももの付け根から舌を入れて舐め出した!!
必死に身体を左右に振って抵抗する私・・・・・ ガッシリ掴んで放さない雰囲気の亭主・・・ 吐息が鼻息に変わると
もがく私のショーパンの隙間に口を入れて吸い出した!!   チキショー!! バタバタ脚を振って逃げ出そうとする私
亭主の口は開いたショーパンの裾からドンドン中に入ってくる・・・・ パンティーの上から陰部の匂いを嗅ぎだす・・
ヤメテ!! 放してよ!! ヤーダ ヤダッ ヤダーってばあー ヤダっていってるっしょおー!! 亭主の脹脛をギュっと摘んだ!!
うわっ!! 痛てー!!・・・・(叫ぶ亭主) それでも離れない亭主は太ももの付け根にムシャぶり着いてきた!!
チューチューと嫌らしい音を態と立てる亭主・・・・・・
もおう!! 私は亭主のスネ気を束ねて思いっきり 引っ張った!!!
痛てええぇぇぇぇーーー!!!!!  瞬間足を上げた亭主から間髪居れずに身体を引き抜いた私・・・・
床に尻を着いて後ずさりして壁際に逃げた私・・・・・・
スネを両手で覆い唸りながら痛さに耐えてる亭主・・・・・身体が震えてる亭主
何だか凄いことしちゃったような気分なった私は救急セットを持って床に置くと物差しで亭主の横に押しつけた・・
ホレ! ホレホレ!! 使いなよ! ホレ! 物差しで救急セットを亭主に押し着ける・・・・・
涙目になって私を見る亭主・・・・ 口はへの字になっていた・・・・ 鼻をヒクヒクさせ私を見てふて腐れる亭主・・・・
あんなのヤダっていっも言ってるじゃなーい!! 私はこないだレイプされ掛かって酷い目にあったの忘れたの!!
セックスしたきゃ 昨日の夜だって出来たじゃなーい!! それなのにエッチなビデオなんか遅くまで見ててえー!!
私、知らないとでも思ってんのお!! ビデオなんかで捌け口にされるなんてゴメンだわ!!・・・・(怒鳴る私)
私の身体は アナタの見てるビデオの捌け口なんかじゃないんだからあー!! ビデオの捌け口にしないでよ!!
うわ~ん・・・・・(泣いたフリして二階へ逃げ出し自室に鍵を掛けた私)
これで、少しは懲りるだろっ!! うっふふふふふふふ・・・・(一人自室で笑む私)
暫くするとドアノブがカチャカチャんって鍵の掛かってることがわかると・・・ドア越しに すまん!!と一言だけ言うと
足音が離れて行った・・・・ 寂しげに聞こえた足音だった・・・・
ちょっと 気になってドアの鍵を外して廊下の様子を見ると・・・・・ 
ドアの陰から突然 引っかかった!! 引っかかった!!と大笑いしながら飛び出して来て私の部屋の中へ入って来た
逃げようとする私を背中から抱いた亭主・・・・  すまん!! 捌け口じゃないんだけど・・すまん!!
逃げられないほどの力でない亭主の両腕は温かかった・・・・
合体手前で壁に飛ぶ飛行物体だった・・・

23番目

明日から三日間出張に行ってくるから 留守頼むぞ・・・
あと寂しかったら誰呼んでも泊めてもいいから・・・今日はもう寝るわあ・・(亭主はスタスタ寝室へ向かった)
台所を片付けて、お風呂で汗を流して水シャワーを数分浴びる・・・カーテンを閉めて電気を消してといつも通り
下着の上からピンク色の大き目のティーシャツを着て寝室へ・・・・   亭主はもう寝入ってていた・・・・
枕元に亭主が読んでいたらしい週刊誌があった 手に取ってみると黒の全身タイツを履いた女性の写真が・・・
クズカゴを覗き込むと一際大きく丸められたティシュが捨ててあった・・・・
週刊誌を静かに置いて電機を消した・・・・・

翌朝 シャケ風味塩を出して焼いてみた・・・・
おっ! 珍しいなあー シャケ塩かあー 亭主 ニコニコして食卓へ・・・ コイツあいいわあ 暑い日は塩分が大事
(シャケ塩 シャケの切り身に大量の塩を塗し水分が完全に抜けるまで保管 石のように固くなったら完成)
(シャケの切り身が塩を吸いたいだけ徹底的に吸わせてやるのが美味しい作り方のコツ)
こいつわ いい出来だ!! 否応無く口元が緩む亭主・・・・ 箸先で固いシャケ塩を解して御飯の上にまぶす・・・
よっしゃっ! ニコーっと笑って一口・・・・・ 無言・・・・ 頬がタラーんとほぐれる・・・・ 進む食欲・・・・
味噌汁は普段より薄めにして程よくシャケ塩になじむ・・・・ コンコン ゴツゴツ シュッシュッ・・・ 箸先でほぐす・・・
握り飯もこれで作っておいてくれや!・・・・(朝から上機嫌の亭主) 出来てるわよ~♪・・・・(私)
うんっ! 頷いて また食べ出す亭主・・・・  大丈夫ー?? 朝からそんなに食べてえー・・・
お前がこんな うめえ物だすから悪いんだよ!! あっはははははははは
でも作っていてくれたんだなあー 手間かかんのによー ・・・・ ありがとうなあー・・・ あははははははは
よっしゃ これで いい仕事が出来るってもんだ!! 行ってくるわあ!!
亭主は会社へ向かった シャケ風味塩のオニギリ持って・・・・・ いってらっしゃ~い♪ ・・手を振る私
出張の時は直ぐには掃除片付けはしない・・・ 少しでも亭主の匂いを消したくないから・・・・・・・・・・・・
外に出たついでに菜園に水巻をすることに・・・・ 緑色の葉っぱに水シャワーを掛ける・・・(シャーシャーシャー)
葉っぱたちが気持ちよさそうに水滴を零し、お辞儀をする・・・・ 気持ちのいい朝だと実感する
水巻も終わると涼しい風が当たりに散った・・・・ 冷えた風が開けて置いた玄関から家の中に入る・・・
椅子に座ってボーっとしている 時計の音だけがカチカチカチカチと聞こえる・・
今日から三日間 一人ぼっちかあー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さあてっと 始めるかなあー マズは台所を片付けてと・・・自分に言い聞かせる
そして、お掃除と・・・・・自分に言い聞かせる
更にはお風呂の掃除・・・・よしっ! 始めるかあー!!
全部し終わると時間も10時を過ぎていた・・・・ 何するわけもなく家の前のベンチに腰を降ろしてボーっとする
トンビが沼の方でピーヒョロヒョロヒョロと鳴き始めるとセミくんたちも一斉にコーラスを演出・・・・
眠くなる・・・ ドンドン 眠くなる・・・ ポカポカ気持ちいい・・・・ お日様に雲が掛かると薄暗くなって直ぐに明るく・・
ミィーンミンミンミーミーンミンミンミー・・・・ 心地いいセミくんたちのリズム・・・・・
ピーヒョロヒョロヒョロヒョロ・・・・・ セミくんのリズムに微妙にズレて奏でるトンビくんが可笑しい・・・・
誰も尋ねてこない 誰からも電話もこない 誰も通らない ここは住宅地の外れの外れ・・・・・うっふふふふ
麦わら帽子も熱くなってきた・・・・ 家に入ることに 何もすることがない・・・・
何かにぶら下りたい・・・ 鉄棒がしたい・・・ 鉄棒がしたい・・・ 鉄棒がしたい・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぶら下り健康器具があったはずっ!! 納戸へ駆け込む・・・ あったあった! 義母が買って二日で飽きて義妹を経由し
私のところへたどり着いたものの 役にたってなかった代物だ・・・・
畳んである健康器具をセットして見る・・・ ぶら下って見る・・・ ギシギシギシ 音を立てて頑張る器具くん・・・
気持ちいい!! 久し振りの鉄棒~♪ ブ~ラ ブ~ラ ブ~ラ ブ~ラ ブ~ラ ブ~ラ・・・・ 気持ちいい!!
手を放して休憩する・・・・ 床に体育座り・・・・ ジーッと 健康器具を見詰める・・・・ ジー ジー ジー・・・
吊るされたい・・・・心の片隅から聞こえる声  吊るされたいなあ~ これって大丈夫かなあ~・・・
健康器具を上下左右から見回す・・・・ 吊れるかな~ 私の身体・・・・・ ぶら下ってるから大丈夫かなぁ・・・
もう一度 ぶら下る・・・・ ブ~ラ ブ~ラ ブ~ラ 気持ちいいなあ~・・・・
側にあった引越し用のロープを鉄棒の片方に結び もう片方を下半身より少し高い位置で結んでみる・・・
ショートパンツを脱ぐ・・・ドキドキドキドキドキ  下着だけになってロープを陰部の割れ目に沿って跨いで見る・・
鉄棒の柱を両手で押さえ爪先だった足を平らに少しずつ戻して行く・・・・痛っ! 
爪先立って、スーっとロープの上を前後する・・・ スー・・・ 気持ち・・いい・・・・
何度も何度も前後する・・・・アッゥ アッアッアッン 鉄棒の柱から片手を離して跨いでるロープを軽く揺する・・・
アッアウッ ウン ウン アッアッアウッン・・・ 気持ちいい・・・ 徐々に食込むロープ・・・・ 動かす度に身体中を走る電気・・
納戸に響くヨガリ声・・・・ 荒くなる吐息・・・・ ロープが少し緩んでくる・・・ もう片方の手も放し 左乳首を摘む・・
下着とロープから出る嫌らしい音に一人恥ずかしくなる自分・・・・・ クチュッ! クチュッ! クチュッ!
止まらない・・・・ 勝手に身体がロープに前後する・・・ 乳首をコリコリさせる指も止まらない・・・・
クチュックチュックチュックチュックチュッ ニュルニュルニュルニュルニュル・・・ ニチチュ ニチチュ ニチュッ・・・・
ガタン!!・・・ドスン!! 痛っ! イタタタタタタタタ!!! ロープが解けて床に尻餅を付いた!!・・・・
一瞬我に返ったものの 下着の中に右手を入れ最後まで逝ってしまった
ハアーハアーハアー・・・ 下から見上げる健康器具くん・・・・ 今夜、一緒に寝ましょう! ♪♪ ウフフフフフフフフ・・・・
グッショリ濡れた下着を持って納戸から出て 軽くシャワーを浴びて着替えた・・・・
パンティーがロープで擦れてしまっていた・・・・ こんなの 履けない・・・・ 今夜のために洗濯して干した・・・
健康器具をそのままにして、滑車と荒縄そしてグッズの入ったバックを納戸に置いた・・・・
夜が待ち遠しく感じたものの時間はお昼を過ぎたばかり 一度は逝ったもののエクには達していない・・・
この家にも梁があったんだ それも手軽な梁が 何だか嬉しくなってしまった私だった・・・
三日間の一人ぼっち楽しい日に変えてくれそうな健康?? 器具君に感謝しなきゃねっ!!

24番目

今日は納戸でねちゃおう!! そう思って夕食の前に布団を運んだ・・・ 健康器具の周りに置かれた滑車と縄たち・・
捨てるはずだったヨレヨレのパンストを履いていつものトレーナーとショーパン姿の私・・・
当然、納戸には引き裂き用のマジックテープのキザギザ部分・・・・ 
中型の扇風機の羽と柵の部分を取り外して寸法とって引越し用のロープを扇風機の軸に固定して
固定したロープの先端に両面テープで張り合わせたマジックテープを固定する・・・・
扇風機が回ってストッキングのの下半身を打つとマジックテープが張り付いてははがれる時に伝線を繰り返す・・・
倒れることもある扇風機はスイッチに触らないよう本を乗せて固定する・・・・ 健康君の鉄棒両端に中型の滑車
そして真ん中に大型の滑車を二つ どれもストッパー付きの三巻きタイプ・・・・ よしっ! 準備はOK!!
夕食のメニューはキトヒロ(行者ニンニク(旧アイヌネギ))の卵とじジンギスカン入りと菜園で取れた辛大根降ろし
これに缶詰の鯖の水煮を絡めて醤油を掛けただけの物・・・・・ 冷えたジョッキにビールを注ぐ
私は亭主と違って泡は嫌いだから ジョッキを斜めに倒してゆっくりと注ぐと天辺までビールで埋まる・・・・
取れたての辛大根が口いっぱいに辛さと苦味そして甘みをサーっと広げてくれたところへ鯖の水煮が醤油で入る
ホッペの後が痛くなら・・・・ ムフフフフフ 痛い 痛い・・・・ ビールをゴキュゴキュと飲干す・・・・
カッアァァァー ウメエー!!・・・・・・・・ 誰もいない食卓に声が響き渡る・・・ 家中に伝わったかなこの美味しさ!! ウフフフフフ・・
キトヒロの卵とじをを下から起して食べる分だけ ひっくり返すと 独特の山菜ニンニクの風味がふわ~っと広がる
濃厚な苦辛くて甘い味が広がったと瞬間 噛むとキトヒロからジュワーっと滲みだすエキス・・・・
ジンギスカンはラム(子羊)じゃなく歯ごたえのあるマトン(大人)がたまらない深みをかもし出す・・・・
ビールが進んで食欲も増大・・・・ ゴキュゴキュゴキュ アニアニアニアニアニ・・・・ たばこ・・・吸って見ようかな・・・
一人の食事は これもまた おつなものなんちゃってねえー♪
なんたって片づけが楽チン・・・・ 今頃何してんかなあ~・・・  自販機でビール買ってるのかなあ~・・・
亭主は大勢いるとこより一人でいる方が気楽だって言ってたけど・・・・・
ビールも飽きてきたし日本酒で・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒック ヒック 定量ー!! 一人叫ぶ・・
玄関ヨーシ! 窓ヨーシ! カーテンもヨーシ! 戸締りは万全・・・・ウフフフフ ウフフフフフフフフ!! ウッフフフフフフ!!!!
さてとっ! そろそろ するかなあ~♪ でも、折角だし もうちょっと焦らしてから・・か・・な・・・ウッフフフフ
自分を焦らして嬉しい妙な自分・・・・・
一階の電気を消して納戸へフラフラと歩き出す・・・・(本当は酔ってない 酔ったフリして気分を高める)
納戸へ入るものの 直ぐにプレイしない・・・・ 辺りを見てイメージする・・・ あーして こーしてと・・・ウフフフフ♪
布団の上にトレーナーを脱いで横になって寝ながらブラを外す・・・・
あれっ?? 何だろう・・・・ 天上の角の天板がズレてる・・・・・ 目を凝らしてよーく見詰める・・・・
まっあ~ いいっか!! 点検口でしょ どうせ~・・・・・・・・ でも、気になる・・  気になってきた私・・・・・・
ジーと見詰める・・・・・ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
折角のプレイなのに・・・・・  準備までしたのにー・・・・・  後でいいじゃなーい!! 後でっ!! 自分言い聞かせる・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もおぅ!・・・ 立ち上がる 胸がプルンッッ・・・ ブラを拾って身に着ける・・・ サッサッ パチンッ・・・
使ってないテーブルを角へ持って行く・・・ 懐中電灯を壁から外して攀じ登る・・・・ 足りないなあー・・・
辺りを見回す・・・・ 木で出来た亭主の工具箱があった・・・・  うっ! 重いっ!! ヨイショッと!!・・・・・ドン!!
ヨシッ!! ゆっくりと上る・・・  天上に両手を当てると動いた・・・ 両手で支えながら横に移動させる・・・
ホコリが少し舞った・・・ ゲホッゲホッゲホッ・・・  天板を移動して中に懐中電灯と頭を入れた・・・・
何だろう?? これっ?? 黒い昔のゴミ袋が三つ見えた・・・・ 雑誌のようなものも何冊ある・・・・
もしかして・・・ えぇー!! まさかっ!! だってここは新古の住宅でしょうー 私たちが来る前は誰も住んでないし・・・
でも、黒いゴミ袋なんて相当前だし うちにも無いよおぉ~・・・ まさか人の頭とか??・・・
でも、でも、でもー 臭くないしー・・・・  怖ーい 何だか 怖ーい!! でももし中に人の何かがあったら!!
どうしよーう!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は意を決して手を伸ばした!! スー スーと黒いゴミ袋を手前に引いて外側から中を探った・・・・
柔らかい!! 何か衣類のような感触だった・・・ 一つ また一つと室内に出してテーブルに置いた・・・・
雑誌は6冊くらいか・・・ ビニールで覆われていた・・・ 届かないところに もう一つゴミ袋が見えた
一度降りて 布団叩きをもつて 手前に引く・・・ 何か固いものが入ってるようだった・・・
ゴロン!! 音がして倒れたもののそのまま 手前に引いた・・・・
やっぱり 口は結ばれていた 手を伸ばして引くと 結構重たかった・・・
ヨイショッ!! うんっ!・・・・・ やっとのおもいでテーブルの上におろした・・・・・ドンッ!! ゴロンッ!!
天板を元に戻して降りる・・・・ 中は何だろう?? でも人の頭だったらどうしよう!!・・・ 酔いもいっぺんに覚めた・・
プレイどころじゃなくなったなあ~・・・・ やっぱり後でよかったのに!!・・・・  自分を責める・・・
こんなとこ開けるんじゃなかった・・・・・ 独り言を繰り返す・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怖い
でも、あけなきゃ!! 意を決して 黒いゴミ袋の口をあけた・・・・・・ ゴゾガソゴソガサガサ・・・・
開いた口を少しずつ 下へ降ろして行くと中から衣類が出て来た・・・・亭主まだこんなこと!!
ちょっとムカつきながら 一度に 引き降ろすと 幼女の向けのソックスや中学生の制服が畳んで入れてあった
急いで 二つ目を開くと 幼女用の下着やブルマにスカート・・それに中学生くらいの女の子の下着類が・・・
三つ目の黒い袋には幼女から中学生くらいまでの制服やスカートにショーパンが全部畳んで入ってた・・・・
一番 奥の方にあった固い物が入った袋を開けようとした瞬間 背筋が凍りつきそうになって 手を止めた!!
もしかしたら・・ これ・・・・ 意味もなく逃げれめようにと納戸のドアを開けて置いた・・・・・
まって!! もしこれが アレだったら警察を呼ぶ・・・・ てっことはここを見られる・・・辺りを見回す・・・
プレイグッズのオンパレード・・・・ マズイっ!! 先にこれを片付けなきゃっ!!
私はグッズを全部 片付けて納戸に戻って来た・・・・
固くゴロンとしたゴミ袋の口を恐る恐る開いて行く・・・ ガサゴソゴサゴソガサガサガサ・・・・
開いたっ!! 息を飲んで ゆっくりと開いて下に降ろして行く・・・・
赤いランドセルとバックが出て来た・・・・ 横に学年フダが入っている・・・ 1995年○○小学校○年○組・・・・
名前が入ってない・・・・ 倒れたランドセルを起して金具を外した・・・・ カチャッ!
ゆっくりと カバーを持ち上げて開いた・・・・  中に四角いプラスチック製の箱が入ってる・・・
箱を両手でゆっくりと持ち上げ テーブルに置いてあけてみた!!・・・・・・・ キャアアアアアァァァァァァーーー!!!!!
バタッバタッバタッバタッバタバタバタドスン!! 一階の階段の床に尻餅を付いた・・・・・ あわわわわわわわわ!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピーホーピーポーピーポーピーポー ピーポーピーポーピーポー・・・・
大変なことになっちゃったわねー・・・(義母)
まったく こんな時に・・・でも どうして??・・・・(義妹)
兄貴には連絡したのか? 義姉さん!!・・・・(義弟)
ウゥーウゥーウゥーウゥーウゥー・・・パトカーのサイレン 一台 また一台と遠くの方からも赤灯が向かって来る・・・
家の周囲をグルリ取り囲むように数十台のパトカーが取り囲んでいた・・・
ちょっとおぉー 宜しいですかあー 刑事が数人寄って来た・・・・・質疑応答する私
明日、御主人が戻られるとか・・・・その際に事情を聞きたいので署の方まで来て欲しいのですが・・・・刑事
今夜は何処へ泊まられる御予定でしょうか??・・・・刑事
義姉さん!! うちへ来なよ!! そうよそうよ!! こんなとこに居られないって!! ねっ! そうしよう!!・・・・(義妹)
お泊りセット持って来るから・・・・
申し訳ないんですが ここに居ていただけませんか??・・・・刑事
誰も居なくなると我々は中に入れないんですよっ 法律上 ですから立ち会う形式じゃないと・・・申し訳ありません
刑事が言う・・・・ じゃあ みんなで ここに泊まりましょ!! ・・・・(義母)
うんっ! そうしよう そうしよう・・・(義弟)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝、亭主が家に着いたのは昼近かった・・・・
大丈夫か!! 慌ててはいってきた亭主・・・・  亭主を一斉に見る私たちと警察の刑事や鑑識の人達・・・
警察官と何やら話しこむ亭主・・・・ 事情を聞いたのか駆けつけた電気屋や元家政婦に姉妹に義父まで・・・
亭主の働いてる会社の部下の人達や釣具屋の彼女までも新聞で見たと言って駆けつけてくれた・・・
私は心強く感じた・・・・・
被害者は離れた街の小学生らしく当時10歳だったと言う・・・・
見たの! 見たの! 見たのと駆け寄る彼女たち・・・・ 白くなった頭だけチラッと・・・・ 骸骨ねっ!! うわー(電気屋)
新聞を見ると社会面に掲載されていた・・・・・ ○月○日 ○○市○○町の二階天上裏から白骨化して
幼女の頭部が発見され・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は失神した・・・・

25番目

気が着くと私は義母の家で寝ていた・・・・ 事情聴取は特別に警察署ではなく義母の家でと言うことになり
私は3階の一室でいろいろ聞かれた・・・・  亭主も私の後で聞かれたらしい・・・・
二人の聴取が終わった後で 見つかった遺骨と遺品の中に別事件で中学生失踪事件に関わる物もあったと聞いた
あの家を購入目的で訪れた顧客リストが欲しいと会社の人から亭主に連絡が入ったらしかった・・・
でっ どうするのあの家?・・・義母が刑事の前で亭主に聞いた・・・・
住むわけにはいかんだろうから関係会社と協議して返金させて別の家を探すか それとも新築建てるか・・・(亭主)
とにかく、あそこの荷物は一旦 こっちに運んで 空っぽにせんとならんな!・・・・(亭主)
取り敢えず 一旦会社へ戻って顧客リストとか警察に渡すものもあるし・・・ そう言うと慌しく出かけた亭主・・・

あれから数日 家は24時間体制で警察官が管理し他人は誰も入れないようになっているらしかった・・・
私と亭主は3階の空いてる部屋に滞在し昨日は向こうの家の荷物を一旦 このビルの一階車庫と倉庫に入れた
もう あの家には行くことは無いんだろうな~・・・ 寂しい気持ちで一杯になった・・・
亭主の話しだとローンの解約は難しく返金も殆どない状態との事・・・・ それなのにニヤニヤしてる亭主・・・
ねえ! 何でー そんな顔してんのさあー!     ニヤニヤがニコニコに変わった・・・ むふふふふふ
ノートPCを出してきて 私の前で立ち上げる・・・・ ネットを検索閲覧すると 見たことのある家の写真と室内写真
これ?・・・ 私たちの家じゃないの??  むふふふふふ・・(亭主) 
スクロールする・・クリクリクリ カチッ!  株式会社○○不動産・・・・・ 売価○○○百万円・・・・
業者コメント・・・・・この家は先日発覚した殺人事件の一部死体(頭部)が発見された家です
           興味のある方にはお勧めの売家です 応募者多数の場合には抽選会を行います

何? これ?・・・(驚く私)  俺を誰だと思ってるんだ~・・ 鉄は熱いうちに叩けってことわざだよ・・・(亭主)
でっ! 会社に掛かってきた申し込みの電話件数は260件とメールが500件・・・・
更に数日中に売買契約出来ると申し込んできた人が15人・・・・・
全国には物好きな金持ちがゴロゴロいるってことなんだよ!!・・・・・(ニヤニヤする亭主)
いいだろう! あそこ売ってローンの返済終わるし 少し付加価値つけて置いたから俺らは損はなし・・(喜ぶ亭主)
そこで、今回は これがお勧め物件っ!! 今度は大丈夫だからっ!!・・・・(サクサクと書類を見せる亭主)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうした? 嬉しくないのか??・・・・(亭主)
ハアー~・・・・!!! 凄いんだなあーって・・・(溜息の出る私)
だって 普通なら我慢して住み続けるか 泣く泣く安い値段で手放すか だってお化け屋敷と同じだもの・・(私)
ばっかだな~・・・・ お化け屋敷だから付加価値が着くんだよ!! あれでお化けが出てたら2倍 3倍になるし
逆に儲かることだってあるんだぜっ!!・・・・・・(力説する亭主)
ふ~ん・・・・・(私)
でっ ホラ これなんかどうだ!! うん? うん?・・・ 椅子から降りて私を下から見上げる亭主・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうした?? 元気出せ! 元気出さないと可愛くないぞっ!?・・・・ うん? うん? 下から見上げ頭を振る亭主・・・・
兎に角、今週中には売り買い済ますから なんも 心配すんなっ! なっ! で・・ これ ちゃんと見とけよ!!
そう言うと亭主は私の頭をクシャクシャしてお風呂 へ行った・・・・
何か気乗りがしなかったと言うか 疲れたと言うか 正直 どうでもいいやってとこかな・・・・
でも 家ばっかり探してる機がする・・・・・
写真入りの書類を何枚か見ていると 以前 候補にもなった 小川と池と小山と畑の着いた格安物件が出てた・・
でもな~あー また妙な物が出て来ても困るしなあー・・・・ でも ここ いいよなあ~ー・・・
数十分経過・・・・・・
フウゥーッー 暑い 暑いっ!! 亭主が出て来た・・・・
おっ やっぱり それに目が行ったか!  そこ結構人気高いんだけどなあ~ 裏山 勿論着いてるし
小川に 池に畑着き しかも 前のオーナーも健在ときたもんだ 何処と無く俺が住んでた環境にも似てるし・・
なんなら その古い家を壊して新築する手もあるけどなっ!!・・・・(嬉しそうな亭主)
新築なら妙なもんもねーし お化けチェックでも そこは合格点取得してるし・・・・(椅子にのけぞる亭主)
何?・・その お化けチェックって?? ・・・・(聞く私)
最近じゃなー お化けが出る出ないを霊能者の先生同伴で何度も不動産屋がチェックして点数を付けるサービス
万一 購入後にそう言うことがあったら 保証する条件着きなんて購入方法もあるんだよ!・・・(亭主)
でっ! そこは100点満点中の100点・・・五星ってとこかな・・・(解説する亭主)
明日、祝日で休みだし 見に行ってみるか?? ・・・・・(ニコニコする亭主)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うんっ! 行きたーい!! ♪♪
よっしゃ! 行くべ行くべ!!・・・・(喜ぶ亭主)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝、私と亭主は一路 物件を見に出かけた・・・・ 何故か後から楽しそうな話し声・・・・ そう 義母に義妹の二人
折角のデートを邪魔する二人の楽しそうな笑顔と来たらもう・・・・
義母の家から車で30分 前の家からだと30分くらいか40分くらい・・・ 何もないただ広いだけの田舎街・・・・
道路が少し細くなって舗装もなくなってデコボコした道だ・・・・ 街灯は数本 道の左側に剃って流れる小川
目の前に緑で覆われた小山が二つ 家を囲むように・・・ 耳が痛くなるほどのセミの声・・・
ミーンミンミンミーではなくギンギンギーギーギーギーーーーで耳が痛い!!
到着しても セミの声で話しが出来ない!! みんなが両手で耳を抑える・・・・ 亭主が車から委細で離れた
家の玄関の横に立ってる電柱のような物についてる箱のような物を開け 何やら操作していた・・・
突然 音がした!! パアァッン!! 鉄砲のような音がすると 耳が痛くなるほどだったセミがピタリと止んだ・・・・・
シーーーーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暫く耳の中でセミの声が離れなかったものの 何とか話しが出来るように回復・・・・・
お義妹さん ここに住むの??・・・・(義妹)    こんなとこに居たら病気になるって!!・・・・(義母)
これが この家が売れない理由なんだよ・・・・・ 環境も最高なのになあ~~・・・・(亭主)
一応なかも見て見るか??・・・(私に尋ねる亭主)   うんっ! 見たい!!・・・・
ジジッジジジジジッ ミーンミンミンミー ビンヒンビー 鳴き出すセミたち・・・・ 来る!! そう思った瞬間だった!!!

パーンッ!!・・・・・  シーーーン・・・・・・・  大丈夫15分にタイマーセットしたから・・・(笑う亭主)

こう言う場所では こう言う特殊な装置があることを この時 初めて知った私だった・・・・
義母が以前 住んでいた家も同じ装置は着いてたものの セミの数も少なく使っていなかったらしい・・・・
都会では考えられないセミ避けの機械・・・・・ 昔は爆竹だったらしく 今は録音したものが流れるらしい・・・

中に入ると・・・・  あらっ? ここってワタシが以前すんでた家と似てるわあー・・・(義母)
お部屋を探検する・・・・・ ガラーッ 戸の音までそっくり!!・・・(微笑む義母)
お義母さん!! 着て来て!! 台所までそっくりよ!!~♪♪・・・・・(喜ぶ義妹)
ちょっと これって どう言うことなの?? 亭主に聞く義母 
あぁー 答えは簡単!! あっちの家とこの家を作った棟梁が一緒なんだよ!! まっ 早い話が同一人物の作品!!
亭主が答えると 義母や義妹が慌しく家の中を駆け回っては 嬉しそうに 声を上げた・・・・
懐かしい~!! うわっあ~!! 二人の声があっちこっちから聞こえる・・・・ まるで子供のように・・・・・
私と亭主は手を繋いでゆっくりと見学した・・・・ セミが鳴き始める頃に鳴る鉄砲のような音にも慣れた・・・・
裏口へ回るとチョロチョロチョロと水の音がした 玄関から出て裏へ回ると草木の向こうから聞こえて来た・・
サラサラサラサラッ・・・・ チャポン チャポン  チャポン・・・ 近づくと 幅数メートルの小川が流れてて意志岩があちこちに
時折、ドボンッと聞こえる 癒される空間・・・・ 川は山の方から流れているらしかった・・・・
亭主が図面を広げると小川は山の奥から流れてきてるらしく所々から枝川が流れ込んでいた・・・・
15分おきに鳴る鉄砲の音とサラサラと流れる小川の音が何故かこの場所では心地よく聞こえた・・・・
小川は車道に沿ったり離れてカーブを描いたりしながら 来た道方向へ流れていた・・・
家の前に戻ると直径10メートルくらいの池が草木に覆われながら見ることが出来た・・・・
亭主と近づくと 突然 バシャバシャバシャと何かが跳ねて水の中に隠れた・・・・ よーく 見て見る・・・・
ニコっと笑う亭主が指差す方向を見ると 十数センチの山女だろうか岩魚だろうかが ジッとしていた・・・・
ガサッ!!・・・ 草を踏んで音を出してしまった私・・・・ バチャバチャバチャッ・・ 行けの中に消えてた魚
家の前に戻って逆側へ行くと草木に覆われた畑が見えた・・・・ ねえ? ここの畑の境界って何処までなの?・・
あぁっ うんとなっ! 図面を広げる亭主・・・ 指で図面をなぞる亭主が 指差した場所を見る私・・・・
今来た道の向こうにカーブがあるだろう?・・ ホラホラ アソコの電柱の下に紅い旗たってるだろ!・・
えっ? 何処? 何処? キョロキョロする私・・・  違う 違う!! そんな近場じゃなくて 向こうだって 向こう!!
亭主が指差す場所を見つけると・・ でっ あの旗の真横方向へ行くとちょっと傾斜地があんだろ!!
亭主の言う通りに指を目で追う・・・ あった! あった! アソコにも赤い旗が見えるだろ!
マズは二つの赤い旗を線で結んで・・・亭主が図面に書き出す・・・
それで道路なりに・・・向こう側は傾斜地なりにこっちに向かってきて 裏山のフモトまで線を引くと・・・
ホラっ! こんな感じかなっ!! 家はここだがら!! 亭主がニコニコして言う・・・・
えっ! だから土地の広さが知りたいんだってばあー!!    だから ここだって!!・・・(亭主)
ここって 何処よ!!・・・・(フクレる私)
だから この赤く線で囲ったとこ全部がこの家の敷地だって!! 解かったか!!??・・・・(少し怒り気味の亭主)
えっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何っ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ、全部?・・・・・・・・・・・・・・
だって じゃあ何坪あるの?? ここって?? 驚く私・・・・ 前に見た時の図面では・・・ 私
あぁー 家そのもの敷地は ここからここまでと亭主が図面に線を描く・・・
でなっ! 登記上は別の土地の扱いとして畑が ここからここまでで二つの山が入って 電卓を出して計算する亭主
よしっと! 出た出た・・・・一丁部くらいかな・・・亭主 だから!! 3300坪ってとこか!!
3300坪!!??????????????・・・・・・・・・・・ シャガミ込んだ私・・・・・
だって おまえここの前のオーナーが買う前はみみは農家だったからなっ! 農家なら3300坪は小さい方だし
こんな山奥の土地なんて一坪 いくらだ・・今だと 500円~750円くらいだし でっここは街外れだしなっ!
だからここの売価は750万・・・高いと言えば高いんだよな まあ もう少し詰めて交渉はしてみるけど・・・・
相場なら高くても200万くらいか 家が550万てのも高いなあー 
実相場ならリフォームした家が350万ってとこだろうなあ~・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でっ どうする?・・・・

ここ・・・私っ!! ここがいい!! ここがいい!! 亭主の顔を見る私・・・・

よっしゃ! お前が そう言うと思って 実は価格交渉は昨日から始まってるんだよ あっはははははは・・・(亭主)


26~28最終回



26番目

あれから数日後、人骨の出た家はオークションにかけられ買ったときの値段よりも高く売れたものの
大喜びする私に亭主の一言・・・・ 購入して5年以下だと儲かった分の5割は税金で持って行かれると言う・・・
でも、まあ引越し代・・・ 前の分と今回の分とあとお祝いの宴会分も出たしと喜んでいた・・・
セミ屋敷に引っ越して二日目・・・・
相変わらず大群のセミくんたちは一日中鳴いている・・・・ 爆竹の擬音のありがたみがヒシヒシと伝わってくる
亭主の交渉で値引きにも成功し 入居前は亭主の会社の人達が大勢でやってきて天上裏だの軒下だの
壁から何から一日がかりでチェックしてくれたお陰で安心して移ることが出来た・・・・
家の横に付いてる梯子・・・点検済みのシール 手で揺らして見たものの頑丈でビクともしない
上を見上げる・・・・  よし! 上ってみるかっ! 両手で梯子を持ってゆっくりと上ると一階部分の屋根に辿りついた
平らで歩き易い 今度は二階の屋根に上るしっかりと固定された梯子は心強かった・・・・
何とか、上に・・・・ 頭の中では常に 舌を見るながテロップのように流れていた
屋根に降り立つと真ん中へ・・・・ カタッコトッカタッコトッ・・・ 日差しで屋根の鉄板が異様に熱い・・・
直立して見る・・・ 左右に広がる裏山の尾根が敷地を包み込む・・・・ 小川・・・  道・・・  畑・・・・ 小さな雑木
家の前の道路は真っ直ぐに数百メートル行ってから左にカーブする・・・ 点々と立つ電柱・・・・
夢のような広大な敷地に何故かワクワクする・・・  こんなの都会じゃ絶対に無理・・・・
都会にはありえない豊かな光景・・・・ 暫くボーっと屋根で 辺りを見ている・・・・ 
家の裏側を見る・・・ 大きな巨木が所狭しと無造作に連なり 家を飲み込む勢いを見せ付けている・・・
山から吹き降ろす風は冷たくゆっくりと吹き付ける・・・・自然の冷房   気持ちいい・・・・  甘い緑の香り・・・・
私は、山に向かって大きな声で叫んだ・・・ ここに引っ越して来た○○と申します!! どうぞ 宜しくお願いします!
すると、パチッ! パチパチパチっと小枝の折れる音がした!・・・ まるで拍手されたみたいだった!
裏山に深くお辞儀をした・・・ 続いて家の敷地くんたちにも挨拶すると池の魚がバシャバシャと跳ね拍手をくれた
みんなに祝福されたと素直に思えた・・・・・・
屋根から下りて家の周りの草刈をしようと一旦、家に戻ってショーパンからジーンズに履き替える・・
納屋に行ってエンジン伐採機を持ってきてガソリンょ入れる・・ 燃料コックを開いて 始動用の取っ手ょ引く・・・
ブルブルブルブル・・・・  ブルブルブルブルブル・・・・  ブルブルブルブルーン!! バリバリバリバリバリリリリリリリ・・・・
エンジンが掛かると青白い煙がマフラーから出る・・・ 腰にしっかりとベルトを固定して両ハンドルを持つ・・・
右手でレバーを引くと 勢い良く刃が回転した・・・・ ギュウゥイーン・・・ バリバリバリバリ!!・・・・・
雑草に充てる・・・・ キュウゥィーン キュウゥィーンと台所のミキサーのような音を出し軽快に回った・・・・・
手当たり次第じゃなく 本当に最低限 必要な道を着けるだけに留めた・・・・・  草だって生きている・・・
家の周囲と池までの道 そして 裏山の小川までの道を付けて終らせた
一汗かいて、家の前のベンチに腰掛涼んでいると 一台のトラックが向かって来た・・・・・
誰だろうと思って見ていると荷台にシートで覆われた何かが積んであった・・・・
ジーっとトラックを見ていると運転していたのは義弟・・・ 助手席は義妹だった・・・
トラックが家の前で止まると笑顔で 手を振って二人は降りて来た・・・・
うっは!! 義姉さんたらっ! あっははは 似合ってるよ その格好~♪♪  指差す私の服装・・・上は作業ジャンパー
下はジーンズにゴム長靴・・・ 軍手にムギワラ帽子・・・・  やあっ! 義姉さん!! 今日はお届け物だよ!!
兄貴に頼まれてたものが入荷したから持って来た!! 今降ろすけど・・・・ トラックに登る義弟
シートを剥がすと中から出て来たみのは ピカピカのトラクターだった・・・
扱いは中古なんだけど 程度も殆ど新車っ! まあ 展示車なんだけどね!! 嬉しそうに話す義弟・・・
義姉さん ここには これが必ず必要だからって兄貴が!! まっ 確かにここなら必要だけどねー 微笑む義弟・・
トラックの後部にアルミの渡し板を引っ掛けると 義弟はトラクターを降ろしてくれた・・・・
中に入って冷たい物 飲みましょうよって声を掛けると白い歯を出して喜ぶ義弟・・・・
このトラック冷房無いんだもんよおー ありがたい!!・・・・ 喜ぶ義弟
シートを畳んでトラックに積み込むと寄って来た義妹・・・・
中に入る義弟夫婦・・・
いやあー こないだの引越しじゃゆっくり見れんかったけど 真面目に前の実家によく似てるわー
同じ大工さんが作ったんだってなあ~ 兄貴から聞いたけど・・・・ ゴキュゴキュゴキュ・・・ カッハッアァー・・ 義弟
義姉さん もう一杯貰うねっ!~♪♪ 台所へ移動した義妹・・・
あっ! こら! 人の家で勝手に!!・・・・ 義姉さん! 申し訳ないペコッと頭を下げる義弟・・・・
あらー 何言ってんだか!!  アタシ達 姉妹なんだから いいのっ! ねえ! 義姉さーん! アッハハハハハ
うふふふふ・・・・  でっ これが取説で あれさー 前のより倍くらい大きくみえるけどキャビン着いてるから
まあ 馬力とか重さは前のより二倍半くらいはあるけど 前のと違うのは四輪駆動だからさっ! 
あれは凄いトラクターだよ!! 木材会社でも使ってる奴でさあー ギアなんか12段っ!! 驚きだよっ!!・・・(笑む義弟)
アンタねえー そんなこと言ったってアタシでもわかんないのに・・・ 全く・・・義妹
じゃあ 前のより 凄いってことねっ??・・・・(私)    あっ! そうそうそう! そう言うこと! あっははははは(義弟)
義弟夫婦はアタッチメント(ショベルバケット)を付けた状態で家の横に置くと帰って行った。
忘れないうちに 習ったように エンジンを掛けてみる・・・ ブルブルブルーン!! カッカッカッカツンッ・・・・ 凄い音・・・
でもドアを閉めると殆ど聞こえないくらい静か・・・・ 運転席は車と言うよりは宇宙船みたいな作り
エアコン・・・スイッチ(カチッ)ブオオォォォー・・・・ 凄い勢いで冷風が飛び出してくる・・・・
四輪駆動との切り替え・・・・ 四輪駆動のローの一番と二番とバックの一番と二番・・・ なんか難しいけど・・
ゆっくりと 家の前で動かして練習してみる・・・ アームの上下にバケットの上下 前進に後進にハンドルも軽い
ライトもフォグと屋根についてるフォグのダブルフォグに・・・・ スポットライト・・・・  
スピードメーターも50キロまで付いてるし・・・・ 前のトラクターと比べると物凄い装備だわ・・うふふふふ
ヒーターも大きいのが二つも付いてるし 前進ギアが12段 後進3段・・・ その他に さっきのスーパーローか・・
帰り際に 義弟が何度も話してたけど ここら辺は街一番の豪雪地帯だからトラクターか建設機械が必要とか・・
そういえば この家に来る途中 殆どの家の敷地にショベルローダーやパワーショベルとかブルドーザーがあった
ここは終点・・・・ このトラクターで乗り切れるんだろうか・・・ 少し心配になった私・・・・
でもっ! 私は頑張るわっ!! 私には裏山くんもついてるしっ!! よし もう一回りするかっ!・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕方、亭主が帰って来た・・ いやーはっははは 夕方になるとセミも鳴かんし静かなもんだなー・・・(笑う亭主)
どうだった 練習したんだろ! 乗り心地とか・・・・
うんっ! すんごいの! そいでね さいでね!!・・・・・亭主に前のめりで話す私
おおっ! ちょっと まあ 落ち着け・・・あっはははははははは 
私は亭主に満面の笑みになってたと思う・・・でいっぱい話して聞かせた・・・・・
よーし 今度の休みにゃ 俺も練習せんといかんから お前 それまでにマスターして教えろ・・・あはははははは
でっ! どうするんだ あの畑??・・・・(亭主)
うん・・・ 菜園は楽しいけど あんなに広かったら菜園じゃないもん!・・・・ どうしようかな~~・・・(私)
だから、さあー お義母とか義妹とかに使って貰うって考えたけど 遠いしねえー・・・・(私)
いやっ! いいんじゃないか? それ! 母さんなんかは元々畑作り好きだし菜園でも結構我慢してる見たいだし
まあー 言うだけ 言ってみるのもいいし・・・・ 畑もいいけどトライアルコースってのはどうだ!?・・・(亭主)
中古の小さい四輪駆動車車検無し買ってよ 走り回るんだが ただ走るんじゃなくて アイツ(弟)に
重機(建設機械)借りさせて穴掘ったり小山作ったり 木を植えたりして コースを作って一台の車でタイムを競う
一度 やれば 雨が降るたんびに形状変わるし・・・ 楽しいかも知れんぞ!!
母さんなんか山小屋の坂道でキャーキャー言って喜んでるくらいだし・・・・どうだっ! 興味ないか!!・・・(亭主)
うんっ! それいいかもしれない!! 何だかワクワクしてきたっ!! ・・・・ドキドキする私
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土曜日の朝だった・・・
地震のような地響きで目が覚めた・・・・ドッドドドドドドド ドドドドドドドドドドッ!!!  ドドドドドドドドドドン!!!!
横を見ると亭主の姿はなく フラフラしながらカーテンを開けると 家の前の道路に 大きなトレーラーが・・・・
慌てて服を着て外に出る・・・・
家の前から50メートルくらいのところに亭主と数人の人達が居た・・・・ ゆっくりと近づいてみる・・・
義弟と知らない人達・・そして亭主がいた・・・・ 何やら親しげだった
オレンジ色のパーワーショベルがキャタピラーを回してトレーラーから降りて来る・・・・ガッチャガッチャッガッチャ
ガリッ ガリリリッ キュッキュッ ガッチャガッチャガッチャ・・・・・ ズッズッズッ ガタン!! ガタン!! ガタンッ!!
こっちに向かって来た!! 大きな腕の先にはお化けみたいなバケットがついていて 運転主がとても小さく見えた
ガチャガチャガチャ・・・・ キュウイーン・・・  音を立てて上部を回転させ逆方向を向く・・・
パワーショベルの前のトレーラーの更に先の方でも何やら騒がしかった・・・・
一旦 家の前まで来て 屋根に梯子伝いで二階の屋根に上って見る・・・ 山のような建設機械が数台・・・
道の横から畑に入ると 大きなクラクションを鳴らし爆音のような音を立ててトレーラーは行ってしまった。
重機は畑に入ると一斉に止まった・・・・ トレーラーが見えなくなって数分後 今度は車が二台向かって来た
義妹と義母の車だった・・・ 家の前に止まると 向こうから亭主と義弟がやって来た・・・・・
手を振る義弟・・・ それに手を振る義妹 そして私と義母・・・・
ようやく私たちのところへ亭主が来る・・・・ これから始めるから 少し振動あるからパソコンとかは使わうなよ・・・
そう言うと亭主と義弟そして義母に義妹は機械の方へ向かった・・・・・
私も付いて行く・・・・ ゴツゴツした道が足に心地いい・・・・
場所へ到着すると義弟と亭主がお化けのようなパワーショベルにソレゾレに分乗しエンジンを掛けた
義母と義妹の二人が山見たいなブルドーザーの方へ歩き出すとヒョイッと自分の背よりも高いキャタピラーに登る
そしてキャビンの中に入って行った・・・・ブルルルルルルルルブルーン!!! キャビン前の大きな煙突から真っ黒い煙が・・
義母側も同じように黒煙を空に放った・・・・・   心底驚いた私だった・・・・
義弟はともかく なっなんでっ! ・・・・・・・ 山のような重機は4台連なって畑の中にドドドドドドッっと入って行った
真ん中まで行った重機から義母と義妹がこっちへ向かって来た!!
義姉さんも早く! あれに乗ってよ!! 指差したのはキャタピラーのショベルカーだった・・・・
なっ! 何 言ってんの!! あんな大きいのなんか乗ったことないしー!! 第一 免許もってないしー!!!????
私は顔を引き攣らせて後退りした・・・・ 免許なんか敷地だからいらないしー トラクターより簡単だからー (義妹)
でも、でも、何で乗れるわけえー あんなもの乗れるなんて一言も聞いたことないしー!!! ・・・・(怯える私)
○○っ! アンタは知らないでしょうけど この街では女も子供時代から機械は乗れるものなのよ!・・・(義母)
機械に乗れないってことは 生きていけないってことなのっ!! もっとも! こんな大きなのは滅多にないけどねっ!
運転はねえー 小さいほうが難しいものなのよ 乗って見れば解かるから ホラホラ!!・・・・(義母)
困り果てて亭主の方の機械を見る・・・・ ホラ行くよ・・・ 手を繋ぐ義母・・・・・
キーは これ これがアームと・・・・・・・・・ ほら♪ こんだけだよ! トラクターよりレバー少ないし♪ ねっ!・・義妹
恐ろしかった・・・ 怖かった・・・・ 自分の背丈より高いキャタピラー・・・・ 私より大きい煙突・・・・
身体が震えるほど大きなエンジン音・・・・・  ゆっくりレバーを引くと キャタキャタキャタと音を立てて前進する・・・
左レバーだけを引くと 機械は轟音を立てて一気に左へ方向転換した・・・・ 余りの嬉しさに大喜びの私だった
キャタキャタキャタキャタ・・・・・義母の機械の横に止めた
サイドブレーキを引いてロックしてアクセルのスロットルをゆっくりと緑色のとこまで押し戻す・・・・・ 出来た!
エンジン音が小さくなったら ゆっくりと前部アームに付いたバケットの昇降レバーを押し倒す・・・
スーッと音を出してバケットがアームごと着地した・・・・
隣は廃土板の付いたブルドーザー・・・・
機械から降りると身体が震えていた・・・・
亭主がニコニコしながら近づいた・・・・
乗れただろ!・・・・ そう言うと私の頭にヘルメットを被せて顎ヒモをつけてくれた・・・・
震える身体とガクガクする膝・・・・・・
よしっ! 打合せ すっぞおー 亭主がみんなに言う・・・
いいかー 一号機のコイツ(弟)はバックしながら粗方として掘って行くと・・・・ 
2号機の俺はコイツの前で掘って 掘っては右側に土砂を上げてゆくから廃土板の母さんは右側の上で
あの、辺りに押し付けてもらうから・・・・ 指差す亭主
でっ! お前(義妹)は旦那の横で母さんと同じ場所に押し付けてもらうと!!
そいでと・・・お前は一番先になって根切りをしてもらうから・・・・ ブルのケツにリッパー付いてるから
トラクターと同じ要領・・・・ わかるな・・・ リッパーを上げ下げして槌の中の木の根なんかを切ってくれ・・・(亭主)
よーし! 打合せ終了 あとは 何か話すときはクラクション鳴らしてマイクで話すこと!! 機械から降りないこと!!
さて、やるか!! リッパー頼むよ!! 義姉さん!! リッパーの良し悪しで掘り方が成功も失敗もするから・・・・(義弟)
じゃ やっぞおー!! 亭主の号令・・・・・  私は機械に乗った リッパーを上げてショベルのアームを少し上げて
移動すると畑は振動して付近の草木は地震のように揺れ始めた・・・・・・
乗り始めて数分後後の方で義弟は私に機械の尻を見せながら掘っては左側わ上げ それをブルドーザーで
義妹が押し付けていた・・・・ リッパーは快適でトラクターの何千倍のパワーで簡単に負荷のかかることなく・・・
さながら工事現場と化した我が家の敷地だった・・・・
ガンっ!! 何かに引っかかった!! バックしてリッパーを上げ もう一度下げながら前進する・・・
アクセル全開 フルスロットル・・・・ドドドドーン!!! 煙突から黒煙がバババババと上がる・・・・・・
途中まで来たときだった・・・ガツッン! 何かに当たって 重量20トンのブルはエンストしてしまった・・・・
急いでエンジンを始動してリッパーを上げてバックし直してハンドル(レバー)を切って右側に移動した・・・・
クラクションを鳴らして義弟にマイクで話すと クラクションを義弟も鳴らして 一斉に機械は止まった
みんなが 私の方へ駆け寄ってきた・・・・・  何か ここに凄いのがあると話すと
義弟が私の機械に乗って 何度か試してみたものの ビクともしなかった・・・・・・・・・・・
一旦 降りてパワーショベルに乗り換えて 上部をこっち側に向けて向かって来た・・・・・・・
ゆっくりと掘り出す義弟・・・・ スコップを持って合図する亭主・・・・ 見守る義母と義妹・・・・・・
何だろう?? ・・・・・

27番目 縄奥 最終回

土をゆっくりと掘って行くと中から石が出て来た・・・・
機械と手作業でゆっくりと周りを掘って行くと徐々に正体が現れて来た・・・
長さ10メートル 直径1.5メートルくらいの大きな男性のペニスのような形をしていた・・・
そう言えばこの辺りに昔 御神体が祭られた神社があったと義弟が喋ったのを切っ掛けに・・・・
いやあ、確か戦争で壊れたと聞いたが・・・・・・(亭主)
へっ? ワタシの聞いた話しだと大地震が来て地中深くに沈んだって聞いたけど・・・・(義母)
違う 違って! 台風が来て大洪水になって何処か別の場所に運ばれて行ったと聞いたわ!・・・・(義妹)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まっ! とにかく掘って見るべー・・・(亭主)
石の側を綺麗に拭いて付いてる土を落としてやると 紛れもない御神体だった・・・・
亭主と義弟は御神体に布ワイヤーをかけると2台のパワーショベルで持ち上げ上の方へと移動させた・・・・
太く大きく逞しいペニスの先は天に届けとばかりに撓っていた・・・・
台を引いて御神体をおくと みんなで手を合わせた・・・・・
そう言えば・・・・ここの前のオーナーも言ってたんだよ ここではどんな台風が来ても どんな洪水が付近であっても
一度も被害が出たこともなく 小川も一度も氾濫することもなかったって・・・・・(亭主)
不思議だったって言ってたんだが・・・・(亭主)
とにかく もっちょっと 辺りを掘って見るべや・・・・(義弟)
グーンガチャンガチャンガチャン  キュルキュルキュルキュル ガコンッガコンッガコンッ グーンガチャン グーンガチャン・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・掘り始めて2時間後 御神体を支えていた支柱を見つけ御神体の側に置いた
私たちは本来の目的も忘れ 川から水を汲んできては御神体を磨いた・・・・・          (地方の実話です)

それから暫くあちこちを掘っていたら縦横数メートルの神殿がそのままの形で見つかり亭主の同級生の
工務店や神主を呼んで出て来た場所に復元することになった・・・・・
地元新聞が聞きつけ街の新聞にも報道され 多くの見物人が訪れることとなってしまい
折角の静かな我が家の敷地は暫くは人通りが絶えなかった・・・・・
でも、後で亭主に話しを聞くと トライヤルコースは突発的に頭に浮かんだものの気が付いたら機械を手配し
気が付くと掘っていたと言う・・・・・・ みんなは御神体に引き寄せられたんじゃないかと噂した・・・・
不思議なことに 御神体と神殿を祭ってからと言うもの、あれほど鳴いていたセミはピタリと静まってしまった
それから数日後、街役場や教育委員会や郷土史家が訪れ後に発見者である私たち家族に寄贈して欲しいと・・
勿論、快く了承すると土地の一部を売って欲しいと言う話しになった、私と亭主はやむなく転売することに
転売と言っても家から見て入り口側の左の一角だったから苦にはならなかった。
それから暫くすると神社の名前が私の苗字が付けられ○○神社めいめいされ 道路も拡張され舗装された上に
バス停・・・○○神社前が設置された・・・・・・(地方の実話です)
更に数年後 義母と義妹の住んでいるビルは亭主の不動産会社が一棟借りし男女の社員寮に・・・・
義母は私の家の左側の奥に 2LDKの平屋を その並びには義弟夫婦の4LDKの二階建が更にその横には
元家政婦の彼女たち夫婦の家4LDKが・・・ その隣には電気屋の彼女夫婦が家4LDKを建て
みんなの家の前には一つずつ150坪の畑が割り当てられ義父の姉妹もそれぞれ結婚し神社側に更に二軒が・・
町名も○○神社1丁目と私たちの名前の付いた町名に変更された。
総勢7軒の家が神社方向に連なる形で並んでたち みんな仲良く暮らしました・・・・・
その後、義父の経営する会社の跡継ぎとして義弟が就任に姉妹の旦那さんたちや重役に・・・・
元家政婦や電気屋の旦那さんたちは出世して重役に昇進 それぞれが幸せに・・・・
そして亭主は不動産会社の常務から社長へ昇進し その後 義父は他界した

ちょっと! 待ちなさい!! ホントにこの子と来たら! 誰に似たんだろうねえ・・・・ ホラ 御婆ちゃんにご挨拶は??
いいのよ 孫はこのくらいヤンチャな方が可愛いものよ!! アッハハハハハ・・・・・(義母)
わーーーーーーい!! わーーーーーーい!!ピョンピョン跳ねる子供達・・・・・ あちこちから沸いてでる子供たち・・・・
家も7軒から21軒に増え 週に一度の女達だけのお泊り会も・・・・・

義姉さーん うちの子ときたら もおう! 誰に似たんだかセーラー服の女学生に着いていっちゃって交番に・・・・
あらっ!  可愛いじゃなーい うふふふふっ! ・・・・(私)
似たようなもんだって! 亭主が亭主だもの・・・・・・(私)  そうーねえー旦那が旦那だものねえー・・・(義妹)
家の中でも私のスーツ出してきては身体に巻きつけて遊んでるし・・・・(義妹)
えぇー? そうなの! やっぱり親子って似るものなのねえー・・・・ みんな変な子ばっかり~♪・・・(義妹)
ちょっと! アナタのとこの変態ボウズと一緒にしないでくれるう!!・・・・(元家政婦)
なーに いってんのさあー アンタのとこの子なんか こないだ!! 粘土でチンチン作ってあそんでたし・・・(義妹)
それを言うなら彼女(電気屋)のとこの子なんかパンスト頭から被って走ってたわよ!・・アハハ・・・(元家政婦)
向こうから電気屋が向かって来た・・・・  ねえねえ! 何の話してんの??・・・(笑顔の電気屋)
今ねえー アンタのとこの子がパンスト被って走ってた話ししてたとこよ!!・・アハハハハハ (元家政婦)
むうっ! 何よ みんなで まるでうちの子が変態見たいじゃないのー!! プンプン!!・・・・(電気屋)
でもねえ~ ○○ちゃん(私)のとこの子には負けるわ!!・・・(元家政婦) そうそう 見た見た!!・・・(電気屋)
ええー 何? 何??・・・・(私)  ええー 義姉さん知らないの??・・・・(義妹)
だから 早く教えてって!!・・・(私)
こないだ 義姉さんのとこの長女の○○ちゃん・・・・裏山の中で木に滑車掛けて荒縄通して自分のこと吊って
ウ~ン ウ~ンって唸り声出してブラブラ揺れてたよ!! キャーーーーーーー 言うっちゃったあーーーー!!! 義妹
アッハハハハハハハハハハ(義妹) キャハハハハハハハハ(元家政婦) アッハハハハハハハ(電気屋)・・・・・・・・爆笑する三人
あっ! 義姉さんの目が据わって来たー!! 逃げろー!! 待てー!! この!! 内の子を変態扱いしてえー!! 待てー!!
わーーーーーー!! 逃げろ!・・・(義妹)   きゃーーーーー! こないでー!!・・・(電気屋と元家政婦)
たっ! 助けてー!!  姉妹の長女に助けを求める義妹・・・・・次女の所へ元家政婦と電気屋が・・・・
どっどうしたのおー!! 驚く姉妹・・・・ 姉妹を中心に私に追われる三人・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その頃・・・・義弟の家に居る亭主と義弟・・・・
しっかし・・ 仲が良いというか・・・・あいつらも続くなあ~・・・・・(亭主)
その通りだ兄貴!! だいたい義姉さんが兄貴と一緒になってからって物、うちの奴まで・・・・(弟)
あそこまで 仲がいいと正直 少し焼けると言うか何と言うか・・・・(亭主)
まあなっ! オマケに母さんまでだもんなー 正直知った時はショック受けたよ・・・マジで・・・(弟)
それにしても別に何処かの男と浮気してる訳じゃないしな・・・親孝行にもなってるしな・・・・(亭主)
それにしても 俺らが気付いとらんと本気で思ってたとしたら・・・・まあ いいけどな 幸せだし・・・(亭主)
世間じゃ 嫁と姑の不仲で離婚なんてのも珍しくねえけど 俺ら一族は平穏無事だし・・・・(弟)
毎週 27人の女が福祉会館(神社横)に集まってドンちゃん騒ぎした挙句 シャッターまで降ろして
挙句に翌日になると27人の女たちが全員 目にクマ作っちゃってよお~・・・ まったく・・・・(亭主)
男を必要としてねえんだよアイツ(女たち)ら・・・・・まあ 俺も最近は弱くなっちまったが・・・(弟)
だけと 母さんも楽しそうだし・・・ と 言っても母さんまで目にクマ作って・・・ 息子としちゃ切ねえな・・(亭主)
まあ 俺もガラじゃねえこと言うけど 人の愛情っていろんな形があってもいいとおもうよ・・・(弟)
確かになっ! 血の繋がりのない女達が27人も ホントの家族以上に仲がよくて・・・・・
血は水よりも濃い・・・・ だけど産みの親より育ての親・・・ まあ 互いに育てあって ここまで来たんかな(亭主)
まあ、このことは死ぬまで知らんことにしといた方が いいだろうな! 下手に突いて壊れることもあるからな(亭主)
いやっ! 壊れるというよりは 俺ら男の方が捨てられると言う方が正しい気がする・・・・(弟)
見てみろや~ あの楽しそうな女達の顔!! 姉妹だったり 親子だったり 恋人だったり 夫婦だったり
いろんな絆が絡み合ってんだよ!! 俺ら男には見えない何かが女達には見えるんだろうな~・・・(亭主)
ホントだよ 見てみなよ ゾロゾロ家から出て来て鬼ごっこに参加してるよ 女達は・・・・(弟)
子供たちは子供で粘土で作ったチンポ持って走り回るし かと思えばパンスト被ってるのも居るしよぉー(亭主)
全くだ 変態村かよここはっ!! 裏山見たか兄貴!!・・・・(弟)
勝手に家から持ち出した滑車だの荒縄だのパンストに そうそうお前のとこのだろ? あのセーラー服??・・(亭主)
アチャーー!! 見られちまったのかー!!・・・・(頭を抱えて顔を紅くする弟)
だけど あの滑車と荒縄は兄貴のとこのもんだろうが・・・ カッカカカカカカ!!!・・・・(薄ら笑いする弟)
まず 裏山は一度掃除せんとならんなっ!!・・・・・(亭主)    そうするべやっ!・・・・(弟)
おっ! 何か集まって輪になってっぞ!!・・・(弟)   あらかた宴会の料理と夜のプレイの話しだろう!!・・・(亭主)
そう言えば、今夜の女達の宴会は母さんの家なんだろ!?・・・(弟)  らしいな情報によれば・・・・(亭主)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ねえー 今日の宴会の料理 何にする!! ねえねえ! みんな集まってよ!!・・・・(私・義妹・義母)
一斉に集まる女達・・・・・・・・  アッハハハハハ ヤーダー!! 義姉さんのエッチー!! ♪♪
アッハハハハハハ キャハハハハハハハハ ウフフフフフフフフフッ・・・・・・みんながドッと爆笑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして家族合わせて総勢108人の○○神社1丁目地区の人々は今夜も女だけの宴会の準備で多忙です
いつもは福祉会館だけど 今夜は義母の68回目の誕生日だから義母の家に集合!!!!
でも・・・・義姉さん?? 旦那達・・・気付いてないよねえ~・・・・(義妹)
さあ~ーどうかしらっ??  うふふふふふふ・・・・




縄奥Ⅴ終了◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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登録日
2011-11-24

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