『ンゴロ家・アチャリ家・スポバラ家 結婚披露宴』という表示が出ている会場の前で、礼服を着た男が携帯電話で話しながら、行ったり来たりしていた。「無理ですよ、部長。代わりに乾杯の挨拶なんて。そりゃ、確かに、ゴロゲンくんの直属の上司はわたしですけど…
私がこれ迄に体験した様々な奇妙な出来事、不可解な体験、更には身の毛も弥立つ(?)恐怖体験等を書き連ねてみました。 また、「不思議体験の宝庫」である祖母を筆頭に、両親、更には周囲の人達から聞いた摩訶面白不思議な話も集めてみました。 言ってみれば、私個人の『耳袋』的奇譚の集大成、といった内容になっています。
酒井次郎と、恭子は超高層ビルのペントハウスに招かれた。 その豪華な建物の窓からは赤く輝く夕日がユックリと沈んでいくのが見える。始めてみる、美しい夕日に感動しながら涙する二人。この先二人の未来は順風満帆に見えた。しかし二人に起きる突然の不幸は、この物語の終わりの始まり、そして幕開けとなる。
悪い事をして指名手配をされる犯罪者たちの中でも、抜群に悪く、抜群に強い連中――S級犯罪者 その中の一人に数えられる、通称『イェドの双子』の片割――プリオル 突如としてロイドくんの前に現れた彼が話すことは意外に重要な事だったり…… そして同時刻、マリーゴールドの家に現れたのはこれまた『イェドの双子』の片割――ポステリオール 夏休みを楽しむ学生の前に姿を見せた世界最悪の犯罪者たち――彼らの目的とは?