──毎年変わることのない、この暑さがたまらなく嫌いだった。 高校2年生のゆかりは悩んでいた。 季節は梅雨。学校で出された進路調査に何を書けばいいのかわからなかったのだ。 周りに置いて行かれる焦り。家族への抑圧。先が見えない不安。 自分が目指したいものは何だろう。 少女は今年も夏を待つ。 12,000字くらいです。 ※この作品は小説家になろう、pixiv、星空文庫にも投稿しています。
交通事故にあった彼女は奇形な病を患った。 日に日に衰弱し、身体が「植物」へと成り代わっていく。 男は、ただ、いつものように彼女の容態を紙に綴った。
毎日、私達は忙しく動いている。 そうしていると、忘れ物をしてしまう。 忘れ物は、自分で気づかない限り取りに戻れない。 忘れ物に気づこう。 たまには、純粋になろう。 そして、のんびり歩いていこう。
恋に生きては命を保つこともままならないサキュバスが、その種族を隠しながらいかなる魔術もきかない人間(トールマン)の男と旅に出る。 恋愛もの。性質上逃れられないR-15です。 18/6/8 完結
昨日、君が出てくる夢を見たんだ。夢の中でも相変わらず僕と目が合うと、バツが悪そうな顔して逃げてしまう君に…。※続きは本文へ。