こちらは「鶴の恩返し」をモチーフにした作品ですが、「恩返し」ではなく人間の浅はかな心や欲望を問うてみたい思いでストーリーを考えてみました。多分世の中には似たり寄ったりの作品があろうかと思いますが、自身のオリジナル作品として投稿しております。
父の遺産としてネコをもらった男はガッカリした。兄二人はそれぞれ父の会社と大邸宅を相続したのに、ネコ一匹だけとはあまりにも差があり過ぎる。「どうしよう。ぼくは別にネコが好きでもないし、いっそ誰かに売っちゃおうかな」すると、そのネコがスックと二本足で立ち上がり……
あなたはどんな妄想をしますか? 幼い頃の傷を胸にしまったまま大人になったアラフォー女子「はな」が、心理的な殻に閉じこもった妄想生活からドロップアウトを試みる物語。 年季の入った「妄想ドロップ」は、なかなか手ごわいのです^ ^ Sizuku Wesugi
「節操がないな」約束した喫茶店に遅れて来て、最初の一言がこれである。青島はコーヒーカップを持つ手を止め、ムッとした表情で空野の顔を見返した。「え、なんだよ。ぼくが新人賞に応募したことがそんなに悪いことか」背広の上着を脱いで自分もコーヒーを......
一旦定時で退社した奥村は、喫茶店で三十分ほど時間をつぶし、また会社に戻った。正面の出入口はすでに閉まっている。奥村はそのままビルの裏手に回った。周りに人影がないことを確認すると、一気に外壁の非常階段の下に走った。そこで呼吸を整え、足音をたてないよう......
これはうっかり死んだ売れないラノベ作家江花昌の人生再起をかけた熱き友情と勝利の物語!!! という訳では全くなく、能力もなく武器もなく頼れる神様もただの幼女になってしまい超ハードモードで転生した異世界でダラダラと生活していくお話しです。 王道展開もハーレムもありません。主人公はモテないし最強の魔剣の出番も皆無です。 果たしてこの物語は完結するのだろうか? それとも途中でリタイアしてしまうのか? どっちなーんだい!
俺、山倉健は人の本音を知ることが出来る能力を持ってる。この能力はロクでもないものなので、ずっと使わないようにしていたんだが、美少女が転校してきて、、、
普通な人間が必死になって普通じゃなくなるように頑張る物語です。初作品なので、多くの人に見てもらいたいと思います。よろしくお願いします!