星の見える夜空。駆ける蒸気機関車。 その3車両目に必ずいるゐリアという少女。 にぎわうことはないが、ここには色々なモノを背負った人々が来るようです。 今日も、その3車両目に人が乗ったようですが…
4人の話からスピンオフ作品 主人公、美佐瑠衣(みさるい)は学校から帰り道に古本屋によることになる。 そこで見つけた。1冊の本には妖怪のことが記されてる本であった。 その本は琉衣の知られざる力により、本に描かれた妖怪たちは真白で白紙のように姿を消す。 表紙に描かれた妖怪天零は 本に司る妖怪、天零とともに妖怪達を本の中に戻すことになってしまう。
ある日から、青年の左目に、正体不明の「何か」が棲み始めた。最初は小さくて特に害もなかったその「何か」だが、徐々に大きくなり、青年に大きな影響を及ぼすようになる。そして、遂には……。
SF短編集『セレン』より。 遥か未来。星の外へ向かうことを夢みる少年と、がらくたを集める少女。 ふたりは無事に『ろけっと』を修理して、星の外へと飛び立つことができるのでしょうか。
「日経星新一賞」応募用に書いたものです。一般部門とジュニア部門に分かれていて、ジュニア部門は「100年後の世界」をテーマに募集がかけられました。100年後って、とても微妙だなと思いました。すごく遠い未来でもなく、かといってすぐ近い未来でもない、私は勿論生きてはいないでしょうが、もしかしたら子ども達は生きているかもしれない。そんな事を思ううちに、「元キャナリーゼゆり子の豊洲にいた時日記」が誕生しました。そして、主人公東十条ダリアちゃんは小学二年生、小学二年生が書くような文章を心がけました。なので難しい言葉は出てきません。それはそのまま私の語彙力でもありますが、言い訳として書いておきます。ジュニア部門へのエントリーで丁度よい感じだと自負しています。
何も見えない一室。何が何だか分からない少女は状況を知るために、部屋の明かりをつける。 しかし、それは知れば知るほど状況が分からなくなる妙な所だった。 その中を変な登場人物がこの場所から出るために適当に探索する物語。