人影のない秋の公園に一人で転がるボール。彼だって跳ねたくなる時もある。でも寂しくて泣きたくなることもある。そんなボールの気持ちになって書いてみました。
小学三年生だったわたしが友人たちと作った森の秘密基地。 そこでわたしはリーダー格のYくん、そしてAくんといつもいっしょだった。 思い起こせばAくんは本当に不思議な少年だった。いや、少女だったかもしれない。 もしかしてAくんは異星人や未来人だったのではないだろうか。 ――モノローグで語るわたしの記憶と疑念 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
2050年 社会のシステムは大きく様変わりしていた。 「学生」と「有職者」に二分され、人それぞれの望みを持ち生きる社会。 そんな社会の中で亮介と純のカップルは、何を求め、どう生きるのか? 理想社会の中の人の生き方、社会のシステムの在り方などを描く 近未来ユートピア小説 その姿を思い描きながら 読んでみてください
いつからか同級生の弘樹に恋していた中学三年生の少女陽子。 以前は当たり前のように会話をしていたのに、いつの間にか彼との間には透明な壁ができたように感じていた。 壁を突き破りたい。そこに扉を作りたい。 小さな行動にも大きな勇気が必要な少女の物語。 ※他サイトで後悔していたものを書き直した作品です
人類の寿命がかつての二倍以上になった世界。 長寿のあまり生きることに飽きた老人たちのために作られた「自殺センター」に入り込んだひとりのガンマンの物語。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です
ある女が淡々と恋する気持ちを語るモノローグ。 ただあなたに会いたい。話をしたい。それだけのこと。 ※他サイトで公開していたものを書き直した作品です