「隣の星に囲いが出来たんやと!」 「……そうか、それは立派な囲いなのだろうな」 「そうなんよー、って! そこはへぇ~って言わなアカンとこやろ!」 途端に頭をはたかれる。 「……痛いぞ」 「当たり前や! 漫才コンビがボケとツッコミせんで何するねん!」 「……何をするんだ?」 「ま・ん・ざ・い・じゃボケー!」
お題サイト「サディスティックアップル」 http://loose.in/sadistichoney/ より shortお題 「たくさんの人がいたこの星で」
第三話。序盤の話が終わります。 舞台は現代・日本。 記憶を保ちながら転生を続ける過去見の少女・寺島茉希。 MAXIなる存在を探し求める中、彼女は事件に巻き込まれ、あるいは首を突っ込みながら、付き纏う刑事に信頼を寄せていく……。
そのとき、今、過去、いつかに浮かんだ言葉を ひとりごとに閉じ込めさせて 誰かの蜘蛛の糸になればいいなと、 嘘、ただの自己満の乱文 詩のような唄のような そんな曖昧 見つけてくれたなら。
ある日、女性の水死体が発見された。その水死体はおんぶ紐をつけていた。 その後、また同じような水死体が発見される。相次いで発見される水死体。どれも、同様におんぶ紐をつけている。 これは偶然なのか?それとも、呪いなのか?