斜に構えたような怪奇小説ばかり書いていたので変化球なしのストレートな怪奇小説を狙ってみました。 かといって、魔球のように曲がって落ちるのは作者たる不肖・平岩の根性に似ているのでしょうか。
昭和40年代の小学2年生の夏休み。謎の生物を見つけるため沼に向かったボクたち。 あのころはすべてが不思議で、すべてが大きくて、すべてが楽しかった。 ノスタルジックな昭和の思い出。平成生まれの方にはファンタジーなのかなぁ。
追い詰められた父と息子の魂の旅路。行先は果たして・・。一応ファンタジーなのですが、父子家庭、児童虐待など辛く暗いテーマを扱った作品です。
公園内の遊具を決められた時間に動かすという、日給2万円の奇妙なバイト。しかし実はそれには、もう一つの人生、もう一つの意味が隠されていたのだった。
おばさんはいちごのショートケーキをごちそうしてくれたが、いちごを決して食べさせてはくれなかった。 昭和の臭い漂うノスタルジックでキッチュでほんわかな怪奇小説です。
この作品はタイトルを見て分かるように、学園ものなんだけどのちのち・・・っというふうにどうなるかはまだヒミツです。見ていけば分かると思いますが。すぐに投稿できるかは分からないので、末永く見守ってくれるとうれしいです。
うだうだ考えながら推敲してたので、かなりがちゃがちゃやってますが。リハビリも兼ねて。でももちろんのこと、手抜きはしてませんよ。
IT企業を立ち上げ、勝ち組と言われる男性。その夢に突然あらわれた「たらればの神」。その神様に望むのは普通の妻をアイドルに換えてほしいこことだった。
『そうかね。何もかもをわかっているならいいんだよ。』 そしてまたこの老人の言葉が俺を腹立たせた。 『いいえ、何もかもをというわけではありません。この条約、つまり我々ベガとカトレアとの間で決定されたこの条約についてですが。私は一人で誰にもばれずに最重要任務だということだけを言われ、ここまできました。いいですか?私がここまでくるのに、かなりの時間と労力がかかっているんです。そして時差もあります。しかし、私はこの条約の中身については何一つ知りません。この書類に書かれたことは何もしらないんです。つまりこの条約に意義があるのかどうかすら。わからない。』 俺が冷たく言い放つと老人はゆっくりとそんなことはどうだっていいというよに口を開いた。 『ふっふっふ。おもしろい人だねキミは、えぇとたしか白氷《はくび》君だったね?』 『はい』と俺はいった。