「今日クラスメイトに、あなたと付き合っているのかと聞かれたわ。」 「それは、男性にですか?」 「いえ、女性よ。安心して。」 「それで?」 「そうしたらその聞いてきた子に『似合わない』と言われたわ。」 「まぁ・・・確かに。」「それでね、私はしめしめと思ったわ。」 「しめしめ?」 「だって、少なくともその女性は貴方の素晴らしさに気付いてないのでしょう?今の私には貴方しかいないの。だから時々不安になるわ。いつかあなたがどこかに行ってしまうのではと、私ではない、違う女性に貴方を奪われてしまうのではないかと・・・。」 (作品より抜粋) 初めての恋と大きな悲しみ。 大学生の男女の恋物語。
『なりそこない』 それは、神になりえなかった者の魂。 今日も平和な町に叫びと血と、銃声が鳴り響く。
暗闇に浮かぶ二つの目。。。 一人の男がそれと向かい合って座り言葉を交わしている。 ??「どうだい最近は。忙しいのかい?」 男「あぁ、相変わらず。いつまで経ってもずっと変わらない。次から次へとすることが出てくるからね。」 そんな何気ない、どこにでもある普通の会話。 しかし、そこには一つの奇妙さがあった。 暗闇の中、男が話しているのは一匹のサルだった。 自分が書いたはじめての作品です! 読んでいただけるとうれしいです。