「吸血鬼」そんなものがこの地には400年前から住みついていた。 ある日、そんな吸血鬼であるルリィのもとへ一人の青年が生贄として訪れる。 これが孤独な吸血鬼とわけあり人間、二人の始まりだった。 「私はどうやら今の世に言う『恋』というものしてしまったらしい」
七 午後五時二十八分から午後五時四十三分まで トイレットペーパーを愛用する女
ダンガンロンパに出てくる石丸清多夏と不二咲千尋のお話。BLじゃないつもりだけれどそう見える可能性大きいので注意してください
初めて入った会社は、倉庫をリフォームして作られた間に合わせのような会社だった。30名そこそこの社員のこの会社は、ライダースーツを作っている。安藤さんはここの先輩だ。 お互い彼女、彼氏はいるけれど、安藤さんはいろいろ私を気遣かってくれるし、私もずいぶんなついている。そして好きなのか単なる先輩なのか、自分でも分からない。でもなぜか心から離れない。 ほんとうに一人になったとき、彼を思い出す?それとも安藤さんを思い出す?
街のどこでも必ずや目に入る"ビニール傘"。もし、ビニール傘が自我をもっていたら、どんな思いで傘として役目、責任を果たしているのでしょうか。 "ビニール傘の責任感"というタイトルから着想を得て一気に書き上げてみました。