「たまには本当の空で泳いでみれば?」って、私はソラ男に言った。ある晴れた日に仲良しグループたちとバーベキュー。私が「ソラ男よ。彼は風船なの」って紹介すると、みんなは拍手喝采、大歓迎。まさか本当にソラ男が風船だって信じている、一人の馬鹿な男を除いては。
私ははっきりとしたことが好きだ。 そんな私は、一見完璧超人に見える男性教師の仮面の奥に、なにか暗い闇を見出す。 先生の正体の謎、そして先生に対して恋をしてしまった私自身の謎。 私はこれらに解を求めて、行動を起こす。 そしてその先で、私たちの本当の関係を知ったとき、私は、生涯における命題と対峙するのだった。
ボーイフレンド(仮)の真山恭一郎先生一人称で、一ノ瀬学先生をお風呂で襲っちゃう話。性的表現ありのBLものです。
フルーツバスケット、紫呉×透、本番描写少しあり。ホテルで出版社の担当と打ち合わせが終わった僕(草摩紫呉)は、ホテルの部屋に透くん(本田透)を呼びつける。いつもの何かが足りない部屋で、透くんは健気にも、自分を拘束するものを探し……。
新宿の路地の「森」というスナックのママの話では、大昔この辺りで収穫祭が行われるとき、女は茸を束にして好きな男にプレゼントするという風習があったそうだ。