ジャンル:無為ファンタジー。 ひっそりと穏やかに進む物語。爛熟しやがて衰退していくであろう世界を旅する少年と少女のおとぎ話。 結末は幸せなので安心して読める感じ。
人間のことばを喋る捨てられたピエロの人形、方向音痴のカラス、いつもお腹をすかせた筋肉質のカエルの兵隊たち、独立国家の王様になりたい卵のかたちに異常に太った代理官殿、いつも仲のわるい白と黒の参謀のコンビ、アル中の密偵長など、奇妙な登場人物たちが次々と登場し、物語は歪さを増しながら、破壊の予感に満ちた最終章へ~。 愛するおとこを守ろうとする孤独な魔女の、膨張する闇の世界との闘いの物語。 電子出版しています。次のアドレスからご覧になれます。 http://p.booklog.jp/users/nyanku
漆黒の宇宙に浮かぶ美しき緑の星、地球。 その、白いヴェールを纏った輝く水の惑星に寄り添うように忙しなく駆ける、科学技術庁の地球観測衛星〈いざなぎ〉は、鋭い電波の目で眼下の故郷を飽きもせずに眺めていた。 彼は、時折送られてくる耳障りな電子命令に対し面倒くさそうに「はい」だの「いいえ」だのと応え、静かになるとまたその絶景を楽しんだ。 彼は間違いなく幸運だった。
思想小説とはいったいなんぞや…? 初めての作品です。友情と、少し文学のことと書きました。ナガミヤというのは今でも付き合いがある友人です。小説というのは物語だけではないと思っています。物語は批判なんです。でも、ここは小説の投稿サイトです。しかも、私は小説が好きだし、いつも小説家でありたいと思ってるんです。
11/22。今日はいい夫婦の日だな、とふと思いを巡らす少女は想い人である男子生徒と出くわす。普段朴念仁な男子生徒なら気づかないだろう、と思った少女の取った行動は…?甘い甘い、たった10分の休み時間。
昭和20年、夏・・・ 日本は戦争をしていました。 広島に住んでいた、とある少女は、原子爆弾の投下により、この世を去ります。 そして現代・・・ 3人の高校生たちが、戦時下に生きたこの少女の青春と関わる事となり、封印された時間を辿ります。 行き付いた事実に、彼らが感じたもの・・・ ひと夏の経験が、彼らに時空を超えた軌跡を体験させます。
「 離婚して別居している娘の、成長した姿をビデオで撮影して来て欲しい・・・ 」 調査ではない案件が舞い込んだ。 ・・だが、どうやって撮影をしたら良いのか? 対象者である娘さんの写真は無い。 本人確認が出来ない状況なのである。 葉山は、大いに悩んだ。 そして・・・
時期はクリスマス、ストライク宛のプレゼントを用意する生徒会長のオリガ。一方その頃、ストライクは…サンタに遭遇!?ですます少女と朴念仁ストライクのただのクリスマス前のラブコメディ。