五月病ってやつでしょうか。 仕事は順調。 それでも埋まることのない空虚な思いがずっと胸にありました。 そんな五月のとある日曜日。 気分転換に出掛けた近くの公園で出会った小学生の男の子。 その子が私の薬指を訊ねた時から始まる物語。 ちょっと切なくて再生の恋の話。
女吸血鬼カーミラをご存じだろうか 女の生き血を啜り最後には退治された吸血鬼だ。 そんなカーミラは現世で復活した カーミラが生きていた時代と大きく異なった現世でカーミラは何を思い、どうなるのか…
主人公・青藍レイは少し特殊な高校1年生。 ある日、森でさまよっていると 不吉な雰囲気漂う屋敷に迷い込む。 そこは地元で「オバケ屋敷」と呼ばれる 古い屋敷だった。 この屋敷に住む小森ユイ、 性格が最悪な6人兄弟と同居することになるが、 6人兄弟はレイの恐怖の対象、ヴァンパイアだった。 不安と恐怖を抱きつつも、 レイの新たな生活がはじまる。
氣之寺武人は私立探偵事務所を営む、その業界ではそこそこ有名な探偵であった。そんな探偵の下に一つの依頼が舞い込む。 「どうか、娘のご鞭撻をお願い致します」 日本の経済を支えていると言っても過言ではない深白財閥当主の奥方のそんな言葉と同時に渡された前金。余りにも多くの前金を目にして、武人はいつも行っている素性調査などもせずに、安安と依頼を引き受けてしまう。 ただ、それは偽りの依頼であり本当の依頼は、『娘を守ること』だった……!! 尊大な探偵武人とゴスロリご令嬢令、それに加えて武人にゾッコンのませた幼女忍者が織り成す逃走劇!!彼らの終結は一体どこなのか