ずっと愛を求め続けた

私は、10代の頃、非行少女と呼ばれていた、、。
しかし、それは、本意では、なく、
だれかに、認められたい、愛されたい、
気持ちがそうさせたのかも、しれない

私の初め

私は、北関東のある県で、産まれた。
父は土木建築業を営み、母は、その手伝いを
していた。そこに私の兄である長男が生まれ、
その一年後、私が、産まれた。

私が、幼少の頃は、父の仕事も景気が、良かったらしく
我が家には常にお手伝いさんが、二人は、
いる生活だった。

その後私の三年下に弟が、産まれ、順風満帆といった、
私の家業が、傾きはじめた、、。

倒産を余儀なくされ、私の家族は、福島県の
山の中に夜逃げをした。
それまで、欲しいものがあれば、お手伝いさんに、

何でも買って来てもらえる生活から、

何もない、地獄のような生活になった

その生活のなかでも、一番うれしかったのは、

元々歌手であった、
母さんの歌声でした。
母さんは、いつも笑顔で、歌っていました。

お米が無くて、ジャガイモをふかして、
食べた時も、母の歌声で、癒されたものでした。

その後私の一家は、北関東の某海沿いの町に

引っ越しました。

父はまた、土木建築の仕事で、働き
母は、専業主婦でした。

ただ私の父は、仕事は、人一倍出来る人でしたが、
家に帰ると今でいう、モラハラ、DV親父でした

毎日父が母を殴るのが、日常的な生活、、。
更に父は、ギャンブル狂で、毎日の生活も
苦しく、私達子供の給食費さえ、事欠く生活でした。

その頃の私の夢、、。それは、平凡な常に笑顔の絶えない
家庭。しかし、それが実現するまでには、長い時間が、掛かりました。

ずっと愛を求め続けた

ずっと愛を求め続けた

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-24

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