「ほぉ。ここが一樹の部屋ですかぁ」 「適当に座ってて。お茶、入れてくる」 はーい。と私が返事をする前に一樹は下に降りて行ってた。相変わらず愛想のない奴だ。 まあ、そこに惚れたんだけどね。 「さて......」 私は思いっきり肺に空気を溜め込んて小さな声で叫んだ。 「攻撃開始だ!」
空に浮かぶ島々に暮らす「天空の一族」。 その一族の一人であるドラセナは「竜遣い」だった。翡翠に煌めく世にも美しい姿をした若い竜、それも竜王の直系がドラセナの竜であった。 ある日、西の空に降りそそいだ閃光が多くの竜を打ち落とす。これは宇宙からの侵略者の仕業なのか?それとも亡命者の嘆願なのか? 一族の族長と竜王の見解がわかれる中、ドラセナは自らの歩む道を定める。
目覚める直前に夢で魔法少女の恰好をしたおっさんに「あなたの二度寝を完全サポート!この後すぐ!」と言われ生まれて初めて「二度寝したくないな」と思った模紋蛾悶太は2秒後におっさんと再会した。
この物語は主人公秋羅と春香のほのぼのBL 恋愛ストーリー(かもしれない)になっておりますが、時折秋羅の幼馴染み、夏樹と冬馬の恋愛ストーリーが入るかも知れません……。夏樹と冬馬のBL 恋愛ストーリーは後ほど番外編、成人向けとして書く予定です。あくまで予定です。※モブ子→モブ女子の略称です。
あれ、おかしいなって。 もう夜九時過ぎなのに誰だろって、思ったそうなんです。 夜勤の仕事は二人一組なんで、相方さんに声を掛けました。 「今、車が入って来た音、聞こえなかった?」って。 相方さんも、確かに聞こえたって、そう言うわけです。 妻は書き物の続きをして、他の仕事が一段落した相方さんが、階下の玄関に見に行ったんです。
『人生最悪。何も思い通りにならない。』 サラリーマン主人公は、毎日悶々と生きていた。 『いつからこんな風にしか生きられなくなってしまったのか?』 サラリーマンは自らの足で立ち上がり、闇の中から光を手繰り寄せる。 つまらない毎日に辟易している大人たちや、 未来に希望を持てずにいる若者たちへ。 少しでも何かをこの物語の中に見つけてもらえたら幸いです。
深く暗い闇に1つの命が産み落とされた その命は万能でいて、究極の力"創造力"を操る化身 意のままに世界を創り 意のままに世界を造る その命、名をグローミーという 創造主たる彼女は本能のままにツクる世界に何を描くのか
闇を抱える男の子、そして秘密を抱える女の子 両手で持つにはあまりにも重すぎたそれぞれの闇と秘密は、二人を悲しくてそれでも愛しい眩しかった世界に導いていきます。 追い詰められたその先で、彼の、彼女の決意が花開き、精一杯の反抗をもって散り行く姿を描きます。