あんたのそんな養生のしかたでは腰痛は治らないな。よし、私が恐ろしくよく効く湿布薬を授けよう。うーん、しかし私は今結界に閉じ込められているからなあ… 『あなたが腰痛を治してくれるって言うから私は稲荷ずしを捧げたというのにっ、稲荷ずし返せっ』というタイトルで小説家になろうさんにも投稿してあります。
人間以外のある者達と会話が出来る男をテーマに作った短編SF小説です。彼等との会話で男が行き着く先とは。是非、ご覧ください。
古い街に訪れた旅人は子供と子ヤギ、ロバの石像しか街の中に存在していない事に気づく。そして子供たちは不思議な歌を歌い続けている。 んたったー、んたったー、んたったー…
男の目の前には、巨大な鉈で半分を断ち切られたような形をした朱塗りの橋があった。その異様な橋に男は怯え、ぶるぶると全身を震わすのだった。