どんな知識より、あの曇天を差した光が何よりも美しい。生きる美しさを、日常のワンカットで書き表す短編集。学校生活に疲弊した少女は、自然の中で生き返る。『美しいもの』・草原のベランダで時を過ごす女性は、何もしていなくても生きている。『腰かけ椅子の人』ほか
「いいっていいって。でも、こんなところにある石、よく見つけたね」 僕がそういうと、かをりとみづはさんとは顔を見合わせて笑った。 「錐島がそういうこと言う?」 「これを見つけるなら、多分錐島さんかなって、話してたんだよね」 信号は赤になり、集団から完全に取り残された僕達は、それからしばらく最近みかけたり、収集した、心惹かれるものについて話し合った。
神崎 零 (男) 主人公 イケメン。でも普段目を前髪で隠しているので皆イケメンと知らない。((完全に自分の趣味w ツンデレ、いやクーデレ?どっちだろ、、、 紗倉 清也 零の親友。こちらもイケメン。零大好き。(決してBのLではない、、はず。) 明るい。コミュ力の申し子((某鷹の目みたいだ。
彼女の手紙を読みだした僕。彼女の伝えたいこととは?胸に秘めたこととは?彼女は何者なのか?同時投下の第2話。
どこにでもいる中学生、花陵里桜。人付き合いが苦手で友達が少ないただの中学生。そんな彼女のお気に入りの場所は通学路にある公園。本好きの彼女にとって、まず人の訪れないこの公園は読書にうってつけだったのだ。しかし里桜は、ある日公園で一人の少女と出会うーー。 これは、ちょっと不思議な出会いと別れのお話。