夢中夢

夢日記です。

8月中旬。
彼女と山中の遊園地に来た。

遊園地といっても廃園して何年も経ったであろう廃虚だ。
ジェットコースターが錆びて傾き、観覧車はゴンドラが幾つか落ちて草は生え放題だ。

他愛のない話をしながら山の頂上を目指して歩くと、白い外装の古い民宿が建っている。
促されて入ると彼女の両親が待っていた。

民宿の一室で食事を囲みながら談笑し、母親に礼を言われた。
その瞬間に違和感を感じ、暗転。

自宅の布団の中で気がついた。
携帯電話を見ると12月になっている。さっきの出来事から3ヶ月以上も過ぎたようだ。

用事を思い出して玄関を出ると8月中旬。
目の前は廃虚の遊園地。
過去にタイムスリップしてしまったらしい。

自分が未来から来たと告げると彼女は笑っていた。

将来について忠告すると最初は半信半疑だった彼女が神妙な顔つきになり
「私達の関係って、どうなってるの?」
核心を付いてきた。

「別れたよ。」
そう伝えると悲しそうに頷いた。

気まずくなり走って街に降りると、好きなバンドのライブが開催されているようだ。
会場近くにファンが並んでいる中、自分を見つけたので駆け寄って忠告をした。

忠告し終わると唖然とした自分を尻目に、暗い路地を進む。

夢中夢

メンタルがクソ。

夢中夢

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-01-25

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