校舎から少し離れたプレハブ棟に文化系クラブの部室がある。文芸部は一階の右から二番目、映画研究会と手芸部の間だ。尚美が入って行くと、すでに話し合いが始まっていた。「すいません、遅れちゃって」テーブルの奥側にいる部長の高梨が、軽く手を振った.....
なあ、世の中ってのは、ほどほどがいいんだよ。あんまり厳しくしちゃいけないし、あんまりゆるくてもダメなんだ。あんたもそう思うだろう。え、ゆるい方がいいって?ほう、職務怠慢でクビになったのか。それはそれは、お気の毒に。まあ、ここの暮らし......
ガールズバンドのギタリストのユリ。些細なことで不条理な人間関係に巻き込まれて。
私は日々をただ送って一生懸命過ごしているだけなんですけどね。 何故かそれが他人に聞いてみると面白いらしいのです。 訳が分かりませんね。 そんなことはないのです。 そんなことはないのです。
謝って済む問題か、などと言って怒る人がいるが、逆に言えば、大抵のことは謝れば済むのである。それを謝らないから問題がこじれるのだと、若山は思った。「どうして、あたしが謝んなきゃいけないんですか?」若山の予想通り、新人の酒井は口を尖らせた......
『新労働力雇用実務セミナー』という看板が掲げられた会場には、50名ほど集まっていた。(高校の授業を思い出すなあ。ホント、つらいよ)人材派遣会社の採用担当である元木は、周期的に襲って来る睡魔と闘っていた。(どうして、もっと楽しいしゃべり方が......
森田がその競技に参加するのは、これが初めてだった。通常は野外コンサートなどに使用する会場に、すでに数十名の参加者が集まっている。やがて定刻となり、正面のステージに立った司会者が、マイクに向かってしゃべり始めた。《みなさま、お待たせしました......
幼稚園児とその先生がおくる、 どこか大人びた幼児たちと、 どこか子供じみた先生. こんなでこぼこなチームでいいのでしょうか? 幼児たちとの会話で日常に存在するかけがえのないものに気づかされる先生. そんな物語をぜひここで感じて下さい!
「粥ちゃんの聖地へ行って、思い切り拝み倒したい」。さえない大学生・五位の長年の願望が、ふとしたことで叶うことに。筋骨隆々の藤原と、もやし青年の、長くて短い旅物語。
元旦那はプレアデス星出身の宇宙人。パイオニアのインディゴチルドレンである。インディゴチルドレンとは、藍色の子ども、すなわち、第三の目が開いた状態で産まれてきた子ども達のことである。この小説は完全ノンフィクション。嘘だろ?!と思うような出来事続きのドタバタハチャメチャ、時々ジーンとくるSFスペクタクルラブストーリーです!【なんのこっちゃ】
なあ、超能力で悪いことをしても罪にならないって話、聞いたことあるかい?そうか、知らないか。何故なら、刑法には超能力を罰する法律なんてないから、だってさ。え、そんなことより、そもそも超能力なんてあるのかって。そりゃあ、あるさ。実際のところ......
シリアスな雰囲気が苦手な自称・シリアスブレイカー、夕ノ宮透。 クールな見た目に反しノリがよく笑いごとが好きな夕ノ宮はシリアス君と呼ばれている 今日も名前負けしたあだ名で呼ばれながら、教室のシリアスな雰囲気をぶち壊す!