今日も誰かが「きのや」を訪れる。店主の次郎のおもてなしの料理を求めて。誰もが持っている元気の出るあの味。 さぁ、開店ですよ。
生まれること、死んでいくこと。出逢うこと、別れること。創ること、壊すこと。そして、僕はラカン・フリーズの門を見据えた。それは永遠。それは終末。智天使ケルビムだって神の御前に立つんだ。僕の柔らかな翼はもう十分休んだんだ。本当に永かった。嗚呼、それももう終わるんだ。 ありがとう
しかし、最後の曲となるだろうこの曲は大衆のために紡ぐものでもなければ、自分自身の哲学のために拵えるものでもなかった。いうなれば愛のためであった。この曲は、私を支え続けてくれた今は亡き妻が、終末と永遠の狭間でも踊れるようにと奏でるパヴァーヌなのである。
星が核の炎とともに崩れていく中を、月に乗って脱出する。 汝は星の如く 神は空よりも高い 最高天に坐します 月という宇宙船は第二のアースへ。
とある少女たちの箱庭に届いた手紙。 それは、黒髪少年と“試験管少年”の物語であった。 宝物となった手紙を、特別に見せてくれるようだ。 2023.12.09更新