時代ものは、今の世代に見られなくなったり、例え、TV番組などで放映されても、演技に長けた役者が不在という有様。世はそうであっても、文学の世界では如何なる筋書きであろうとも、世代が異なれば容易い事で、後は、不在の役者は致し方ない。 今の世代の役者では、そもそも時代劇其のものを知っているという事は稀で、演じたところで軽すぎるという面が目立つ。せめて、文章として人類に残すことくらいしか期待はできないものと解し、試しに簡単な筋書きを書いてみたのだが、大河ドラマなども地に落ちている昨今で・・はて・・如何に? この後も時代物専門の原作者のものが出尽くしてしまって、世は、ゲーム・漫画・体育好きの者達の世界で、生き残れるか・・時代物?
Parisから送った二人分のメールはJAL便名。 且つての連絡先を眺め・・其れしか無かった。 どうせ、誰も来る訳は無い。 羽田空港にJAL便が到着した。 羽田の美しい夜景を眺めながらゲートを出る。 着物姿の女性が立っていた。
且つての傷を忘れる事が出来るか? 年の離れた二人の物語は・・聊かも人類臭さが感じられない・・。 湾岸高速を走るタクシーの先にはランドマークにベイブリッジ・マリンタワーの美しい青い光が。 何も無くても・・其れで良し。 更に何か感じられたのであれば・・其れは・・きっと、素晴らしいもの・・去っていくタクシーの尾灯と・・二人の見た港横浜の風情が・・。「きっとよ・・きっと・・」
この作品には最初、(母性が殺意に変わるとき)という副題が付いていました。 でも、書いたおれの意図以上に衝撃的かな?と思い、表題だけにしました。 副題の通りの内容です。 思い切り母性に寄り添ってみました。
サーシャは女王の命を受け、旅に出る。 帝国に伝わる伝承と自らの予知を確かめるために。 この大陸の3つ分の地の赤き土 紅き金剛が隠され 緋から金の霞が揺らめく この大陸7つ分の海の深き青 藍から荘厳の粒が輝き 海の女神が虹の涙を流す この大陸をてらしだす緋にもゆる陽 すべてを照らす根源であり すべてを無にきすものである この刻の鐘楼を囲いし乙女 その声を持ちいて告げる 万物を司り自然とともにある我らに 祝福を そうして予言は放たれた。 新しい鉱物を探して、豊かな資源を作るために。 凍る未来から世界を救う為に。 そしてその先にある楽園を目指し。
『フランケン』やフラールとの戦いが終わり、騒動が収束に向かう。 今回の首謀者であり騒ぎが大きくなってしまった原因である教皇フラールに対し、 十二騎士の《オクトウバ》が裁決を下す。 そして全ての終了の中、不意に謎の人物が登場し――