シューベルトのセレナードの日本語歌詞です。といっても、タイトル以外原詞の意味が分からないので、完全にオリジナルの詞となっています。
主人公、咲の中には、咲ではないもう一つの魂がひっそりと何十年もの間、住みついていたのだが、そのことに咲自身も気づいていなかった。それほど静かに静かにその魂は住み続けていたのだ。だがある日突然、咲は気づいた。それは潜んでいた魂が、時空を超えて探し求めていた運命の相手を見つけた時だった。まるで眠りから覚めたように咲に働きかけるようになった。「会いたい!会わなければ」と。今世紀中に会わなければ永遠に会えなくなることを咲は後になって知った。