ずっと真夜中でいいのに

花野 尋

風呂あがり、カーテンを閉めきった
まっくらな部屋
倒れこんだベッドに沈む
僕自身が
今日も忘れていく、あれも
これも

冷房が静かに鳴ってる
無意識に流した
甲高い、女の子の声

仰向けにひっくり返った
僕の今日が
いつもの天井にはりついた


彼女が剥がそうとする


ずっと真夜中でいいのに

ずっと真夜中でいいのに

ずっと真夜中でいいのに

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-09-05

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