Roots

透き通るような感触を前にして 今までの自分を考えてる

肩の上を吹きすさぶ風、嵐、激しく叩き付ける雨……
何回も歪んだ、思い上がった、何回も自分を完全否定した
でもそうやってもつれながら死にかけに前に進んで
いろんな人のたくさんの助けを借りて
今、やっと普通と違う等身大の自分を見つけた気がする

これから先何度も苦渋を味わうだろう
絶望するときもあるだろう 孤独があるだろう
たくさんの人を傷つけるだろう
でも今は凛としたこの気持ち抱きしめてる
そう、同じこの願いに
君が力を貸してくれるというのなら──

僕は戦う 自分のため?誰かのため?ならなぜ……
この涼んだ風に包まれて 僕は今、一つの峰に立っている……

Roots

Roots

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-01

Public Domain
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