もう僕は
誰にも話せないようなことをして
目を伏せて帰るひぐらしが鳴き夏は終わる
君は分かってくれるかい
純粋な顔をして複雑な心境をするか
君が好きだということは
全くもって何の免罪符にもならない
ただ笑いながらこの手を繋いでくれたら
僕はもう何もしないよ
嘘つき通せないようなことをして
耳を塞いで知らん顔して君が泣き夏は終わる
恋は始まってすら居ない
だけど大切な物を失って傷付く肌
僕が嫌われていることは
全てを含めとうに分かりきっていたよ
ただ笑いながらその手を差しのべてくれたら
僕はもう何もしないのに
もう僕は