ぽくぽく日記2のチャプターがふえてきましたし、今日は月曜日で区切りもいいので、ぽくぽく日記3に移りました。これからも日々の「おっ」と思ったことをつづっていきたいと思います。よろしくおねがいいたします。
古今問わず人は不老長寿に憧れる。古来より生命の水、あるいは妙薬を求めて海を渡り遠く秘境を目指す話は枚挙にいとまがない。2030年南九州に開設された新薬開発のための医療特区で長寿薬の治験に参加した高齢者たち。彼らの身の上に何が起こるか――。
「彼女は望んでいない、それを」。タイトルからして、固そうですね。深刻そうですね。実際、真面目な人が読むと、そう受け取られてしまうかもしれませんね。それはそれで構わないのですが、作者・花るんるんとしては、全編ギャグのつもりで書きました。「おいおい、何言っちゃってんの!?」とつっ込みながら読んでいただけると幸いです。
迷子の少女みゆきが出会った3人の爺ちゃんとの珍道中。帰り道はきっとそこにある。(爺ちゃんのバトルシーンも有る。)
ある飲食店の従業員にコートを絶対に忘れたので捜してほしいと、しつこく訴える浪費家北条千代。思い込みが激しいため、見つからないこと腹いせに高圧的に従業員を叱責し、そのうちに自分の自慢話をし始める。結局、来店して自分の家にあったことを説明しようとするが、再び身の上の自慢げに話を絡めていくうちに、従業員の席の移動のお願いが気に入らず、興奮して倒れ込んでしまう。救急車で病院に搬送され徐々に回復するも、持病の百日咳で再び苦しみ出す。人間のネガティブな潜在意識の一面を描写した。