あなたも、一度は思ったことがあるかもしれない。 好きに過去に行ってみたい。 好きに未来へ行ってみたい。 時間を止めてみたい。 それぞれの、時間を手中に入れる戦いが始まる。
筆者の第一詩集になる。 不定期に作品を書いているが、詩をそのたびに載せていると悪戯に作品数ばかり増えてしまう。 とりあえず制作順に、詩集としてみた。 他のシリーズ詩集と重複するところもあるが、ご容赦願いたい。 あてもなくできた詩集ということで、「カオスより」と名付けた。
突然の交通事故。運ばれた病院のベットで目覚めると、目の前には妻がいた。・・・そう、それは間違いなく、自分が今日まで連れ添ってきた愛する妻だった。そして、自宅に帰ると、そこには自分が築いてきた家族が、子供たちが、両親が待っていた。 ・・・そう、僕は間違いなく覚えている。皆は、自分の家族だ。皆の顔も、声も、景色も、そして記念日も・・・。だが、僕には、そこにあるはずの思い出が、何もなかった。・・・何も思い出せなかったのだ。 ・・・だが、その奇妙な記憶喪失の影には、思わぬ現実が隠されていた。
放課後を孤独に過ごす僕。そんな僕には一つの趣味があった。 シューティングゲーム。 対戦ゲームや音楽ゲームが主流のこの時代、やりたがる人間は少ないものの、僕はそれを好んでいた。 いつものようにゲーセンに行ったとき、大学生らしき一人の男性と出会った。 彼もシューティングゲームを好む人間だった。 人が寄らないゲームで始まる、ささやかな交流。
小学生のころの初恋。 相手にはほとんど何も告げず離れてしまって。 でも高校生になって初恋の彼女と再会してしまって。 俺は彼女に恋してたのだろうか。 俺は彼女に恋しているのだろうか。 俺は彼女に恋するのだろうか。
25年が経ち、中学時代に埋めたタイムカプセルが掘り出された。だが、そこには一つだけ、奇妙な封筒が入っていた。 ・・・時を越え、あのころの秘めた想いが、そのパズルを通して、いま蘇える。
付き合っていた彼女に振られ、やけ酒を飲んでいた、そんな時、突然俺の前に女が現れた。だが、それは、もはや顔も忘れていた中学時代のクラスメイトだった。・・・そして、それを機会に付き合い始めたスミレには、実は隠された驚くべき能力があった。 その女との運命的な出会いが、彼の未来を180度変えた。そう、彼女の予言が、その男の負け犬人生をひっっ繰り返した!・・・のだが、
退屈を持て余していた夏休みの終わり、ふと友人から、奇妙なスマホの無料ゲームアプリを紹介される。 そして、お互いにルールを決めて、いざ対戦と洒落こんでみたのだが・・・ ・・・ただ、戯れに遊んだだけの、そのアプリには、実は奇妙な裏があった。
マイペースなあおちゃんこと青木琴子と、どこか取っ付きにくい印象のマッチモヤシ人間・水川さん。喫茶店【夕】を拠点に取り巻く人間模様。―――あおちゃんと同じくマイペースに更新中です。
戦時中、誰にも知られることはない秘密の航空部隊にやってきた一人の新人パイロット、光彦は、先輩の真之と豊とともに任務を行ってゆく。しかし、ある満月の日、過去の忌まわしい事件とともに、『幽霊』が姿を現す。都市伝説をモチーフとした、架空戦記小説。
仲良しの先輩・タロちゃんには彼女がいる。だから、メイは一番の後輩でいたい。 「もっと早く出会いたかった」と嘆くことで醜い恋を、タロちゃんのそばにいることを正当化する。 タロちゃんとの夜を重ねる。正当化し続ける。未来はない。 それでも、近くにいたい。 純愛と言いたいけれど、ただの浮気のお話です。 少しずつ更新していきます。