それほど遠くない未来の東京。長期に渡る経済の混迷と移民の増加によって治安は著しく悪化していた。ある日、都内で調査会社を経営する尾藤誠は行方不明になった女子中学生の捜索依頼を受けるが、その捜索過程において女子児童生徒を狙った連続誘拐事件と、首都圏の地下に潜伏し生贄の儀式を執り行う危険なカルト教団の存在を知ることになる。女子中学生救出のためにカルト教団を追う尾藤だったが、度重なる刺客の襲撃、そして毎夜悍ましい悪夢に苛まれ始め・・・
時は西暦230年。蜀と魏の戦は続いていた。武都、陰平の敗戦で危機感を覚えた魏は大軍を募って蜀に侵攻を開始した。王平は蜀の最前線である漢中にあり、劉敏が築いた楽城に軍を構えてこれを迎え撃つこととなる。敵は長安軍司令官、曹真。その武将である夏候覇との因縁の対決再び。
完全に趣味で書いているDMM様のブラウザゲーム「艦隊これくしょん‐艦これ‐」の二次創作SSです。 地の文は基本的にないです。 多分提督と艦娘は普段こんな感じで過ごしてるんだろーなと思って書いてる妄想小説です(笑) ほのぼのな日常もので恋愛要素多めな作品ですが暖かく見守ってください。 ※某小説サイトに投稿しているものと同一です。作者も同じ者です。
「劇団東京たっちゃぶるS」を主催していた竹村直久です。長年の夢だった長編小説の第一作がやっと完成しました! 映画の様に主人公と一緒になって事件に巻き込まれ、冒険できる様な小説を書きたかった。
捺由が植物状態になり始めてから早一ヶ月。空義はその原因を特定し、奏都に託した。そして奏都が誘われたのはケレブレムと呼ばれる世界。その世界の存在意義が奏都を苦しめる。
太平洋戦争に突入した日本、南方戦線では苦戦を強いられていた。 その基地のひとつに真野善三は配置され、熾烈な前線での戦いに挑んでいく。
時代は昭和初期。 日本は避けられぬ戦争へ向かっていった。 華族の家に生まれた善三は、そんな時代に翻弄されつつ、愛を知り、それを支えに生きていく。 ※男性同士の恋愛です。苦手な方はご遠慮下さい。 誤字脱字重複表現など見つけ次第修正しております。見つけた際にはご容赦のほど宜しくお願い申し上げます。
大嫌いな父が残した手帳。震える文字でメモが添えられていた。 ――身勝手なお願いだが、父さんの大事な人に、俺の想いを伝えてほしい―― そして、手帳には一枚の古ぼけた白黒写真と、稚拙な地図、そして暗号化された数字の羅列が続いていた……。
これは、6〜7年前に書き始めたものです。そして、今回公開した部分は、当時通っていたシナリオスクールの課題として、物語の冒頭部分のみ書いたものです。 当時はまだスマートフォンやipad等のタッチパネルは流通しておらず、もちろん東北の震災も起きていませんでした。続きをいつか書こうと思っているうちに、文章の中身が現実化されてしまい目新しいものでなくなってしまってびっくりです。そこのところは残念なのですが、とにかく書き上げてしまいたいと思います。でもまだ、草稿が半分か1/3程度、やっと出来たところです。頑張りたいです。
パチンコ店の社長が殺されその日の売上金が盗まれた。殺人犯二宮勝成は闘争中事故死する。翌朝早く、付近は大パニック。大金が風に舞い、群集が興奮して拾い集めている。篠崎肇はTV中継されるパニックを面白そうに見ていた。昨夜遅く会社からの帰りの山道で道路上にアタッシュケースが落ちているのを発見。ケースの中には三千万円近い現金が……。肇は咄嗟に思いつきその中から300万円ほどを周囲に誰もいないのを確かめて、崖の上からばら撒いた。TVのキャスターはパチンコ店から盗まれた金が交通事故で空中に飛散したものとつたえている。篠塚肇はこれで残りの金はすべて自分のものになったと確信する。しかし肇の行動は目撃されていた…… 人間皆邪な存在だ。性善説など絵空事でしかない。しかしほんとうにそうなのだろうか…ふと浮かんだこの疑問を問題提起してみました……
鬼原太一郎はもう渡世人が幅を利かす時代は終ったことを確信し、鬼原組の解散を決意する。ところがこの地で鬼原組同様勢力を持つ㈱水島海運社長水島健之助と四葉幸福会会長の二階堂与右衛門は、解散は統治のバランスを崩すという理由から、迷惑料を支払わなければそれを許さないと云って来た。金額はなんと2億円!鬼原組長は親友で堅気の高梨源吾に、源吾の家族が得意とする競馬で2億円を作れないものかと持ちかける。源吾は、そんなことは不可能だということを知っているくせに、何故か太一郎の申し出を引き受けてしまう……