不良中学生、花火によるファンタスティックなケンカ的日常。ほとんど設定無しで書き始めたので、グチャっとしてるかもしれないです。
運命に抗う少女は、銃を片手に世界と喧嘩する。 「私が壊れるが早いか、世界が壊れるが早いか。」 そうして少女は引き金を引いた。
「放っておくとすぐボロボロになって帰ってくる…」 そういいながら私を抱き締めた腕の力を強める。 先生の胸に耳を寄せると、顔とは裏腹に心臓はうるさく鼓動を刻んでいた。 「先生…」 「もう何処にも行かない。お前とずっと居たい。何があっても。」 叶わない恋愛なんてない。 今私はそう思う。 私達は近づき過ぎてしまった。 貴方はそんな恋愛した事ありますか?
花屋に勤める少年。 一輪のバラが捨てられた。少年は、なぜ捨てたのかを店主に問いかける。 その返答は、全く少年にはわからなかった。 少年にはバラは総称のバラではなく、一つ一つ違う存在として見えている。 それは大人にはわからない。 そんな扱いで自身もバラもいないように感じてしまっている少年。一つを聴ける心の者の話し。
星は、どこにいくのだろう。幼い頃に、思っていたこと。大人になって、忘れていたこと。そして、新たに知ってしまったこと。私たちは、素敵なものが見えているのでしょうか。それとも、素直な幼き日に置いてきてしまったのでしょうか。
何かふと、無性に温かさが恋しくなって、悲しくなる瞬間がある。たとえば、温かいお味噌汁、たとえば、昔住んでいたあの場所‥そんな一瞬のお話です。
桜井龍介は学校で他人をいつも助けている正義感の強い中学生。昼休みに友達と話してキレてしまう、そして、ある日の学校の帰りにとんでもない事件と遭遇する… 友達と話していてキレた訳とは!? そして、とんでもない事件とは!? 正義感の強い1人の少年の物語。
臆病者でお人好しの少年、桐谷将刻は、ある日、ひょんなことからおとぎの国にやってきた。 現実世界の裏側に位置するその世界には、ある特殊な『法律』が存在した。 そんなところで、少年がであったのは、あの有名な赤ずきんちゃんだった。 しかし、その赤ずきんちゃんは何だか様子がおかしくて……。 定められた運命にあらがうことを決意した、少年と少女の運命は……。
幕末最大の暗殺事件、坂本竜馬暗殺事件をテーマにしています。 この事件にまつわる謎を土方歳三と陸奥陽之助(のちの外務大臣陸奥宗光)の二人が、敵同士ながら追うお話です。陸奥は事件当夜、現場から逃げ去った不審な女性を目撃します。それはある夜の偶然の出会いから土方が思いをかけた、深町小夜(ふかまち・さよ)と言う女性でした。彼女には秘密があり、それは当時の幕府機構の根幹を揺るがす大きな陰謀につながっていくのですが・・・・・ところでタイトル中にある「ソコワレ」の謎は、作中で小夜の正体から明らかになっていきます。なのでここでは「なんか変なタイトルだなー・・・」って程度に思ってもらえれば幸いです。もしよろしければ、幕末事件史を彩る最大の事件、その舞台裏にお付き合いください。