俺、勇者にさせられました

誤字、脱字があったらすみません。
初めてなので、構成が変だったりするかもしれませんが
そこのところは、あまく見てください。

プロローグ

あなたは、異世界を信じますか?もし、異世界があったとして急に「あなたは、選ばれた者だ!」と言われたらあなたはどうしますか。この物語は、ある普通の男子高校生がそんなことを言われ異世界を冒険するお話、そしてこれは本当の話。もしかしたらあなたも、選ばれるかもしれませんよ・・・・・・。

空から降ってきた子供

「はぁーーあ」俺の名前は、工藤 啓斗まぁどこにでもいる高校生と思ってくれてかまわない。好きなことは特にない、趣味はゴロゴロしながらゲームすることだな。ついでだが彼女と言うものをつくったことはない、そしてつくる気もない。
「おいおい、すごいあくびだな、そんなでかいあくび見たことないぞ」
コイツは俺のダチの高松 栄治 、五歳のときからの付き合いで俺の唯一の友達だ。
「仕方ないだろう、ここ最近変な夢ばかっり見るんだよ」
「はぁ、どんな夢だよ、それ」
「ああ、でかい塔みたいなのの前に俺と知らんヤツがいて、なんか一緒に塔に入って行くんだよ。毎回そこで目が覚めるんだ」
「それってゲームのしすぎじゃないのか」
「そんな訳ないだろう、そんなゲームしたことなんてないんだぜゲームに出でくるキャラの顔と名前をおれが絶対忘れないのはお前も知ってるだろう」
ホント最悪だ、最近はそのせいでろくに授業にも集中できない。いい加減にして欲しい、何でこんな夢ばかり毎晩毎晩見ないといけないんだ。
「わりーけど俺今日は本当ねみぃーから帰って寝るわ」
「ああ、分かった気おつけろよ、じゃーな」
俺はまさかこの後のアイツとの出会いが大変ことへの前兆だとはもちろん知らなかった。
「頭いてー、こりゃー重症だな、俺」
そんなことを言いながら帰っていた。その時、頭の上から突然大きな声が聞こえたんだ。
「あああああああああああああああああ」 
「うっ、なんだ」        
見上げた空から銀色の長い髪の女の子が降ってきた。近くにビルも家も何もないのに女の子は俺の頭の上に振ってきた。
「えっえええええええええええええええええええ」
「お主、わしを受け止めるのじゃ」              
「えっあ、はいいいいいいいいいいい」 
と言いつつ俺はこの変な女の子を受け止めた。この時、俺は今日は本当ついてない一日だと軽く考えていたと思った。
「すまんな、こんな登場の仕方はしたくなかったのじゃが、着地がうまくいかんでのう」
「あっあのう、君どこから降ってきたのこの辺降って来れそうなところないんだけど・・・・」
「おお、そじゃったそうじゃった、お主を探しにわしは異界の地より参ったのじゃった」 
異界の地?なんだそれは、それにコイツとはどこかであったような気がする。考えながら俺は、この変なヤツの話を聞いていた。
「お主は選ばれた者なのじゃ、」   
「はぁ、何だそれ、訳分かんないぞ」
そして、この時俺は思い出したのだコイツは最近よく見る夢の中に出てくるヤツの一人だと
「そうじゃ、おまえは選ばれたのじゃ、竜神ダイツによってな」  
「まさかそのせいで最近変な夢ばかり見るのか」 
「変な夢?それはどんな夢じゃ」       
「どっどんな夢と言われても・・・」 
こんな風に返してくるとは思わなかった。どう答えたら良いんだろう。俺は迷いながらも本当のことを話すことにした。その話をするとそいつは
「それは予知夢じゃな、お主は時々そういった夢を他にも見たことがあるのではないか?」 
「えっ何で知ってんだそんな事確かに小さいころからよく一週間後とか一年後早いと明日起こることを夢で見たことがあるけど・・・・」 
「なるほど、おまえがダイツ様に選ばれた訳がよく分かる、おまえは古文書に載っている予言とそっくりそのままという訳か・・・・」   
そいつは何か考え込んでいるようだ、そこで、俺はコイツの名前を知らないことにきずいた。
「そういえばおまえ名前なんていうんだ、 俺は知ってるかもしれないが工藤 啓斗だ」
「おおそういえば、名乗っていなかったのうわしの名前はちと長いじゃからルィとでも呼んでくれ」    
「っで、さっきの話に戻るけど俺が選ばれた者ってどういう事?異世界ってなに?」
「うむ、まず異世界についてじゃが、お主が住まうこの世界とわしがいた世界はまったく違うわしはそうじゃな次元の扉をとうってきた、わしのいた世界はこの地球という世界にもましてや宇宙というところを探しても見つかりはしないこの世界にはない世界なのじゃ」   
「なるほど、まぁひとまずは納得しとく、じゃあ、俺が選ばれた者という事については?」
「それはわしもどう説明していいか分からんお主を選んだのはわしではなくダイツ様じゃからな」
「そのダイツって言うのにはいつか会えるのか?」
「そうそう簡単には会えんじゃろう、あのお方とてつもなく忙しいお方じゃからな」
そんなに忙しいんだろうか、というか勝手に俺を選んでおいて忙しいから会えませんっていい加減だな正直この時の俺は完全にイライラとしていた。
「っで俺はどうすればいいんだ、こんなくだらないことっさっさと終わらせたいんだ」
「そうじゃなまずはわしの世界に着てもらおうかの」
「ちょい待ち、それって俺がこの世界から一時的とはいえいなくなるってことかよ、そんなことしたらこの世界じゃ大惨事だぜ、行方不明者扱いだろう、帰った後どう説明すればいいんだよ」
「その件については大丈夫じゃお主がわしの世界にいる間はこの世界の時間を止める、それにたとえお主が100歳でここに帰ろうとこの世界に戻れば今の歳に戻れる」 
「なんかすごすぎ、それっておまえに力なのか」
「まさかこれはダイツ様のお力じゃ」
「ふうん、ダイツってのはすごいヤツなんだな」 
「まあな、それじゃあ早速レッツラゴーじゃ」
「えっ、ちょっと待て」
ルィのヤツは俺の事なんか気にせずなんか変な言葉をつぶやいた。そして、つぎには俺の目の前がまぶしく輝きその後俺は意識を失った。

俺、勇者にさせられました

俺、勇者にさせられました

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-28

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  1. プロローグ
  2. 空から降ってきた子供