友人と、同じテーマで掌編を書いて見せ合う遊びをしたときに書いたものです。ちなみにテーマは「自動販売機を登場させる」
四百字という制限の中で、どれだけ物語の世界を広げられるか。深められるか。はたまた、高められるか――そんな試行錯誤を集めた習作集です。
遠い、未来。人の感情は、脳に埋められた小型のインターフェイスによって、「適切に管理」されていた。 そこは、争いのない、調和した新たな世界。 だがある日、事件は起こる。
空はとても不思議。 毎日同じ色なのに、毎日違う色。 真っ白というより、真っ透明なキャンパス。 さぁ、あなたは何を描きますか。