彩…ごめんね。 僕は君を信じられない。 だって、世界がおかしいんだ。 ラジオやテレビだって、おかしいじゃないか。 なんで浅野さんと彩には聞こえて、 僕には聞こえないんだよ!!!! そんなの…許せるわけ無いだろ!!!!
短篇。 妻と死別した写真屋の話である。 男三人が仕事に行くところからはじまる。 慌坊(あわてんぼう)の四郎は、大事な仕事を請けたのに 写真屋の命であるカメラを車中に忘れてしまう。 大変と思いきや、オカマ宮司の出番で、四郎はあることないことを喋る。 そして、こともあろうに素人の小口がシャッターを切ることになってしまう。
要は堕ちていった 堕ちて堕ちて堕ちて堕ちて、 いずれは穴の底へと堕ちるだろう。 穴から這い出そうとするが、 その穴からは決して出られない。 何故なら、異常者は自分が異常と 気がつかないまま、 死の穴へ堕ちたのだから。
浅野の余計な一言で、 要はもう戻れなくなってしまった。 穴の上から戻れなくなったものは、 ただ落ちるしか無いように、 彼もまた、疑心暗鬼に突き進むしか 無かったのだ…
旅行一日目が終わった要と彩は、 完全に「断絶された世界」に入ってしまう。 そこは、空想が空想の中で具現化しやすい、 脱出不可能という状況。 要は、疑心暗鬼へと陥っていく。
特別な家系に生まれた主人公、風宮ツグル。彼の家系は代々親から「印」と呼ばれるお札を授かる。これを使うことで、所有者は「印」の能力を引き出すことができる。風宮家は遥か昔よりこの世界の秩序を守るためにその能力を使ってきた。ツグルはこの「印」を疎ましく思っていたが、ある日1人の少女が現れて……。
1つの世界に囚われると、 全てを見失ってしまい、 やがて、 自分以外の全てが壊れだすように見える。 本当は、自分だっていうのに。
どうして来てくれなかったの? 私はずっと待ってたのに。 ………何かいってよ。 …ねぇ、そんなに痛いの?
<あらすじ> 近未来、旅行好きの大学生が小さなSNSを作った。 個人個人のツールに合わせたビジュアル表現と操作性、テーマなどが人気を呼び 瞬く間に世界中に広まったが、 突然、インターネット上に人工知能型ウイルスが出現し、 世界中のクラウド、ネットワークが壊滅状態になった。 しかしその後人類は英知を結集しウイルスを壊滅させ、 その後新しいセキュリティネットワークが生まれる。 ネットなくして語れない現代社会にとってこの新しいネットワークは次なる未来への希望となる、 はずであった。
閉鎖された空間。 そこは、世界が断絶されている。 ここは、世界が断絶された場所。 世界には、必ず何かが支配している。 例えば、神。 神は僕達の運命を司っている。 この世界の支配者は……誰だ!!?
ラジオも有線ラジオも切れた。 テレビはつかない。 外は吹雪で出られない。 これは、その空間に新しい「世界」が生まれたことになります。 関係のない人達の目がない世界で起こる惨劇を、 外の世界は感知出来ません。 この世界では、何があってもおかしくないのです。