特別なひと

特別なひと

本気で 何かに夢中になって
楽しんだあと

ふと 君に会いたくなるときがある


本気で 悩んで声をあげて
泣きたくなったとき

ふと 君のことを思い出すことがある


きっと 君も
そうなんだろうね


私たちは
絶っても 絶ちきれない 絆でつながってる

何度 さよならをしても
巡りあってしまうんだ


たとえば それは
私の心と君の心を繋ぐ 秘密の言葉であったり

たとえば それは
私の小指と君の小指を繋ぐ 赤色の糸であったり



そう たぶん私たちは
離れても そばにいなくても

ずっと 繋がっている


君が辛いときは 何だかんだ頼ってくる
君が泣きたくなってるときは すぐに分かるよ


私たちは これからもきっと
こんな関係



たまに会って 泣いて 笑って

また

自分のいるべき場所に 帰っていくんだ

特別なひと

特別なひと

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-01-26

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