‘それでも世界は美しい’の二次創作小説です。 この物語は、雨の公国のニケと砂の皇国イラーダが主人公です。 二次創作がお嫌いな方は、ごめんなさい。
顔だけがとりえの高校生遊田いずみは遊びにバイト、恋愛と忙しい学校生活を送っていたが、ある秘密があった。それは同級生の美少女、杉並佳麗【カレー】と同居していることだった。いずみは小間使いとして父親を介護するカレーを手伝いながらも、その強烈な性格に振り回される。カレーは次第にいずみに魅かれていくが父の死後心を閉ざしてしまう。快復のためにいずみが手をつくしていると、カレーはイルカセラピーに興味を示す。2人だけの【イルカセラピー】が行われ、カレーといずみの心は近づいていく。
イジメ問題に取り組む心理療法士神尾は、無くならないイジメ自殺に業を煮やし悪魔の発言 とも取れる呼びかけをイジメで悩む少年少女に行った。 その発言とは、どうせ死ぬならばイジメた人間にガソリンを浴びせて火をつけて道連れにして 死ね…という発言だった。 その発言が元で中学生の少年がカラオケボックスで自分をイジメた4人の同級生を道連れに ガソリンで自殺を遂げた。 神尾の発言がマスコミの知れる所となり神尾はテレビの生放送に臨む。 評論家達との対話の中で神尾の本当に伝えたかった心からの叫びが日本中に響く