夢と友情と魔法の学園青春ドタバタ異世界ファンタジー。 「召喚獣の悠さん。よろしくです」「俺は人間だ。せめて召喚人で手を打たないか?」 高校生の鷹村悠は、お気に入りの喫茶店で友人達と過ごしていた。 懐かしい話で仲間達ともりあがり彼の意外な一面が公開されたりする中、今日もいつもと変わらない1日だったとベッドへ入る。 一方、異世界の学院生アイリス・カーフィーは緊張感一杯の1日を送っていた。彼女は努力の末、契約者になる機会を学院に認められ、他の世界から自分の召喚獣を呼び出す試験を当日に控えていた。 だが、意外かつ小さな縁でアイリスに召喚されたのは獣では無く、ベッドに入ったハズの悠だった。偶然が二人にもたらしたこの出逢いの先に何が待っているのか? ※初作品。各部5000字程度予定。
目隠しをされたまま、車でグルグルと移動させられたので、浜田にはここがどの辺りなのか見当もつかなかった。車から降ろされ、手を引かれながら階段を下って行く。やがて、案内役の男が立ち止まった。「さあ、着いた。中に入ったら、目隠しを取ってもいいぞ...
都市伝説「メリーさん」にちなんで、SSを書いてみました。地の文はあんまりないんで、いわゆるSSですね。ホラーではありません。
「ごめんくださいませ」今時あまり聞かない挨拶だなと思いながら、たまたま休日で家にいた福田はドアホンのモニターを見た。見たところ平凡な中年のセールスマンのようである。「何の用だ?」「福田幸男さまでいらっしゃいますね」「そうだが」「おめでとうござます...
「お宅のネタ、最近、鮮度が落ちたんじゃないの?」着想課の仕入れ係からそう言われ、『ネタ元』という刺繍の入った作業服を着た男は、頭をかいた。「すいません。近頃不作続きでして。かと言って、二次ネタはお上が厳しくて使えないもんで」「しかしなあ…
「夜霧の中に梟を見つけると、知恵を借りられる」祖母の言葉が忘れられない柊亜麻音(ヒイラギ アマネ)が、通称フクロウと呼ばれる青年に出会うお話し。
美人で評判のユミは、大学に入学したての現役女子大生である。しかし、とある事情からデリヘル嬢として働くことになった。最近まで男をろくに知らなかった彼女は、デリヘルの客たちに様々な性癖を見せつけられ、夜な夜な困惑の谷に突き落とされる。この物語は、そんな変態たちと向き合いながらも、健気にデリヘル嬢として働く女の子の物語である。
わたしのように長年スーパーのレジ打ちをしていると、買い物カゴの中をチラッと見ただけで、どういう人なのかわかってしまう。カップラーメン二種類、惣菜盛り合わせ(小)、ペットボトルのウーロン茶、カップケーキ、ポテトチップス(Lサイズ)。多分…