それは、IF(もしかしたら)の世界での物語。 魔法が科学と同然に進歩し、ごく一部とはいえ魔法使いが存在する世界。そんな世界で、『煉獄』と呼ばれる惨劇の起きた地に、一人の少年が戻ってくる。 そして少年はとある出会いを果たし、かけがえのない一年間を過ごすことになる。 少年が、処刑されるまでの一年間を―――― 現代魔法と古代魔法。少年と少女。少年とバジリスクが出会うとき、物語はバッドエンドへと歩みを進める――――
とても短いですが、懐かしい故郷に帰った人の気持ちを書いてみました。心の成長や変化で、以前と同じ景色が違って見えることもあると思います。
主人公・大井梢は東京・大森に住む14才の中学三年生。クラスの誰からも羨まれる美しい女の子であった。梢は誕生日に叔父の千倉大輔と買い物に出掛けたところ、ガス爆発に巻き込まれ、その場に居合わせた遠縁の並木香織(14才・三重県亀山在住)と共に獣人が人間を牛耳る御伽話のような異世界・エハラに飛ばされてしまう。 行き着いた一同は、怪物に襲われていたポリマ・アルテミスを間一髪の所で助ける。 アルテミスは、三人にお礼としてそれぞれ人魚・天女・剣士になれる物を授け、獣人討伐の反乱軍を結成した。当作は獣人反乱軍が悪しき獣人との戦いを通し、成長してゆく異世界御伽草子ファンタジーストーリーである。