暁学園

暁学園

とりあえず、スト重視で年齢制限があると思います。
つたない文章なので嫌悪感持つ方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

「ここが暁学園か…」
俺は藤堂唯。今年からこの全寮制男子高校の一年に入学する。

この学園は偏差値がすごく高くて並みの生徒は入ることは出来ない。だけど俺は学力推薦でこの学園にきた。言ってる意味はわかるだろうけれど俺は頭がいい。
容姿は平凡、ちょっと普通より背が高いただの男子高校生がこの学園にはいれたのは頭以外平凡で頭脳に良いところが全部いったからだろう。

俺は入学式に出るべく山奥にあり隔離された空間へ足を踏み入れた。
偏差値が高い=お金持ちなので、この学園は世せ界を跨ぐ財閥の御曹司たちが生活するための寮が完備されていて、セキュリティーもバッチリだ。

そんなすごい学園の門の前に俺は立っている。
ついてからかれこれ10分たったのだが、一向に学園関係者が現れないのでそびえ立つ門についているインターホンを鳴らした。
ピンポーン♪

「あ、以外と音は普通なのか。」
豪華な外観に似合わず庶民的な音を奏でたそれは点滅し、上の画面に人を映し出した。

「はい。お名前とご用件はなんでしょう?」
黒髪短髪のいかにも門番とした男がその姿に似合う渋い低音で尋ねた。
「あ、今日からここに入学する藤堂と言いますが、約束の方が現れないのですが。」
俺がそう切り返すと、
「編入生の藤堂唯様ですね。話が通っておりますので、どうぞお入りください。」

話の通り、いかにも重そうな門が音を立てて開いた。
そこにはヨーロッパ風の白い校舎と遥か奥にこれまた煌びやかな寮らしき建物が見えた。
しばらく学園の広さや校舎の大きさに唖然としていると、門番に声をかけられた。

「藤堂様、今回はこちらの不手際で迎えの者がおりません。この、噴水の前の道をまっすぐいけば校舎も見えているので迷う事はないと思われます。」
丁寧な口調でつらつらと話した男は俺に一礼し、小屋のような場所へ戻っていった。

「…ありがとうございました!」
俺が大きな声でお礼を言うと足を止め、微笑しながらまた礼をした。
門番が去ったのを見届けた俺は、ずいぶん距離のある校舎へと歩き出した。
(それにしても…あの人門番にしては愛想いいな。美形だったし。)
校舎へ向かっていた唯は門番が以前より警戒のない眼で自分を見ていたことに気がつかなかった。

20分ほど歩いてやっと校舎に着いた唯は着いた後のことをなにも聞いていないことに気がついた。迎えの人が来て説明してもらうつもりだったから、とくになにも聞いていない。
(どうするかな…別に入学式くらいサボってもいいか…。)

勝手に自己完結した唯は少し離れた場所にある寮を目指した。
校舎と同じように洋風なホテルのような寮に足を踏み入れ、ロビーにある寮長部屋に向かった。

一般の高校生がつかうにはいささか豪華すぎる寮で、一般的な部屋があり、唯は安心した。この雰囲気だと、寮長まで雇われた執事のようなものになりかねないからだ。

(にしても…中が騒がしいな…。今は始業式中ではないのか?)
違和感を覚えながら、寮長室のドアを押すと、そこには……

暁学園

とりあえずの学園説明で終わってしまいました(汗
続編があります。

暁学園

容姿平凡中身非凡の学園ストーリーです。 S受けですので、へたれな攻めが多くなると思います。 スト重視ですが、性描写もあると思います。

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-02-26

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