二人は悪魔の息子と娘。四つ子のはずが一人は流れ、一人は行方も知らず、二人きり。 母はいない、二人がまだ幼いときに病気で死んでしまった。父は知らない、顔も名前も声も、何もかもがわからない。 義理の父は優しいけれど、その妻は二人を恨んでいる。それにもめげず、二人は大きく成長した。
どうして産まれてきたの。どうして産まれてしまったの。そう問いかけても、きっと無意味に霧散するだけ。 人喰いの魔女は、しかしその子を忘れることはできず、町に繰り出し、人を喰う。
シリーズ『Ratel』番外編。「恋の足音」とのコラボレーションとなります。君島さんのところの堀住くんをお借りしました。すごいイケメンで頭もいい野球少年堀住くんが、大学生になり、何の因果か相沢光の喫茶店でアルバイトをしています。次も出会えれば良いのですが。君島さんの「Bit By Bit」→http://bbyb.web.fc2.com/
明智レイは画家島川蒔幻(しまかわ じげん)から絵のモデルになってもらいたいと声をかけられる。嵐前のアトリエで、レイは神経質なほどに鋭く見つめてくる画家の視線に不安を感じながらも、モデルを引き受けることに。弾き語りをする奔放な女の子レイと、どこか闇を抱えた男島川の不釣合い恋愛ストーリー。
鎮守府でC部隊・N部隊合同のクリスマスパーティーを開催することになった。前日に、その日とクリスマスパーティー当日までリアルの仕事でどうしても外せないスケジュールになってしまったという。鎮守府Aの嫁艦(娘)たちは、当日のクリスマスパーティーの準備をしつつも、提督が参加できないことを懸念して、どうにか提督が参加できる・あるいは楽しんでもらおうと奮闘する。