地味な顔立ちの私にタトゥーシールは似合わないと言われても 私はタトゥーシールが欲しい。そんな物欲をテーマにしました。
万華鏡を買った。覗くと茸が現れるようになった。
恐山の湧水で、葛湯を作って飲むと、若返るそうだ。
抜くなと書いてある看板の下に、黄色い小さな茸が生えていた。
人類史上初めての人造人間の“成功例”のif……という話。
定年間近の営業マン、なんども出張で訪れた東京の街、それなりに感慨深いものがある。都会の進化は驚くほど速く、街を闊歩する若者の意識の変化が激しいのは当然かも知れない。いつの時代も年寄りは「今の若者は・・」と嘆き、若者は年寄りを毛嫌いする。そのギャップは普遍的なものである。 人間いつかは死ぬ。だが、それを若者に知れと言うのも酷。いつか分かる時が来る。それまでの幸福を祈ってなにが悪い!?そんな思いを描いてみた。