レトロな恋物語を、ジョン・デンバーの歌声にのせました。人は目的を持って生まれてくる訳ではない、でも目標を持つことでより良く生きることが出来る。そんなことを伝えたいと思って書きました。
彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に輝き、見るものを魅了する。彼は彼女の宝物を絶対に盗むまいと心に決める。にも関わらず、ペンダントはどこかに消えてしまう。彼女は彼を責めることはなかったが、そこから破滅ははじまっていく、、。
毎年、楽しみにしている夏休みの親戚旅行。でも、今年のノブは気が進まない。彼女は蚊に刺されるのが怖い。蚊が媒介する恐ろしい伝染病にかかって、脳みそが溶けてしまうのだ怖いのだ。ノブは完全防備で旅行に挑む。しかし、蚊の大群は彼女の頭の中でわんわん飛び交っている。毎年の旅行の日程はこなさなければならない、、、。
暑さの折り、怪火譚を4話。 現代文じゃ趣に欠けるので、明治の文語体で。 日本の古文っていいよな。 語彙やリズムが心地よくて、書いていて癖になる。 日本人の血脈が脈々とおれに流れているのを幸福に感じるひと時。
2019年テキレボ9webアンソロジー「imagine」へ参加した作品です。 自身の一次創作小説『ザンクトゥアリウムの箴言』の番外編で、病弱な公女と周囲のひとこま。 『ザンクトゥアリウムの箴言』は西洋風ハイファンタジー・2019年10月テキレボ9にて発行予定です。
2019年6月1日ペーパーウェル02様へ参加した作品です。 自身の一次創作小説『ザンクトゥアリウムの箴言』の番外編で、病弱な公女に仕える私兵のひとこま。 『ザンクトゥアリウムの箴言』は西洋風ハイファンタジー・2019年10月テキレボ9にて発行予定です。