飛行機事故で私達262人全員が死亡した。 気がつくと、緑深い森の中を私達は静かに歩いていた。一人また一人、自分を自分の破片を見つけては、優しい光に包まれて静かに消えて行く。だが、私 竜田(旧姓空谷)寿は、無残に横たわる自分を見つけたものの、小さな手が触れてきて、その手に引かれて再び歩き出した。 暗い部屋で泣き暮らす、夫のもとへ 娘をいじめていた、故早川 瑛との対峙 私と双子の兄犬五郎が4才の時に亡くなった、父 との思い出 等々、失くしたものを探しに来たかのように、色々な場面と出会う。そして、空谷家に受け継がれる、父牛五郎の不思議な力とは、(イ コ ウ・・・)と私に触れて来た、可愛い手とは・・
自分に自信が無い男。そんな男の前に不思議な洋館が現れる、そこには過去の自分と会話することが出来るという謎の美女がいた。 果たして、彼を待つのは明るい未来なのだろうか。 初投稿です。気楽に読んでもらえると大変嬉しいです。
配信でのご利用OKです! よろしければ、上演が前もって分かっている場合 ツイッターDMにて教えていただけると嬉しいです! 台本利用の際は、URLと作者名の記載をお願いします。 内容の改変は禁止です。